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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2015年 天皇杯・準々決勝
ヴィッセル神戸0-3浦和レッズ
~ヤンマースタジアム長居

1ヶ月も試合間隔が空くと、もはや別シーズンに思えてしまうのだから堪らない。本当にこの糞日程はどうにかならんものか・・・。
そして当然、こうなると魔の中弛みが心配されるところだったが、さすがに2週間という中途半端な中断期間と違って、1ヶ月ともなると、気持ちも体力もリフレッシュされるものなのか。

苦手=神戸のイメージは、今季セカンドステージの大量点に続いて、今回の3得点で払拭されただろうか?
それとも、今回の大勝劇は、李の発奮猛アピール姿勢が招いたものなのだろうか?
今時通ってしまう方が珍しい、小野伸二張りの絶妙で綺麗なスルーパスを通して興梠の先制点を演出したかと思えば、今度は柏木のスルーに連動して見事なゴールを叩き出す。前半の早い時間帯、短時間でこれだけ完璧なプレーを披露する辺りは・・・。

李は2年契約の2年目。つまり今季一杯なのだが、果たしてその先は、どうなっているのだ?過去2年間の成績だけを見れば、決してコストパフォーマンスが良いとは言えない。いや寧ろ悪いと言った方が正しいと思う。普通のクラブチームならば契約延長は難しいレベルであるのは間違いないのだが、レッズは色々な意味で普通じゃないクラブチームだし、監督が極端に息子を抱えたがる人だから・・・。
だいたい李自身に波があり過ぎで、全然駄目な時が長く続いたかと思えば、たまに今日のように突如覚醒したかの如く大活躍するものだから、それが判断の悩みどころなんだよなぁ・・・。

それはともかく、今回の大勝劇は、李のおかげと、そして神戸の三原が前半からイエロー2枚で退場してくれたおかげ。ただせっかく数的優位になったのに、そこから一方的に攻めているようで、畳み掛けるような攻撃にならないで1点がやっとのところが、良い意味でも悪い意味でもミシャレッズといったところだ。もちろん神戸のカウンターを警戒すると公言していた以上は、無理に攻めない方法が得策ではあったはずなのだが。

関根と相馬のマッチアップが面白かった。現レッズの関根が、元レッズの相馬を前後半に渡りドリブルで翻弄する。特に前半に見せた相馬を左右に激しく揺さぶりながら完璧に抜き切ったシーンは身震いした。
神戸は左翼が相馬。右も後半から高橋。こうなると両チームのサイドが、現レッズ対元レッズになるから面白かった。加えて神戸のキーパーは徳重だし。

しかしミシャは相変わらずなんだな。後半まだロスタイムを加えて25分以上残っているのに、そこでまた必殺の2枚代えで交代枠を使い切ってしまう。
そりゃ3―0な上に相手が1人退場済みならば、いくらかギャンブル要素は軽減される事はされるが、とはいえ、過去の試合からまったく学ばないミシャらしく、今回も以後に発生するかもしれないアクシデントなど一切考えない。しかもそういう時に限って阿部が痛めて起き上がれなくなる。
冷や汗ものだ。今回はその阿部がしばらくして復活してくれたから事なきを得たが、もしそうではなかったら大変な事になっていたかもしれない。
こういう部分は結果論ではなく、完全に監督のリスクマネジメント能力が左右する。それを相変わらずワンパターンなギャンブル采配を続けている以上、本当の強さと組織は作れないだろう。
対して、大きなビハインドを抱えている上に数的不利な状態の神戸が、結局最後まで交代枠を残していたのも不思議だった。

これでベスト4。嗚呼、そんな中で29日が仕事納めで昼から納会。もうどうにかしてくれ。今年は会社が邪魔して全然天皇杯ではスタジアムに行けないじゃないか!今日だって仕事が無ければ当然ながら大阪に行きたかったのに。もちろん帰りは18禁切符で。
準決勝にも行けない身としては、元日の決勝だけが頼みの綱となる。もちろん決勝のチケットは確保済み。だけら、だから何とか準決勝も勝って、自分をスタジアムに行けるようにしてくれ・・・。

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天皇杯・準々決勝 神戸0-3浦和
得点/22分・興梠(浦)、25分・李(浦)、44分・宇賀神(浦)
主審=扇谷健司
観衆:10,488人



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2015年 Jリーグ チャンピオンシップ・準決勝
浦和レッズ1(延長)3ガンバ大阪
~埼玉スタジアム2002

15.11.28CS準決勝
キックオフ前は勝つ気満々だったチャンピオンシップが・・・



結局・・・





15.11.28CS準決勝敗戦 結局のところ、ここまでしても、どうやっても、この期に及んで、絶対に絶対に勝たなければいけない試合に、やっぱり勝てないんだな・・・。
同じ監督で何年やろうとも、毎年毎年有力選手を沢山補強しようとも、最後は決まって大事な試合を尽く落としてしまう。この驚異的な勝負弱さは、もはや病気レベル、それも不治の病レベルと言っても過言ではないだろう。サッカーが優勝を狙うのではなく、勝負弱さを競うスポーツだったら、レッズは間違いなくタイトルホルダーとなったであろう。まあそんなスポーツがある訳が無いから、この際どうでも良い話なのだが。いや、もう、そんなくだらない冗談でも言わないと、本当にやりきれんという事さ。

悪い試合はしていなかったと思う。前半からお互いに長所を消し合いつつ、それでも自分たちの長所を生かしたサッカーで、それぞれのチームの持ち味が出ていた高レベルのサッカーをしていたと思う。
そしてこういう、負けたら終わりの試合こそ、ひとつのミスが命取りになるように、単純なパスミスから失点してしまうのもレッズらしいし、そしてミスを見逃してくれないのもレベルの高いチーム同士が当たるからこそ。それでも同点に追い付くのも、絶対に勝たなければいけない、負けたら終わりという極限の意識のもとにサッカーをやっているからこそだろう。だからこそ、90分通して良い試合をしつつ1-1で延長戦に入ってしまったのだと思う。
思えば前回レッズが出場した2004年のチャンピオンシップだって、第1戦アウェーで0-1とリードされたところを、第2戦ホームで一度は同点に追い付いて1-1での延長戦だったではないか。それを、歴史は繰り返すとでも言うのか・・・。

集中力が切れた訳ではないと思いたいんだが、ガンバがチョンボパスしてオウンゴールかと思われたのがポストに当たり、そこから一転してバイタルまでボールを持ち込まれる訳だから、あの瞬間はもう何が何だかわからなかった。一瞬の隙なのか何なのか、あの瞬間だけは上手く表現出来ない。いや、したくもないけど。
集中力が切れたのは、そこからだったと思う。ショッキングな展開からの失点で、それまで張り詰めていた神経がブッツン、一気に瓦解してしまった。3失点目は、そういうパターンの失点であったと思う。

延長戦を考えているのか疑問に思えたミシャの交代采配。相変わらずと言ってしまえばそれまでではあるが、先ずはそれを加味した上で、90分のみならず、120分を走り抜いた選手には、本当に頑張ってくれたと言いたい。だからこそ負けても拍手が出た訳だ。皆、痛い程わかっている。でもね・・・

これ本当は言いたくないんだけど、それでもあえて言うけど、どんなに走っても、どんなに痛んでも、それで最後に負けてしまったら、全てが無駄になってしまう。それが次に繋がるリーグ戦とは違う、一発勝負の試合の悲しさ、そして虚しさなのである。

3位ガンバに年間勝ち点で大きく引き離してのファーストステージ覇者であり年間2位だったレッズが、そんな相手に延長で敗れる。絶対に勝たなければいけない大事な試合になると絶対に勝てない、ガンバに勝てない。
このチームが、同じ監督のまま勝負強いチームに変貌するには、一体どんな方法があるのだろうか。誰か教えて~。

ってか、未だ勝っていない内から、来週の水曜はどうやって仕事を切り上げて埼スタに行くか、そして何とか広島に行けるかどうかを模索していた自分がバカみたいだ・・・まだ何も手に入れていない内からそんな事を考えているから負けてしまったのだろうが、とにかくこれで計画の全てが無駄になった・・・。

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Jリーグ チャンピオンシップ・準決勝 浦和1延長3ガ大阪
得点/47分・今野(ガ大)、72分・ズラタン(浦)、118分・藤春(ガ大)、120+1分・パトリック(ガ大)
主審=松尾 一
観衆:40.696人



2015年 J1リーグ 2ndステージ 第17節
浦和レッズ5-2ヴィッセル神戸
~埼玉スタジアム2002

15.11.22ホーム最終戦、勝利途中に天皇杯があったとはいえ、リーグ戦だけを考えれば、試合を2週間も空けると前回とは全く別のチームになるレッズ。さあ今回は、順番からすれば前節の川崎戦から、逆に良い意味で別のチームになっている筈なのだった。その予想がピタリと当たったかどうかは知らんが、川崎戦の前のFC東京戦の時の、前半立ち上がりから電光石火のゴールラッシュチームになっていた。カウンターがハマりまくったと言えばそれまでなんだけど、内実は、立ち上がりから両チームともボールが足に着かず、暴れたサッカーの中で、ボールを奪ったレッズは、自身も『あわよくば』的なダイレクトプレーを繰り返した結果、何れもゴールに繋がった感はあった。ただしそれに至るプレーは、個人能力の高い選手を揃えるレッズのチーム編成が生んだ連携力無くしては語れないのも事実だが。
まあ、カウンターが不得意なミシャサッカーに、簡単にカウンターゴールを許しまくる神戸の守備は大丈夫なのか?しかも守備の要の北本は前半早々に退いちゃうし。
と、敵の守備に余計な心配をしていたら、レッズとて散漫な守備から2失点している訳だし、永田があんなとこでボールを失う大チョンボなんて、もうレッズらしいと言うしかない。これ本来の3バックの内、那須も森脇も欠場したから、とは全く関係無いレベルだ。だからって永田と加賀をこれ以上どうこう言う訳ではないけどさ。

でも、書いてしまってから言うのも何だけど、今回は内容なんて二の次だったのさ。広島を抜いて年間最多勝ち点チームになるためには、とにかく勝利という結果のみ求められていた訳だから。そしてチームは、その結果を出してくれた。それも大量得点という喜ばしい内容とともに。

問題は、・・・広島も勝ってしまったという事だよな。それも広島も大量得点で。但しあっちは無失点で。そこがレッズとは大きく違う部分・・・。
嗚呼これでレッズはチャンピオンシップを準決勝から戦う事になってしまった。これをポジティヴに捉えるならば、また2週間空いて、法則から行けば次は悪いチームになるはずのレッズが、1週間だけ空くから今回のチーム状態を維持できると・・・そんなレベルでボジティヴ感を出していて良いのだろうかという疑問はあるが、それでも今は切にう願いたいところだ。ただ問題は、次の相手が当初予定していた相性の悪くないFC東京ではなく、苦手なガンバになっちまったという事だが・・・。

鈴木啓太退団セレモニーという事で、鈴木啓太16年間レッズで大変お疲れ様。ちょっと奥さんがフライングしちゃった部分はあったが、退団セレモニーで自分の口から直接引退宣言をしてしまうなんて、もう啓太らしいと言う他はない。
不整脈が無かったらとか、別チームでもプレーをしてほしいというものも含めて意見は様々だが、移籍が当たり前なプロサッカーの世界に於いて、自分はひとつのチームだけで現役を全うする選手が生まれるのは大変喜ばしい事だと思っているから、今回啓太がレッズ一筋でプロ生活を終えた事に付いては、もう安堵の気持ちで一杯なのである。
レッズで愛され続けた啓太は、これからもファン・サポーターの心の中で”生涯レッズ”の選手であり続けるのである。クラブにとって、それが大きな遺産となるのである。福田や暢久がそうであったように、啓太もまた、そういう存在になったのである。これを喜ばずして何としよう。

時に自分は啓太を、元イタリア代表のトンマージに思い被らせていた。あのトッティは後ろにトンマージが居たからこそ、あれだけの成功を収めたとも言われている。そして今日「自分は上手い選手ではない」と啓太は言った。確かにそうだったかもしれない。でも啓太は、そういう上手い選手を後ろから献身的に支える素晴らしい選手であった。これまでレッズで上手い選手は、啓太が居たから上手い選手であったと思う。

でも、自分は啓太の上手いプレーが一番印象に残っている。レッズがJ1復帰を決めた後に駒場で行われた天皇杯ホンダロック戦、プロとして初のピッチに立った啓太は、目の覚めるような豪快なミドルシュートを決めた。そして飛び上がり両腕を天に突き出して渾身のガッツポーズで大喜びしていた。その姿が目に焼き付いている。思えば啓太の伝説がそこから始まったのである。もちろんあの時点で、誰がこの選手が日本代表でキャプテンマークを巻くまでに成長すると思っただろうか。
繰り返すけど、16年間レッズでのプロ生活、本当にお疲れ様。そして、生涯レッズの選手で居てくれた事に、感謝。

15.11.22ザ・反省会
で、チャンピオンシップと天皇杯は残っているけど、リーグ戦は終了という事で高齢の浦和でのザ・反省会である。

皆さん、とりあえずリーグ戦お疲れ様でした。そしてチャンピオンシップも頑張りましょう。





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J1リーグ2ndステージ第17節 浦和5-2神戸
得点/2分・武藤(浦)、19分・李(浦)、13分・柏木(浦)、26分・石津(神)、65分・森岡(神)、77分・青木(浦)、84分・梅崎(浦)
主審=高山啓義
観衆:52,133人



2015年 天皇杯4回戦
FC町田ゼルビア1-7浦和レッズ
~熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

何とか熊谷へ行けるように画策したものの、結局は仕事が立て込んで行けずじまいになった(泣)
そんな訳で熊谷まで行かれた皆さん、お疲れ様でした。

そんな人達へのご褒美と言わんばかりのゴールラッシュ炸裂で、でもレッズよりも更に遠目の開催地を設定されてしまった町田には無慈悲な虐殺ショー・・・。とはいえ町田はJ3とはいえ、現在J2昇格争いをしているチームだけに、何時のことを蒸し返す訳ではないが、例え地域リーグが相手でも負けてしまうレッズというチームにとっては、その町田は決して侮れないチーム・・・だと思っていたら、予想に反して大量得点を積み重ねたのはレッズだった。

先発は阿部と梅崎を除けば控え組。先ず何が恐ろしいって、試合勘からして心配な橋本、永田、加賀のお三方による最終ライン。この3人組では場数を踏んでいない状態、ぶっつけ本番と言っても過言ではない急造3バック。失礼を承知で言うけど、J1相手ならば確実に崩壊していても不思議ではないところ。でもそこは相手がJ3、と思っていたら、攻め込まれると結構危ない場面が多くて、平気で危ない位置でボールを持たせてしまうとか、スルーパスは通されるわ、裏街道までやられるわで・・・でも相手が相手だから何とか凌いで1失点で済んだけど、やはり急造3バックは最後まで急造3バックのままであった。

それにしても、移籍前は左ウイングバックの方のイメージが強かった橋本。もちろん左ストッパーも可能だからこそ今回はそこで使われた橋本だったが、それが前半から移籍後初ゴールやアシストなど、これまでベンチウォーマーだった鬱憤を晴らすかのような大車輪の活躍。ならばもっと早く起用してあげれば良かったのに、とは思うが、まあそこは相手が相手だったからという現実は忘れてはいけない。それを踏まえた上でも、活躍する姿を見るのは嬉しいし、その反面で移籍話も浮上しているのだから、活躍したのに何だか悲しくなってしまったのは自分だけではないはず。試合後のヒーローインタビューも、どことなく違和感があったし・・・。
そしてこれは橋本に限った事ではなく、控え組がこの時期に活躍する姿を見ると、繰り返すけど嬉しい反面で、「来年はこの控え組の中で、どれだけの選手がレッズに残っているのだろう?」という淋しい気持ちにもなってしまう。そりゃ本当は今だからこそ、そんな事を考えてはいけないのかもしれないが、それでも人間だから、どうしても先の事を考えてしまう。中村祐也がいつの間にか町田の選手になっていたけど、何れレッズの選手も、こうして対戦相手になってしまうのかなと考えてしまうのであった。

えーごめんなさい。せっかくの大勝の後なので、これ以上の暗い話はやめよう。
とりあえず、相手が相手なのに守備が怪しかったのはひじょうに気になったが、攻撃面では相手が相手だけに、キッチリと大量得点で勝ったのだから文句なしさ。
石原もようやく復帰して来たのだから嬉しかった。その石原はこれで次の最終節とチャンピオンシップに間に合った事になる。こうなれば次に期待する事はひとつ。今日は橋本が移籍後初ゴールを決めたけど、次は石原の移籍後初ゴールが見たいぞ。

おまけ
ちなみに自分、他チームのエンブレムってほとんど気にしないんだけど、町田のエンブレムだけは昔から何故か格好良く思っていて好きなんだよね。丸の中にZみたいな好対照さが好きなんだけど、とにかくシンプルかつインパクトある造りになっているところが自分好みなのであった。

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天皇杯4回戦 町田1-7浦和
得点/30分・橋本(浦)、32分・李(浦)、45+2分・関根(浦)、50分・平(町)、65分・阿部(浦)、69分・高木(浦)、75分・興梠(浦)、90+2分・関根(浦)
主審=飯田淳平
観衆:5,505人



2015年 J1リーグ 2ndステージ 第16節
浦和レッズ1-1川崎フロンターレ
~埼玉スタジアム2002

15.11.7ホーム川崎戦ドロー スウィーツ祭りどころの騒ぎじゃなかった(まあ当然ながら買わないから良いんだけど)。仕事が立て込んでスタジアムすら行けるか行けないかの瀬戸際、タイムリミットギリギリに会社を逃げ出して、何とかキックオフ10分前にゴール裏に着いたのは良かったけど・・・

だからこのチームは、2週間置きに試合すると駄目なんだよ。すぐ別のチームになっちゃうんだから。前節の勢いは、2週間は保たない。つまり2週間もモチベーションは保てない。レッズとは、そういうチームだ。鉄は熱い内に打てという言葉があるが、レッズがまさにそれだ。2週間も空いたら、それこそ脳味噌が冷えて気持ちが萎んでしまうのだった。

なので2週間前の試合と違って、実に落ち着いた試合運びの前半、まあそれが良かったのか、興梠も実に落ち着いて先制点を叩き出したまでは良かったけど、その後に追加点のチャンスで決めきれないまま、徐々に川崎の反撃体勢。
あれ、あんな中央からドフリーでシュートを撃たす守備もザルだし、撃った森谷をほめるべき上手いシュートでもあったけど、レッズはああいう場面で枠にシュートを飛ばせる選手が少ない中で、良くもまあ、あんなに上手く枠を捕らえられるものだと感心してしまう。それも日本代表正キーパーが守るゴールマウスに。まあその西川がボールを地面に叩きつける程だったから、本人も相当守備陣にお怒りモード+上手いシュートを決められての二重に悔しい失点だったのだろう。そうでなければ、あんな温厚でいつもニコニコしている西川が、ボールはお友達な大切なボールを地面に叩き付けるはずがないのだ。
ちなみに地面にボールを叩き付けると、普通なら反スポーツ的行為で確実にイエローを喰らう。だからヤバイ!と思って村上主審を観たら・・・ところが西川がボールを叩きつけた瞬間、主審は明後日の方向を向いていて全く気付いていなかった。それでも副審が見ていたような気もするが、まあ気付いていなかったのだろうという事にしておこう。
それより宇賀神に出たイエローの方が意味不明。宇賀神は何か主審に文句でも言ったか?

後半お互いにバイタルエリアまで頻繁に攻め込むも、そのお互いがゴール前で手数のかけ過ぎ。両方とも日本式パスサッカーだからそうなるんだけど、まあミシャレッズは元からそういうチームだし、川崎は大久保が居ないからか強引さというかゴリゴリ感が無く、それでも決定的チャンスは川崎の方が作っていた上で、レッズは川崎が縦に攻めると付いて行けなくなっていて、やはり最後は西川様々で失点せずに済んだのだった。なので西川は、ボールを地面に叩き付ける良くない行為を差し引いても余りあるスーパーセーブ率なのであった。

ってか言いたくないけど、またこの時期に結局は勝てなくなる失速パターンじゃないか、これ。前節は勝利は勝利だったけど、ぶっちゃけ実に怪しく一歩間違うと同点や逆転されていた内容だっただけに、それで今回も勝てなかったとなると、やはり失速癖は治っていなかったという事になってしまう。またやっちまってる感が実に満々・・・。

まあいいや。広島が勝ってしまったとか、もう今更どうこう考えても始まらない。泣いても笑っても2週間後の神戸戦で年間順位が決まってしまうのだから。とにかく最後に勝って、その上でチャンピオンシップに臨むだけだ。
ってかその前に、また次節まで2週間も空くってのが実にふざけていて腹が立って来るんだけど、本当にこのJリーグのバカ日程の組み方はどうにかならんものか?まあ、2週間空くと別のチームになるのがレッズだから、それが2週間後に良い方のチームになってくれるかもしれない。

と思ったら、来週は天皇杯があるのね。シードもシードのレッズだからすっかり忘れていたけど、でもまた何が腹立つって、どうして平日ナイターをレッズサポにとっても町田サポにとってもますます遠くなる熊谷で開催するのかという・・・。そりゃ天皇杯の始めの方では良く熊谷が使われるパターンではあるけど、それは土日開催の時がメインであって、何も平日ナイター開催で熊谷開催って、サッカー協会は行く方の都合や集客の事を全く考えていないのか。しかもあそこ駅からだとバスは並ぶわ徒歩だと50分かかるわ、おまけに公園の周囲に駐車場は少ないし・・・その前に車で行くのだって時間かかるし・・・まともに仕事をしていたら全然キックオフに間に合わない・・・ので、11日はパスかな・・・。

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J1リーグ2ndステージ第16節 浦和1-1川崎
得点/28分・興梠(浦)、44分・森谷(川)
主審=村上伸次
観衆:46,597人



2015年 J1リーグ 2ndステージ 第15節
FC東京3-4浦和レッズ
~味の素スタジアム

15.10.24アウェーF東京戦勝利 後半ロスタイム、最後の猛攻喰らって決定的なシュート撃たれた時、正直、嗚呼終わった、と思った・・・ら、西川が、そしてまた西川が・・・。今更ながら、もはや神と言うべき領域に達しているぞ、西川・・・。

去年のバカ試合が未だに脳裏に焼き付いているためか、早い時間帯に3分間隔で立て続けに2点も先行した時点で、逆に何か嫌な予感が走ったのである。
でも、まさか、また今年もそうなる訳はない・・・筈が、筈が、案の定というか、僅か2分後に東に簡単に裏を取られて1点返されるという・・・。
あれ?このパターンはちょっと不味いのでは?と、思ったものの、その不安を関根の3点目が払拭。さらに槙野が技ありシュートで駄目押し点!・・・普通ならば、ここで素直に”安全圏”と捉えるだろう。
しかし・・・素直ではない自分は、この時点でさえ、安心していなかった。寧ろ、ここからが気が緩む領域であり、逆にヤバいのでは?と思ってしまったのである。
サポーターが選手を信じてあげないと、それがモロに伝わってしまうもので、その心配通り、あれよあれよと1点差まで迫られて、そして話は冒頭の後半ロスタイムに戻るのである。

なんて永遠ループしている場合ではないが、とりあえず勝ったから良かった、というか本当に冷や汗ものの超安堵の勝利になった訳だけど、このチームは本当に落ち着きが無いものだから、いくら先制しようと、いくら大量リードしようとも、どこかでたまにこういうバカ試合を展開してしまう。
だいたい余裕で2点3点とリードしているんだから、普通であればもう欲はかかずに、しっかり守ってカウンター狙いで良いじゃんとなるんだけど、それが普通じゃないものだから、そこから先も平気で前がかりになっては守備が疎か、というか守備なんて頭の何処かに追い遣られ、逆に敵に押し込まれては失点してしまうんだよな、これが。レッズとガンバの違いは、ここなんだよ。

とはいえ今回の内容は”ミシャサッカー”に拘らないで、ワイドにサイドチェンジも積極的と、途中までは緩急つけたサッカーで東京を圧倒していた。これが出来ている時だと強い。おまけに糞審劇場にも負けず、そしてその上で4点取ったのは大きな評価。
その一方で、3失点の内の2失点は、守備のチームならば防げる範囲だと思う。ところが簡単にやられているところが、レッズが守備のチームではない故の悲しさなのである。最後は必死にクリアするだけ。何処がキーパーから繋ぐサッカーなのか完全に不明なほど。蓋を開ければこのサッカーは、劣勢に回ればそれしか手が無いのだから仕方がない。もう何度見た光景か。それで何とか逃げ切れたから良かったけど、本当に心臓に悪い。心臓が幾つあっても足りない。

おまけに森脇がついに警告累積で次節出場停止かい。リーグ戦はここからまた2週間も空く訳だから、事と次第によってはかなり長いお休みになってしまうぞ。まあ天皇杯に出ると思うけど。その天皇杯で啓太を出してほしいね、是非。
でもこの試合してはまた2週間空きとかを繰り返すリーグ日程、いい加減にどうになならないものか。レッズは平気で中弛みするチームだから、これをやられると本当に調子が狂うんだよね。まあナビスコ敗退した自業自得な面はあるんだけどさ・・・。

余談だけど、何時の間に獲得していたのか、東京のキーパーのブラブラ何とかという舌を噛みそうな名前の・・・ブラダ・アブラモフ・・・ブとラが2つもあって実に言い難いんですけど・・・。

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J1リーグ2ndステージ第15節 F東京3-4浦和
得点/11分・柏木(浦)、 14分・武藤(浦)、16分・東(F東)、27分・関根(浦)、62分・槙野(浦)、74分・高橋(F東)、84分・高橋(F東)
主審=佐藤隆治
観衆:38,952人


ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第38節 浦和0-0新潟 ・・・次の試合/J1リーグ第1節 神戸-浦和(ノエビアスタジアム神戸=2月15日14:00キックオフ)


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レッズと酒に生きる。
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