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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2014年 J1リーグ第4節
浦和レッズ1-1清水エスパルス
~埼玉スタジアム2002

とりあえず、勝てなかった試合ではあったが、それも今回の罰のひとつと捉えるしかないだろう。無観客試合で、無得点試合にならないだけマシだったという事にしておこうか。いや、変な洒落を言っている訳ではなく、真面目に。

あれだけ清水が攻撃を放棄するレベルで徹底して守りに入っていた中、同じくあれだけ攻撃させてもらっていたのに、それで結果的に1得点というのは、ちょっと納得が行かない面はある。それだけ清水のゲームプランにしてやられてしまった面が強い。反面で先制を許しながらも、やっとの思いででも同点に追い付いた部分は、過去とは同じ轍を踏まなかったという意味では良かったという気持ちはある。
レッズは前半、攻撃を急ぎ過ぎていた。縦パスを入れたい意図はわかったが、前に急ぐあまりに、前線で攻撃陣が孤立する場面が目立った。前半に中盤の底からでは効果的なパスが届いていなかった柏木を後半頭から1列上げて、更に関根と李忠成の投入で前の枚数を増やした事で厚みが出来ていくらか改善されたが、これは攻撃して来ない清水の状態があったからこそ効いた非常処置。本来ならば前半のメンバーで、ゴール前でこそ連携よろしく落ち着いたプレーが必要だった。それが出来るだけの余裕はあったはずだった。
それに輪を掛けて槙野の雑なシュート連発が無かったら、もう少しゴール前で周りが見えていたら、あと2点でも3点でも入っていた可能性もあった内容。同点ゴールのクロスを上げるなど、せっかくルーキー関根のプレーに冷静さがあって良かっただけに、周りの先輩方も、ゴール前ではもう少し落ち着いて効果的にフィニッシュに繋げるプレーをしてもらいたかった。まあ一番落ち着いていたのは、原口の同点ゴールの直前に、倒れ込みながらもモロに敵DFを押さえ込んで潰れてくれた李忠成だったという話もあるが。ぶっちゃけ、あれファールじゃないのか????あんまり同じ事をやり過ぎると目を付けられるから、その辺は今後、気を付けてもらいたい。とりあえず今回は大目に見て李忠成も殊勲賞にしておく事にする。

不味い部分。前半の早い内にゴール前で敵のファーをドフリーにする致命的なミスで失点。こういう部分は守備意識をもっと高めれば改善されるだろうが、終了間際に決定的なシュートを喰らったシーンは、あれは良くない。あの時間帯に集中力を切らしていては、またいつ何時に手痛い失点を喰らうかわからない。もう西川に完全に助けられた試合。前半でも決定的場面で1度防いでいる。西川様々だ。
で、話を関根に戻す。去年の天皇杯、そして4日前のナビスコに続き、ついにリーグ戦でもデビューを果たした関根の堂々としたプレー。小さい身体で踏ん張りが効いたボールキープ力とテクニックとスピード。開幕前のキャンプで見せた輝きから見た期待そのまま。これならば近い内に、レッズの右サイドを真から担える選手に成長するはず。即ち平川の後継者となれるはず。今はまだスタミナ面が心配だが、このままどんどん場数を踏ませて、経験値と体力を上げさせたい。

で・・・ハァ、本当ならば今頃はスタジアムで休憩しているか、はたまた浦和美園駅までの帰路を歩いているか、そんな頃のはずだったんだけどな。
スタジアム周辺ですら立ち入りを禁じられたレッズファン・サポーター。ついにこの日がやって来てしまったと思いながら、スタジアムではない場所で試合開始を待つ閉塞感と屈辱感。
テレビ画面に映る閑散としたスタジアム。何もない風景。悲しい風景。選手や監督の声が通りまくる。その選手の表情も心なしか寂しそうに見えた。そして乾いたカメラのシャッター音さえ聞こえてしまう。上空では飛び交うヘリの音も・・・本来試合中は響いても聞こえない音がしっかり聞こえるスタジアム。練習試合でさえファン・サポーターが見守る風景が当たり前なのに、それが皆無な異様な世界で行われた公式戦。レッズは、また悪い歴史を作ってしまった。そして我々は、そんな良くない歴史の生き証人になってしまった。

やはり無観客試合なんて、もう絶対に起きてはならない。起こしてはならない。こんなものは金輪際、絶対にゴメンだ。
そしてレッズの長い一日が終わった。皆さん本当にお疲れ様。今日という日を忘れずに、そして純粋にレッズを応援できる環境を取り戻して行く意味でも、改めてここから頑張って行きましょう。

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J1リーグ第4節 浦和1-1清水
得点/19分・長沢(清)、76分・原口(浦)
主審=飯田淳平
観衆:0人(無観客試合)



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2014年 ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ第1節
柏レイソル2-1浦和レッズ
~日立柏サッカー場

久々の日立台 逃げ足だけは速い自慢の猛ダッシュが生きて、予定より30分も短縮で日立台より逃げ帰って来た。これでもガキの頃は50メートル5秒台だったが、昔取った杵柄じゃないが、今でも本気で走ればなかなかのものだな。まあ今日はまだ酒が入っていないからという話もあるが。

広島戦に続いて気迫溢れるプレーの連続で、攻守に渡る切り換えの速さ、そして球際の強さなど、ゴールに迫る回数も多く、内容は決して悪くなかった。というか寧ろ内容は良かったと思うし見所は多かったのだが、ただ広島戦とちょっと違ったのは、それがやや空回りしていた事かな。

悔しい逆転負けにはなってしまったが、先制点は流れの中からのレッズだったし、失点もPKとセットプレーからだったから、主審が違っていたら、試合の展開も違っていた?何て思いたくなる程、糞審劇場に当たってしまった不運はあった。完全に柏寄りという程ではなかったにしろ、ホーム寄りの笛を吹かれてしまった感は否めない。どちらとも取れないような接触プレーに雑な判定があったかと思えば、少しの当たりでもピーピー吹かれる。とにかく何でもかんでも笛笛笛。耳障りな笛。かと思えば、危険なプレーには注意もしないしスルーする場面も多々。この岡部拓人という聞き慣れない主審、とにかく判定の基準がよくわからなった。
レッズDF陣に対して危険なプレーの連続で、イエロー2枚目でも不思議ではなかったレアンドロが注意すら受けず、梅崎が渡部に2回も肘で突かれて倒された場面も平気でスルーだもんな。意味不明さ。

極めつけ、最後の槙野のアレは・・・自分はあの場面、超目の前で観ていたんだけど、倒されたか否かの二者択一ならば、明らかに後ろから倒されていたけど。けっこうハッキリしていたけど。
槙野、やっぱり色眼鏡で見られているのだろうか?でも始めはシミュレーションを取られた訳ではなかったと思ったが、でも抗議している途中でイエローが出てしまった。それが2枚目だった。怒る槙野の気持ちは痛い程わかるが、それでもあそこは堪えてほしかった。勿体なさすぎる退場劇だった。

まあ見苦しいから、敗戦を主審のせいにするのはやめようと思うが、でも今回のはなぁ・・・。糞審劇場に邪魔されずに、柏にリベンジを果たしたかったよ。残念。
ただこの試合、李忠成をフルで見られた事。水輝が鳥栖戦でのイマイチ感を取り戻すプレーをしていた事。関根と矢島を使えた事。西川がますます頼りになる存在になっている事。原口が相変わらず活き活きしている事。収穫は大きかったと思う。

しかし、厳戒態勢2試合目にして、横断幕も旗もゲーフラも無いスタンドに、早くも目が慣れてしまった。逆に普段当たり前のように有るはずのクネクネ旗とか、その視界を遮るものが何も無いから、スッキリしていてピッチが見やすい利点もあるんだよな。まあだからと言って、何時までもこのままでも寂しいけど。

まあとりあえず、負けはしたが、無観客試合を控えている身としては、アウェーででもスタジアムで応援できる喜びを味わえるだけでも幸せなのかもしれない。この気持ちだけは忘れてはいけないな。・・・でも、早くホームに帰りたいのも本音だけど。

無観客試合か。現実にその日が迫って来た。初めての事だけに未だ実感がわかないのも本音だが、でも避けて通れない日になる。スタジアムに行けない。スタジアム周りも封鎖。もう割り切って吉報を待つしかない。とにかく、勝ってほしい。もうそれだけ。

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ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第1節 柏2-1浦和
得点/17分・梅崎(浦)、43分・田中PK(柏)、79分・渡部(柏)
主審=岡部拓人
観衆:9,585人



2014年 J1リーグ第3節
サンフレッチェ広島0-2浦和レッズ
~エディオンスタジアム広島

歓喜の広島から帰って来た。

14.3.15アウェー広島戦勝利 ロスタイムの原口のゴールが炸裂してレッズの勝利が決定的となってから、自分の中でこみ上げてきたものが、終了の笛とともに流れ出てしまった。優勝した訳でもないのに、はたまた残留争いに勝ちきったかのような試合でもない、単純に言ってしまえば34試合の中の3節目だけなのだが、無観客試合が決まってから数日間レッズを取り巻く状況を思い返した時、今回の試合と勝利が何を意味するものなのか、それを感じた瞬間、涙が出てしまった。
本当に特別な勝利となったのだ。そしてその思いは、多くのレッズファン・サポーターも同じだったと思うし、そして選手挨拶時に選手が何度も何度も我々に寄って来てはしばらく離れず笑顔を見せてコールに応え続けていてくれたように、そして監督もコーチもスタッフもそうしてくれたように・・・レッズに関わる全ての人が思いを共有し、ついに一体となった瞬間だったと思う。

実際、選手の気迫も、もの凄いものがあった。走って当たって敵にボールに喰らい付いては奪い取る。死に物狂いのプレーの連続。それは勢い余ってカード級のファールを連発してしまっていたところから見てもわかった。
こんな事を言っては何だけど、普段やや綺麗なサッカーをしようとして気迫薄なところがある最近のレッズでは、今回の気迫溢れては泥臭い光景は、全くの別チームのようだった。
それだけ、選手ももこの試合が何を意味するものなのか、そして絶対に勝つ、勝たなければいけない試合だという事がわかっていたのだと思う。
選手は何の責任も無いのに、辛い状況を作ってしまったのは他でもない本来はクラブチームを選手を支えるべき存在のサポーターなのに、それでも選手はサポーターに必死に勝利をプレゼントしようとしてくれたのだ。そんな選手に、本当に感謝したい。

異様な雰囲気。
マスコミがここぞとばかりにウジャウジャ。隙あらばレッズサポに寄って来ては取材攻勢。完全に我々をネタにしようとしている。そんなのに負けじと、記者に声を掛けられても取材拒否を貫く。
淵田社長や橋本前社長が全てのサポーターに自分から挨拶と握手に回る。浦和からは広島に出来るだけ多くのスタッフが派遣されており、スタンド最前列には、そのスタッフ横一列にサポーターを監視している。
横断幕も無い、旗も無い、ゲーフラも無い、レプリカとタオマフと太鼓以外、何もない。現代プロサッカーのスタンドに有り得ない光景。
皮肉にも、逆にそんな中でのサポートの方が、異様な一体感を生んでいた。サポーターが本来やるべき事。それだけをピッチで戦っている選手に送り続けた。そんな今回を機に、レッズサポーターは少し原点回帰したような気がする。勿論この状況を作った原因があるからこそなのだが、それでも多くの大切な事を思い起こさせてくれた今回の出来事を怪我の光明と捉えて、そして今回の出来事を絶対に無駄にしないために、有意義なものにしなければならないと思う。

最後にK氏も感極まって涙を流していた。言葉にならない中で「これからも付いて来てください」と言っていた。そんな姿を見ていたら、また涙が出て来てしまった。最近本当に涙脆くなって困るな、自分。
レッズサポーターは、良くも悪くも、こういう歴史を繰り返している。その度にサポーターが一丸となって乗り越えてきた歴史がある。そしてまた今回の出来事で危機的状況に陥ったレッズサポーターだったが、スタンドで感じた一体感で、レッズサポーターの絆と団結力は、もっともっと強くなれたと感じた。この危機も必ず乗り越えて、再び栄光を取り戻す事が出来るはず。そう確信した。そんなビッグアーチでの夕暮れ時だった。

なんて物思いに耽っていたら、隣で仲間が携帯を見せて来て、そこで森脇のレッドカードを知った。
は?確かに森脇は試合中イエローを1枚喰らっていたが、終了間際に坪井と交代してベンチに退いていた。なのに、何故にレッド!?
・・・どうやら、原口のロスタイムゴールで大喜びで我を忘れてベンチから飛び出した森脇が、ゴール裏前まで来てしまった事が原因らしい。そういうルールでレッドが出るのも初めて知ったが、思い返してみたら、確かにゴールを決めた原口の隣で、何故か森脇まで肩を組んでガッツポーズしていたよな。あの時はこっちもアホみたいに狂喜乱舞して細かい事を気にしていなかったが、考えたらそこに森脇が居るのは有り得ない事だったのだ。ってか交代してベンチに退いた選手がレッド喰らったの、初めて見た・・・。
ったくよー、せっかく感動の勝利に後に、あのパイナップル男はまたやってくれるよ。こんな時に無理にオチを作ってくれなくても良いものを!頼むからあんまし笑わせるな!!

14.3.15新天地でザ・美酒 感動のザ・美酒!メガジョッキ生を皮切りに、超ハイテンション絶好調状態で、焼酎も何杯呑んだのかすら記憶が無いレベルでアホみたいに呑んだらしく、これで当然のように翌日やや二日酔いになった(笑)。まあこういう二日酔いなら何度でも大歓迎だが。





尾道【振り返る猫】 今回のベストショット【尾道の振り返る猫】
二日酔いで尾道観光したら、名物の坂道上り下りで息は切れるわで、今度は足筋肉痛の予感が・・・








追伸、今回泊まった宿の真裏が墓場だった・・・

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J1リーグ第3節 広島0-2浦和
得点/42分・興梠(浦)、90+1分・原口(浦)
主審=松尾 一
観衆:24,734人



2014年 J1リーグ第2節
浦和レッズ0-1サガン鳥栖
~埼玉スタジアム2002

2014.3.8鳥栖戦 開幕戦の歓喜から一転、わずか1週間でお通夜なザ・ヤケ酒になるとは・・・。本気で優勝を目指すチームが、早くも2節で躓いていてはイカンだろ。
でもおかしいな、レッズはホーム開幕戦は無敵なのに。更にホームで鳥栖とやる時は、大量得点の撃ち合いの末に、レッズが勝つのが通例のはず・・・なんて言っていても虚しいだけで、本当は去年33節の大敗の記憶が薄れていない内から、こんなに早く鳥栖と戦いたくはなかったというのが本音だ。

それを危惧するかのように・・・レッズの場合、鳥栖のような守備とハードワークのチームには、絶対に先制点を許してはいけなかったのに、わかっていてもそれをアッサリやられている時点で・・・こうなると、守りに入る鳥栖を崩せずに、エセポゼッションとパスだけサッカーと無理矢理中央突破が弾かれるループになるレッズは、絶対に点が取れなくなる。この辺りは、去年までと全然変わっていない。

せっかくカウンターのチャンスなのに、引いた相手にボールの出し所が無いまま、すぐスピードダウンしてはカウンター消滅なところも、去年までと全然変わっていない。

ボールが足に着かないのに無理に繋ごうとしてドタバタした上でパスミス連発なところも、去年までと全然変わっていない。そもそも失点に繋がったのは、そのドタバタミスからだった。これこそ去年までと全然変わっていない!!というかミシャサッカーの最大のウィークポイントだから、絶対に変わってくれない部分なのは(無理矢理)理解しているつもりだが、それでもそこだけ一向に改善されないままだから、いざそういう形から失点すると、余計に怒りが込み上げてくるのである。何回同じミスを犯しているのかと。

それでも唯一変わったとしたら、その失点以外では、そこからボールを失ってカウンターを喰らっても、守備の意識の名の元にすぐ敵に喰らい付いては、失点シーン以外で決定的なパスやシュートを許さなかったところか。だからといって、あの失点が帳消しになる訳ではないけど。

まあでも、これだけ去年までと全然変わっていない部分が多いとなると、結局は早い時間帯に先制された時点で、勝負の大勢は決まってしまったという事になる。
ようするに、鳥栖相手に絶対にやってはいけないサッカーをやって、お決まりのように点が取れずに、去年までと余り変わっていない、同じような負けパターンのサッカーで負けた。凄く単純な話だな。

この2試合、流れの中から点が取れていないのも嫌な感じがする。ガンバ戦の1点だって、結局は「弾み」や「運」の要素が強いゴールだった。その上でガンバ戦では決定的場面までは持ち込めていたカウンターも今回はままならないとあっては、さすがにキツいだろう。
ここで何度も書いているが、守備にベクトルを傾ける以上は、カウンターこそが最重要になるのだから。それすらままならい内容では、自ずとゴールが遠くなる訳だ。

ミシャの采配も大外れ。怪我で間に合わない那須に代わって永田が入った。そこは”序列”からして仕方ないが、更に水輝を右ストッパーに入れたのは、ちょっと行き過ぎだったかもしれない。永田だけではなく、水輝も同時起用して万全の高さ対策を意図したのかもしれないが、結果的にボールロストと持ち場を破られる二重ミスで失点に絡んでしまった水輝に、あまり成長は見られなかった。尤も新潟でも出場機会が少なかったのだから、当然と言えば当然だが。
まあ失点があったからこそ、余計そう見えるだけなのかもしれない。全体を通せば途中から退いた永田に変わって豊田を抑えた訳だし、そう極端には悪くなかったとも言えるし、そこは成長した部分とも言えるし、確かに失点に大きく絡んでしまったのは水輝だが、そのせいだけにするのは酷で、ようするに水輝は、高さはあっても機敏ではない以上ストッパーとしては不向きな上に、足下が必要なミシャサッカーにはフィットし難いタイプなのである。つまり使い方を間違えたミシャのミスだ。

それよりも寧ろ永田の方が問題で、武器である筈の高精度フィードが見事に錆び付いた上に、失点は永田のミスからバタバタしては、その流れで追い詰められた水輝がボールロストしてしまった。しかも最後は中央で自分で抑えなければいけなった豊田にアッサリ得点を許したという・・・永田はひとりで何をやっとんのじゃ!?前節の無失点でちょっと期待した途端、今回は見事に裏切られてしまった。
ようするに、永田と水輝はセットで使ってはいけないという事か・・・。

何か、それでも相変わらず西川が妙に落ち着いてボールを捌けているのが救いだ。
同じ新加入でも、李忠成が周囲と温度差があるサッカーをしているのが気になる。スロースターターの興梠と同じで、これはエンジンの調子が良くなるまで、少し時間が掛かるかもしれない。
とりあえず仕切直して、次節はアウェーで広島側からの西川へのブーイングから西川を守りつつ、とにかく勝って勝ち数を先行させなければいけない。

悪夢のスウィーツ祭り再び・・・ 
【辛党委員会・悲報】

またコレやるのか、悪夢だ・・・。

隣で大の甘党の仲間が大ハッスルしてやがる・・・。

だ・か・ら、甘党ばっか喜ばせていないで、辛党のための激辛メニュー祭りもやれっつーの!










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J1リーグ第2節 浦和0-1鳥栖
得点/9分・豊田(鳥)
主審=家本政明
観衆:42,850人



2014年 J1リーグ第1節
ガンバ大阪0-1浦和レッズ
~万博記念競技場

今年も開幕しました。改めて皆様、今年も頑張って行きましょう。
140301アウェーガンバ戦勝利 さて、・・・去年のレッズ初のアウェー開幕戦勝利に続き、今年もアウェー開幕戦で勝利し、意気揚々と大阪から帰還せり。

2年振りの万博。ガンバがJ2へ落っこちている間に、そのガンバゴール裏が、柏ゴール裏のようになっていた。去年のJ2で、一体彼らに何があったのだろうか・・・。
いくら去年1年はJ2に落ちていたとは言え、戦力はJ1のままだったガンバ。とはいえJ2の水に慣れてしまっている可能性がある以上、普通にやれば勝てない相手ではないと思っていた。もちろん宇佐美が離脱しなかったり、遠藤が本調子だったとしたら果たしてどうなっていたかわからなかったが、実際2年振りに戦ったガンバは、J1で強かった頃のパスサッカーのパス精度に若干のズレが垣間見えたりと、1年のブランクは決して少なくないものだったと思った。そう、かつてレッズもそれを体験したように・・・。

それはさて置いてレッズ自身である。正直、1‐0で勝つとは思っていなかった。いくら今季から守備意識を植え付けたとは言っても、相手が相手だし、そう簡単に守備が改善される訳がないと思っていた(というか、今もそう思っている事に変わりはないが)。
ミシャが守備練習で指導した部分として、執拗なプレスと素速い囲い込みからのボール奪取があるが、少なくとも60分辺りまではそれが出来ていたのは間違いない。特に今回目立ったライン際での守備の徹底は去年は全く見られなかったもので、これひとつを加えただけで、敵の進撃をかなり封じる有効な手段になっていた。しかも敵にほとんどコーナーを与えなかったのも良かった部分。

ただゴール前での守備は相変わらずヒヤヒヤもので、お決まりのように不用意なパス回しから敵にボールを奪われピンチを招くのも相変わらず。
しかも、慣れていないだけに中途半端なブロックを作ってはバイタルに侵入されて危険なシュートを浴びるなど、特に前半は去年通りのサッカーだったら間違いなく失点していた紙一重の危うい守備だったと思う。しかもスタミナが切れてきた60分以降、攻勢に出るガンバのポゼッションに、レッズは全くボールを収められなくなっていた。この傾向は一昨年から全く治っていない大きな課題。これが今年も開幕戦から露呈した。

唯一の得点はセットプレーから「弾み」の槙野弾だったが、攻撃全体は、やはりいくらか守備を意識している分、カウンター気味の時の方がチャンスを作れていた。そこで巡ってきた3度のビッグチャンスを決められなかった決定力不足は大きな課題。
一方でポゼッションの時間帯は相変わらずパス回しだけが目立っていたし、というか守備意識云々なのに、それをお構いなしに結局は攻撃参加しまくりりんぐの槙野って・・・その槙野の個人攻撃も空回りしていたし、その原因のひとつがバランスを重視し過ぎる宇賀神との意識のギャップで、ここの連携をどうにかしないと、左からのパスサッカーでの攻撃はなかなか繋がらないと思う。
それとボランチに入った柏木が、たまにやってしまう軽いパスで、2度もピンチを誘発した。前線では許されても、中盤の底では絶対にやってはいけないパスをやっていた。だから自分は柏木のボランチには反対派なのである。

と、このように、守備にベクトルを傾けたら、当然のように攻撃に課題は増える。得点力も下がる。しかしそれは必然だから、その上で1‐0で勝った事が何よりの収穫としておいて良いとも思う。前にも書いたが、自分は守備を意識する以上、大量得点より最低限の失点で勝つ事が強味になると思っている。だから二兎を追う必要性は無いのだ。つまり内容はどうあれ、今回の1‐0こそが理想的な勝利なのだ。・・・但し心臓に悪いので、本音は2‐0にしてほしいんだけど(苦笑)。今回のように1-0でロスタイム5分とかやられると、もう心臓がいくつあっても足りない。というか、今回ロスタイム5分って長くないか?後半そんなに試合が止まっていたっけ???

西川は、やはり貫禄だろうか。そこから来る安心感であろうか。やはり日本人トップクラスのキーパーというブランドが先ずはそう思わせるのであろうが、とにかく安定しており、実際どんなピンチに陥っても、バタバタ感が無い。山岸や加藤には悪いが、この2人はバタバタ感が弱点な部分があっただけに、それと比べると西川は妙に落ち着いている。そして足下の抜群の巧さから来る正確な組み立て処理。西川のフィードレベルに、逆に周りが付いて行けていない感もあった。・・・ちょっと誉め過ぎか?
なにはともあれ、開幕戦は勝利こそが何より大事。無失点完封。そして、怪我の那須に代わって入った永田が、危なっかしかったけど、今回はやっと最後まで失点しなかったというオマケ付き。これでようやく永田の悪いジンクスを断ち切れたとしたい。

道頓堀で串カツとザ・美酒 金竜ラーメン深夜2時
そして今年も開幕戦アウェーでザ・美酒に浸れる喜び。
ただ問題なのは、キックオフを19時に設定しやがったせいで、深夜0時過ぎに串カツを喰うはめになったという・・・こんな時間にアホみたいにドッカンドッカン揚げ物を胃に投入しては大量のアルコールで流しまくるという・・・。
まあその後の2時過ぎにお決まりの金竜ラーメン喰っていて何ともないのだから、まだまだ我々の胃は大丈夫という事だろう。

オバチャーン そして本日、早起きして午前中にせっかく四天王寺で身を清めたというのに、その後に通天閣でオバチャーンの公開リハーサル現場に遭遇するという悪夢が・・・








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J1リーグ第1節 ガ大阪0-1浦和
得点/43分・槙野(浦)
主審=西村雄一
観衆:18,438人



2013年 J1リーグ第34節
浦和レッズ2-5セレッソ大阪
~埼玉スタジアム2002

山田暢久退団セレモニー 野田、永田拓、そして暢久。特に暢久は20年間、レッズでの日々を本当にありがとう。
本来なら暢久らしく、”らしい”雰囲気で送り出すはずが、ここで意外や意外で、暢久の口から真面目な挨拶が飛び出したかと思うと、暢久の眼に涙が潤んでいた。
・・・これにやられてしまったな。自分もここでグッときてしまった。本来なら、そういう送り出し方は絶対にしないと決めていたのに。んー、最後に涙を見せるなんて卑怯だぜ、暢久よ。

試合?余りに酷過ぎて、もはや語るべくもない。というか、語り尽くした。
自分ね、2失点した辺りから、妙に吹っ切れていて、逆にこんな失点数じゃ物足りない感覚に陥ったよ。こういう光景に見馴れてしまったんだよな。その上で、失点が当たり前になってしまったものだから、3失点しても4失点しても、情けないとか悔しいという感情が沸かなくなってしまったのだと思う。5失点目なんて爽快感すら覚えた位だもん。どれだけ失点しても平常心で居られるようになった。素晴らしい免疫が付いたものだ。自分がこうなのだから、他の人もそういう人が結構居るのかもしれないし、もしかしたら選手もそういう気持ちでプレーしているのかもしれない。少なくともミシャは、大量失点なんて屁の河童で、悔しいなんて毛頭思わないのだろうから。

ただ『馬の耳に念仏』なミシャにこれだけは言いたい。『仏の顔も三度まで』だと。
橋本社長の挨拶時、珍しくブーイングとともに拍手も多かったと思いきや、社長が「来季もミシャ監督と共に」と言った途端、そのブーイングが大きくなった。
もうファン・サポーターの決して少なくない人数が、ミシャに対して不信感を持っている。これまでミシャへの抗議をせず我慢していたゴール裏から、前節はミシャに対する怒号が飛び、今回はついに『運任せの弱気な監督』という大段幕まで出てしまった。
当然だろう。余りに酷い試合を繰り返し過ぎた。個人的にも、契約延長が発表された時は成績上で異論は無かったが、あの時にここ1ケ月の惨状を知っていたら、契約延長を望まなかったかもしれない。それだけ、酷い。単純に、酷い。とにかく酷いにも程がある。サッカーになっていない。
ミシャ曰く「2点取られても3点取るサッカー」が、「2点取っても3点取られるサッカー」が常識となっているのだから、ハッキリ言って勝てる訳がない。どうやって勝つかではなく、単純にこれでは絶対に勝てない。だから引いた相手からは絶対的に点が取れず、攻めて来る相手からは絶対的に失点しまくる。そして最後は1ケ月以上も勝てないままシーズンが終わった。何が悪いかも単純明快だが、それももはや語るべくもない。散々語り尽くした。

ナビスコも優勝を逃した。リーグ優勝も無くなった。挙げ句の果てにACL出場権すら逃しただけでなく、順位も6位まで大幅に陥落した。とはいえ全て順位上は悪くはない、得点力もリーグ屈指・・・なんて言っているから駄目だったのだ。甘い。そうではなくて、順位以上に、得点力以前に、やっているサッカーが酷い。負け方が酷い。単純にそれだけだった。

もう腹が立つからミシャの話や試合の話なんかやめよう。
あと橋本社長よ、野田の名前くらい覚えておけよ!大失態だぞ!
当日抽選の時にフェンスの所に居た橋本社長に「社長、今日くらい勝ちますよね?」と話しかけたら、社長が自分の手と肩をグッと掴んで「頑張りましょう!」と返して来たが、そこは「当然勝つ!」と言ってほしかったよ。この社長、いつもいつも何だかなぁ。

ザ・反省会2013 はい、今シーズンも浦和で反省会となりました。
ザ・ヤケ酒もそうだが、鍋をヤケ喰いし過ぎて腹が苦しい・・・

あー、毎年毎年の反省会、このままでは星一徹状態でテーブルをひっくり返す時も近いぞ。
これが祝賀会となる日は何時になる事やら?




って事で皆さん、とりあえず今シーズンも大変お疲れ様でした。
色々と思うところ言いたい事はあるでしょうが、一旦休憩して気持ちを落ち着けましょう。
いつものシーズン総括はまた後日。

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J1リーグ第34節 浦和2-5セ大阪
得点/24分・原口(浦)、40分・杉本(セ大)、45+1分・南野(セ大)、53分・柿谷(セ大)、72分・興梠(浦)、76分・柿谷(セ大)、86分・南野(セ大)
主審=木村博之
観衆:54,905人

ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第38節 浦和0-0新潟 ・・・次の試合/J1リーグ第1節 神戸-浦和(ノエビアスタジアム神戸=2月15日14:00キックオフ)


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レッズと酒に生きる。
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