浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2014年 J1リーグ第30節
鹿島アントラーズ1-1浦和レッズ
~県立カシマサッカースタジアム
先ずは鹿島国まで行かれた皆様、お疲れ様でした。
で・・・、んー、どうなんだろう。良く追い付いたけど、それ以外の内容としては・・・いや、内容はかなりレベルが高かったというか、お互いの長所を良く消し合って、粘りのある大人の試合に終始していたと思う。
鹿島はここまで粘り強く育てている若い力が、いよいよ主力レベルまで台頭して来ている超組織的な集合体だから、チーム得点王のダヴィが全治8ケ月で離脱しようとも、急激な戦力ダウンはしていなかった。むしろそれで引き締まってしまった感もあった。
対して肝心のレッズである。先ず最初に断っておくけれど、これは結果論ではない事を前提に話す。試合前にスタメンにマルシオが名を連ねていたのを見た時、頭の上に「?」マークが浮かんでしまった。復帰後も調子が今一つなマルシオを、ここに来て何故にスタメン起用だったのか。監督心理を考えると、得点から遠ざかっている李をリザーブに降格させたのは理解出来る。更に過密日程による疲労を考慮した場合、前節でも空回りしていた梅崎をシャドーに戻すのも腰が引けたのかもしれない。だからマルシオしか居なかったというところが本音だろうし、素直な流れだったのだろう。でもこれだと単純な消去法チョイスである。実際マルシオは調子が今一つなままのマルシオだった。ハードワークをして良く守備も頑張っていたとは思うが、後述するPKの件も含めて、プレーそのものは完全にブレーキ役になってしまっていた。マルシオではなくて、思い切って直輝や矢島を使ってあげていたらどうなっていただろうという思いもあるが、まあそこまで言うと完全な結果論になってしまうけれど。
でも疑問は続く。興梠がエリア内でファールを受けてPKを得た。てっきり興梠が蹴るものだと思っていた。だって最近のレッズは、PKを得た選手がそのままキッカーを務めているから。ところが・・・キッカーはマルシオだった。何故?いや確かに昔はマルシオがキッカーを務めていた。ところがマルシオのPK失敗率が増えた途端、キッカーは阿部に変わった。その阿部が完璧に決め続けていたキッカーの役割。しかしいつの間にか、PKを得た選手がそのままキッカーを務めるようになっていた。それなのに・・・これまさか、マルシオにも得点させてあげたいという温情チョイスだったとか?でもこういう例は・・・なかなかゴールが生まれなかった興梠にPKを蹴らせてあげて、それで失敗した某試合を思い出してしまった。あの時、記事でPKは温情チョイスではなくて、本来蹴るべき選手がキッカーを務めるべきと書いた記憶があるが・・・案の定マルシオはPKを防がれた。ひじょうに勿体ない場面だった。
先ずは鹿島国まで行かれた皆様、お疲れ様でした。
で・・・、んー、どうなんだろう。良く追い付いたけど、それ以外の内容としては・・・いや、内容はかなりレベルが高かったというか、お互いの長所を良く消し合って、粘りのある大人の試合に終始していたと思う。
鹿島はここまで粘り強く育てている若い力が、いよいよ主力レベルまで台頭して来ている超組織的な集合体だから、チーム得点王のダヴィが全治8ケ月で離脱しようとも、急激な戦力ダウンはしていなかった。むしろそれで引き締まってしまった感もあった。
対して肝心のレッズである。先ず最初に断っておくけれど、これは結果論ではない事を前提に話す。試合前にスタメンにマルシオが名を連ねていたのを見た時、頭の上に「?」マークが浮かんでしまった。復帰後も調子が今一つなマルシオを、ここに来て何故にスタメン起用だったのか。監督心理を考えると、得点から遠ざかっている李をリザーブに降格させたのは理解出来る。更に過密日程による疲労を考慮した場合、前節でも空回りしていた梅崎をシャドーに戻すのも腰が引けたのかもしれない。だからマルシオしか居なかったというところが本音だろうし、素直な流れだったのだろう。でもこれだと単純な消去法チョイスである。実際マルシオは調子が今一つなままのマルシオだった。ハードワークをして良く守備も頑張っていたとは思うが、後述するPKの件も含めて、プレーそのものは完全にブレーキ役になってしまっていた。マルシオではなくて、思い切って直輝や矢島を使ってあげていたらどうなっていただろうという思いもあるが、まあそこまで言うと完全な結果論になってしまうけれど。
でも疑問は続く。興梠がエリア内でファールを受けてPKを得た。てっきり興梠が蹴るものだと思っていた。だって最近のレッズは、PKを得た選手がそのままキッカーを務めているから。ところが・・・キッカーはマルシオだった。何故?いや確かに昔はマルシオがキッカーを務めていた。ところがマルシオのPK失敗率が増えた途端、キッカーは阿部に変わった。その阿部が完璧に決め続けていたキッカーの役割。しかしいつの間にか、PKを得た選手がそのままキッカーを務めるようになっていた。それなのに・・・これまさか、マルシオにも得点させてあげたいという温情チョイスだったとか?でもこういう例は・・・なかなかゴールが生まれなかった興梠にPKを蹴らせてあげて、それで失敗した某試合を思い出してしまった。あの時、記事でPKは温情チョイスではなくて、本来蹴るべき選手がキッカーを務めるべきと書いた記憶があるが・・・案の定マルシオはPKを防がれた。ひじょうに勿体ない場面だった。
もう一度言いたい。PKは本来蹴るべき選手がキッカーを務めるべきである。温情チョイスはやめてもらいたい!
それにしても過密日程によるミシャのターンオーバー采配は、本当に当たった例が無い。平川をベンチからも外して温存して代表帰りの関根を右翼に入れた訳だけど、その関根が勝負を仕掛ける場面も少なく、逆に守備が苦手な部分が災いして、寄せが甘かった一瞬の隙を突かれてカイオのロングシュートを許してしまった。
それにしても過密日程によるミシャのターンオーバー采配は、本当に当たった例が無い。平川をベンチからも外して温存して代表帰りの関根を右翼に入れた訳だけど、その関根が勝負を仕掛ける場面も少なく、逆に守備が苦手な部分が災いして、寄せが甘かった一瞬の隙を突かれてカイオのロングシュートを許してしまった。
幸いにして、結果的に今回は途中投入だった李が同点ゴールを決めたから幾らか救われたものの、鹿島相手に初めから不安を残すようなスタメンを組んでしまったミシャの采配は、今回は良くなかったとハッキリ言っておきたい。
何だか負けたような記事になっているけれど、とはいえ試合単体で考えた場合の結果はドローでも悪くないものであった。優勝に向けて鹿島の方が勝利が必要だったのだから。レッズは鹿島単体ならば勝ち点で迫られなければ良い以上、今回に限ってはドローで上々だった。
何だか負けたような記事になっているけれど、とはいえ試合単体で考えた場合の結果はドローでも悪くないものであった。優勝に向けて鹿島の方が勝利が必要だったのだから。レッズは鹿島単体ならば勝ち点で迫られなければ良い以上、今回に限ってはドローで上々だった。
と、そう思っていたのは試合終了時点だけで、他会場の結果を見たら、川崎と鳥栖はズッコケてくれたものの、一番の問題のガンバがしっかり勝ち点3を上積みしているという事実。これはつまり・・・ついに勝ち点が3まで迫られてしまったという事だ。下位に取りこぼしまくった影響が明確に表れた。いよいよ緊迫の度合いが上がってきた。これで残り4試合、もう1試合も落とせなくなった・・・。
それにしても、飯田という主審は、どうしてああも不機嫌な表情と威圧的な態度でジャッジしているのだろう・・・?ちょっとイラッとした。
------
それにしても、飯田という主審は、どうしてああも不機嫌な表情と威圧的な態度でジャッジしているのだろう・・・?ちょっとイラッとした。
------
J1リーグ第30節 鹿島1-1浦和
得点/39分・カイオ(鹿)、63分・李(浦)
主審=飯田淳平
観衆:26,566人
PR
2014年 J1リーグ第29節
浦和レッズ0-0ヴァンフォーレ甲府
~埼玉スタジアム2002
5,000人限定とか言うから、会社終わってからではてっきり売り切れていると思っていたところ、余裕に買えてしまったというのは・・・喜んで良いのか悲しんで良いのか。いくら何でも2万人を切る観客数・・・おい!
っていうかこういう切符は、普通の料金から1割とか2割とか安くして売るべきではないのか!?そうすればもう少し客が増えたかもしれないのに。何のための応援切符なのか。
なんて切符に固執している場合ではなく、・・・とにかく日頃の行いが良過ぎて、ホームゲームの度に雨が降るというのは一体何なんだろう?
更に日頃の行いが良過ぎて、またまたまた残留争いしているチーム相手に勝てない、取りこぼすという・・・確かにあそこまでドン引きされるとキツイ事はキツイけれど、そんな事は百も承知だったし、首位のチームだからこそ、それを打ち破れる力が無いといけないのだが、力というかパワーが無くてパスで崩すしか手がないから、どこまで深く侵入しようと、最後の最後で壁を打ち破れないで弾かれる連続。
チャンスは少なかったが無かった訳ではなくて、槙野のミドルは惜しくもポストだったし、その槙野がエリア内で後ろからモロ倒された場面は堂々と流されるし・・・と、パスで崩すより、ガムシャラに攻めていた時の方がゴールに近かったような内容だったけれど、それを象徴するのが関口の個人技による侵入。ドン引きにパスで崩す事は極めて難しいのだから、やはり局面では個人技で勝負を仕掛けないと、チャンスはなかなか生まれないものである。それを関口が身を以て披露してくれた。関口は練習試合で絶好調の猛アピールが続いていたのに、なかなか使われなかったフラストレーションが相当溜まっていたんじゃないかな。発奮する時がやって来たのが今日だったが、それがプレーにも現れていたと思う。それが勝利に繋がらなかったのが無念だ。宇賀神が出場停止で梅崎が左ウイングバックだったが、結果論になってしまうけど関口を初めから使ってあげても良かったと思った。実際梅崎は空回りしていたし。その梅崎は李にシャドーのポジションを奪われて以来、どうも空回りが続いている・・・。
んー、勝てなくなってしまった。それも残留争いしているチームに。本来はここで勝ち点を稼がなければいけなかったのに、それを期待に反して下位に取り溢しまくったのは大失態だったのは間違いないだろう。これがまた失速モードに入ってしまったとは絶対に思いたくないから理由をあれこれ考えてみるけど、やはり残留争いをしているチームは守るにしても何にしても死に物狂いで戦って来るから、そういうチームに当たると腰が引けてしまうレッズでは、勝てなくなるのも頷ける事は頷ける。しかし素直に頷いているだけでは首位の座が危うくなるばかり。
そして好機すらフイにしてしまうのもレッズで、今日はガンバが負けてくれたのに、レッズはドローで下を引き離せなかった。今日レッズが勝ち点3を得ていたら、かなり有利になっていたのに。そういう好機を逃してしまう病は、未だに直っていない。
と、ネガってばかりだと怒られるから、ポジティヴに考えてもみる。で、2位との勝ち点は1つ開いて5。これがどう響くかは今はわからないが、それはそれとして以降残りの対戦相手には、レッズが苦手とする残留争いチームが存在しない。逆に上位対決が残っているのが厄介だが、これに勝たなければ勿論優勝は無くなってしまう覚悟として、その上でポジティヴに考えたら、もう今季はドン引きして来るようなチームには当たらないという事。これはドン引きチームが大の苦手なレッズにとってはかなり有利に働くはず。攻めて来てくれれば、こっちは先ずはしっかり守ってカウンター、とは言わないまでも、いつものショートカウンター狙いでも良いのである。即ちこれ以後はいつもの得点パターンが取り戻せる・・・はず。
どうだ、いつも愚痴っぽい事ばかり書いているから、たまにはポジティヴな事を堂々と書いてやったわい。・・・かなり無理矢理感もあるけど。
------
J1リーグ第29節 浦和0-0甲府
主審=高山啓義
観衆:19,977人
浦和レッズ0-0ヴァンフォーレ甲府
~埼玉スタジアム2002
5,000人限定とか言うから、会社終わってからではてっきり売り切れていると思っていたところ、余裕に買えてしまったというのは・・・喜んで良いのか悲しんで良いのか。いくら何でも2万人を切る観客数・・・おい!
っていうかこういう切符は、普通の料金から1割とか2割とか安くして売るべきではないのか!?そうすればもう少し客が増えたかもしれないのに。何のための応援切符なのか。
なんて切符に固執している場合ではなく、・・・とにかく日頃の行いが良過ぎて、ホームゲームの度に雨が降るというのは一体何なんだろう?
更に日頃の行いが良過ぎて、またまたまた残留争いしているチーム相手に勝てない、取りこぼすという・・・確かにあそこまでドン引きされるとキツイ事はキツイけれど、そんな事は百も承知だったし、首位のチームだからこそ、それを打ち破れる力が無いといけないのだが、力というかパワーが無くてパスで崩すしか手がないから、どこまで深く侵入しようと、最後の最後で壁を打ち破れないで弾かれる連続。
チャンスは少なかったが無かった訳ではなくて、槙野のミドルは惜しくもポストだったし、その槙野がエリア内で後ろからモロ倒された場面は堂々と流されるし・・・と、パスで崩すより、ガムシャラに攻めていた時の方がゴールに近かったような内容だったけれど、それを象徴するのが関口の個人技による侵入。ドン引きにパスで崩す事は極めて難しいのだから、やはり局面では個人技で勝負を仕掛けないと、チャンスはなかなか生まれないものである。それを関口が身を以て披露してくれた。関口は練習試合で絶好調の猛アピールが続いていたのに、なかなか使われなかったフラストレーションが相当溜まっていたんじゃないかな。発奮する時がやって来たのが今日だったが、それがプレーにも現れていたと思う。それが勝利に繋がらなかったのが無念だ。宇賀神が出場停止で梅崎が左ウイングバックだったが、結果論になってしまうけど関口を初めから使ってあげても良かったと思った。実際梅崎は空回りしていたし。その梅崎は李にシャドーのポジションを奪われて以来、どうも空回りが続いている・・・。
んー、勝てなくなってしまった。それも残留争いしているチームに。本来はここで勝ち点を稼がなければいけなかったのに、それを期待に反して下位に取り溢しまくったのは大失態だったのは間違いないだろう。これがまた失速モードに入ってしまったとは絶対に思いたくないから理由をあれこれ考えてみるけど、やはり残留争いをしているチームは守るにしても何にしても死に物狂いで戦って来るから、そういうチームに当たると腰が引けてしまうレッズでは、勝てなくなるのも頷ける事は頷ける。しかし素直に頷いているだけでは首位の座が危うくなるばかり。
そして好機すらフイにしてしまうのもレッズで、今日はガンバが負けてくれたのに、レッズはドローで下を引き離せなかった。今日レッズが勝ち点3を得ていたら、かなり有利になっていたのに。そういう好機を逃してしまう病は、未だに直っていない。
と、ネガってばかりだと怒られるから、ポジティヴに考えてもみる。で、2位との勝ち点は1つ開いて5。これがどう響くかは今はわからないが、それはそれとして以降残りの対戦相手には、レッズが苦手とする残留争いチームが存在しない。逆に上位対決が残っているのが厄介だが、これに勝たなければ勿論優勝は無くなってしまう覚悟として、その上でポジティヴに考えたら、もう今季はドン引きして来るようなチームには当たらないという事。これはドン引きチームが大の苦手なレッズにとってはかなり有利に働くはず。攻めて来てくれれば、こっちは先ずはしっかり守ってカウンター、とは言わないまでも、いつものショートカウンター狙いでも良いのである。即ちこれ以後はいつもの得点パターンが取り戻せる・・・はず。
どうだ、いつも愚痴っぽい事ばかり書いているから、たまにはポジティヴな事を堂々と書いてやったわい。・・・かなり無理矢理感もあるけど。
------
J1リーグ第29節 浦和0-0甲府
主審=高山啓義
観衆:19,977人
2014年 J1リーグ第28節
ベガルタ仙台4-2浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
ミシャ体制になってからジンクスや相性の変化が起きていようと、それでも相変わらず鬼門のままだった仙台から疲労の帰還。
仙台から17時までに在来線に乗れば、実は地元に終電までにギリギリ帰って来られるから・・・その暴挙を負けたヤケクソで実行してやろうとしたけど、仲間に制止されて、牛タン喰って素直に贅沢新幹線で帰って来た。
それにしても、いくら鬼門とはいえ、首位のチームが残留争いしているチームに、どうしてこういう乱雑な試合をやってしまうのかしら。・・・まあ一言で言えば、それがレッズらしい見馴れたパターンという事になってしまうのだが。でもそれでは話が終わってしまうから、単純に話を片付ける訳にはいかないけれど。
先ず考えられる要因として、2週間も試合感覚が空いた事による中弛み。これでプレーに緩さが発生した。特に守備面における散漫さ。あっと言う間に先行された2失点を観てもわかる通り、要所要所で全くマークに行っていない。2失点目なんて、ウィルソンがオフサイド臭かったとはいえ、何故に野沢があんなにドフリーだったのか理解に苦しむ最悪のシーンだった。
西川にしても代表ボケかもしれない。3失点目以外は西川のせいではない。しかし3失点目だけは・・・何という痛恨!西川があんな形から失点を許すなんて、本来であれは有り得ないだろう。そしてあの3失点目が、せっかく前半の内に怒濤の攻めで同点に追い付いての更なる反撃ムードだったチームを意気消沈させてしまった。後は前掛かりになっての事だから、その後の宇賀神の退場や4失点目は、もう仕方がないだろう。というか関係ないだろう。全ては3失点目の”あれ”で試合の大勢は決まってしまった。そんな気がする。
せっかく太鼓が復活したのに、それを勝利で飾る事が出来なかった。ミシャのバースデー云々も鬼門ジンクスに阻まれた。そして”歌え浦和の男なら”をやると勝てないジンクスがまたも・・・。
でも太鼓復活そのものは感慨深くて、やはり太鼓が有る応援は一味迫力が違うと再認識したよ。
問題はイエティーだったな。実は昨晩仙台行きのバスに乗り込む前に仲間と”明日の主審は誰だろう?”という話になって、冗談で自分が「イエティーだな」と言ったら、本当にイエティーが降臨してしまった。しかもレフェリーアセッサーがジャスティスという悪夢のコンビネーション。これでは勝てなかったのも頷ける、というのは言い過ぎだけど、やはりイエティーは凄い審判だと思うよ。あんな統一性の無いジャッジを堂々と披露し、ハンドは平然と流しまくるし、エリア内では絶対にPKを取らない。勿論それに助けられたシーンもあったが、逆パターンもあった。もう滅茶苦茶だった。まあ意外に今回はカードの出し方だけはマトモだったけど。宇賀神の2枚目も仕方が無かったし。但し宇賀神は1枚目の方が意味不明。
そして振り向けば・・・ガンバが、ガンバが迫って来たよ来たよ来たよ。ガンバだって何処かでズッコケてくれると思っていながら、ついに勝ち点4差まで迫られてしまった。別にそれがガンバだろうが鹿島だろうが何処だろうが、7差を維持していれば程良い緊張感のまま進んで行けると思っていたが、さすがにこの時点で4差に迫られると、その緊張感が緊迫感に変わってしまう。なので個人的には、少し焦っている。
優勝に手が届くところまで後1歩でこの状況。それでも優勝は成し遂げたい。しかしその為には、もう1つ2つの壁が残っている。いや残ってしまった。今回の敗戦によって。これを崩さなければ優勝は・・・。
ヤケ牛タンによるザ・ヤケ酒。
鬼門の仙台において、何時になったら素直に勝利の牛タンを喰わせてもらえるのであろうか?本場で喰う牛タンは確かにいつも美味いと思う。しかし勝っていれば、その味は何十倍にも引き立つはずなのに・・・。
おまけ
スタジアムで売っていた、宮城の郷土料理”はらこ飯”。
何が問題って、生もの(イクラ)を強烈な陽が当たって明らかに温まっている状況で堂々と売っている点。それを怪しいと思いつつ買ってしまう自分。しかも食料事情が悪いから、それでも最終的に売り切れていた”はらこ飯”。まあ、現時点でお腹が痛くなっていないから、大丈夫だったという事だろう・・・な。
------
J1リーグ第28節 仙台4-2浦和
得点/19分・ウイルソン(仙)、22分・野沢(仙)、30分・興梠(浦)、37分・興梠(浦)、61分・赤嶺(仙)、90+1分・村上(仙)
主審=家本政明
観衆:18,914人
ベガルタ仙台4-2浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
ミシャ体制になってからジンクスや相性の変化が起きていようと、それでも相変わらず鬼門のままだった仙台から疲労の帰還。
仙台から17時までに在来線に乗れば、実は地元に終電までにギリギリ帰って来られるから・・・その暴挙を負けたヤケクソで実行してやろうとしたけど、仲間に制止されて、牛タン喰って素直に贅沢新幹線で帰って来た。
それにしても、いくら鬼門とはいえ、首位のチームが残留争いしているチームに、どうしてこういう乱雑な試合をやってしまうのかしら。・・・まあ一言で言えば、それがレッズらしい見馴れたパターンという事になってしまうのだが。でもそれでは話が終わってしまうから、単純に話を片付ける訳にはいかないけれど。
先ず考えられる要因として、2週間も試合感覚が空いた事による中弛み。これでプレーに緩さが発生した。特に守備面における散漫さ。あっと言う間に先行された2失点を観てもわかる通り、要所要所で全くマークに行っていない。2失点目なんて、ウィルソンがオフサイド臭かったとはいえ、何故に野沢があんなにドフリーだったのか理解に苦しむ最悪のシーンだった。
西川にしても代表ボケかもしれない。3失点目以外は西川のせいではない。しかし3失点目だけは・・・何という痛恨!西川があんな形から失点を許すなんて、本来であれは有り得ないだろう。そしてあの3失点目が、せっかく前半の内に怒濤の攻めで同点に追い付いての更なる反撃ムードだったチームを意気消沈させてしまった。後は前掛かりになっての事だから、その後の宇賀神の退場や4失点目は、もう仕方がないだろう。というか関係ないだろう。全ては3失点目の”あれ”で試合の大勢は決まってしまった。そんな気がする。
せっかく太鼓が復活したのに、それを勝利で飾る事が出来なかった。ミシャのバースデー云々も鬼門ジンクスに阻まれた。そして”歌え浦和の男なら”をやると勝てないジンクスがまたも・・・。
でも太鼓復活そのものは感慨深くて、やはり太鼓が有る応援は一味迫力が違うと再認識したよ。
問題はイエティーだったな。実は昨晩仙台行きのバスに乗り込む前に仲間と”明日の主審は誰だろう?”という話になって、冗談で自分が「イエティーだな」と言ったら、本当にイエティーが降臨してしまった。しかもレフェリーアセッサーがジャスティスという悪夢のコンビネーション。これでは勝てなかったのも頷ける、というのは言い過ぎだけど、やはりイエティーは凄い審判だと思うよ。あんな統一性の無いジャッジを堂々と披露し、ハンドは平然と流しまくるし、エリア内では絶対にPKを取らない。勿論それに助けられたシーンもあったが、逆パターンもあった。もう滅茶苦茶だった。まあ意外に今回はカードの出し方だけはマトモだったけど。宇賀神の2枚目も仕方が無かったし。但し宇賀神は1枚目の方が意味不明。
そして振り向けば・・・ガンバが、ガンバが迫って来たよ来たよ来たよ。ガンバだって何処かでズッコケてくれると思っていながら、ついに勝ち点4差まで迫られてしまった。別にそれがガンバだろうが鹿島だろうが何処だろうが、7差を維持していれば程良い緊張感のまま進んで行けると思っていたが、さすがにこの時点で4差に迫られると、その緊張感が緊迫感に変わってしまう。なので個人的には、少し焦っている。
優勝に手が届くところまで後1歩でこの状況。それでも優勝は成し遂げたい。しかしその為には、もう1つ2つの壁が残っている。いや残ってしまった。今回の敗戦によって。これを崩さなければ優勝は・・・。
ヤケ牛タンによるザ・ヤケ酒。
鬼門の仙台において、何時になったら素直に勝利の牛タンを喰わせてもらえるのであろうか?本場で喰う牛タンは確かにいつも美味いと思う。しかし勝っていれば、その味は何十倍にも引き立つはずなのに・・・。
おまけ
スタジアムで売っていた、宮城の郷土料理”はらこ飯”。
何が問題って、生もの(イクラ)を強烈な陽が当たって明らかに温まっている状況で堂々と売っている点。それを怪しいと思いつつ買ってしまう自分。しかも食料事情が悪いから、それでも最終的に売り切れていた”はらこ飯”。まあ、現時点でお腹が痛くなっていないから、大丈夫だったという事だろう・・・な。
------
J1リーグ第28節 仙台4-2浦和
得点/19分・ウイルソン(仙)、22分・野沢(仙)、30分・興梠(浦)、37分・興梠(浦)、61分・赤嶺(仙)、90+1分・村上(仙)
主審=家本政明
観衆:18,914人
2014年 J1リーグ第27節
浦和レッズ2-1徳島ヴォルティス
~埼玉スタジアム2002
西川のゴールキック前に、何度も何度も必死に水を掻き出していた那須大明神様。最初、楽しそうに水遊びしているのかと思った・・・嘘です、ハイ。このおかげで西川が蹴りやすくなった・・・と思いきや、水を掻き出した後に蹴って2度もミスキックという・・・それはともかくとして、サッカーの神様は、そんな那須の献身的な行いをキチンと観ておられたのである。
見事な逆転決勝ゴール。しかもヘッドではなくて足でという、那須にしては珍しいパターン。あれ一瞬オフサイドかと思って、喜ぶ前につい線審の方に眼をやってしまったけど。
サッカーやっているのか、水遊びをやっているのか、訳がわからない試合だった。大型台風接近で昨晩から降り続く大粒の雨が、とんでもないレベルでピッチに水溜まりを作っていた。グラウンダーではすぐにボールが水に絡まり停滞してしまうのが目に見えていたから、レッズも徳島も序盤から最後まで、とにかく終始一貫ロングボール一本。特にレッズはロングボールより本来はショートパス主体のチームだけに、今日だけを観れば30試合分位ロングボールを蹴っていた感じ・・・大袈裟か。
でもまあロングボールと書けば聞こえが良いが、実際はロングボールというより、自分のところにボールが回って来たら、あれこれ考えないでとにかく前に蹴り飛ばすだけ。味方に繋ぐのは二の次。蹴ったらどうなるか、どこでどうボールが留まるのか予測不能。極端な事を言えば運次第。だからもはやプロのサッカーから大幅にかけ離れた光景が90分。どの選手もボールキープなんか考えないで、前に蹴り飛ばす蹴り飛ばす。何かレッズに大昔、そういう外国人選手が居たな。クリアするだけのDF・・・。
呼んだ?
・・・まあこの人は右に置いておいて、いざボールキープなんてしようものなら、プレスがかかった途端に修羅場と化すような肉弾戦のボールの奪い合いで水遊び、もとい水飛沫の嵐となる。足下での細かい技術的プレーが一切不能な状態なのだから、ボールを持つ方としては転ぼうがどうなろうが死に物狂いでボールを守らなければいけないし、奪いに行く方としても足下が不安定なものだから、とにかく身体をぶちあてて行かなければボールなんて奪えないのである。こんなにバッチャンバッチャン肉弾戦を繰り返していて、まあ良く誰も怪我しなかったと思うし、特筆すべきは両チームともカードが皆無だった事だ。この試合一番の評価点は、そこかもしれない。
失点シーンと得点パターン。先ず失点の仕方が悪かった。あれは水溜まりとか関係無しに、意識が前がかりになっていて後を疎かにしていたところを、キーパー一本から衛藤に上手く裏に抜け出られてしまった。あの不安定なピッチでもラインを上げるだけ上げて、後ろを気にしなかったのは反省点だ。
得点パターンは、ショートパス不能でいつものサッカーが出来ない上に鋭いカウンターも期待できない以上、やはりフリーキックやセットプレーが重要になると思っていたし、実際にその通りになった。でもレッズは前半から10本以上のコーナーを得ていたのに、それが尽く得点に繋がらなかったのは問題かな。柏木の素晴らしい直接フリーキックが炸裂して同点に追い付いてくれたから結果オーライだけど、前半はコーナーからの得点を期待していただけに勿体なかった。
まあ今回は、特に内容は度外視。あの荒れたピッチでまともなサッカーを期待する方が大馬鹿であって、どんな形でも勝利が得られれば御の字な試合の典型こそ今回であった。対戦相手が最下位だとしても。
でもそんな中、興梠だけはしっかりボールを懐に収められるんだよな。こんな滅茶苦茶なピッチコンディションの状況でも、あれだけボールが収まるのには驚愕。どうしてこの選手が代表に復帰しないのか本当に不思議である。興梠は本当に心強い選手である。
ちなみにメイン北側の一部分だけ妙に水捌けが良くて、終盤だけそこでパスサッカーやっていたな(笑)
という事で、セレッソ戦の敗戦を引きずらず、悪天候と最悪のピッチコンディションを見事にはね除けての勝利。あの水上肉弾戦で観ている方が疲れた試合だったけど、もちろん実際に疲れたのは戦った選手たち。ここで幸か不幸か2週間の空きがあるのだから、先ずはしっかり身体を休めてほしい。
自分は、ビチョビチョになり寒くて寒くて、帰宅後すぐストーブを付けてしまった。もう1枚多く着て行けば良かったな。失敗。とにかく寒い。さあ暖かい風呂に入って、ザ・美酒の時間だ。
------
J1リーグ第27節 浦和2-1徳島
得点/33分・衛藤(徳)、41分・柏木(浦)、63分・那須(浦)
主審=廣瀬 格
観衆:23,294人
浦和レッズ2-1徳島ヴォルティス
~埼玉スタジアム2002
西川のゴールキック前に、何度も何度も必死に水を掻き出していた那須大明神様。最初、楽しそうに水遊びしているのかと思った・・・嘘です、ハイ。このおかげで西川が蹴りやすくなった・・・と思いきや、水を掻き出した後に蹴って2度もミスキックという・・・それはともかくとして、サッカーの神様は、そんな那須の献身的な行いをキチンと観ておられたのである。
見事な逆転決勝ゴール。しかもヘッドではなくて足でという、那須にしては珍しいパターン。あれ一瞬オフサイドかと思って、喜ぶ前につい線審の方に眼をやってしまったけど。
サッカーやっているのか、水遊びをやっているのか、訳がわからない試合だった。大型台風接近で昨晩から降り続く大粒の雨が、とんでもないレベルでピッチに水溜まりを作っていた。グラウンダーではすぐにボールが水に絡まり停滞してしまうのが目に見えていたから、レッズも徳島も序盤から最後まで、とにかく終始一貫ロングボール一本。特にレッズはロングボールより本来はショートパス主体のチームだけに、今日だけを観れば30試合分位ロングボールを蹴っていた感じ・・・大袈裟か。
でもまあロングボールと書けば聞こえが良いが、実際はロングボールというより、自分のところにボールが回って来たら、あれこれ考えないでとにかく前に蹴り飛ばすだけ。味方に繋ぐのは二の次。蹴ったらどうなるか、どこでどうボールが留まるのか予測不能。極端な事を言えば運次第。だからもはやプロのサッカーから大幅にかけ離れた光景が90分。どの選手もボールキープなんか考えないで、前に蹴り飛ばす蹴り飛ばす。何かレッズに大昔、そういう外国人選手が居たな。クリアするだけのDF・・・。
呼んだ?
・・・まあこの人は右に置いておいて、いざボールキープなんてしようものなら、プレスがかかった途端に修羅場と化すような肉弾戦のボールの奪い合いで水遊び、もとい水飛沫の嵐となる。足下での細かい技術的プレーが一切不能な状態なのだから、ボールを持つ方としては転ぼうがどうなろうが死に物狂いでボールを守らなければいけないし、奪いに行く方としても足下が不安定なものだから、とにかく身体をぶちあてて行かなければボールなんて奪えないのである。こんなにバッチャンバッチャン肉弾戦を繰り返していて、まあ良く誰も怪我しなかったと思うし、特筆すべきは両チームともカードが皆無だった事だ。この試合一番の評価点は、そこかもしれない。
失点シーンと得点パターン。先ず失点の仕方が悪かった。あれは水溜まりとか関係無しに、意識が前がかりになっていて後を疎かにしていたところを、キーパー一本から衛藤に上手く裏に抜け出られてしまった。あの不安定なピッチでもラインを上げるだけ上げて、後ろを気にしなかったのは反省点だ。
得点パターンは、ショートパス不能でいつものサッカーが出来ない上に鋭いカウンターも期待できない以上、やはりフリーキックやセットプレーが重要になると思っていたし、実際にその通りになった。でもレッズは前半から10本以上のコーナーを得ていたのに、それが尽く得点に繋がらなかったのは問題かな。柏木の素晴らしい直接フリーキックが炸裂して同点に追い付いてくれたから結果オーライだけど、前半はコーナーからの得点を期待していただけに勿体なかった。
まあ今回は、特に内容は度外視。あの荒れたピッチでまともなサッカーを期待する方が大馬鹿であって、どんな形でも勝利が得られれば御の字な試合の典型こそ今回であった。対戦相手が最下位だとしても。
でもそんな中、興梠だけはしっかりボールを懐に収められるんだよな。こんな滅茶苦茶なピッチコンディションの状況でも、あれだけボールが収まるのには驚愕。どうしてこの選手が代表に復帰しないのか本当に不思議である。興梠は本当に心強い選手である。
ちなみにメイン北側の一部分だけ妙に水捌けが良くて、終盤だけそこでパスサッカーやっていたな(笑)
という事で、セレッソ戦の敗戦を引きずらず、悪天候と最悪のピッチコンディションを見事にはね除けての勝利。あの水上肉弾戦で観ている方が疲れた試合だったけど、もちろん実際に疲れたのは戦った選手たち。ここで幸か不幸か2週間の空きがあるのだから、先ずはしっかり身体を休めてほしい。
自分は、ビチョビチョになり寒くて寒くて、帰宅後すぐストーブを付けてしまった。もう1枚多く着て行けば良かったな。失敗。とにかく寒い。さあ暖かい風呂に入って、ザ・美酒の時間だ。
------
J1リーグ第27節 浦和2-1徳島
得点/33分・衛藤(徳)、41分・柏木(浦)、63分・那須(浦)
主審=廣瀬 格
観衆:23,294人
2014年 J1リーグ第26節
セレッソ大阪1-0浦和レッズ
~ヤンマースタジアム長居
必殺の在来線で、やっと悪夢の大阪から帰還・・・。
あああああ、せっかく宇賀神と森脇のチャントがお披露目された試合だというのに。高橋峻希とアレックスのやつの使い回しだけど・・・。
スタジアムがネーミングライツ化しようが、去年やられた山口蛍が居なかろうが、やはりレッズにとって長居は鬼門なんだな・・・。
カカウという飛び道具にやられた。すっかり老朽化したと思っていたカカウ。しかし腐っても元ドイツ代表のワールドカップ戦士。ちょっと隙を見せた途端に、とんでもないミドルが飛んで来た。
かつてドイツ代表時代に応援していたカカウに、時を経て敵となって現れたと思ったら初対面試合でやられるとは・・・。恩を仇で返されるとはまさにこの事。らんらんフォルランをベンチ外までして背水の陣で臨んで来たセレッソ。セレッソはフォルランが居ない方が、攻撃が停滞しないでスムーズだったじゃないか・・・。
セレッソは前半に杉本だが誰かのドフリーヘッドがあった他は、極端な事を言えばカカウのゴールだけだったのに。
レッズは・・・首位の風格たるサッカー。成熟した完璧に近い高速パス回しと高精度ロングフィードでセレッソを手玉にとるように翻弄させていた。ゴールはすぐそこだった。ところが・・・あれだけ決定的なシュートを外しまくっては・・・がら空きのゴールは気持ち良い位に枠外だし、枠内に蹴ったと思ったら、弾道は尽くキーパー守備範囲もしくは正面。まあ入らない、というより決定力欠乏症が発症されてしまった。
やっているサッカーで何度も決定的なシュートまで持って行ったのだから、悪い内容ではなかったし、寧ろ素晴らしいレベルのサッカーをしていた訳だ。綺麗なサッカー。美しいサッカーを。ただ綺麗なサッカーや美しいサッカーをし過ぎた?もう少し泥臭く攻めるべきだった?それも一理あるが、今回に至ってそれは完全な結果論だろう。それと内容が良くても、ここまで来たら結果優先なのだ。勝てば官軍、負ければ賊軍。
ようは運が無かった。新潟戦で運を使い果たしてしまったのだ。でもせめて、最後の最後のFK場面、せめて壁に当てずに蹴ってほしかった。あれだけ時間をとって集中して集中して、さあ盛り上がりも最高潮に達した時に・・・壁に跳ね返されてクリアされて終了とかは萎える。あれ直前に森脇が敵と揉めて転んだからいけないんだ。あれでマルシオの集中力が散漫になった。そうじゃなきゃ絶対に壁を越えて枠内隅に決まっていた・・・はず。とりあえずパイナップル男のせいにしておこう。
そう考えて、こんな試合は一刻も早く忘れちまって、さっさと次節に気持ちを切り替えようじゃないか。性格的に諦めの悪い自分は普段、簡単に気持ちを切り替えようの類は余り思わない性格だが、今回に至っては無理にでも上記の考えを押し通す。本気で優勝する為には、1度の取りこぼし位でチマチマ後ろを振り返っている暇は無いのだ。
前を向け。戦いは続く。
と、ちょっとだけ後ろを振り返ってみたら・・・何か鹿さんの角がチラホラ見え隠れして・・・あ、いかんいかん、見なかった事にしておこう。前だけを見ろ!
後ろを振り返らず、ザ・ヤケ酒。
勝ったら「ふぐ」のはずが、負けたから質素に。千日前で8人も入れば満席のような吉田類も真っ青なL字カウンターだけのこじんまりした居酒屋。
何か常連さんメインの店で最初は「やってしまった」思ったのも束の間、ところがどっこい感じの良いマスターと、何故か香川出身の可愛いお姉ちゃん助手と、そして人懐こそうに話かけて来る何人もの大阪人と、サッカー談議に野球談議にお国談議に、最後は何故かじゃりん子チエ談議によるお好み焼き談議と、訳の分からない酔っ払いの会話が弾みながら、敗戦の大阪の夜は更けて行くのであった。なかなか良い雰囲気で気付けば遅くまで飲んでしまい、翌朝やや二日酔いに。
ちなみに今まで大阪で喰った”どて焼き”の中で、ここ店のは甘過ぎずしつこ過ぎず、それでいてコクがありと、一番美味かった気がする。
これで試合に勝っていたら尚最高だったんだけどなぁ・・・いかん、また後ろを振り返ってるじゃないか。アホか自分。前を向け!!
おまけ
戎橋のグリコは改装中と知っていたから、金龍ラーメンがてら果たして今どうなっているか見に行ったら・・・こんなんになっていた。
来年の大阪遠征までには、新しく生まれ変わっている事だろう。
------
J1リーグ第26節 セ大阪1-0浦和
得点/68分・カカウ(セ大)
主審=岡部拓人
観衆:22,936人
セレッソ大阪1-0浦和レッズ
~ヤンマースタジアム長居
必殺の在来線で、やっと悪夢の大阪から帰還・・・。
あああああ、せっかく宇賀神と森脇のチャントがお披露目された試合だというのに。高橋峻希とアレックスのやつの使い回しだけど・・・。
スタジアムがネーミングライツ化しようが、去年やられた山口蛍が居なかろうが、やはりレッズにとって長居は鬼門なんだな・・・。
カカウという飛び道具にやられた。すっかり老朽化したと思っていたカカウ。しかし腐っても元ドイツ代表のワールドカップ戦士。ちょっと隙を見せた途端に、とんでもないミドルが飛んで来た。
かつてドイツ代表時代に応援していたカカウに、時を経て敵となって現れたと思ったら初対面試合でやられるとは・・・。恩を仇で返されるとはまさにこの事。らんらんフォルランをベンチ外までして背水の陣で臨んで来たセレッソ。セレッソはフォルランが居ない方が、攻撃が停滞しないでスムーズだったじゃないか・・・。
セレッソは前半に杉本だが誰かのドフリーヘッドがあった他は、極端な事を言えばカカウのゴールだけだったのに。
レッズは・・・首位の風格たるサッカー。成熟した完璧に近い高速パス回しと高精度ロングフィードでセレッソを手玉にとるように翻弄させていた。ゴールはすぐそこだった。ところが・・・あれだけ決定的なシュートを外しまくっては・・・がら空きのゴールは気持ち良い位に枠外だし、枠内に蹴ったと思ったら、弾道は尽くキーパー守備範囲もしくは正面。まあ入らない、というより決定力欠乏症が発症されてしまった。
やっているサッカーで何度も決定的なシュートまで持って行ったのだから、悪い内容ではなかったし、寧ろ素晴らしいレベルのサッカーをしていた訳だ。綺麗なサッカー。美しいサッカーを。ただ綺麗なサッカーや美しいサッカーをし過ぎた?もう少し泥臭く攻めるべきだった?それも一理あるが、今回に至ってそれは完全な結果論だろう。それと内容が良くても、ここまで来たら結果優先なのだ。勝てば官軍、負ければ賊軍。
ようは運が無かった。新潟戦で運を使い果たしてしまったのだ。でもせめて、最後の最後のFK場面、せめて壁に当てずに蹴ってほしかった。あれだけ時間をとって集中して集中して、さあ盛り上がりも最高潮に達した時に・・・壁に跳ね返されてクリアされて終了とかは萎える。あれ直前に森脇が敵と揉めて転んだからいけないんだ。あれでマルシオの集中力が散漫になった。そうじゃなきゃ絶対に壁を越えて枠内隅に決まっていた・・・はず。とりあえずパイナップル男のせいにしておこう。
そう考えて、こんな試合は一刻も早く忘れちまって、さっさと次節に気持ちを切り替えようじゃないか。性格的に諦めの悪い自分は普段、簡単に気持ちを切り替えようの類は余り思わない性格だが、今回に至っては無理にでも上記の考えを押し通す。本気で優勝する為には、1度の取りこぼし位でチマチマ後ろを振り返っている暇は無いのだ。
前を向け。戦いは続く。
と、ちょっとだけ後ろを振り返ってみたら・・・何か鹿さんの角がチラホラ見え隠れして・・・あ、いかんいかん、見なかった事にしておこう。前だけを見ろ!
後ろを振り返らず、ザ・ヤケ酒。
勝ったら「ふぐ」のはずが、負けたから質素に。千日前で8人も入れば満席のような吉田類も真っ青なL字カウンターだけのこじんまりした居酒屋。
何か常連さんメインの店で最初は「やってしまった」思ったのも束の間、ところがどっこい感じの良いマスターと、何故か香川出身の可愛いお姉ちゃん助手と、そして人懐こそうに話かけて来る何人もの大阪人と、サッカー談議に野球談議にお国談議に、最後は何故かじゃりん子チエ談議によるお好み焼き談議と、訳の分からない酔っ払いの会話が弾みながら、敗戦の大阪の夜は更けて行くのであった。なかなか良い雰囲気で気付けば遅くまで飲んでしまい、翌朝やや二日酔いに。
ちなみに今まで大阪で喰った”どて焼き”の中で、ここ店のは甘過ぎずしつこ過ぎず、それでいてコクがありと、一番美味かった気がする。
これで試合に勝っていたら尚最高だったんだけどなぁ・・・いかん、また後ろを振り返ってるじゃないか。アホか自分。前を向け!!
おまけ
戎橋のグリコは改装中と知っていたから、金龍ラーメンがてら果たして今どうなっているか見に行ったら・・・こんなんになっていた。
来年の大阪遠征までには、新しく生まれ変わっている事だろう。
------
J1リーグ第26節 セ大阪1-0浦和
得点/68分・カカウ(セ大)
主審=岡部拓人
観衆:22,936人
2014年 J1リーグ第25節
アルビレックス新潟0-2浦和レッズ
~デンカビッグスワンスタジアム
僅か3日前、埼スタ激辛フェアで「残り物には福が」無かった男が、何と敵地ビッグスワンでは・・・もしかしたら試合よりこっちが目的の人の方が多いのでは?と勘違いさせられる大盛況の新潟和牛試食コーナーでは、何と列の最後の最後の試食者となってしまう。最後がレッズサポなんて、新潟サポの皆さん本当にごめんなさい。無料で喰う新潟和牛は最高でした。
みかづきイタリアン屋台では、シーフードカレーイタリアンの最後の1つをゲットする。
新潟名物で人気メニュー最後のひとつがレッズサポなんて、新潟サポの皆さん本当にごめんなさい。残りひとつのシーフードカレーイタリアンは最高でした。
・・・前節から本当に何しにスタジアムに行っているのかとの疑惑が浮上しても仕方がない事態だが、もちろん自分はスタジアムグルメ巡りをしている訳ではない!ただ今回はスタジアムグルメ最後の客2連チャンになるという運命の悪戯で、そのために実際の試合の前に運を使い果たしてしまったのではないかと不安に陥ったのであったが・・・。
それが杞憂に終わった実際の試合だったが、いやはや最近は前半20分前後にレッズが先制点を決めるパターンが多くなっていて、今回も時計の針が20分に近づくに連れて仲間に「そろそろ決める時間帯だぜ」なんて話していたら、何とまた22分に先制点という・・・これが偶然かどうかは別として、やっているサッカーがブレなければ、得点時間さえ似て来るというものなのだろうか。なんて冗談はともかくとして、誰だかわからなかったが絶妙のフィードから、タイミング良く斬り込んだ関根のダイレクトが興梠に見事に合った形。その関根を90分フルで使って結果が出たのも大きな収穫となった。
いやはや過密日程の温存策だろうが、平川と宇賀神をベンチからすら外して、関根と梅崎にする両サイド入れ替え大博打。ミシャさすがにやり過ぎだろうと危惧したが、それが運良く奏功した。結果的に。
結果的にというのは守備面で実に危うかったからで、後半早々の森脇の追加点までは何とか無理にでも保たれていた攻守のバランスが、その後から新潟の一方的ペースになった。いやそもそも前半から散々レオ・シルバを自由にしてしまうは、指宿の動きには後手を踏みまくってしまうわで、新潟には2度3度決定的な場面を作られていたのだから、バランスなんて表面的なものだったのかもしれない。西川のセーブや、敵が決定的なシュート場面で尽く枠を外してくれていたからこそ助かっていただけの話だった。運はあったという事だけど。
後半はセカンドボールすら奪えず新潟の攻撃を受けるだけ。尤も早々に興梠を下げて、李を残した事で前線でボールが収まらなくなり、青木や永田という守備の選手を次々投入したのだから、ミシャからしたら攻撃二の次で、2点差を守備固めで守ろうとしていたのは明白。だから新潟の再三の攻撃に晒される事を含めて、こうなる展開は想定内という事で端から覚悟の上だったのだろう。ようは攻められようが何だろうが、守備固めに入った以上は、死に物狂いで敵の攻撃を跳ね返せば良いだけでOKだったのだ。
結果論だし凄い都合の良い考えだが、それしか無かったのだと思う。それが守備を固めるという事なのだ。守るなら守る、攻めるなら攻めるで良いのだ。強いて言うなら、個人的には永田得意のフィードでカウンターが効いたら儲けものだと思ったが・・・。
まああからさまな守備固めで逃げ切る作戦が、優勝を狙う首位チームの選ぶ作戦なのかと批判されたら黙るしかないのだが。いや放っておいてくれ。サッカーに正解は無い。だから勝てば官軍であり、結果オーライな試合だったのは、自分が良くわかっているのだから。とにかく今は首位をキープしつつ1歩1歩優勝に近づいて行ければ良いのである。
贅沢新幹線待ち束の間のザ・美酒。
のどくろ一本焼き!美味すぎるが、何という贅沢!
こうやって新潟で贅沢した分、これで次の大阪は貧乏遠征決定だな・・・。
アルビレックス新潟0-2浦和レッズ
~デンカビッグスワンスタジアム
僅か3日前、埼スタ激辛フェアで「残り物には福が」無かった男が、何と敵地ビッグスワンでは・・・もしかしたら試合よりこっちが目的の人の方が多いのでは?と勘違いさせられる大盛況の新潟和牛試食コーナーでは、何と列の最後の最後の試食者となってしまう。最後がレッズサポなんて、新潟サポの皆さん本当にごめんなさい。無料で喰う新潟和牛は最高でした。
みかづきイタリアン屋台では、シーフードカレーイタリアンの最後の1つをゲットする。
新潟名物で人気メニュー最後のひとつがレッズサポなんて、新潟サポの皆さん本当にごめんなさい。残りひとつのシーフードカレーイタリアンは最高でした。
・・・前節から本当に何しにスタジアムに行っているのかとの疑惑が浮上しても仕方がない事態だが、もちろん自分はスタジアムグルメ巡りをしている訳ではない!ただ今回はスタジアムグルメ最後の客2連チャンになるという運命の悪戯で、そのために実際の試合の前に運を使い果たしてしまったのではないかと不安に陥ったのであったが・・・。
それが杞憂に終わった実際の試合だったが、いやはや最近は前半20分前後にレッズが先制点を決めるパターンが多くなっていて、今回も時計の針が20分に近づくに連れて仲間に「そろそろ決める時間帯だぜ」なんて話していたら、何とまた22分に先制点という・・・これが偶然かどうかは別として、やっているサッカーがブレなければ、得点時間さえ似て来るというものなのだろうか。なんて冗談はともかくとして、誰だかわからなかったが絶妙のフィードから、タイミング良く斬り込んだ関根のダイレクトが興梠に見事に合った形。その関根を90分フルで使って結果が出たのも大きな収穫となった。
いやはや過密日程の温存策だろうが、平川と宇賀神をベンチからすら外して、関根と梅崎にする両サイド入れ替え大博打。ミシャさすがにやり過ぎだろうと危惧したが、それが運良く奏功した。結果的に。
結果的にというのは守備面で実に危うかったからで、後半早々の森脇の追加点までは何とか無理にでも保たれていた攻守のバランスが、その後から新潟の一方的ペースになった。いやそもそも前半から散々レオ・シルバを自由にしてしまうは、指宿の動きには後手を踏みまくってしまうわで、新潟には2度3度決定的な場面を作られていたのだから、バランスなんて表面的なものだったのかもしれない。西川のセーブや、敵が決定的なシュート場面で尽く枠を外してくれていたからこそ助かっていただけの話だった。運はあったという事だけど。
後半はセカンドボールすら奪えず新潟の攻撃を受けるだけ。尤も早々に興梠を下げて、李を残した事で前線でボールが収まらなくなり、青木や永田という守備の選手を次々投入したのだから、ミシャからしたら攻撃二の次で、2点差を守備固めで守ろうとしていたのは明白。だから新潟の再三の攻撃に晒される事を含めて、こうなる展開は想定内という事で端から覚悟の上だったのだろう。ようは攻められようが何だろうが、守備固めに入った以上は、死に物狂いで敵の攻撃を跳ね返せば良いだけでOKだったのだ。
結果論だし凄い都合の良い考えだが、それしか無かったのだと思う。それが守備を固めるという事なのだ。守るなら守る、攻めるなら攻めるで良いのだ。強いて言うなら、個人的には永田得意のフィードでカウンターが効いたら儲けものだと思ったが・・・。
まああからさまな守備固めで逃げ切る作戦が、優勝を狙う首位チームの選ぶ作戦なのかと批判されたら黙るしかないのだが。いや放っておいてくれ。サッカーに正解は無い。だから勝てば官軍であり、結果オーライな試合だったのは、自分が良くわかっているのだから。とにかく今は首位をキープしつつ1歩1歩優勝に近づいて行ければ良いのである。
贅沢新幹線待ち束の間のザ・美酒。
のどくろ一本焼き!美味すぎるが、何という贅沢!
こうやって新潟で贅沢した分、これで次の大阪は貧乏遠征決定だな・・・。
------
J1リーグ第25節 新潟0-2浦和
得点/22分・興梠(浦)、50分・森脇(浦)
主審=村上伸次
観衆:28,303人
ようこそ!!
☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
ツイッター↓
@gyakusyuu からのツイート
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
12 | 13 | 14 | 16 | 17 | 18 | |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
最新コメント
[01/25 커피머신렌탈]
[01/25 수원 야간진료]
[01/24 Scottthept]
[01/24 판촉물제작]
[01/24 수원추나요법]
最新トラックバック
最新記事
(01/15)
(01/11)
(12/31)
(12/11)
(12/09)
カテゴリー
リンク
【相互リンク大歓迎受付中!!】
プロフィール
HN:
うえ
性別:
男性
自己紹介:
埼玉県富士見市在住
レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
アーカイブ(最新5ケ月分)
ブログ内検索