浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2018年 J1リーグ第3節
V・ファーレン長崎1-1浦和レッズ
~トランスコスモススタジアム長崎
高速バスで大阪まで行き、そこから贅沢新幹線で博多まで、そして博多から特急かもめで諫早へ。意地でも飛行機を使わないのである。
こうして降り立った諫早では、子供達のハイタッチに始まり、スタジアムへ通じるV・ファーレンロードでは、お茶は貰うは、トマトは貰うは、甘酒も貰うわで、現地の方々から熱烈歓迎モードで至れり尽くせりのおもてなしを受けるのであった。
こうして歩く事25分・・・
♪は~るばる来たぜトランスコスモススタ~!
うーむ、なかなか綺麗なスタジアムではないか。天候もバッチリだし、スタジアム横の定食屋では値段の割にボリューミーなカツ丼を喰い(早速出た、地元の名物とは全然関係ない物を喰う病)準備万端!さあ勝つぞ!と意気込んで臨んだまでは良かったが・・・、
マジかよ。長崎にまで勝てんのか。いや長崎にまでと言うのも相手には失礼だけど、でも初めてJ1に昇格したばかりで、しかもメンバー構成の戦力差を見ても、これ絶対に勝たなければおかしな話だろうに。しかもまたブーイング発生しとるし。
決して油断していた訳ではないと思うし、長崎は引いて相手にボールを持たせてカウンター狙いなのは端からわかっていた事だし、かなり粘りのあるチームである事は確かであった。でもね、いくら何でも戦力差。これだけ搾って見ても、この面子でドローが精一杯なのね、今のレッズは。
守備は危なっかしい部分はあれど不運なPK1失点。敵のカウンターを喰らってもミシャサッカーに比べたら対処は出来ていたよ。最近調子を欠いているマウリシオ大先生、ファンマとの髭対決、序盤はそのファンマがファール覚悟でガツガツ来て奪われたり抜かれたりする場面があったが、そこから今度はマウリシオの眼が慣れて守れるようになって来ると、ファンマがマウリシオにファールを連発し出しすなど、この髭対決はなかなか見応えがあった。というか長崎はラフなファールが多過ぎ。そこにカードを出さないレッズの天敵・西村クオリティも相変わらず。
相変わらずといえば攻撃も相変わらずで、水曜の記事で名古屋戦は参考にならないと書いた通り、やはり引いた相手からは得点が奪えないママ。攻撃に組織的連動が無いものだから選手の動きはバラバラで、何をしたいのかよくわからない攻撃なのである。それを代表するように名指しで言ってしまうと、マルティノスは一旦レギュラーから外した方が良いな。相変わらず独り善がりなプレーは完全に攻撃のブレーキになっている。機能していない武藤をフルに使う意図もよくわからんし。この両ウイングは総取り替えしてくれ。
流れから点が奪えない。セットプレーからの1点がやっと。まあセットプレーからでも追い付いた点はマシかもしれないが、それって上位チーム相手に言える事であって、今回の相手は繰り返すけどJ1に初めて昇格したばかりで戦力差も歴然の相手だからね。
それと柏木キャプテンよ、後半ロスタイム最後のプレー、時間が無いのだから最後にゴール前に放り込めば良いものを、サイドの深い位置に貼っていた遠藤に超乱暴なパスして最後のチャンスがフイに。あのなぁ・・・!!
やはり駄目でしょう、このサッカーでは。守備をしっかりしたい。攻撃はポゼッションしたい。でも基本攻撃の形が無い。だからこれでいくらポゼッションしようが、そこからの形が無いんだから無理だっちゅーの。個人に頼りたくても頼みの綱のマルティノスはあの空回りっぷりだし、興梠もキツキツだし。あれもやりたいこれもやりたいのは無理。このシステムだと残留争い確実だわ。まだ3節だけど先は見えている。
堀よ、攻撃のやり方を見直してくれ!このシステムはやめて、3バックに戻した上で、システムを再構築してくれ!それが出来ないのならば、ならば、フロントよ、動け!本当に、本当に、このまま行ったら、最悪の事態に陥るぞ!まだ間に合う内に・・・!
と、そんな試合だったのに、試合後の高田社長のアナウンスに癒されたり、その高田社長が「長崎方面に帰る人は西諫早駅へ。先着五百名にV・ファーレンポスターをあげます」と言うから、ポスターはいらんけど浦上で降りるから西諫早駅へ行ったら、西諫早には百人位しか行かずポスター超余りまくりで、配っていた中学生から「余っていて沢山あるから貰って!」とせがまれ、レッズサポなのにV・ファーレンポスターを貰ってしまうのであったとさ。
そしてまあ、電車が来ないこと来ないこと・・・。
思案橋の外れの居酒屋でザ・やけ酒である。
長崎まで来てお通夜状態になっている我々に、店員の姉ちゃんとオバチャンが優しく接してくれるのであった。お刺身サービスしてくれたし。最後に「また来てね~待っとるけんね」と、長崎は人情も厚く、長崎弁も癒されますなぁ。
V・ファーレン長崎1-1浦和レッズ
~トランスコスモススタジアム長崎
高速バスで大阪まで行き、そこから贅沢新幹線で博多まで、そして博多から特急かもめで諫早へ。意地でも飛行機を使わないのである。
こうして降り立った諫早では、子供達のハイタッチに始まり、スタジアムへ通じるV・ファーレンロードでは、お茶は貰うは、トマトは貰うは、甘酒も貰うわで、現地の方々から熱烈歓迎モードで至れり尽くせりのおもてなしを受けるのであった。
こうして歩く事25分・・・
♪は~るばる来たぜトランスコスモススタ~!
うーむ、なかなか綺麗なスタジアムではないか。天候もバッチリだし、スタジアム横の定食屋では値段の割にボリューミーなカツ丼を喰い(早速出た、地元の名物とは全然関係ない物を喰う病)準備万端!さあ勝つぞ!と意気込んで臨んだまでは良かったが・・・、
マジかよ。長崎にまで勝てんのか。いや長崎にまでと言うのも相手には失礼だけど、でも初めてJ1に昇格したばかりで、しかもメンバー構成の戦力差を見ても、これ絶対に勝たなければおかしな話だろうに。しかもまたブーイング発生しとるし。
決して油断していた訳ではないと思うし、長崎は引いて相手にボールを持たせてカウンター狙いなのは端からわかっていた事だし、かなり粘りのあるチームである事は確かであった。でもね、いくら何でも戦力差。これだけ搾って見ても、この面子でドローが精一杯なのね、今のレッズは。
守備は危なっかしい部分はあれど不運なPK1失点。敵のカウンターを喰らってもミシャサッカーに比べたら対処は出来ていたよ。最近調子を欠いているマウリシオ大先生、ファンマとの髭対決、序盤はそのファンマがファール覚悟でガツガツ来て奪われたり抜かれたりする場面があったが、そこから今度はマウリシオの眼が慣れて守れるようになって来ると、ファンマがマウリシオにファールを連発し出しすなど、この髭対決はなかなか見応えがあった。というか長崎はラフなファールが多過ぎ。そこにカードを出さないレッズの天敵・西村クオリティも相変わらず。
相変わらずといえば攻撃も相変わらずで、水曜の記事で名古屋戦は参考にならないと書いた通り、やはり引いた相手からは得点が奪えないママ。攻撃に組織的連動が無いものだから選手の動きはバラバラで、何をしたいのかよくわからない攻撃なのである。それを代表するように名指しで言ってしまうと、マルティノスは一旦レギュラーから外した方が良いな。相変わらず独り善がりなプレーは完全に攻撃のブレーキになっている。機能していない武藤をフルに使う意図もよくわからんし。この両ウイングは総取り替えしてくれ。
流れから点が奪えない。セットプレーからの1点がやっと。まあセットプレーからでも追い付いた点はマシかもしれないが、それって上位チーム相手に言える事であって、今回の相手は繰り返すけどJ1に初めて昇格したばかりで戦力差も歴然の相手だからね。
それと柏木キャプテンよ、後半ロスタイム最後のプレー、時間が無いのだから最後にゴール前に放り込めば良いものを、サイドの深い位置に貼っていた遠藤に超乱暴なパスして最後のチャンスがフイに。あのなぁ・・・!!
やはり駄目でしょう、このサッカーでは。守備をしっかりしたい。攻撃はポゼッションしたい。でも基本攻撃の形が無い。だからこれでいくらポゼッションしようが、そこからの形が無いんだから無理だっちゅーの。個人に頼りたくても頼みの綱のマルティノスはあの空回りっぷりだし、興梠もキツキツだし。あれもやりたいこれもやりたいのは無理。このシステムだと残留争い確実だわ。まだ3節だけど先は見えている。
堀よ、攻撃のやり方を見直してくれ!このシステムはやめて、3バックに戻した上で、システムを再構築してくれ!それが出来ないのならば、ならば、フロントよ、動け!本当に、本当に、このまま行ったら、最悪の事態に陥るぞ!まだ間に合う内に・・・!
と、そんな試合だったのに、試合後の高田社長のアナウンスに癒されたり、その高田社長が「長崎方面に帰る人は西諫早駅へ。先着五百名にV・ファーレンポスターをあげます」と言うから、ポスターはいらんけど浦上で降りるから西諫早駅へ行ったら、西諫早には百人位しか行かずポスター超余りまくりで、配っていた中学生から「余っていて沢山あるから貰って!」とせがまれ、レッズサポなのにV・ファーレンポスターを貰ってしまうのであったとさ。
そしてまあ、電車が来ないこと来ないこと・・・。
思案橋の外れの居酒屋でザ・やけ酒である。
長崎まで来てお通夜状態になっている我々に、店員の姉ちゃんとオバチャンが優しく接してくれるのであった。お刺身サービスしてくれたし。最後に「また来てね~待っとるけんね」と、長崎は人情も厚く、長崎弁も癒されますなぁ。
〆は福山雅治御用達で、数々の芸能人も訪れている「思案橋ラーメン」。飲んでから行ったらアホみたいな大行列になっていた。まあその行列の原因の7割はレッズサポなんだけど。
そこの名物・爆弾ちゃんぽん!・・・原爆を落とされた地でこのネーミングはどうかと思うが、何が爆弾って量ではなくて、ちゃんぽんにニンニクを絡めたラードの固まりが乗っている。これが爆弾。これをスープに溶かしながら喰う事で、濃厚なちゃんぽんを味わえるのである。でも、ラードの固まりであるからして、飲んだ後だから、完全にヤバいな、まあペロリと完食したけど。
長崎の夜は更けて行く・・・。
続く。
さて今日は長崎観光してから帰ります。追加の写真と記事は午後に引き続き追記します。
で、追記
こうして、普通に平和公園に行って、普通に爆心地に行って、普通に原爆資料館に行って、普通に角煮まんじゅう喰って、普通にグラバー園に行ってと、マニュアル通りの長崎名所を廻るのであった。
そして普通通りにトルコライスを喰う為、大浦天主堂下にある、吉田麻也が命名&デザインプロデュースしたカフェレストラン「レッケル」で、ドイツビールとトルコライスを喰らうのであった。
高校時代に修学旅行で訪れて以来、人生2度目の長崎であった。あの頃の長崎の細かい記憶なんて殆ど残ってはいないが、それでも平和公園や爆心地の像などを見ると、何となく記憶の彼方から昔見たであろうそれが蘇って来るなど、なかなか不思議な気分になった。
そんな長崎遠征、次回も来る事になったら、次こそは勝ち点3を土産に帰りたい。
ありがとう長崎、また来る日まで。
写真:旧三菱第2ドックハウスの2階ベランダから長崎港を望む
こうして、普通に平和公園に行って、普通に爆心地に行って、普通に原爆資料館に行って、普通に角煮まんじゅう喰って、普通にグラバー園に行ってと、マニュアル通りの長崎名所を廻るのであった。
そして普通通りにトルコライスを喰う為、大浦天主堂下にある、吉田麻也が命名&デザインプロデュースしたカフェレストラン「レッケル」で、ドイツビールとトルコライスを喰らうのであった。
高校時代に修学旅行で訪れて以来、人生2度目の長崎であった。あの頃の長崎の細かい記憶なんて殆ど残ってはいないが、それでも平和公園や爆心地の像などを見ると、何となく記憶の彼方から昔見たであろうそれが蘇って来るなど、なかなか不思議な気分になった。
そんな長崎遠征、次回も来る事になったら、次こそは勝ち点3を土産に帰りたい。
ありがとう長崎、また来る日まで。
写真:旧三菱第2ドックハウスの2階ベランダから長崎港を望む
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J1リーグ第3節 長崎1―1浦和
得点/44分・鈴木PK(長)、76分・ズラタン(浦)
主審=西村雄一
観衆:15,975人
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2018年 YBCルヴァンカップ・グループステージ第1節
名古屋グランパス1-4浦和レッズ
~パロマ瑞穂スタジアム
レッズはリーグ戦から助っ人軍団オール含めて5人を入れ替え、名古屋も助っ人軍団3人含めて若手も入れてかなりのメンバーを落として来た訳だが、入れ替え率の戦力ダウン差を見ると、つまり名古屋の方が格段に落ちていた事は明白。そんな中での一戦。
やっちまったなー。トレーニングマッチの活躍で一躍脚光を浴びていた注目のユース昇格ルーキー荻原が、なんと公式戦デビュー戦でマルチ得点なんて。これではヤバイじゃないか。早速海外から注目されてしまう。どうしよう。若いから勢いまかせに活躍されてしまう。荻原よ、もう少し自制しろ。
なんておバカな事を言っているのは勿論冗談だが、ユース昇格組では原口を持って行かれ、続いて関根も持って行かれた今、ユースから新たなスピードスターのホープが生まれた以上、またすぐ海外に持って行かれたら泣くわ。だから荻原よ、頼むから自制しろ(笑)
いや真面目な話、トレーニングマッチからの期待通り、いやその期待を遥かに上回る結果をデビュー戦で出してしまったのだから、これは末恐ろしい選手になるであろう期待を抱かせてしまう。しかもラファエルシルバが抜けて武藤も機能せずに穴になっていたポジションでの大活躍振り。だからこそ急いで左ウイングのナバウトを獲得した訳だが、でもこのまま荻原で良いんじゃないか?という気持ちを抱いてしまうではないか。いやはやこれは嬉しい悲鳴である。
まあ現実的にはそれでもまだデビュー戦、それでもまだ18歳である。プレー内容もまだまだ荒削り感は否めない。これから成長する選手なのだ。変に期待して無理に使って直輝のように不遇を過ごす事になっても困るから、ここは期待は期待で暖かく見守って行こうじゃないか。
荻原フィーバーで忘れるところだったが、興梠だってマルチゴールというエースの本領を発揮してくれたのだからめでたい。その興梠を前半から下げた堀の英断も讃えたい。過密日程による先を見据えた選手交代であった。勿論そこには興梠自身の2ゴールあればこそ。
リーグ戦ではあれだけ攻撃力も得点力も欠乏しているチームが、メンバーを大幅に入れ替えた途端に前半だけで4ゴール。
勿論これには大きな原因があって、名古屋があまりにメンバーを落とし過ぎた事、その名古屋のザル守備っぷりに加え、それなのに名古屋から攻めて来てくれたから、それでレッズはいつものポゼッションサッカーにならず、縦に速い攻撃で得点を重ねられた部分がある。ぶっちゃけリーグ戦絶好調の名古屋のメンバーで来られていたら苦戦を強いられていた事だろう。だから今回の内容と結果は、チーム全体としては参考にはならない。リーグ戦と過密日程下に於けるルヴァン杯予選は、全く別物の戦いである。久々にグループステージから参加したルヴァンの今回を見て、改めてそう思った。
だけど、個々の選手のプレー内容を見れば、多くの選手が満足点だったと思う。興梠や荻原の他、ファールを連発されないと止められなかった長澤のダイナモっぷりや、菊池の生き生きとした縦へのプレー、レッズ初スタメンとなった武富のチームの攻撃にリズムを与える冴えた動き、レッズデビューとなった岩波も高フィードあり守備も落ち着いていた。青木や槙野の存在感もさすがだったし。
ただ苦言もあり、李の使い方のイマイチ感。そしてズラタンは広島戦に続いて決定機を外し過ぎ。更に失点シーン、やはり不用意にうっかり高いラインにして背後に広大なスペースを提供してしまい、そこを簡単に突かれてやられた。これやっちゃうと必ず失点に繋がるチームなんだよ。頼むから守るなら守りの姿勢を貫いてくれ。
名古屋グランパス1-4浦和レッズ
~パロマ瑞穂スタジアム
レッズはリーグ戦から助っ人軍団オール含めて5人を入れ替え、名古屋も助っ人軍団3人含めて若手も入れてかなりのメンバーを落として来た訳だが、入れ替え率の戦力ダウン差を見ると、つまり名古屋の方が格段に落ちていた事は明白。そんな中での一戦。
やっちまったなー。トレーニングマッチの活躍で一躍脚光を浴びていた注目のユース昇格ルーキー荻原が、なんと公式戦デビュー戦でマルチ得点なんて。これではヤバイじゃないか。早速海外から注目されてしまう。どうしよう。若いから勢いまかせに活躍されてしまう。荻原よ、もう少し自制しろ。
なんておバカな事を言っているのは勿論冗談だが、ユース昇格組では原口を持って行かれ、続いて関根も持って行かれた今、ユースから新たなスピードスターのホープが生まれた以上、またすぐ海外に持って行かれたら泣くわ。だから荻原よ、頼むから自制しろ(笑)
いや真面目な話、トレーニングマッチからの期待通り、いやその期待を遥かに上回る結果をデビュー戦で出してしまったのだから、これは末恐ろしい選手になるであろう期待を抱かせてしまう。しかもラファエルシルバが抜けて武藤も機能せずに穴になっていたポジションでの大活躍振り。だからこそ急いで左ウイングのナバウトを獲得した訳だが、でもこのまま荻原で良いんじゃないか?という気持ちを抱いてしまうではないか。いやはやこれは嬉しい悲鳴である。
まあ現実的にはそれでもまだデビュー戦、それでもまだ18歳である。プレー内容もまだまだ荒削り感は否めない。これから成長する選手なのだ。変に期待して無理に使って直輝のように不遇を過ごす事になっても困るから、ここは期待は期待で暖かく見守って行こうじゃないか。
荻原フィーバーで忘れるところだったが、興梠だってマルチゴールというエースの本領を発揮してくれたのだからめでたい。その興梠を前半から下げた堀の英断も讃えたい。過密日程による先を見据えた選手交代であった。勿論そこには興梠自身の2ゴールあればこそ。
リーグ戦ではあれだけ攻撃力も得点力も欠乏しているチームが、メンバーを大幅に入れ替えた途端に前半だけで4ゴール。
勿論これには大きな原因があって、名古屋があまりにメンバーを落とし過ぎた事、その名古屋のザル守備っぷりに加え、それなのに名古屋から攻めて来てくれたから、それでレッズはいつものポゼッションサッカーにならず、縦に速い攻撃で得点を重ねられた部分がある。ぶっちゃけリーグ戦絶好調の名古屋のメンバーで来られていたら苦戦を強いられていた事だろう。だから今回の内容と結果は、チーム全体としては参考にはならない。リーグ戦と過密日程下に於けるルヴァン杯予選は、全く別物の戦いである。久々にグループステージから参加したルヴァンの今回を見て、改めてそう思った。
だけど、個々の選手のプレー内容を見れば、多くの選手が満足点だったと思う。興梠や荻原の他、ファールを連発されないと止められなかった長澤のダイナモっぷりや、菊池の生き生きとした縦へのプレー、レッズ初スタメンとなった武富のチームの攻撃にリズムを与える冴えた動き、レッズデビューとなった岩波も高フィードあり守備も落ち着いていた。青木や槙野の存在感もさすがだったし。
ただ苦言もあり、李の使い方のイマイチ感。そしてズラタンは広島戦に続いて決定機を外し過ぎ。更に失点シーン、やはり不用意にうっかり高いラインにして背後に広大なスペースを提供してしまい、そこを簡単に突かれてやられた。これやっちゃうと必ず失点に繋がるチームなんだよ。頼むから守るなら守りの姿勢を貫いてくれ。
と、大勝に浮かれないように、気の引き締めという意味でも苦言である。最後の失点は、そういう意味では必要だったという考えにもしておこう。
という事で次はいよいよ待ちに待った長崎遠征!多くの同志が飛行機で行く中、自分らは当然高速バスと電車を使うのであった!この安定の地に足を着けっぷり。飛行機なんか大嫌いじゃ!
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YBCルヴァンカップ・グループステージ第1節 名古屋1―4浦和
得点/9分・興梠(浦)、15分・荻原(浦)、17分・興梠(浦)、31分・荻原(浦)、87分・佐藤(名)
主審=松尾 一
観衆:9,491人
という事で次はいよいよ待ちに待った長崎遠征!多くの同志が飛行機で行く中、自分らは当然高速バスと電車を使うのであった!この安定の地に足を着けっぷり。飛行機なんか大嫌いじゃ!
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YBCルヴァンカップ・グループステージ第1節 名古屋1―4浦和
得点/9分・興梠(浦)、15分・荻原(浦)、17分・興梠(浦)、31分・荻原(浦)、87分・佐藤(名)
主審=松尾 一
観衆:9,491人
2018年 J1リーグ第2節
浦和レッズ1-2サンフレッチェ広島
~埼玉スタジアム2002
まさかの柏木欠場という予期せぬアクシデント発生からして嫌な前兆だったのかもしれないが、それにしてもこの低内容による負け方はちょっと、いや、かなり不味いぞ。
敗因は多々あれど、先ず戦術云々の前に、助っ人軍団の状態が余りにも・・・。
先ずはまさかのマウリシオ大先生、一体全体どうしてしまったのか。ボールが全然足に着いていないで、簡単にボールロストしてピンチを招いてしまう。それも一度ならずも二度三度。いつもの冷静沈着なボール捌きは何処へやら。まあ遠藤が苦し紛れにマウリシオに戻してピンチになるとか、必ずしもマウリシオが原因ではない場面もあったしマウリシオだからこそ守れた場面もあったが、それにしてもマウリシオらしくないプレーが多かった。
次にマルティノス。武藤と頻繁にポジションチェンジを繰り返すのは面白いが、前節に引き続いてとにかく前半は球離れが悪い。というかボールを持ったら絶対に離さない。そのママ突進。ドリブル突破がそう上手くないにも拘わらず、無理に突破しようとして最後は必ず敵の網に掛かってボールを奪われる。そこからカウンターを喰らう。さすがにハーフタイムに堀から指摘されたのか、後半に入ると球離れは良くなり独り善がりの突進は影を潜めたが、逆に球離れという名のパスが雑になり(というか細かいパス回しが下手?)、またそれで簡単に敵にボールを奪われるという・・・。
そんでもってマルティノスに代わって投入されたズラタンも。その前にズラタンをあのポジションで使っている事からして訳ワカメなんだけど、というか興梠を下げない以上はそこしか使い道が無いのも事実だが、それでもマルティノスよりは周囲との連携があるからパス交換からバイタルに顔を出せていたのは良かった。問題は超決定的だったキーパーとの1対1を決められず、続いてドフリーの反転シュートも大外しと、助っ人ならばどちらかでも決めてくれよ!ってな状態であった。
かと言って、では助っ人軍団以外が良かったのかと言えば、決してそういう訳でもなくて、槙野だってチョンボしてピンチを作っていたし、宇賀神も武藤もあのポジションで相変わらず機能していないし、西川もまた悪い病気のミスキックが増えてきたなぁ。
ぶっちゃけ今回良かったのは、球際強く敵の攻撃の芽を良く摘んでいた長澤と、ロングパスが輝り先制点をあげた青木くらいじゃなかろうか。
長澤は今回は阿部とのコンビで、阿部が中盤を落ち着かせてくれていたから長澤も伸び伸びプレー出来たというのはあるかもしれない。
そして青木の場合、敵もまさかあんな所に本来はアンカーの青木が顔を出す訳がないと思っていたのか、まあ青木の直前の消える動きも上手かったけど、敵は端から完全にノーマークだったからこそのドフリーヘッドだったというのもあっただろう。遠藤はアシスト自体は素晴らしいクロスだったが、やはり他のプレーがサイドバックとしてはイマイチであった。というか前を走るマルティノスが暴走し過ぎて、遠藤がどうして良いやら戸惑いがある感じ。
武富は武藤の位置で先発で使ってみてほしい。今回も短い時間帯で良い動きからチャンスメイクしたり、惜しいクロスバー直撃のシュートもあったりと、かなり期待させてくれる内容だった。本当にスタメン起用してあげてほしい。
で、現実的な話、今やっているサッカーは守備を念頭にしたものであって、爆発的な得点力など無理なばかりか、そう高度な組織的なゴールを狙えるものではないのだから、先制した以上は、その虎の子の1点を守らなければいけないのだ。それなのにちょっとでも攻めの姿勢を見せてラインを上げてしまうと、そこを攻め突かれて、その時はもう守備が後手に回っているからバタついてしまい、そして失点する羽目になる。前節の東京戦でもそうだったでしょうに。だからよっぽど主導権を握っている時間帯じゃない限りは、不用意にラインを上げてはいけないんだと思うよ。
つまりさ、良いんだよ、極端な話ドン引きカウンターサッカーで。良いじゃん、堅守速攻で。昔のレッズみたいに。まあ多くの人はそれでは「つまらない」として嫌がるだろうけど。でもそうじゃないとなかなかゴールなんて狙えないって、このサッカーでは。
それとね、柏木が居ない時のキッカーを初めから決めとけよ!って話さ。最初誰も蹴りに行かず、ようやくマルティノスが蹴ったけど、マルティノスも武藤も下がったら、また誰が蹴るのかわからない状態になっていたし。これミシャ時代もたまにあったよな。ミシャにしても堀にしても、ファミリーだったから似たようなところがあるよな。
という、2節にして早くも悲観的な部分が盛り沢山になっているという、余りに先が思いやられる状況である。まあこれは半分は去年から半分は危惧されていたのと、ACL優勝で隠れ蓑になっていただけだから、そこにラファエルシルバも抜けての現状、結局わかっていた心配事が現実になりつつあるかもしれないという事だな、これは。
まだ2節だけど、この戦力で2節で勝ち点1しか取れていない状況は不味い。幸いにして他の有力チームも一緒に足踏みスタートしてくれているから未だ救われる部分があるけど、これが5節、10節と来た時に大変な事になっていては遅いのだから、使えないフロントでも今からしっかり現実を見据えて準備しておいてくれないと。補強とか、それとか、あれとか。後手々々に陥る前に、ね。
おまけ
これを受け取るのに、何であんなにアホみたいに時間をかけさすのだろうか?シーチケに一緒に入れてくれた方が二度手間三度手間にならないだろうに、もう!
と、不甲斐ない内容で試合に負けた為に、あらゆる部分でイライラしてしまうのであった。
せっかくのサッカー日和だったのに、逆に花粉地獄で鼻水とクシャミがノンストップで最悪だったし。
唯一の救いは、知人のお孫さんが今日エスコートキッズとして、なんと槙野と一緒に入場した事かな。これで勝っていれば最高だったのに・・・。
追加記事
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浦和レッズ1-2サンフレッチェ広島
~埼玉スタジアム2002
まさかの柏木欠場という予期せぬアクシデント発生からして嫌な前兆だったのかもしれないが、それにしてもこの低内容による負け方はちょっと、いや、かなり不味いぞ。
敗因は多々あれど、先ず戦術云々の前に、助っ人軍団の状態が余りにも・・・。
先ずはまさかのマウリシオ大先生、一体全体どうしてしまったのか。ボールが全然足に着いていないで、簡単にボールロストしてピンチを招いてしまう。それも一度ならずも二度三度。いつもの冷静沈着なボール捌きは何処へやら。まあ遠藤が苦し紛れにマウリシオに戻してピンチになるとか、必ずしもマウリシオが原因ではない場面もあったしマウリシオだからこそ守れた場面もあったが、それにしてもマウリシオらしくないプレーが多かった。
次にマルティノス。武藤と頻繁にポジションチェンジを繰り返すのは面白いが、前節に引き続いてとにかく前半は球離れが悪い。というかボールを持ったら絶対に離さない。そのママ突進。ドリブル突破がそう上手くないにも拘わらず、無理に突破しようとして最後は必ず敵の網に掛かってボールを奪われる。そこからカウンターを喰らう。さすがにハーフタイムに堀から指摘されたのか、後半に入ると球離れは良くなり独り善がりの突進は影を潜めたが、逆に球離れという名のパスが雑になり(というか細かいパス回しが下手?)、またそれで簡単に敵にボールを奪われるという・・・。
そんでもってマルティノスに代わって投入されたズラタンも。その前にズラタンをあのポジションで使っている事からして訳ワカメなんだけど、というか興梠を下げない以上はそこしか使い道が無いのも事実だが、それでもマルティノスよりは周囲との連携があるからパス交換からバイタルに顔を出せていたのは良かった。問題は超決定的だったキーパーとの1対1を決められず、続いてドフリーの反転シュートも大外しと、助っ人ならばどちらかでも決めてくれよ!ってな状態であった。
かと言って、では助っ人軍団以外が良かったのかと言えば、決してそういう訳でもなくて、槙野だってチョンボしてピンチを作っていたし、宇賀神も武藤もあのポジションで相変わらず機能していないし、西川もまた悪い病気のミスキックが増えてきたなぁ。
ぶっちゃけ今回良かったのは、球際強く敵の攻撃の芽を良く摘んでいた長澤と、ロングパスが輝り先制点をあげた青木くらいじゃなかろうか。
長澤は今回は阿部とのコンビで、阿部が中盤を落ち着かせてくれていたから長澤も伸び伸びプレー出来たというのはあるかもしれない。
そして青木の場合、敵もまさかあんな所に本来はアンカーの青木が顔を出す訳がないと思っていたのか、まあ青木の直前の消える動きも上手かったけど、敵は端から完全にノーマークだったからこそのドフリーヘッドだったというのもあっただろう。遠藤はアシスト自体は素晴らしいクロスだったが、やはり他のプレーがサイドバックとしてはイマイチであった。というか前を走るマルティノスが暴走し過ぎて、遠藤がどうして良いやら戸惑いがある感じ。
武富は武藤の位置で先発で使ってみてほしい。今回も短い時間帯で良い動きからチャンスメイクしたり、惜しいクロスバー直撃のシュートもあったりと、かなり期待させてくれる内容だった。本当にスタメン起用してあげてほしい。
で、現実的な話、今やっているサッカーは守備を念頭にしたものであって、爆発的な得点力など無理なばかりか、そう高度な組織的なゴールを狙えるものではないのだから、先制した以上は、その虎の子の1点を守らなければいけないのだ。それなのにちょっとでも攻めの姿勢を見せてラインを上げてしまうと、そこを攻め突かれて、その時はもう守備が後手に回っているからバタついてしまい、そして失点する羽目になる。前節の東京戦でもそうだったでしょうに。だからよっぽど主導権を握っている時間帯じゃない限りは、不用意にラインを上げてはいけないんだと思うよ。
つまりさ、良いんだよ、極端な話ドン引きカウンターサッカーで。良いじゃん、堅守速攻で。昔のレッズみたいに。まあ多くの人はそれでは「つまらない」として嫌がるだろうけど。でもそうじゃないとなかなかゴールなんて狙えないって、このサッカーでは。
それとね、柏木が居ない時のキッカーを初めから決めとけよ!って話さ。最初誰も蹴りに行かず、ようやくマルティノスが蹴ったけど、マルティノスも武藤も下がったら、また誰が蹴るのかわからない状態になっていたし。これミシャ時代もたまにあったよな。ミシャにしても堀にしても、ファミリーだったから似たようなところがあるよな。
という、2節にして早くも悲観的な部分が盛り沢山になっているという、余りに先が思いやられる状況である。まあこれは半分は去年から半分は危惧されていたのと、ACL優勝で隠れ蓑になっていただけだから、そこにラファエルシルバも抜けての現状、結局わかっていた心配事が現実になりつつあるかもしれないという事だな、これは。
まだ2節だけど、この戦力で2節で勝ち点1しか取れていない状況は不味い。幸いにして他の有力チームも一緒に足踏みスタートしてくれているから未だ救われる部分があるけど、これが5節、10節と来た時に大変な事になっていては遅いのだから、使えないフロントでも今からしっかり現実を見据えて準備しておいてくれないと。補強とか、それとか、あれとか。後手々々に陥る前に、ね。
おまけ
これを受け取るのに、何であんなにアホみたいに時間をかけさすのだろうか?シーチケに一緒に入れてくれた方が二度手間三度手間にならないだろうに、もう!
と、不甲斐ない内容で試合に負けた為に、あらゆる部分でイライラしてしまうのであった。
せっかくのサッカー日和だったのに、逆に花粉地獄で鼻水とクシャミがノンストップで最悪だったし。
唯一の救いは、知人のお孫さんが今日エスコートキッズとして、なんと槙野と一緒に入場した事かな。これで勝っていれば最高だったのに・・・。
追加記事
◆アンドリュー ナバウト選手 完全移籍加入内定のお知らせ(レッズオフィシャル)
ありゃー、報道から早かったな。「まだ話せる段階ではない」みたいな報道があったけど、本当は決まっていたんだな。ラファエルシルバ移籍から急いで動いていたのだろう。
まあ報道ではかなり良い選手の書かれ方はしていたが、それがJリーグより恐らく少し下か良くて同じ位のAリーグレベルではあるし、マレーシアリーグ時代もあったりと、果たして何処までの選手かはぶっちゃけわからん。
左ウイングが主戦場みたいだから本来ラファエルシルバが受け持つ筈だったポジションを担当するのだろうし、FWも可能という事だから、興梠の負担を減らせる事は出来る。何よりオージーだからアジア・オセアニア枠で使えるのは大きい。
後は、実際使ってみてだなぁ。楽しみだけど。
ありゃー、報道から早かったな。「まだ話せる段階ではない」みたいな報道があったけど、本当は決まっていたんだな。ラファエルシルバ移籍から急いで動いていたのだろう。
まあ報道ではかなり良い選手の書かれ方はしていたが、それがJリーグより恐らく少し下か良くて同じ位のAリーグレベルではあるし、マレーシアリーグ時代もあったりと、果たして何処までの選手かはぶっちゃけわからん。
左ウイングが主戦場みたいだから本来ラファエルシルバが受け持つ筈だったポジションを担当するのだろうし、FWも可能という事だから、興梠の負担を減らせる事は出来る。何よりオージーだからアジア・オセアニア枠で使えるのは大きい。
後は、実際使ってみてだなぁ。楽しみだけど。
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J1リーグ第2節 浦和1-2広島
得点/43分・青木(浦)、66分・柴崎(広)、79分・稲垣(広)
主審=木村博之
観衆:41,324人
得点/43分・青木(浦)、66分・柴崎(広)、79分・稲垣(広)
主審=木村博之
観衆:41,324人
2018年 J1リーグ第1節
FC東京1-1浦和レッズ
~味の素スタジアム
今年も開幕という事で、改めて今シーズンもよろしくお願い致します。
でも相手の長谷川健太は、ガンバ監督時代から、相手がレッズになると、自分のサッカーを捨ててまで、やたら守りに入るサッカーをする。これは「引いた相手に弱い」というレッズの性質をシンプルに見抜いているからこそで、これは長谷川健太の指揮するチームがガンバから東京に変わったとしても、やはりレッズ相手には基本守って来ていたな。
だからレッズは勝てなかったという訳ではないだろうけど、それにしてもレッズはレッズで、「お堅いサッカー」に終始してしまった感がある。引いて守るのはレッズも同じで、無理にラインを上げず、緻密にポジションを確保してマークの受け渡しも出来ていたし、このように高い守備意識を保ちながら、攻撃は焦らずポゼッションしながら攻めるという、まあ無理をせず、焦らずなサッカーだったかな。
だからこそ不用意な失点は最低限の1失点で、ピンチは限りなく少なかった訳で、だからこそ抑えていたラインをうっかり上げた所で裏を突かれて失点したシーンが悔やまれる訳で、だからこそ、流れの中から点が取れなかったというのも事実な訳で・・・。
失点から僅か2分後にセットプレーから同点に追い付いた粘りは良かった。ただ裏を返せば、あれだけボールを支配しながら、肝心の得点はセットプレーからの1点だけだったというアンバランスさも露呈した。
個人的に思うんだけど、しっかり守るなら守るは良いとして、攻撃は変に欲をかいて(という訳ではないだろうけど)ポゼッションを狙うより、シンプルに速攻狙いでも良いと思うけどね。
攻撃時になるとやたらサイドにボールを集めたがり、逆に中央からの効果的な縦パスがなかなか入らない。そこで柏木のパスに期待していたが、実際に縦パスを出していたのは柏木より長澤の方であった。惜しいパスが2度ほど。
でもこのサッカーって、やはりサイドからポゼッションしたがるから、そこに人が密集し過ぎて、やはり中の興梠が孤立してしまう。この辺をもう少しシンプルに攻撃できていたら、流れの中からもスムーズに得点が生まれるんじゃないかと思ってしまう。
サイドからだとマルティノスがまだまだフィットしていないというのもあるだろうけど、そのマルティノスはもう少しスピードがあったらぶっちぎれるのだろうけど、そこまでのスピードは無いようで、とはいえマリノス時代はもう少しゴールに近いところまで侵入しては得点も狙えていた訳だから、レッズでもそれが出来るようになればと、これからに期待している。
ただスピードと言えば、本来は逆翼にラファエルシルバが居る予定だったのに、そのプランが崩れたのは改めて痛かったと、この試合を観ても思ってしまった。スタメンの武藤は、やはりあそこに武藤を置いてもお世辞にも機能しているとは言えていなかったから、今更なんだけど武藤の位置は、スタメンから武富を使ってみた方が面白かったかもしれない。実際練習での武富は好アピールを繰り返していた訳だし。
ただまあ、開幕戦に於ける選手のチョイスに関しては、ほぼベストなメンバーだったとは思うけど、阿部をベンチに置いたまま、最後まで使わなかったのは意外だった。もしかしたらリードしていたら守備固めで使ったかもしれないけど。ただ阿部のこの扱いを見ると、何となくひとつの時代が終わり、やはりレッズも変わって行くものなんだと、そう思った今回だった。
さて、勝つか負けるかのギャンブルのようなサッカーをしていた時代から一転、良く言えば堅実な、悪く言えば積極性に欠いたサッカー、それが今年の堀のサッカーになるのだろう。まあこれは半分は去年からわかっていた事だけど。
これをつまらないサッカーという単純な表現にはしたくない訳で、自分は面白いサッカーとかつまらないサッカーという表現は極力しないように心掛けているから、それよりも中身が地味でも、勝てるサッカーならば何でも良いのだ。プロは勝てば官軍なのだから、堀のサッカーも、そういうサッカーになってもらいたいものだ。
だからこそ、次のホーム開幕戦が大変重要になる訳で、今回の開幕戦こそ「最初はこんなものか」で許される面はあるが、ホーム開幕戦は勝利以外許されない、そういう気概で臨んでほしい。
ちなみに、明日お袋の四十九日と納骨式なのに、堂々とスタジアムに行っているバカ息子であった。あー、明日の準備しなきゃ~。
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J1リーグ第1節 F東京1-1浦和
得点/48分・東(F東)、50分・槙野(浦)
主審=荒木友輔
観衆:35,951人
FC東京1-1浦和レッズ
~味の素スタジアム
今年も開幕という事で、改めて今シーズンもよろしくお願い致します。
でも相手の長谷川健太は、ガンバ監督時代から、相手がレッズになると、自分のサッカーを捨ててまで、やたら守りに入るサッカーをする。これは「引いた相手に弱い」というレッズの性質をシンプルに見抜いているからこそで、これは長谷川健太の指揮するチームがガンバから東京に変わったとしても、やはりレッズ相手には基本守って来ていたな。
だからレッズは勝てなかったという訳ではないだろうけど、それにしてもレッズはレッズで、「お堅いサッカー」に終始してしまった感がある。引いて守るのはレッズも同じで、無理にラインを上げず、緻密にポジションを確保してマークの受け渡しも出来ていたし、このように高い守備意識を保ちながら、攻撃は焦らずポゼッションしながら攻めるという、まあ無理をせず、焦らずなサッカーだったかな。
だからこそ不用意な失点は最低限の1失点で、ピンチは限りなく少なかった訳で、だからこそ抑えていたラインをうっかり上げた所で裏を突かれて失点したシーンが悔やまれる訳で、だからこそ、流れの中から点が取れなかったというのも事実な訳で・・・。
失点から僅か2分後にセットプレーから同点に追い付いた粘りは良かった。ただ裏を返せば、あれだけボールを支配しながら、肝心の得点はセットプレーからの1点だけだったというアンバランスさも露呈した。
個人的に思うんだけど、しっかり守るなら守るは良いとして、攻撃は変に欲をかいて(という訳ではないだろうけど)ポゼッションを狙うより、シンプルに速攻狙いでも良いと思うけどね。
攻撃時になるとやたらサイドにボールを集めたがり、逆に中央からの効果的な縦パスがなかなか入らない。そこで柏木のパスに期待していたが、実際に縦パスを出していたのは柏木より長澤の方であった。惜しいパスが2度ほど。
でもこのサッカーって、やはりサイドからポゼッションしたがるから、そこに人が密集し過ぎて、やはり中の興梠が孤立してしまう。この辺をもう少しシンプルに攻撃できていたら、流れの中からもスムーズに得点が生まれるんじゃないかと思ってしまう。
サイドからだとマルティノスがまだまだフィットしていないというのもあるだろうけど、そのマルティノスはもう少しスピードがあったらぶっちぎれるのだろうけど、そこまでのスピードは無いようで、とはいえマリノス時代はもう少しゴールに近いところまで侵入しては得点も狙えていた訳だから、レッズでもそれが出来るようになればと、これからに期待している。
ただスピードと言えば、本来は逆翼にラファエルシルバが居る予定だったのに、そのプランが崩れたのは改めて痛かったと、この試合を観ても思ってしまった。スタメンの武藤は、やはりあそこに武藤を置いてもお世辞にも機能しているとは言えていなかったから、今更なんだけど武藤の位置は、スタメンから武富を使ってみた方が面白かったかもしれない。実際練習での武富は好アピールを繰り返していた訳だし。
ただまあ、開幕戦に於ける選手のチョイスに関しては、ほぼベストなメンバーだったとは思うけど、阿部をベンチに置いたまま、最後まで使わなかったのは意外だった。もしかしたらリードしていたら守備固めで使ったかもしれないけど。ただ阿部のこの扱いを見ると、何となくひとつの時代が終わり、やはりレッズも変わって行くものなんだと、そう思った今回だった。
さて、勝つか負けるかのギャンブルのようなサッカーをしていた時代から一転、良く言えば堅実な、悪く言えば積極性に欠いたサッカー、それが今年の堀のサッカーになるのだろう。まあこれは半分は去年からわかっていた事だけど。
これをつまらないサッカーという単純な表現にはしたくない訳で、自分は面白いサッカーとかつまらないサッカーという表現は極力しないように心掛けているから、それよりも中身が地味でも、勝てるサッカーならば何でも良いのだ。プロは勝てば官軍なのだから、堀のサッカーも、そういうサッカーになってもらいたいものだ。
だからこそ、次のホーム開幕戦が大変重要になる訳で、今回の開幕戦こそ「最初はこんなものか」で許される面はあるが、ホーム開幕戦は勝利以外許されない、そういう気概で臨んでほしい。
ちなみに、明日お袋の四十九日と納骨式なのに、堂々とスタジアムに行っているバカ息子であった。あー、明日の準備しなきゃ~。
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J1リーグ第1節 F東京1-1浦和
得点/48分・東(F東)、50分・槙野(浦)
主審=荒木友輔
観衆:35,951人
2017年 J1リーグ第34節
浦和レッズ0-1横浜F・マリノス
~埼玉スタジアム2002
最後まで勝てなかったか、J1は。今年は社長の挨拶時も平穏というか拍手も出たが、これACLを優勝したから良いものの、仮にそうではなかったら、間違いなくブーイングの大荒れだっただろうな。それを思うとACL優勝は本当に神の助けであった。
さて肝心の試合は、何が良いとか何が悪いというより、スタメンチョイスが川崎戦に続いて控え組との混合だから、今回も本気で勝とうとしていたのかといえば、実はそうでもなかったように思う。ラファエルシルバに至っては川崎戦に続きベンチ外だし、今回は遠藤もベンチに入れなかった。
ここ2試合、あからさまにクラブワールドカップに標準を合わせたスタメンチョイスにより、J1残り2試合は、勝利よりも疲労回復と調整に充てた訳だな。J1はもはや今更騒いだところでどうにもならない順位である。個人的にもチームが割り切るならば、それはそれで良いと思っていた。いや仮にそうではなかったとしても、そう思わないとやるせないというか、この2試合の敗戦に意義を持たせる意味でも、無理矢理そう思いたいのである。
という事で、川崎戦と今回のマリノス戦の敗戦は、残念ではあるが、怒りは沸かなかった。興梠が得点王ならずなのが残念なのと、せめて引き分けに持ち込んでくれよと思ったのも本音だが、それ以上を無理に望むのは、相手は上位だし、レッズ自身の事情が事情だけに酷かもしれない。
浦和レッズ0-1横浜F・マリノス
~埼玉スタジアム2002
最後まで勝てなかったか、J1は。今年は社長の挨拶時も平穏というか拍手も出たが、これACLを優勝したから良いものの、仮にそうではなかったら、間違いなくブーイングの大荒れだっただろうな。それを思うとACL優勝は本当に神の助けであった。
さて肝心の試合は、何が良いとか何が悪いというより、スタメンチョイスが川崎戦に続いて控え組との混合だから、今回も本気で勝とうとしていたのかといえば、実はそうでもなかったように思う。ラファエルシルバに至っては川崎戦に続きベンチ外だし、今回は遠藤もベンチに入れなかった。
ここ2試合、あからさまにクラブワールドカップに標準を合わせたスタメンチョイスにより、J1残り2試合は、勝利よりも疲労回復と調整に充てた訳だな。J1はもはや今更騒いだところでどうにもならない順位である。個人的にもチームが割り切るならば、それはそれで良いと思っていた。いや仮にそうではなかったとしても、そう思わないとやるせないというか、この2試合の敗戦に意義を持たせる意味でも、無理矢理そう思いたいのである。
という事で、川崎戦と今回のマリノス戦の敗戦は、残念ではあるが、怒りは沸かなかった。興梠が得点王ならずなのが残念なのと、せめて引き分けに持ち込んでくれよと思ったのも本音だが、それ以上を無理に望むのは、相手は上位だし、レッズ自身の事情が事情だけに酷かもしれない。
ただベストメンバーではなかったにしても、2試合連続で点が取れないのは心配だ。2列目は厚みがあるからパスだけは回るが、今回のように引いて守る相手にはアイデア不足とパワー不足で崩せないし、そこに来てボンバーのようなパワフルDFが居るマリノスでは尚更であった。そして1トップが孤立する今のシステムを堀はどう修正して行くのであろうか。ラファエルシルバが居る居ないや来季の補強にもよるけど、このママのサッカーでは来季は危ういと思う。
それと今節と前節せっかく2試合連続でチャンスを貰った高木と矢島は、もっともっとアピールして結果を出してほしかった。どうも高木はボールが足に着いていない感じだったし、矢島は相変わらずパスミスが多過ぎる。ふたりとも何を焦ってプレーしているのだろうか。
かわりに守備は改善されているけど、やはり今のサッカーでは少ない得点数でしっかり守って勝つしかないのだから、何とかして1点は取ってくれないと。そこを再びベストメンバーで臨んだ時には期待したい。
という事で、最終節恒例のザ・反省会である。
今季はルヴァンも天皇杯も敗退し、リーグ戦もボロボロで、ついに中位を抜け出せず来季のACL出場権も失ってしまった。そして何よりシーズン途中で監督解任劇があった。もう反省する事が盛り沢山である。
そんな中でJ1より遥かに獲るのが難しいACLには優勝してしまったという、実にアンバランスというか、レッズは本当に摩訶不思議なおかしなチームである。おかげで、J1が終わっても、まだクラブワールドカップが残っているという凄い状況。なのでまだシーズンは終わっていないというか、本当の戦いはこれからだ。なにせレッズは10年ぶりに世界と戦うのだから。しかも10年前と違って、日本ではなく海外で。この違いは如実だろう。さあ、来週は世界が待っている!
でも、とりあえず、J1は皆さん今季もお疲れ様という事で。
さあクラブワールドカップに気持ちを切り替えよう。
そんな中、08年4月より使い続けたこのタオルマフラーは、今回の試合を以て引退させる。
それと今節と前節せっかく2試合連続でチャンスを貰った高木と矢島は、もっともっとアピールして結果を出してほしかった。どうも高木はボールが足に着いていない感じだったし、矢島は相変わらずパスミスが多過ぎる。ふたりとも何を焦ってプレーしているのだろうか。
かわりに守備は改善されているけど、やはり今のサッカーでは少ない得点数でしっかり守って勝つしかないのだから、何とかして1点は取ってくれないと。そこを再びベストメンバーで臨んだ時には期待したい。
という事で、最終節恒例のザ・反省会である。
今季はルヴァンも天皇杯も敗退し、リーグ戦もボロボロで、ついに中位を抜け出せず来季のACL出場権も失ってしまった。そして何よりシーズン途中で監督解任劇があった。もう反省する事が盛り沢山である。
そんな中でJ1より遥かに獲るのが難しいACLには優勝してしまったという、実にアンバランスというか、レッズは本当に摩訶不思議なおかしなチームである。おかげで、J1が終わっても、まだクラブワールドカップが残っているという凄い状況。なのでまだシーズンは終わっていないというか、本当の戦いはこれからだ。なにせレッズは10年ぶりに世界と戦うのだから。しかも10年前と違って、日本ではなく海外で。この違いは如実だろう。さあ、来週は世界が待っている!
でも、とりあえず、J1は皆さん今季もお疲れ様という事で。
さあクラブワールドカップに気持ちを切り替えよう。
そんな中、08年4月より使い続けたこのタオルマフラーは、今回の試合を以て引退させる。
レッズ初年度から応援して来ている割に、実戦用タオマフは、何とこれがまだ3代目という(良く言えば)物持ちの良さ!単にケチでなかなかグッズを買わないからという話もあるが、一度使い始めると愛着がわくから、なかなか買い換えられない・・・というのもあるんだけど、それよりこのタオマフにも、ビッグタイトルを味会わせてあげたかったのだ。
先代のタオマフは、もちろんJ2降格もあったが、J1復帰を経て、ナビスコ杯、天皇杯2回、J1リーグ、そしてACLと、片っ端からタイトルを味わった上に、クラブワールドカップと同3位も経験した。
それに比べて3代目は、なかなかタイトルが獲れなかった。それでも去年ようやくルヴァン杯を獲った。そして本当ならばJ1リーグ優勝を果たした上で、クラブワールドカップに行った後に引退させる予定だった。ところがチャンピオンシップでのまさかの大ズッコケ劇で予定が大狂い。このタオマフもルヴァン杯だけでは満足してくれないだろうと思い、ならばもうひとつタイトルを獲るまではと、引退を先延ばしにしていた訳。
もう酷使し続けて端の糸は解れまくり、色褪せ過ぎてもはや赤から朱色になってしまい、アウェー名古屋戦では名古屋サポに間違えられた事もあった。更にこのまま色褪せたら、今度はオレンジ色になって隣のサポに間違えられてしまうかも。いやその前に糸が更に解れて、使い物にならなくなるのが先だったかもしれないが。
しかしこのタオマフにも、ACLという超ビッグタイトルを味会わせてあげる事が出来て、本当に良かった。これならばタオマフも満足して引退も納得してくれる事だろう。
クラブワールドカップはUAEのため現地には行けないから、これを以て3代目タオマフ君は引退とする。9年間、日本全国を駆け回り、雨風に曝されながら、なかなかタイトルが獲れなかった中で今日まで戦い抜いてくれた。最後はここまでボロボロにしてしまった事は本当に申し訳ないが、これからはタンスの中でしっかり休みながら、その後のレッズを見守っていてくれよ。9年間本当にお疲れ様、そしてありがとう3代目。
で、早く4代目のタオマフを買わなきゃなぁ。来季に向けて早く新デザインが出てほしい。だって何か最近のは、欲しいデザインのが無いんだよな・・・。
------
J1リーグ第34戦 浦和0-1横浜マ
得点/53分・前田(横マ)
主審=今村義朗
観衆:41,618人
先代のタオマフは、もちろんJ2降格もあったが、J1復帰を経て、ナビスコ杯、天皇杯2回、J1リーグ、そしてACLと、片っ端からタイトルを味わった上に、クラブワールドカップと同3位も経験した。
それに比べて3代目は、なかなかタイトルが獲れなかった。それでも去年ようやくルヴァン杯を獲った。そして本当ならばJ1リーグ優勝を果たした上で、クラブワールドカップに行った後に引退させる予定だった。ところがチャンピオンシップでのまさかの大ズッコケ劇で予定が大狂い。このタオマフもルヴァン杯だけでは満足してくれないだろうと思い、ならばもうひとつタイトルを獲るまではと、引退を先延ばしにしていた訳。
もう酷使し続けて端の糸は解れまくり、色褪せ過ぎてもはや赤から朱色になってしまい、アウェー名古屋戦では名古屋サポに間違えられた事もあった。更にこのまま色褪せたら、今度はオレンジ色になって隣のサポに間違えられてしまうかも。いやその前に糸が更に解れて、使い物にならなくなるのが先だったかもしれないが。
しかしこのタオマフにも、ACLという超ビッグタイトルを味会わせてあげる事が出来て、本当に良かった。これならばタオマフも満足して引退も納得してくれる事だろう。
クラブワールドカップはUAEのため現地には行けないから、これを以て3代目タオマフ君は引退とする。9年間、日本全国を駆け回り、雨風に曝されながら、なかなかタイトルが獲れなかった中で今日まで戦い抜いてくれた。最後はここまでボロボロにしてしまった事は本当に申し訳ないが、これからはタンスの中でしっかり休みながら、その後のレッズを見守っていてくれよ。9年間本当にお疲れ様、そしてありがとう3代目。
で、早く4代目のタオマフを買わなきゃなぁ。来季に向けて早く新デザインが出てほしい。だって何か最近のは、欲しいデザインのが無いんだよな・・・。
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J1リーグ第34戦 浦和0-1横浜マ
得点/53分・前田(横マ)
主審=今村義朗
観衆:41,618人
2017年 J1リーグ第33節
浦和レッズ0-1川崎フロンターレ
~埼玉スタジアム2002
もう少しACL優勝の余韻に浸っていたかったが、レッズが決勝に進出したからこそ今節が平日水曜開催にズレてしまったという皮肉もありで、そこは川崎を道連れにしてしまったのはスマンとして、我々はすぐJ1モードに切り替えての第33節である。
とかいっておきながら、スタジアムに着いたら、29(にく)の日で肉料理フェアみたいのやっているもんだから、どう見てもベーコン串の形状を変えて100円値上げしただけのようなハム串とか、ボリューム20パーセント増しに釣られて買ってしまった鶏塩からあげとか、試合前からアホみたいに肉を喰いまくっていたのであった。もはやACLを優勝した事による、完全に気の抜けた余裕ぶっこきモードである。
J1逆転優勝に向けて必死な川崎を他所目にこんな事をやっているもんだから、肝心の試合が実に締まらないものに・・・。
まあACL疲れで相当メンバーを入れ換えたから仕方がないといえば仕方がなかったのも事実ではあったけど。槙野、青木、柏木、更に得点王争いが懸かっている興梠までをもベンチに置き、更に宇賀神とラファエルシルバに至っては完全ベンチ外。ベストメンバーの川崎に対してレッズはこの金銀飛車角落ちチョイス、完全にレッズの眼はクラブワールドカップに向いているのであった。
代わりに出た選手で違う意味で凄かったのが、菊池と矢島と高木。このお世辞にも守備が出来るとは言えないトリオを左翼方面に同時配置するという、良く言えば勇気があるとなるが、悪く言えば守る気があるのか?という恐ろしいチョイスである。だいたい菊池を左サイドバックにしている辺りからして何を期待しているのかよくわからない起用方なのである。
そして案の定、開始早々からこの左翼が上から下まで狙われ、そして崩され乱れて突破されてドフリーでクロスを許しては、興梠の20得点に並ぶゴールをこちらもドフリーの小林に決められてしまうのであった。ちゃんとマークしろよ!!
国内戦になるとすぐに集中力を欠く守備も守備だが、攻撃もレッズはやはり柏木が居ないとパスが出ないし、ラファエルシルバが居ないとカウンターが効かないし、興梠が居ないと最前線で楔になる選手が居ないんだな。ズラタンはスピードとフィジカルはあってもキープ力が無い上にサイドに流れ過ぎて中央をガラ空きにしてしまうし、矢島は動きは悪くないんだけど、相変わらずスマートなサッカーをし過ぎる。もっと泥臭くならないとJ1レベルには達しないよ。武藤も長澤も良く献身的に動き回ってくれているんだけど、周りもここまでメンバーが変わると、なかなか上手くは行かなくなるな。
でもアル・ヒラルと連戦したおかげか、眼がアル・ヒラルレベルに慣れてしまったのだろうか、それで今回の川崎には、そう恐怖心を感じなかったというのも本音。まあレッズは金銀飛車角落ちで、川崎はベストメンバーであった以上は、それなりの力の差はあった筈なのだろうけど、それにしてはレッズも1失点で済んでしまったし、いつもの川崎戦に比べたら全然ピンチは少なかった。川崎も逆転優勝するために必死な筈だったのだろうけど。
だからと言ってレッズ自体も川崎から1点も奪えなかった訳だから、それはそれでメンバーを落とした攻撃陣が響いたのも事実。後から槙野や柏木を入れてチャンスが増えたのが、その証拠だろう。嗚呼、槙野のドフリーヘッドが決まっていたら・・・。
ちなみに以前の試合でもやったコーナーキック時に味方が一人コーナーに寄せるプレー、ぶっちゃけ余り相手に脅威になっていない気が。だってそれに釣られて出て来る筈の敵選手が、出て来ないんだもん(汗)
まあ、今回の敗戦は、ストレートに言って仕方がないでしょう。何処に眼をつけているのか訳がわからない糞審劇場もあった訳だし、何より中3日でACL疲れを癒しながら、クラブワールドカップに標準を合わせる以上、もはや順位を上げる事が出来ないJ1など、本気で相手をしている場合ではないのだ。個人的には興梠の得点王だけは欲しいのだが、しかし今回興梠をベンチに置いたママだったという事は、興梠も堀も得点王問題に関しては腹を括ったという事だろう。それならそれで仕方がない。個人より先ずはチームとしてが大事なのだから。
それにさ、今日は負けたけど、何たってレッズは、4日前にACLで優勝しているしさ~。
浦和レッズ0-1川崎フロンターレ
~埼玉スタジアム2002
もう少しACL優勝の余韻に浸っていたかったが、レッズが決勝に進出したからこそ今節が平日水曜開催にズレてしまったという皮肉もありで、そこは川崎を道連れにしてしまったのはスマンとして、我々はすぐJ1モードに切り替えての第33節である。
とかいっておきながら、スタジアムに着いたら、29(にく)の日で肉料理フェアみたいのやっているもんだから、どう見てもベーコン串の形状を変えて100円値上げしただけのようなハム串とか、ボリューム20パーセント増しに釣られて買ってしまった鶏塩からあげとか、試合前からアホみたいに肉を喰いまくっていたのであった。もはやACLを優勝した事による、完全に気の抜けた余裕ぶっこきモードである。
J1逆転優勝に向けて必死な川崎を他所目にこんな事をやっているもんだから、肝心の試合が実に締まらないものに・・・。
まあACL疲れで相当メンバーを入れ換えたから仕方がないといえば仕方がなかったのも事実ではあったけど。槙野、青木、柏木、更に得点王争いが懸かっている興梠までをもベンチに置き、更に宇賀神とラファエルシルバに至っては完全ベンチ外。ベストメンバーの川崎に対してレッズはこの金銀飛車角落ちチョイス、完全にレッズの眼はクラブワールドカップに向いているのであった。
代わりに出た選手で違う意味で凄かったのが、菊池と矢島と高木。このお世辞にも守備が出来るとは言えないトリオを左翼方面に同時配置するという、良く言えば勇気があるとなるが、悪く言えば守る気があるのか?という恐ろしいチョイスである。だいたい菊池を左サイドバックにしている辺りからして何を期待しているのかよくわからない起用方なのである。
そして案の定、開始早々からこの左翼が上から下まで狙われ、そして崩され乱れて突破されてドフリーでクロスを許しては、興梠の20得点に並ぶゴールをこちらもドフリーの小林に決められてしまうのであった。ちゃんとマークしろよ!!
国内戦になるとすぐに集中力を欠く守備も守備だが、攻撃もレッズはやはり柏木が居ないとパスが出ないし、ラファエルシルバが居ないとカウンターが効かないし、興梠が居ないと最前線で楔になる選手が居ないんだな。ズラタンはスピードとフィジカルはあってもキープ力が無い上にサイドに流れ過ぎて中央をガラ空きにしてしまうし、矢島は動きは悪くないんだけど、相変わらずスマートなサッカーをし過ぎる。もっと泥臭くならないとJ1レベルには達しないよ。武藤も長澤も良く献身的に動き回ってくれているんだけど、周りもここまでメンバーが変わると、なかなか上手くは行かなくなるな。
でもアル・ヒラルと連戦したおかげか、眼がアル・ヒラルレベルに慣れてしまったのだろうか、それで今回の川崎には、そう恐怖心を感じなかったというのも本音。まあレッズは金銀飛車角落ちで、川崎はベストメンバーであった以上は、それなりの力の差はあった筈なのだろうけど、それにしてはレッズも1失点で済んでしまったし、いつもの川崎戦に比べたら全然ピンチは少なかった。川崎も逆転優勝するために必死な筈だったのだろうけど。
だからと言ってレッズ自体も川崎から1点も奪えなかった訳だから、それはそれでメンバーを落とした攻撃陣が響いたのも事実。後から槙野や柏木を入れてチャンスが増えたのが、その証拠だろう。嗚呼、槙野のドフリーヘッドが決まっていたら・・・。
ちなみに以前の試合でもやったコーナーキック時に味方が一人コーナーに寄せるプレー、ぶっちゃけ余り相手に脅威になっていない気が。だってそれに釣られて出て来る筈の敵選手が、出て来ないんだもん(汗)
まあ、今回の敗戦は、ストレートに言って仕方がないでしょう。何処に眼をつけているのか訳がわからない糞審劇場もあった訳だし、何より中3日でACL疲れを癒しながら、クラブワールドカップに標準を合わせる以上、もはや順位を上げる事が出来ないJ1など、本気で相手をしている場合ではないのだ。個人的には興梠の得点王だけは欲しいのだが、しかし今回興梠をベンチに置いたママだったという事は、興梠も堀も得点王問題に関しては腹を括ったという事だろう。それならそれで仕方がない。個人より先ずはチームとしてが大事なのだから。
それにさ、今日は負けたけど、何たってレッズは、4日前にACLで優勝しているしさ~。
なんて、この余裕だよ、余裕。フッ。
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J1リーグ第33戦 浦和0-1川崎
得点/14分・小林(川)
主審=松尾 一
観衆:24,605人
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J1リーグ第33戦 浦和0-1川崎
得点/14分・小林(川)
主審=松尾 一
観衆:24,605人
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うえ
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男性
自己紹介:
埼玉県富士見市在住
レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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