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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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J1リーグ第15節
浦和レッズ2-2FC東京
~埼玉スタジアム2002

130710vsF.TOKYO.jpgぶっちゃけ、あれだけミスが多くて、良く2失点で済んだとも言えるが、とにかくこのサッカーは、ミスを最小限に抑えられれば勝率はグンと上がる反面で、明確なミスをすると、歯止めが利かなくなるレベルで崩れて行く。勿論これはサッカー全体に言える事ではあるのだが、ミシャサッカーの場合は諸刃の剣の度合いが強いために、取り分けこの性質が高い。

そういうサッカーをしている以上は、たまに今回のようなミス連発の試合も巡って来る訳で、つまり今回がそうだった訳だが、ミシャサッカーで定番のミスから失点しているのだから、ここはそれほど問題にするべき部分ではないのかもしれない。だから変な追求はやめよう。
しかし、も・り・わ・き!森脇!!もっとしっかりしてくれ!いくら何でも今日のミス連発は・・・パイナッポーとかやっている場合ではないぞ。そんなミスは伝染するもので、阿部もたまにやってしまう至近距離パスミスとか、あと加藤のポジショニングやミスキックもなぁ・・・いかん、追求はしないと言ったばかりだった。

それにしても、個人的にも警戒していた三田に得点を献上してしまったのは悔しい。この選手は前節の広島戦で、かなりのキレキレなドリブル突破を見せては自ら高精度シュートまで持って行く驚愕のパフォーマンスを見せていただけに、今回も絶対にスタメンで出て来るだろうと思って警戒していた。その三田を自由にさせてしまった上に、初ゴールまで許してしまうなんて。ああ悔しい。

ただ悔しいと思っているのは何もレッズだけではなくて、そりゃ東京側からしたら残り10分で2失点喰らって同点に追い付かれたのだから、そりゃ悔しいだろう。
80分過ぎまでは、完全なレッズの負け試合。この嫌なムードを一転させてくれたのは、身体の柔らかい2人で、興梠のターンは素晴らしいというより、驚いた。あの疲労困憊の時間帯に、あんな柔軟なターンからドリブル転換、そしてゴールまで持ち込むのだから、凄い身のこなしだ。更に驚いたのは、同じようにあの満身創痍の時間帯に、完璧な切り返しから敵DFを剥がして、直後に強烈ミドルを放って同点弾を炸裂させた原口。この2人、先発で80分過ぎに、あのような完璧な動きが出来る選手なのだから、やはり伊達じゃない。

最終的に2人の驚異的な個人技から同点に追い付いた執念のドロー。良く負けに等しいドローという言葉があるが、今回は勝ちに等しいドロー?・・・いや、そんな言葉は無いか。
でも、これで納得してはいけない。猛暑の中で選手の頑張りには感動ものだが、それはそれ、これはこれ。この2ゴールで、ミス絡みの2失点を隠れ蓑にしてはいけない。あくまで勝ち点1は1。ゴールの順番によって、その勝ち点が増える訳ではないのだ。過密日程4連戦でミシャが厳命した勝ち点10獲得を考えたら、後2試合は絶対に連勝しなければいけないのだから。今はそれ以上は言わないが、今回のミス連発の学習材料を糧に繋げる意味でも、この2失点はしっかり胸に刻んでおく必要がある。
でも、・・・良く追い付いた。頑張ったよなぁ。

130710vsF.TOKYO2.jpgしっかし、生ビール半額300円で客を釣るレッズの企業努力は認めるが、Jリーグはもう少し試合日程を考えてくれないかなぁ。リーグ戦ホームゲームが2試合続いて平日開催って、何となく不公平な気がする。これが土曜開催だったら、後1万人は入っていたかもしれないのに。
何か変な日程を作られてしまったが、そんなJリーグは9日に白黒付けるはずの2ステージ制議論を、またも先送りという煮え切らない状態で議論継続。うちの社長は粘ってくれたのかどうかはわからないけど、何事も決められない先送り体質の日本人の悪い体質が、こういうところにも出て来るんだよな。反対の声が多いからってポストシーズン何タラとか、何だよそれ。もう駄々こねていないで、ハッキリと”2ステージ制は無理”と決めてくれれば良いのに。何だかなぁ・・・。

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J1リーグ第15節 浦和2-2F東京
得点/11分・三田(F東)、56分・長谷川アーリアジャスール(F東)、81分・興梠(浦)、86分・原口(浦)
主審=木村博之
観衆:25,638人


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2013年 J1リーグ第14節
ヴァンフォーレ甲府0-1浦和レッズ
~国立競技場

熱中症対策の為の塩分摂取だ!と、ホープ軒のあの塩っ辛いスープを超ハイペースでがぶ飲みしたら、胃腸の消毒効果を持つネギを超山盛りにしたのも手伝って、食後急激に胃腸が刺激されて、トイレ直行のナイアガラという・・・皆さんも間違った熱中症対策はやめましょう(お前が言うな)

130706vsKOFU.jpgしかし、そんな猛暑の中で、レッズのサッカーも停滞感が漂っていた訳で、考えようによっては、無駄に体力を消耗しないように省エネサッカーをやっていた風でもあったのだが、実際のところは、コンビネーションの僅かなズレで、ボタンの掛け違えのようにパスが繋がらないのと、加えて原口の動きがやや鈍かったために、前線の動きが活性化されなかった事が、停滞感を生んでしまったのかもしれない。
こういう時は自分の胃腸のように、刺激によって通りが良くなるような起爆剤が欲しいところだが、基本90分スタイルを変えないミシャサッカーだけあって、それならば後は選手の粘りに任せるしかないのであった。

そして粘って粘って、我慢強く攻め続けた後に待っていたもの。その均衡を破ったものは・・・
困った時の那須大明神が、またもやってくれたおかげ。もう那須大明神には足を向けて眠れない。何なんでしょう、この那須という選手は?
何度も言うけど、那須ってここまで得点力がある選手ではなかったはず。それがレッズに移籍した途端に、闘莉王ばりの得点力が開花されたのだから、サッカーはスタイルと選手がフィットすれば、何がどう変わるかわからない世界なのだろう。

正直言うと、甲府にはもっと楽に勝てると思っていた。城福監督はベンチ入り禁止だし、松橋は出場停止だし、ウーゴは控えだし、対してレッズはベストメンバーだから、この条件で普通にやれれば勝てる相手のはずだった。それが予想外に苦戦したのは・・・暑さ?油断?
でもひとつ誤解を生むかもしれないから予め言っておくと、自分自身の予想は、何も油断とか、もちろん甲府をなめていたとかではなく、レッズのチーム状態が良いからこその自信から来たものなので、そこは間違えないでほしい。

まあ、勝ったから良い、という単純なものでもないんだが、待ちに待ったリーグ再開戦だし、国立とはいえアウェーだし、夏だし(意味不明)、勝った事が全てでも良いや。首位大宮が鳥栖に追い付かれてドローって事で、1試合差まで迫った訳だし。

130706vsKOFU2.jpgしっかし、2ステージ反対の横段幕やらゲーフラの嵐に、これを撮影するカメラマンは情けないほど少なく、多くのマスコミカメラマンは背中向けて完全無視。これが日頃レッズサポが何か問題起こそうものなら、ここぞとばかりに大喜びで蠅のように群がってはフラッシュの嵐なくせに。そんなにJリーグやスポンサーの圧力が怖いのか?
そしてここまであからさまに報道規制してまで、そんなにJリーグはサポーターの声をかき消したいのか?
最後に良くぞ橋本社長が出て来てくれたと思うが、社長自らこういう行動をしてくれるのは本当に心強いし、嬉しい限りだ。
最後は橋本コールまで出ちゃったが、しかし良く考えたらこの社長、数年前まで散々サポーターから罵倒されていた同じ人とは思えんな(苦笑)
ってか横断幕のひとつ「金が無いなら貸してやろうか?」は素晴らしい皮肉だった。

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J1リーグ第14節 甲府0-1浦和
得点/83分・那須(浦)
主審=福島孝一郎
観衆:28,906人


2013年 ヤマザキナビスコカップ準々決勝・第2戦
浦和レッズ1-1セレッソ大阪
~埼玉スタジアム2002

130630vsC.OSAKA.jpg状況が状況だけに、セレッソは始めからもっとガツガツ来ると思っていたんだけど、あっさり先制した途端に妙に自陣に引き出した感じで、後はレッズの隙を窺うようなカウンター狙いの姿勢が見受けられたのは見間違いだろうか?セレッソは先制した事で1点差だから、残り時間はタップリ残っている中で、先ずは落ち着いて同点に追いつこうとしていたとか?わからんが、セレッソのこの姿勢は予想外だった。

まあ今更セレッソの腹積もりは知る由もないが、予想外だったのはレッズも同じ。レッズからしたら嫌な失点を早い時間帯に喰らった上に、興梠欠場で1トップに入ったマルシオが全くボールを収められないから、当然のように攻撃が悉く機能しない。線の細いマルシオでは、あれだけの人数で囲まれては身体を当てられるとボールキープが完全に不可能になるから、やはりマルシオの1トップはやるべきではなかったのだ。結果論だけど。これで1週間前のキレキレのチームとは思えない状況を作り出してしまった。
まあ幸いミシャも早い時間帯にそれに気付いて、原口とマルシオの位置を入れ替えた。もちろん原口の1トップも機能し難い事は去年からわかっているが、マルシオ1トップよりは・・・で、これで攻撃がいくらかスムーズになった。

ただしレッズのゴールは、キレキレの梅崎による華麗なドリブル突破によるもの。これこそ梅崎の本来の姿。そして苦しい時の個人技頼み。だから個人技は大切。そしてこの辺はパス一辺倒じゃない、個人技を容認しているミシャサッカーの柔軟性という良い部分だ。

それにしても、前線に興梠が居ないだけで、こうも攻撃の質が激減するのだから、如何に興梠が日頃から前線で献身的に奮闘しているかがわかる。だからこそ興梠に対しては、無闇に得点ばかりを追い求めてはいけないのだと思う。これが興梠に対する自分の揺るがない持論。

そして嬉しい予想外も。セレッソサポーターからも、2ステージ制反対の横断幕が。これにはレッズ側からも拍手拍手。うむ、思うところは誰も同じなのだ。そして日曜ナイターなのに、沢山のセレッソサポが埼スタに来てくれた事も感謝。

で、ホーム&アウェーのトータル[レッズ3-1セレッソ]でレッズがめでたく準決勝進出な訳なのだが、なのだが、その準決勝が9月と10月ってのが、ナビスコの調子が狂うところなんだよなぁ・・・
リーグ戦に集中だ。

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ヤマザキナビスコカップ準々決勝・第2戦 浦和1-1セ大阪
得点/6分・南野(セ大)、34分・梅崎(浦)
主審=飯田淳平
観衆:22,743人


2013年 ヤマザキナビスコカップ準々決勝・第1戦
セレッソ大阪0-2浦和レッズ
~大阪長居スタジアム

長い中断が明けて、ようやくナビスコからのJ1リーグが再開した。
中断中のキャンプを含めた練習の成果が問われる一戦。ここで情けない試合をしようものら「中断期間中に何をやっていたんだ」と言う事にもなるし、逆に素晴らしい試合をしようものなら、それがストレートに評価される。
さて今回のレッズは?・・・後者だった!

とは言うものの自分、今回は映像を見ていないから内容は文字からしかわからないのだが、パスワークと連動性と、そして攻撃の意識がまた向上した感じがするのは、文字からヒシヒシと伝わって来た。先週に駒場で観た通りの姿勢が本番でも表れたのだと思う。
かなりの決定機をも外しまくっていたものの、チャンスを全て決めきれるならばそれこそ毎試合6得点が可能になる訳で、サッカーは決してそんな訳は無い。大事なのは勝利に繋がるゴールを決める事だから、そういう意味では大事なところで興梠が2発も決められた事が決定力であり、練習の成果と今のチームの力の表れだと思う。
それに鹿島時代の興梠は、長居との相性が良くなかったらしいから、それがレッズに来て長居でゴール2発というのは凄く嬉しいだろうね。これで興梠が長居に良いイメージを持つにはじゅうぶんな材料になった。

クルピが前半の内容を「草サッカー」と揶揄して激怒していたらしいが、そういうチーム状態のセレッソに助けられた面と、上記に書いた通りレッズが中断期間中の練習で成長した成果と、両方あっての今日の試合内容及び結果だ。
でもセレッソとレッズが長居で戦うと、本来なら殴り合いでゴールの奪い合いになる時が多いから、今回の2得点完封勝利は、ちょっと拍子抜けかな。もちろん良い意味で。
殴り合いでゴールの奪い合いだと、アウェーチームの方がアウェーゴールルールの都合上有利になるが、そのアウェーゴールを2得点も奪って自らは無傷でホームに帰れるのだから、これで準決勝への道がグッと手繰り寄せられた感じ。
原口がまたも問題を起こして遠征メンバーから外された暗い出来事があったものの、原口が居ないと勝てなかったチームがそれをバネに変えて、原口不在で勝ったのも大きな自信になるし、何と言っても原口本人への良いプレッシャーになるだろう。性格なんてそうは簡単に変えられるものではないけど、これで原口には本当に焦ってほしいし、こうやって色々経験してひとつひとつ成長して行く事が、大人になるって事だと思うよ。それが出来なかったならば、それまでの人間って事になるだろう。
それにしても・・・セレッソにとって、原口がいきなりメンバー外になったのは”肩透かし”だっただろうな。原口への対策は当然考えてあっただろうし、それを含めて練習し警戒していただろう。その選手が直前でメンバー外になって、パスが主体のマルシオが先発だったのだから、そりゃ混乱もするよな。発表から中1日では修正もなかなか難しかっただろうし。セレッソにしてみれば「え~、聞いてないよ~」って感じだったかも(笑)


追伸
Jリーグ2ステージ制復活案の是非を問うアンケートへ投票いただいた皆さん、ありがとうございました。このアンケートは告知通り6月21日で締め切りとさせていただきました。
総投票数761票中賛成20票反対741票で、97パーセントを越える驚異的割合で、反対票が圧倒する結果となりました。
アンケート結果ページ
後は7月のJリーグの正式発表を待つのみ・・・。

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ヤマザキナビスコカップ準々決勝・第1戦 セ大阪0-2浦和
得点/9分・興梠(浦)、56分・興梠(浦)
主審=家本政明
観衆:16,602人


91360a2b.jpegレッドダイヤモンズ後援会20周年記念イベントとして行われた、駒場での公開トレーニングマッチ。
自分は後援会には入っていないので、大人しくバックから観戦。いつものゴール裏ではなく、違った角度から試合を大人しく観るのも、たまには良いものだ。

湘南との実戦形式2試合分、つまり45分×4本の練習試合という、かなりのボリュームがある内容。しかも駒場を使う訳で、しっかり売店も出店していたし、トレーニングマッチにしてはやたら贅沢な状況。これだけで1人1,000円くらいの観戦料を取る価値はあると思うぞ。

1試合目 浦和レッズ3-2湘南ベルマーレ
チャリティマッチに参加中の原口、柏木、槙野と、軽い捻挫で欠場の阿部の計4人を除くレギュラー組が出場。いつものメンバーに、空いたポジションにマルシオと関口が2シャドーに入り、ボランチ阿部の代役は小島、そして右ストッパーに坪井。
開始早々に那須大明神が得意のセットプレーからズドン。幸先良い先制点で勢いを増すかと思いきや、危険な位置での横パスがカットされて、たまに観るようなお決まりの失点パターンをやってしまう。こういうところ、一向に直らないねぇ・・・。

ちょっと残念だったのは、せっかく阿部の代役でアピールの場だったはずの小島が、全くと言って良いほど覇気が無かった事。加藤が開始早々からずっと「シュート!」「シュート!」と叫んでいて、何でシュートばかり言うんだ?と思ったら、シュートじゃなくて・・・小島「秀仁」に対して激を飛ばしていたのだ。加藤から散々「秀仁!右行け!」「秀仁!左だ!」「秀仁!もっと行け!」「秀仁!動けよ!」と叱咤されていたが、この事からもわかるように、どうも小島の動きが鈍かった。
確かにミシャサッカーにおける阿部の仕事はひじょうに難解で、それを公式戦から遠ざかっている小島にいきなりやらせようというのも大変な話だが、それにしても周りが運動量豊富に機敏に動き回る中で、小島一人だけどうして良いかわからなくなっているようで、浮いているような感じで右往左往するばかり。絶妙なサイドチェンジや激しいボールへの絡みなど良いプレーもあるにはあったが、90分通して見ると、ちょっと悲しい内容に終始してしまったと思う。
本来の小島は、こういう選手ではなく、攻撃センスを持った理想のボランチに成長するはずだったのに、公式戦から遠ざかっている間に、すっかり落ち込んでしまった感がある。これは、どうにかしないといけない。

興梠の非凡なボレーも炸裂したりで3得点の勝利は勝利だったが、やはり2失点というのが気になる・・・。


2試合目 浦和レッズ1-2湘南ベルマーレ
控え組に、更に穴埋め的に大量のユース選手を加えて臨んだだけあって、やはりレギュラー組とはプレー内容に大きな差があった。それは仕方のない事だが、お手本にならなければいけない暢久がミスをしまくり(山岸が何度も「ヤマー!」と檄を飛ばしていた・・・)、せっかく復帰した永田充も試合勘が戻っていないのか、そしてポジションがしっくり行っていないのか、1試合目途中からの出場に引き続いて、かなり苦戦していた。というのも、永田充はカバーリング主体の選手だけに、対人プレーに難がある永田充が1試合目に入っていたストッパーでは、正直きついと思う。2試合目で理想の位置のリベロに入ったような気もしたが、でも暢久が真ん中のままだったような気もするし・・・とにかく永田充の位置は、3バックならリベロに限る。

そんな中で自分が評価したいのは、J2での修行から舞い戻った永田拓。J1経験は薄いとはいえ、2年間草津で左サイドのレギュラーを張った経験が自信に繋がったのだろう、実に動きにメリハリが出ていたというか、プレーそのものが堂々としていて、自分のプレーに迷いが無いように感じた。前に行く時は前に、パスを出す時も躊躇しない。ボールを受けるポジショニングも良かった。これは草津でプレーしていた姿そのものだった。これが実戦経験を積んだ成果というものだろう。ただしまだまだ荒削りな部分は否めない。しかしこの永田拓、とにかくJ1の公式戦で場数を踏ませれば、大きな選手に育つかもしれない。いや、育つと思う。

ユースの33番が右でかなり攻撃的に目立っていたし、ゴールを決めた関根もそうだし、将来楽しみな選手が沢山居たのも収穫だった。終盤なんて、ほとんどユースの選手が頑張ってチャンスを連発していたし。もちろん復帰した直輝や宇賀神の存在もあるが、ユース6人を投入してこの成績だから、逆に良く戦った方だと思った。

・・・4時間も仏像のようにジ~ッと大人しく座ってサッカーを観る事なんて滅多に無いから、腰と尻がアウチになった。
やっぱサッカーは、ゴール裏で2時間わめいて飛び跳ねる方が性に合っているな、自分。

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トレーニングマッチ2試合計 浦和4-4湘南
浦和駒場スタジアム
観衆:3,500人


2013年 J1リーグ第9節(順延分)
浦和レッズ1-1ベガルタ仙台
~埼玉スタジアム2002

130529vsSENDAI.jpg仕事が長引いたり着替えで手間取ったり、おまけに浦和美園に着いた途端に客から電話がかかって来たりと・・・結局ゴール裏に着いたのがハウス・オブ・ラブ直前で、おかげでランコのお別れに間に合わなかったじゃないか!
と、今更愚痴っても仕方のない事なのだが、とりあえずランコさようなら、そしてありがとう。

試合終了とともにゴール裏彼方此方から連発される「興梠シュート撃てよ!」の怒号。わかる、その気持ちはわかるのだが、しかし、興梠にシュートを求め過ぎると、レッズが今やっているサッカーの攻撃リズムが崩れる可能性がある。ミシャが興梠に求めている役割は、シュートとポストプレーとアシストが同率、いやもしかしたら、ポストプレーやアシストを求める比率の方が強いのかもしれない。だからこそ2シャドーに得点が求められるのも事実だし、実際に今年のレッズは開幕から一貫、そういうサッカーを貫いて来ているのだから、これはサポーターが興梠にシュートやゴールを強く求めようとしても、ミシャや興梠の耳には念仏なのかもしれない。ミシャサッカーにおける興梠は、1トップにあってもFWではないのだ。もうそろそろサポーターも、それを割り切った方が良いのかもしれない。

ただし今日の仙台の攻撃を見れば、如何にシュート意識が大切であるか明白でもある。当たり前の話だが、あそこでシュートされなければ加藤が弾く事も無かったし、当たり前の話だが太田にゴールを許す事も無かった。仙台がシュートを放ったからこそ、ああいう場面に持って行かれてしまった。とにかくシュートコースが空いたならば、遠目でもシュートを放つ。それによって生まれるものがある。ここはレッズも真似してほしい部分だ。最近のレッズはシュート意識が増えてきているのだから、尚更その気持ちを強めてほしいところ。

しかし仙台は、やはり攻守で安定した組織力が成熟していて、レッズとの相性もあるけど、やはり手強いチームに変わりはなかった。結局シュート数もボール支配率も仙台が上だったし、去年までの仙台を見ても、今回の試合は1点勝負になりそうな予感があった。それこそ前節までの2試合連続6得点の意識は捨てて、まったく違うチームと当たる覚悟をしていた。そしてその通りになってしまった。
PKによって先制したのはレッズだったが、残り5分が穴でもあるレッズにとって、ここで追い付かれるか守りきれるかは、ひじょうにプレッシャーになるのである。全北戦やセレッソ戦同様、あと少しが守りきれない踏ん張りの無さは残っていたようだ。ただ今回に関しては、あわや失点という場面を加藤が数回救っていたから、最後の失点は個人的には責めたくない気持ちがある。

それと古巣相手にスタメンだった関口は、確かにサイドの上下動で90分フル稼働していたスタミナは噂通りだったが、攻撃面でもっと出来る選手だと思っていただけに、今回は個人的には不満である。古巣相手に遠慮があったとは思いたくないが、攻撃面でもっと輝るものをアピールしないと、まだまだレギュラーの座は厳しいと思う。
仙台サポへの挨拶に向かおうとして、途中まで言って頭を下げて戻った曖昧さ・・・行くなら行く、行かないなら始めから行かない、どっちかにしておけと思ったが、これをプレーに繋げてしまうのも酷だろうけど、関口にはもう少しメリハリあるプレーを求めたい。

しかし、ドローでも順位はマリノスをひっくり返して辛うじて2位浮上というのも変な話だが、それも2試合連続6得点で得失点差+8を稼いだおかげ。でもACL組以外は試合が消化済みだったこの時点で、本来ならここで勝って、首位・大宮に勝ち点3差まで迫っておきたかったが、これが勝ち点5差に留まるか。中断前に、ちょっと残してしまったな。
でもここまで悪い数字ではない。むしろ好調ペースなのは事実。問題はレッズではなく、大宮が首位独走という事なのだ。だから、現実を見失わないで、冷静に中断期間に入ろう。

追伸
試合前オーロラビジョンにオジェックの姿が映し出された。4日に埼スタで豪州代表監督として日本代表と戦う訳だが、そんな中でレッズを観に来てくれた姿に安堵した。何故かというと、過去にあんな解任劇があったから、それが自分の中で心残りだったし、レッズとの関係がどうなってしまうのか心配したまま時が過ぎていた。それでもまだ、レッズとオジェックの縁は切れていなかったんだという事実を目の当たりにして、本当にホッとした次第。自分の中でオジェックは、レッズの英雄として君臨しているのである。

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J1リーグ第9節 浦和1-1仙台
得点/80分・阿部PK(浦)、88分・太田(仙)
主審=高山啓義
観衆:24,184人


ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第38節 浦和0-0新潟 ・・・次の試合/J1リーグ第1節 神戸-浦和(ノエビアスタジアム神戸=2月15日14:00キックオフ)


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HN:
うえ
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男性
自己紹介:
埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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