浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2024年 J1リーグ第28節・後半分
浦和レッズ0―1川崎フロンターレ
(前後半合計 浦和1-1川崎)
〜埼玉スタジアム2002
問題の45分限りの試合が、ついにやって来た。
その前に、さて貴方は、1―0とリードして折り返した試合に対して、二者択一として、後半どちらの戦略を選ぶだろうか? 即ち、虎の子の1点を守りに入るか?守りに入ると危険だから手を緩めず攻めるか?
世間の大半の意見は、現プロや元プロの言うメディア含めて、後者が殆どである。いや今回に限っては、後者の意見しかないと言っても過言ではない。
ところが、自分の意見は、まるで反抗期の子供のように真逆である。つまり「守る」のである。理由は簡単。どうして1点リードして折り返しているのに、あえて攻める必要があるのか?しっかり守ってカウンター狙いだけで良いじゃん、という実にわかり易い理由である。
極端な話、絶対に自陣から出るな、それどころかエリア内に全員固まれ、とまで言いたい。・・・いや、それは極端というかお馬鹿だから冗談だけど。
対して後者意見はこうである。「1点ビハインドの相手は全力で攻めて来るのだから、下手に守りに入ったら逆に危ない」と。
・・・果たして、そうだろうか?では過去のACL決勝のアル・ヒラル戦を思い出してみよう。アル・ヒラルに勝って優勝した17年も23年も、アウェーという名の前半を1―1で折り返した。つまりアウェーゴールを奪っているから実質1点リード中であった。あの時「後半」に「守れ」「守ろう」「守るだけ」という意見は多々あっても、「守りに入ったら危ないから攻めろ」という意見など、聞いた事がない。
では、何故に今回は強気な意見が出るのか?
そりゃ簡単で、状況と相手を見ているからである。どう考えても強敵過ぎるアル・ヒラルなら危険と見ても、今回はACLではなく同じ土俵のJリーグであり、しかも今の同じような成績に居る川崎ならば・・・という区別が発生している。
浦和レッズ0―1川崎フロンターレ
(前後半合計 浦和1-1川崎)
〜埼玉スタジアム2002
問題の45分限りの試合が、ついにやって来た。
その前に、さて貴方は、1―0とリードして折り返した試合に対して、二者択一として、後半どちらの戦略を選ぶだろうか? 即ち、虎の子の1点を守りに入るか?守りに入ると危険だから手を緩めず攻めるか?
世間の大半の意見は、現プロや元プロの言うメディア含めて、後者が殆どである。いや今回に限っては、後者の意見しかないと言っても過言ではない。
ところが、自分の意見は、まるで反抗期の子供のように真逆である。つまり「守る」のである。理由は簡単。どうして1点リードして折り返しているのに、あえて攻める必要があるのか?しっかり守ってカウンター狙いだけで良いじゃん、という実にわかり易い理由である。
極端な話、絶対に自陣から出るな、それどころかエリア内に全員固まれ、とまで言いたい。・・・いや、それは極端というかお馬鹿だから冗談だけど。
対して後者意見はこうである。「1点ビハインドの相手は全力で攻めて来るのだから、下手に守りに入ったら逆に危ない」と。
・・・果たして、そうだろうか?では過去のACL決勝のアル・ヒラル戦を思い出してみよう。アル・ヒラルに勝って優勝した17年も23年も、アウェーという名の前半を1―1で折り返した。つまりアウェーゴールを奪っているから実質1点リード中であった。あの時「後半」に「守れ」「守ろう」「守るだけ」という意見は多々あっても、「守りに入ったら危ないから攻めろ」という意見など、聞いた事がない。
では、何故に今回は強気な意見が出るのか?
そりゃ簡単で、状況と相手を見ているからである。どう考えても強敵過ぎるアル・ヒラルなら危険と見ても、今回はACLではなく同じ土俵のJリーグであり、しかも今の同じような成績に居る川崎ならば・・・という区別が発生している。
こうなると日本人の性格からして、ストレートな状況から真逆の事を考えてしまう。サッカーに於いて海外では2点リードしたら安全圏と考えるが、日本では2点差が一番危ないと考えてしまうのと全く同じ感覚の違いである。
これが仮にまだ残留争い中だったり、それこそタイトルやはたまた降格の可能性があったりしたら、「守りに入るな」「攻めろ」という強気の意見が、果たして何処まで占めただろうか?
ちなみにそんな自分の意見を結果論と言われないよう、一昨日の午前中に自分のXに、意見をツイートしといた。投稿日時を確認してもらえれば、それがわかる。
その証拠画像↓
で、結果は・・・
開始10分でセットプレーの流れから失点しとるがな。
なんじゃい、あの淡白なやられ方は。
立ち上がりから当然のように川崎は攻めて来るから、さあ実際どう出るかと思ったら、前線は積極的に前から行っているのに、後ろは川崎の攻勢に圧されたままで、意図的に守っているというより、明らかに相手に押し込まれて後手に回っていただけ。
これで中盤がどっち付かずになり、距離感がおかしな事になっていたところに、そのおかしな事になっていた空間をバンバン突いて来る川崎である。そりゃそうなる。自分から穴を相手に見せ続けているようなものだったのだから。
右サイドなんて確かにうちは弱点のひとつだから、そこを個人技突破全開で狙われ続けたら、そりゃファールでしか止められない。
これが仮にまだ残留争い中だったり、それこそタイトルやはたまた降格の可能性があったりしたら、「守りに入るな」「攻めろ」という強気の意見が、果たして何処まで占めただろうか?
ちなみにそんな自分の意見を結果論と言われないよう、一昨日の午前中に自分のXに、意見をツイートしといた。投稿日時を確認してもらえれば、それがわかる。
その証拠画像↓
で、結果は・・・
開始10分でセットプレーの流れから失点しとるがな。
なんじゃい、あの淡白なやられ方は。
立ち上がりから当然のように川崎は攻めて来るから、さあ実際どう出るかと思ったら、前線は積極的に前から行っているのに、後ろは川崎の攻勢に圧されたままで、意図的に守っているというより、明らかに相手に押し込まれて後手に回っていただけ。
これで中盤がどっち付かずになり、距離感がおかしな事になっていたところに、そのおかしな事になっていた空間をバンバン突いて来る川崎である。そりゃそうなる。自分から穴を相手に見せ続けているようなものだったのだから。
右サイドなんて確かにうちは弱点のひとつだから、そこを個人技突破全開で狙われ続けたら、そりゃファールでしか止められない。
失点そのものは、繰り返すがセットプレーからの流れからであり、ストレートな流れではやられていないから、守るという点だけに於いては、半分は成功したのかもしれないが、そもそも前と後ろで変な距離感になっていた時点で、守るんだか攻めるんだか、何がやりたかったのか?よくわからん。
ハイプレス云々を言っているようだけど、前線で渡邊凌磨とリンセンが遮二無二単体でプレスに走り回っていただけで、他の選手、連動しないどころか、別のサッカーをやっているようだったけど。
じゃあ攻めると言っても、苦し紛れにボールを前線に蹴り込むだけで、何を狙っていたのか全く不明だし、そもそも最終ラインが全く押し上げないから、これもおかしな距離感になり、いざ攻めようにもボールホルダーが孤立してロストするだけで、全く攻撃になっていない。
交代策もやたら遅かったし。まあスコルジャは元々交代策は相手の様子を見て動く事が多いから、これは今に始まった事ではないが、しかしそれはあくまで90分通しての戦い方であり、45分しかないのだったら、45分の戦い方をしないと意味ないでしょうに。
そう、そうなのだ。川崎は1点リードされた状態だから、やる事はハッキリしている分、45分用の戦い方がハッキリ出来ていたが、レッズは45分の戦い方を90分と同じように見ていなかっただろうか?
これは1点リードして始まる方と、1点ビハインドで始まる方とで、戦い方の難しさはあっただろうが、スコルジャ体制で90分を考えると、前半が悪いと修正力を発揮して後半は別チームになる、なんてのが普通になっていたから、45分だけだと選手も監督も悠長に構えてしまったのだろうか?
何れにしても今回、立ち上がりから守備陣と前線で違う意識になっていたのだろう。これはやる事をハッキリさせていなかったスコルジャに先ず問題があるが、どっち付かずのサッカーを悠長にやり続けて、失点しても、中途半端なママ45分が過ぎて行っただけだった。
ブーイングと怒声が発生のうちとは真逆に、しかし川崎からしたら、まるで勝ったような騒ぎだったが、90分を通したら、実際はドローの痛み分けだからな。そこだけは別にキチンと評価はしておかないと。
ただ得点の時系列からしたら、いくら3ヶ月の間があった前後半とはいえ、3ヶ月後に追い付かれた形だから、あっちは喜び、こっちは負けたような感覚に陥るのも仕方がないんだけどさ。
とはいうものの、この今回の勝利逃しを考えたら、広島戦で既に残留を確定させておいて、本当に良かったな。仮に広島に負けて、仮に今回も・・・だったら、それこそ大荒れになっていたかもしれない。
ただ何だろう、45分だけだから不完全燃焼の中途半端さは当然あるにして、体力的にも精神的にも、何故か気分は90分やったのと同じような疲れを感じた今回である。
まあ45分のみの試合なんて初めてだから、そういう違いの余計な疲れ方をしたのかもしれんが。
しかし時間の問題ではなくて、残留を確定させた広島戦のような、攻められるにしても、守るにしても攻めるにしても、実にハッキリした内容の試合で3得点無失点だった試合に比べて、45分だけで何がやりたかったのかハッキリしない内容で追い付かれて結局ドローで終了って、本当にスッキリしないんだけど。ただモヤモヤしたものとも違うし、つまらない内容の試合だったのは確かなんだけど、とにかく奥歯に物が挟まったママのような気分で、スッキリしない、スッキリしない、スッキリしない・・・。
あ、それと運営さんよ、オーロラビジョンに観客数を表示する時、前後半2試合分の合計数をドカンと出すの、ビックリするからやめてくれ。一瞬3万5千人とか数字が出た時、「んな入ってねーだろ!」と驚いて、よく見たら小さく前後半2試合分という説明分が・・・そっちをもっとハッキリ表示しろっちゅーの!
ーーーーーー
J1リーグ第28節・後半分 浦和0-1川崎
得点/55分・小林(川)
(前後半合計 浦和1-1川崎 前半得点/23分・凌磨(浦))
主審=上田益也
観衆:20,214人(前後半計35,188人)
天候>晴
(前後半合計 浦和1-1川崎 前半得点/23分・凌磨(浦))
主審=上田益也
観衆:20,214人(前後半計35,188人)
天候>晴
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無題
お疲れ様でした。
45分しかないと考えたら川崎はガンガン行くのはわかってたはずだし、スタミナやそうゆうのも気にしなくてもいいわけだしレッズも多少のハイリスクで撃ち合いするぐらいの気持ちで挑んでれば勝てたかもしれない。
負けに等しいドローだし毎年毎年こんなしょっぱい試合だと流石に来季も期待できないかなってずっと中位クラスに甘んじるチームになりそうですね。。残り2試合来季につながる試合を期待したい。
45分しかないと考えたら川崎はガンガン行くのはわかってたはずだし、スタミナやそうゆうのも気にしなくてもいいわけだしレッズも多少のハイリスクで撃ち合いするぐらいの気持ちで挑んでれば勝てたかもしれない。
負けに等しいドローだし毎年毎年こんなしょっぱい試合だと流石に来季も期待できないかなってずっと中位クラスに甘んじるチームになりそうですね。。残り2試合来季につながる試合を期待したい。
コメントありがとうございます
赤魂さん
こんばんはです。
点差と状況からして川崎の戦略はハッキリしていた以上、しかも45分しかないスタミナ配分を気にしない試合で、守るにしても中途半端、攻めるなら攻めるでもっとハッキリ積極的に行かないと、結局はこうなりますよね。
トータルはドローとはいえ、負けに等しいものになってしまったのは、間違いありません。
不幸中の幸いは、これが残留確定後のシーズン終盤の試合だという事ですね。残留争いのプレッシャーが消えた今回みたいな試合で、膿を出しつつ、それが来季に繋げられたら、それは無駄にはならないだろうと思いたいです。その為にも残り2試合をチームは消化試合みたいな無駄にはしないで、特に(スコルジャが続投ならば)スコルジャは選手やフロントに遠慮せず、バシバシやってほしいです。
こんばんはです。
点差と状況からして川崎の戦略はハッキリしていた以上、しかも45分しかないスタミナ配分を気にしない試合で、守るにしても中途半端、攻めるなら攻めるでもっとハッキリ積極的に行かないと、結局はこうなりますよね。
トータルはドローとはいえ、負けに等しいものになってしまったのは、間違いありません。
不幸中の幸いは、これが残留確定後のシーズン終盤の試合だという事ですね。残留争いのプレッシャーが消えた今回みたいな試合で、膿を出しつつ、それが来季に繋げられたら、それは無駄にはならないだろうと思いたいです。その為にも残り2試合をチームは消化試合みたいな無駄にはしないで、特に(スコルジャが続投ならば)スコルジャは選手やフロントに遠慮せず、バシバシやってほしいです。
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