浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2019年 AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第1戦
浦和レッズ3-0ブリーラム・ユナイテッド
~埼玉スタジアム2002
1年ぶりに、この大会に帰って来た。
点が取れない、勝てない、ないない尽くしだったJリーグから一転、この極端さは一体・・・。まあ以前から言っている通り、JリーグとACLは大会の性質が全く違うし選手も入れ換えるから、いくらJリーグでは不調でも、ACLではコロッと勝ってしまうのは、決して珍しい事ではない。特にレッズの場合は。
とはいえ、前半の相変わらず点が取れないままだった内容を見ると、やはりJリーグの不振がそのまま尾を引いている感もあったし、中盤の3人はゼロックスから一貫して同じメンバーだから、パワフルさが物足りなくて縦への意識が低く、これがDFとFWを遠ざけている原因にもなっている訳だ。
しかし何人か選手を入れ換えて臨んだ中で、先ず驚いたのは、森脇を右ストッパーに入れて、また橋岡を右ウイングバックで使ってきた点。この期に及んでまたそれやる?しかも2人のポジションは逆では?と誰しもが思う事を、またやる点は、我々常人には計り知れない監督の考えがあるのだと思った。
だから橋岡が2ゴールもあげてしまうのだ!とは原因としては思わないのだが、普段だったら攻め上がっても右サイドに張り付いて中に行けないで右往左往しているばかりで、あんな絶好の位置に滅多に詰めてなんかいない選手である。それが今回は嗅覚が効いたのか、それともスタメン落ちや挙げ句にベンチ外を経験して奮起したのか、いやこれこそACLの特異な性質の為せる業なのか。
でも、3ゴール目は、どうやっても汰木のドリブル突破なんだよな。ついにレッズデビューを果たしたのがいきなり国際試合の公式戦というのも凄いが、そこで最後の短い時間帯に投入されたにも拘わらず、得意のドリブル突破から橋岡のゴールをアシストしてしまったのだから衝撃である。汰木って評判通りにドリブルは凄いものを持っているんだな。しかもドリブルのスタイルがやはり永井にソックリ。なんだか永井が帰って来たかのようで、実に懐かしく嬉しい気持ちになってしまった。イケメンって辺りも永井と同じだし。まあこれは男の自分からしたらどうでも良い部分ではあるけど。いやしかしこれは今回、汰木のこのプレーが生で観られただけでも大きな価値があったと思うよ。
ただゼロックスとJリーグで無得点進行だったチーム、ようやくの今季公式戦初ゴールがコーナーキックからだったのは、セットプレーが生命線のオリヴェイラレッズらしいものであった。マウリシオ大先生が相手を3人も引き付けて、その影でフリーになった槙野がズドン。練習通りだろう。やはりこのチームは、セットプレーが大きな鍵を握っているのだ。
しかしようやく勝てたなぁ。安堵は安堵。開幕前は、初得点と初勝利が、まさかACL第1戦になるとは、露程にも思っていなかった。それだけに遅い初得点と遅い初勝利にはなってしまったが、エヴェルトン以外は去年からのメンバー中心で慣れたポジション起用で臨んだ途端に、内容は所々で(以前の3試合に比べたら)少しスムーズ感があったのは確か。この辺は如何に新メンバーがまだまだフィットしていないかという事も言えてしまうのかもしれないが、逆に考えると、去年までのメンバーでもしっかり戦えるという自信にも繋がるかもしれない。
その上で、これを見た新加入選手が、ポジション争いで闘志を燃やしてくれたら幸いなのだが・・・。
ちなみに対戦相手のブリーラム、まあ当然だけどペドロジュニオールと細貝以外の選手はチンプンカンプン。どんなサッカーをするのかもわからない。
ところが最新のアジアクラブランキングでは、レッズが15位に対してブリーラムは12位と、僅かだけどレッズより上に位置している。つまりアジアの評価はレッズよりブリーラムが上とされてしまっている。一昨年のアジア王者も1年以上経過した途端にこの評価は納得が行かないのだが、実際ブリーラムもランクから想像するよりは、そう強くはなかったけど。まあかといって決して弱かった訳てもないけれど。サッカー自体は意外に組織的ではあったけど、それでもそこかしこに斑があり全体的に雑だったし、あの後半の総崩れっぷりを見ると、これでランクがレッズより上って何なん?って感じであった。まあこういうランクは、FIFAランクと同じで、1桁ランク以下は実際はアテにならないんだけどさ。
でもブリーラムは、細貝が加入したから再会を楽しみにしていたのだが、去年末に腹部を手術して未だにチームに合流出来ていなかったとは。しかも手術って、一体何の病気だったのだろう。心配・・・。
------
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第1戦 浦和3-0ブリーラム
得点/50分・槙野(浦)、75分・橋岡(浦)、88分・橋岡(浦)
主審=ヤクーブ・アブドゥルバキ
観衆:20,056人
浦和レッズ3-0ブリーラム・ユナイテッド
~埼玉スタジアム2002
1年ぶりに、この大会に帰って来た。
点が取れない、勝てない、ないない尽くしだったJリーグから一転、この極端さは一体・・・。まあ以前から言っている通り、JリーグとACLは大会の性質が全く違うし選手も入れ換えるから、いくらJリーグでは不調でも、ACLではコロッと勝ってしまうのは、決して珍しい事ではない。特にレッズの場合は。
とはいえ、前半の相変わらず点が取れないままだった内容を見ると、やはりJリーグの不振がそのまま尾を引いている感もあったし、中盤の3人はゼロックスから一貫して同じメンバーだから、パワフルさが物足りなくて縦への意識が低く、これがDFとFWを遠ざけている原因にもなっている訳だ。
しかし何人か選手を入れ換えて臨んだ中で、先ず驚いたのは、森脇を右ストッパーに入れて、また橋岡を右ウイングバックで使ってきた点。この期に及んでまたそれやる?しかも2人のポジションは逆では?と誰しもが思う事を、またやる点は、我々常人には計り知れない監督の考えがあるのだと思った。
だから橋岡が2ゴールもあげてしまうのだ!とは原因としては思わないのだが、普段だったら攻め上がっても右サイドに張り付いて中に行けないで右往左往しているばかりで、あんな絶好の位置に滅多に詰めてなんかいない選手である。それが今回は嗅覚が効いたのか、それともスタメン落ちや挙げ句にベンチ外を経験して奮起したのか、いやこれこそACLの特異な性質の為せる業なのか。
でも、3ゴール目は、どうやっても汰木のドリブル突破なんだよな。ついにレッズデビューを果たしたのがいきなり国際試合の公式戦というのも凄いが、そこで最後の短い時間帯に投入されたにも拘わらず、得意のドリブル突破から橋岡のゴールをアシストしてしまったのだから衝撃である。汰木って評判通りにドリブルは凄いものを持っているんだな。しかもドリブルのスタイルがやはり永井にソックリ。なんだか永井が帰って来たかのようで、実に懐かしく嬉しい気持ちになってしまった。イケメンって辺りも永井と同じだし。まあこれは男の自分からしたらどうでも良い部分ではあるけど。いやしかしこれは今回、汰木のこのプレーが生で観られただけでも大きな価値があったと思うよ。
ただゼロックスとJリーグで無得点進行だったチーム、ようやくの今季公式戦初ゴールがコーナーキックからだったのは、セットプレーが生命線のオリヴェイラレッズらしいものであった。マウリシオ大先生が相手を3人も引き付けて、その影でフリーになった槙野がズドン。練習通りだろう。やはりこのチームは、セットプレーが大きな鍵を握っているのだ。
しかしようやく勝てたなぁ。安堵は安堵。開幕前は、初得点と初勝利が、まさかACL第1戦になるとは、露程にも思っていなかった。それだけに遅い初得点と遅い初勝利にはなってしまったが、エヴェルトン以外は去年からのメンバー中心で慣れたポジション起用で臨んだ途端に、内容は所々で(以前の3試合に比べたら)少しスムーズ感があったのは確か。この辺は如何に新メンバーがまだまだフィットしていないかという事も言えてしまうのかもしれないが、逆に考えると、去年までのメンバーでもしっかり戦えるという自信にも繋がるかもしれない。
その上で、これを見た新加入選手が、ポジション争いで闘志を燃やしてくれたら幸いなのだが・・・。
ちなみに対戦相手のブリーラム、まあ当然だけどペドロジュニオールと細貝以外の選手はチンプンカンプン。どんなサッカーをするのかもわからない。
ところが最新のアジアクラブランキングでは、レッズが15位に対してブリーラムは12位と、僅かだけどレッズより上に位置している。つまりアジアの評価はレッズよりブリーラムが上とされてしまっている。一昨年のアジア王者も1年以上経過した途端にこの評価は納得が行かないのだが、実際ブリーラムもランクから想像するよりは、そう強くはなかったけど。まあかといって決して弱かった訳てもないけれど。サッカー自体は意外に組織的ではあったけど、それでもそこかしこに斑があり全体的に雑だったし、あの後半の総崩れっぷりを見ると、これでランクがレッズより上って何なん?って感じであった。まあこういうランクは、FIFAランクと同じで、1桁ランク以下は実際はアテにならないんだけどさ。
でもブリーラムは、細貝が加入したから再会を楽しみにしていたのだが、去年末に腹部を手術して未だにチームに合流出来ていなかったとは。しかも手術って、一体何の病気だったのだろう。心配・・・。
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AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第1戦 浦和3-0ブリーラム
得点/50分・槙野(浦)、75分・橋岡(浦)、88分・橋岡(浦)
主審=ヤクーブ・アブドゥルバキ
観衆:20,056人
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2019年 J1リーグ第2節
浦和レッズ0-2北海道コンサドーレ札幌
~埼玉スタジアム2002
あのー、何時になったら点が取れるようになるのでしょうか???
というか、点が取れる取れない以前に、その術が全く成り立っていないという事実である。とにかく攻撃に手数を掛け過ぎるようになったというか、去年ならばシンプルに縦にボールを運ぶのが前提だったサッカーが、今年は一転して各駅停車の遅いサッカーになっている。基本的に細かい攻撃なんてやらないのがオリヴェイラのサッカーなのに、それなのに、今年はやけに無駄なパスが回るサッカーになってしまっている。だからまともにシュートにすら行けなくなっている。
浦和レッズ0-2北海道コンサドーレ札幌
~埼玉スタジアム2002
あのー、何時になったら点が取れるようになるのでしょうか???
というか、点が取れる取れない以前に、その術が全く成り立っていないという事実である。とにかく攻撃に手数を掛け過ぎるようになったというか、去年ならばシンプルに縦にボールを運ぶのが前提だったサッカーが、今年は一転して各駅停車の遅いサッカーになっている。基本的に細かい攻撃なんてやらないのがオリヴェイラのサッカーなのに、それなのに、今年はやけに無駄なパスが回るサッカーになってしまっている。だからまともにシュートにすら行けなくなっている。
何故だろう?新加入選手が数人入れ替わっただけで、ここまで様子が変わってしまうのだろうか?いや変わるのかもしれないが、それにしてもこの変わりようは何なんだろう?
点が取れなくても、これまでは守備が粘ってくれていた。ところが今回は開始早々から失点。事故のような失点と思いたいが、実はそうではなく、札幌の早いパス回しと選手の連動した動きに付いて行けていない。開始早々だったから眼が慣れていなかったとも言えるが、しかし鋭いクロスにも意表を突かれ、完全に鈴木武蔵を逃した。しかも意表を突いた鋭いクロスはこの後にも喰らっており、そこは失点こそしなかったがピンチに陥り、再び危ないシーンを作られた。
前からガンガン来る、鋭いパスが回る時は回る、これがミシャのサッカーだから端からわかっていたが、しかしそれに呑まれた時に何が起こるのかも理解はしていた。つまり今回のようになる。しかも今回の札幌は良く走っていた。
だから、その裏を突けるように、レッズはラインを下げてでも一旦はミシャサッカーから受け身になり、しっかりとカウンターサッカーに徹しなければならなかった。ところが開始早々の予期せぬ失点により余計な焦りが生まれ、途端に前掛かりになった。そして逆に札幌にその裏を突かれる悪循環に陥った。プレゼントボールのようなパスミスから裏を突かれての2失点目も、喰らうべくして喰らったようなものだった。そしてミシャサッカーに嵌められると、こうなる。
ただミシャ云々より、やはり自分達の問題さ。やはり新加入選手がまだまだフィットしていない故の連動性の無さ。山中は単体では悪くないのだが、周囲と息が合っていない。エヴェルトンは役割がやはり少し違う気がする。そして杉本に至っては、ゼロックスに続いてまたハーフタイムに下げられた。尤もゼロックスの時と今回では、交代の質が違った。嗚呼杉本よ、こんな筈では・・・。
ただ新加入選手ばかり責められず、相変わらずナバウトはゴールが無いし、ぶっちゃけマルティノスも決して良いとは言えない。元々のメンバーも調子は良くないのは明らか。柏木は相変わらず球の散らし役になっているだけでゲームメーカーとしての働きが皆無。長澤も宇賀神も、そして頼みの興梠も何となく身体が重そう。フィジカル鍛練ばかりやってて肉体的には強くなったが、逆に筋肉が付き過ぎて身体が固くなったか?それでスピードが減ったとか?自分フィジカルの専門家じゃないからよくわからんけれど。でも札幌との徒競走では負けている場面が目立った。
ぶっちゃけフィジカル鍛練優先で実践形式の鍛練が少なかったから、それがモロに影響しているのだとしたら、どうしよう。オリヴェイラがスロースターターだからとか、本当に後半にピークを持って行っているのだとしたら心配は無いのだが。本当にそうなら恐ろしい戦略家だな。ただこればかりは実際に後半にならないとわからないから、今はオリヴェイラを信じる事しか出来ないのだが。
何れにしてもリーグ戦、勝利が無いと本当に不安になる。だいたい開幕前は、その補強率からして、3節までに勝ち点9はマストと期待されていた筈だったのだが、それが2節までで勝ち点僅かに1。これでは去年と変わらんじゃないか。どうしてくれよう、これ。
これで次のACLになると、メンバーも意識も大会の性質も変わるから、それでコロッと良い試合して勝っちゃうんだろうなぁ、多分。
ああ~、武藤と青木とウルトラマン、早く戻って来てくれ~。
------
J1リーグ第2節 浦和0-2札幌
得点/2分・鈴木(札)、27分・鈴木(札)
主審=今村義朗
観衆:41,109人
点が取れなくても、これまでは守備が粘ってくれていた。ところが今回は開始早々から失点。事故のような失点と思いたいが、実はそうではなく、札幌の早いパス回しと選手の連動した動きに付いて行けていない。開始早々だったから眼が慣れていなかったとも言えるが、しかし鋭いクロスにも意表を突かれ、完全に鈴木武蔵を逃した。しかも意表を突いた鋭いクロスはこの後にも喰らっており、そこは失点こそしなかったがピンチに陥り、再び危ないシーンを作られた。
前からガンガン来る、鋭いパスが回る時は回る、これがミシャのサッカーだから端からわかっていたが、しかしそれに呑まれた時に何が起こるのかも理解はしていた。つまり今回のようになる。しかも今回の札幌は良く走っていた。
だから、その裏を突けるように、レッズはラインを下げてでも一旦はミシャサッカーから受け身になり、しっかりとカウンターサッカーに徹しなければならなかった。ところが開始早々の予期せぬ失点により余計な焦りが生まれ、途端に前掛かりになった。そして逆に札幌にその裏を突かれる悪循環に陥った。プレゼントボールのようなパスミスから裏を突かれての2失点目も、喰らうべくして喰らったようなものだった。そしてミシャサッカーに嵌められると、こうなる。
ただミシャ云々より、やはり自分達の問題さ。やはり新加入選手がまだまだフィットしていない故の連動性の無さ。山中は単体では悪くないのだが、周囲と息が合っていない。エヴェルトンは役割がやはり少し違う気がする。そして杉本に至っては、ゼロックスに続いてまたハーフタイムに下げられた。尤もゼロックスの時と今回では、交代の質が違った。嗚呼杉本よ、こんな筈では・・・。
ただ新加入選手ばかり責められず、相変わらずナバウトはゴールが無いし、ぶっちゃけマルティノスも決して良いとは言えない。元々のメンバーも調子は良くないのは明らか。柏木は相変わらず球の散らし役になっているだけでゲームメーカーとしての働きが皆無。長澤も宇賀神も、そして頼みの興梠も何となく身体が重そう。フィジカル鍛練ばかりやってて肉体的には強くなったが、逆に筋肉が付き過ぎて身体が固くなったか?それでスピードが減ったとか?自分フィジカルの専門家じゃないからよくわからんけれど。でも札幌との徒競走では負けている場面が目立った。
ぶっちゃけフィジカル鍛練優先で実践形式の鍛練が少なかったから、それがモロに影響しているのだとしたら、どうしよう。オリヴェイラがスロースターターだからとか、本当に後半にピークを持って行っているのだとしたら心配は無いのだが。本当にそうなら恐ろしい戦略家だな。ただこればかりは実際に後半にならないとわからないから、今はオリヴェイラを信じる事しか出来ないのだが。
何れにしてもリーグ戦、勝利が無いと本当に不安になる。だいたい開幕前は、その補強率からして、3節までに勝ち点9はマストと期待されていた筈だったのだが、それが2節までで勝ち点僅かに1。これでは去年と変わらんじゃないか。どうしてくれよう、これ。
これで次のACLになると、メンバーも意識も大会の性質も変わるから、それでコロッと良い試合して勝っちゃうんだろうなぁ、多分。
ああ~、武藤と青木とウルトラマン、早く戻って来てくれ~。
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J1リーグ第2節 浦和0-2札幌
得点/2分・鈴木(札)、27分・鈴木(札)
主審=今村義朗
観衆:41,109人
2019年 J1リーグ第1節
ベガルタ仙台0-0浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
初戦が引き分け発進はよくある事だけど、開幕戦らしい固い内容になってしまった。それでも選手は疲労が抜けたようで、ゼロックスの時よりかは動きは軽快だったけれど、それにしてもゼロックスに続いてゴールが遠い遠い遠い・・・。
ついに橋岡がスタメン落ちし、右ウイングバックに宇賀神を回して、左ウイングバックに山中という期待の布陣。右はバランサーの宇賀神らしく、そうリスクをかけない動きだったが、反対に左はこれで飛躍的に活性化された。でも活性化されたのは良いのだが、やたら山中にボールを回し過ぎてしまい、サイド攻撃が左一辺倒になっていたのは課題というか、これでは相手も眼が慣れてしまい守りやすくなってしまう。山中も使い過ぎては疲れてしまう。それでも90分フルで激しく上下動を繰り返していた山中のスタミナは圧巻であった。
このように攻撃が山中頼りになってしまい、肝心の柏木から全く縦に効果的なパスが入らない。というか柏木は逃げパスにバックパスの連続ではゲームメイクにならない。その代わり(?)柏木は守備力が上がったな。以前はボールを奪われるのが柏木の大きな弱点だったのだが、今回は相手からボールを奪うシーンが目立っていた。これオリヴェイラのフィジカル強化により、身体の踏ん張りが強くなったおかげかな。
ベガルタ仙台0-0浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
初戦が引き分け発進はよくある事だけど、開幕戦らしい固い内容になってしまった。それでも選手は疲労が抜けたようで、ゼロックスの時よりかは動きは軽快だったけれど、それにしてもゼロックスに続いてゴールが遠い遠い遠い・・・。
ついに橋岡がスタメン落ちし、右ウイングバックに宇賀神を回して、左ウイングバックに山中という期待の布陣。右はバランサーの宇賀神らしく、そうリスクをかけない動きだったが、反対に左はこれで飛躍的に活性化された。でも活性化されたのは良いのだが、やたら山中にボールを回し過ぎてしまい、サイド攻撃が左一辺倒になっていたのは課題というか、これでは相手も眼が慣れてしまい守りやすくなってしまう。山中も使い過ぎては疲れてしまう。それでも90分フルで激しく上下動を繰り返していた山中のスタミナは圧巻であった。
このように攻撃が山中頼りになってしまい、肝心の柏木から全く縦に効果的なパスが入らない。というか柏木は逃げパスにバックパスの連続ではゲームメイクにならない。その代わり(?)柏木は守備力が上がったな。以前はボールを奪われるのが柏木の大きな弱点だったのだが、今回は相手からボールを奪うシーンが目立っていた。これオリヴェイラのフィジカル強化により、身体の踏ん張りが強くなったおかげかな。
これ柏木一人に限った事ではなくて、ゼロックスでもそうだったように、どの選手もやはり球際が強くなったよ。
それでも仙台のラフなファール連発で選手が痛む連続に怒りが沸いたが、そういう危険なファールに全然イエローが出ないものだから、仙台側も更に調子に乗って、更にラフなファールを繰り返すんだよね。誰かが主審に向かって「舐められてるぞー!」って叫んでいたけど、まさにその通りである。おまけに仙台のハンドは堂々と見逃すくせに、こっちのハンドは必ず取るもんなぁ。開幕戦から主審にブーイング発生とか、こりゃ今年も主審のやらかし劇場は先が思いやられるぞ。
エヴェルトンは、今回はアンカーとしてもかなり効いていたと思う。ゼロックスでは少しポジションが違うのではないか?と思わせたが、今回はアンカーとして青木と遜色無い働きであった。そしてやはり細かいプレーがとても上手い。技術がしっかりしている。だからこそもう1列前で使ってみてほしいのだが。決定的なシュートを吹かしてしまったが、あれを綺麗に決めていたら完璧だったのに。
で、問題というか課題は、やはり興梠と杉本の共存だ。まあ興梠は例年通りの素晴らしいポストプレーは相変わらずなのだが、その相棒たる杉本との連携がまだまだゼロに近い。お互い関係が無いような動きをしている。杉本はボールを貰いたくて逆に下がり過ぎていて、ここに興梠も楔になろうと下がってしまうと、前線に誰も居なくなってしまう。
この興梠と杉本の課題、柏木からパスが出ない、またスピードに乗れる選手が居ない。なので速い攻撃が出来ていない。オリヴェイラのサッカーは、ご存じの通り堅守速攻。堅守は問題ないが、攻撃の形は、まだまだ新しいメンバーを絡めたチームでは全く出来ていない。これはまだまだ時間が掛かりそう。
それとナバウトよ、何度も言うけど、そろそろゴールをあげろよ~。このままでファブリシオを復帰して来たら、確実に出番が無くなってしまうぞ。動きは献身的で良いのだが、FWとしてはそれだけではダメだ。多少のエゴイストは必要で、その上でやはりゴールというFWとして最大の結果を出さなければ・・・。
と、色々書いたが、それにしても相変わらずユアスタでは勝てんなぁ。負けなくなったけど、それでも勝てない。しかも以前は撃ち合いになるのが名物だったユアスタが、今回は両方ノーゴール。レッズもサッカーが守備的になったものだから、鬼門は鬼門で相変わらずとしても、性質がちょっと変わったか?
何れにしても、オリヴェイラがいくらスロースターターとして有名でも、やはり開幕戦は、内容はどうでもよかったから、たまには勝ちたかったな。
次はミシャ相手だから、絶対にホームで返り討ちにしなきゃイカンぞ。
で、今回は気分を変えて、試合後は埼玉や東京に帰る仲間と別れて、石巻に向かいます。アウェー仙台戦って日曜が多かったけど、今回は珍しく土曜で余裕が生まれた為。青春18切符期間だったら女川か気仙沼まで行きたかったけど。喰い物も、もう牛タンも大抵の有名店は行き着くして飽きたから、今回は石巻のグルメを堪能しよう。
追記のオマケ
石巻で泊まった旅館が完全に昭和!もちろん風呂も便所も共同。ザ・旅館!でも中身はゴミひとつ落ちていなく全て綺麗で素晴らしい管理。店主の爺ちゃんも親切だし。そして安い。
こういう旅館はどんどん減っているから、今どき貴重だよな。外観から一見すると連れ込み旅館に間違われそうだけど(苦笑)
------
J1リーグ第1節 仙台0-0浦和
主審=佐藤隆治
観衆:18,567人
それでも仙台のラフなファール連発で選手が痛む連続に怒りが沸いたが、そういう危険なファールに全然イエローが出ないものだから、仙台側も更に調子に乗って、更にラフなファールを繰り返すんだよね。誰かが主審に向かって「舐められてるぞー!」って叫んでいたけど、まさにその通りである。おまけに仙台のハンドは堂々と見逃すくせに、こっちのハンドは必ず取るもんなぁ。開幕戦から主審にブーイング発生とか、こりゃ今年も主審のやらかし劇場は先が思いやられるぞ。
エヴェルトンは、今回はアンカーとしてもかなり効いていたと思う。ゼロックスでは少しポジションが違うのではないか?と思わせたが、今回はアンカーとして青木と遜色無い働きであった。そしてやはり細かいプレーがとても上手い。技術がしっかりしている。だからこそもう1列前で使ってみてほしいのだが。決定的なシュートを吹かしてしまったが、あれを綺麗に決めていたら完璧だったのに。
で、問題というか課題は、やはり興梠と杉本の共存だ。まあ興梠は例年通りの素晴らしいポストプレーは相変わらずなのだが、その相棒たる杉本との連携がまだまだゼロに近い。お互い関係が無いような動きをしている。杉本はボールを貰いたくて逆に下がり過ぎていて、ここに興梠も楔になろうと下がってしまうと、前線に誰も居なくなってしまう。
この興梠と杉本の課題、柏木からパスが出ない、またスピードに乗れる選手が居ない。なので速い攻撃が出来ていない。オリヴェイラのサッカーは、ご存じの通り堅守速攻。堅守は問題ないが、攻撃の形は、まだまだ新しいメンバーを絡めたチームでは全く出来ていない。これはまだまだ時間が掛かりそう。
それとナバウトよ、何度も言うけど、そろそろゴールをあげろよ~。このままでファブリシオを復帰して来たら、確実に出番が無くなってしまうぞ。動きは献身的で良いのだが、FWとしてはそれだけではダメだ。多少のエゴイストは必要で、その上でやはりゴールというFWとして最大の結果を出さなければ・・・。
と、色々書いたが、それにしても相変わらずユアスタでは勝てんなぁ。負けなくなったけど、それでも勝てない。しかも以前は撃ち合いになるのが名物だったユアスタが、今回は両方ノーゴール。レッズもサッカーが守備的になったものだから、鬼門は鬼門で相変わらずとしても、性質がちょっと変わったか?
何れにしても、オリヴェイラがいくらスロースターターとして有名でも、やはり開幕戦は、内容はどうでもよかったから、たまには勝ちたかったな。
次はミシャ相手だから、絶対にホームで返り討ちにしなきゃイカンぞ。
で、今回は気分を変えて、試合後は埼玉や東京に帰る仲間と別れて、石巻に向かいます。アウェー仙台戦って日曜が多かったけど、今回は珍しく土曜で余裕が生まれた為。青春18切符期間だったら女川か気仙沼まで行きたかったけど。喰い物も、もう牛タンも大抵の有名店は行き着くして飽きたから、今回は石巻のグルメを堪能しよう。
追記のオマケ
石巻で泊まった旅館が完全に昭和!もちろん風呂も便所も共同。ザ・旅館!でも中身はゴミひとつ落ちていなく全て綺麗で素晴らしい管理。店主の爺ちゃんも親切だし。そして安い。
こういう旅館はどんどん減っているから、今どき貴重だよな。外観から一見すると連れ込み旅館に間違われそうだけど(苦笑)
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J1リーグ第1節 仙台0-0浦和
主審=佐藤隆治
観衆:18,567人
2019年 ゼロックス スーパーカップ
川崎フロンターレ1-0浦和レッズ
~埼玉スタジアム2002
題名にオヤジギャグかましている場合でもないのだが、それにしても良いところが無い内容だったな。
まあ題名の全くゼロは言い過ぎで、選手個々では良いプレーもあったし、特に守備は1失点は喰らったとはいえ、西川のスーパーセーブあり、マウリシオ大先生が持ち前のスピードを活かして、機動要塞のように動き回って敵の攻撃からの最後の砦になって守っていたし、エヴェルトンはアンカーのポジションはやはり微妙だったものの、それでも細かいプレーが上手い選手だな。次はアンカーではなくもうひとつ前のポジションで使ってみたい。
杉本は悪くはないんだけど、チーム全体が引き過ぎていてFWとしては孤立していたし、コンビネーションはまだまだ。途中から投入された柴戸は前への意識が高まって成長が感じられたし、山中はレッズでもかなりの可能性を感じさせてくれた。橋岡が去年に続いて右ウイングバックとしてはあまり機能していなかったところからして、途中から試した右に宇賀神で左は山中の方が期待できる感じがする。橋岡は2年目で課題を克服できない限り、やはり右ウイングバックとしては疑問符になってしまうだろう。橋岡はメディアでオネエキャラに磨きをかけている暇があったら、右ウイングバックの動きに磨きをかけろ。
マルティノスが去年に比べたら前への動きがだいぶ良くなっていたが、短い時間帯だったから、もう少し長く見てみないとわからないな。ナバウトはいい加減ゴールという結果を出さないと今年は立場が厳しくなるぞ。
何れにしても選手個々というより、チームとしての攻撃の連動性がまだまだ未完成なのは明らかで、90分通してシュート1本はちょっと少な過ぎだ。チームに慣れている武藤と青木が居なかった故にスムーズ感が激減した影響もあっただろうけど、それにしても、もう少しシュートまで持って行きたかった。まあその前に柏木や長澤から効果的な縦パスが全く出なかったのも問題だけど。
尤も開幕前は練習試合よりフィジカル強化が中心だった訳だから、それで今回ぶっつけ本番のような形で90分の試合をやらせても、この内容と結果は当然だったのかもしれない。
川崎フロンターレ1-0浦和レッズ
~埼玉スタジアム2002
題名にオヤジギャグかましている場合でもないのだが、それにしても良いところが無い内容だったな。
まあ題名の全くゼロは言い過ぎで、選手個々では良いプレーもあったし、特に守備は1失点は喰らったとはいえ、西川のスーパーセーブあり、マウリシオ大先生が持ち前のスピードを活かして、機動要塞のように動き回って敵の攻撃からの最後の砦になって守っていたし、エヴェルトンはアンカーのポジションはやはり微妙だったものの、それでも細かいプレーが上手い選手だな。次はアンカーではなくもうひとつ前のポジションで使ってみたい。
杉本は悪くはないんだけど、チーム全体が引き過ぎていてFWとしては孤立していたし、コンビネーションはまだまだ。途中から投入された柴戸は前への意識が高まって成長が感じられたし、山中はレッズでもかなりの可能性を感じさせてくれた。橋岡が去年に続いて右ウイングバックとしてはあまり機能していなかったところからして、途中から試した右に宇賀神で左は山中の方が期待できる感じがする。橋岡は2年目で課題を克服できない限り、やはり右ウイングバックとしては疑問符になってしまうだろう。橋岡はメディアでオネエキャラに磨きをかけている暇があったら、右ウイングバックの動きに磨きをかけろ。
マルティノスが去年に比べたら前への動きがだいぶ良くなっていたが、短い時間帯だったから、もう少し長く見てみないとわからないな。ナバウトはいい加減ゴールという結果を出さないと今年は立場が厳しくなるぞ。
何れにしても選手個々というより、チームとしての攻撃の連動性がまだまだ未完成なのは明らかで、90分通してシュート1本はちょっと少な過ぎだ。チームに慣れている武藤と青木が居なかった故にスムーズ感が激減した影響もあっただろうけど、それにしても、もう少しシュートまで持って行きたかった。まあその前に柏木や長澤から効果的な縦パスが全く出なかったのも問題だけど。
尤も開幕前は練習試合よりフィジカル強化が中心だった訳だから、それで今回ぶっつけ本番のような形で90分の試合をやらせても、この内容と結果は当然だったのかもしれない。
選手もやたら動きが重かったというか鈍かったというか、何やら足に鉛でも引き摺っているのような動きだった。恐らくキャンプを含めた厳しい練習で、選手の疲労度は相当のものになっている筈。少し前に選手も「足がパンパン」と言っていたように。それ故に縦に走れば引っ掛かり、走れなければパスで逃げる場面が目立った。前半に杉本が縦に抜け出してカウンターのチャンスがあったが途中で結局パスを選択した。そうではなく、あそこで縦に走り切れるようになれば・・・。
それでもあえて練習試合の数を犠牲にしてでも、フィジカル強化を優先させて選手を鍛えてきたオリヴェイラの戦略がある筈。つまりオリヴェイラにとっては今回のゼロックスが照準ではなくて、あくまで来週からの公式戦からが照準なのは明らか。
その代わりに選手も去年までだったら倒れて当然の場面でも、当たり負けしないで踏ん張りが効いたプレーが多かったのは、それこそフィジカル強化の賜物だろう。元々日本人離れしたフィジカル力がある槙野なんて、前半バンバン敵をぶっ倒しまくっていたし。倒す時は意図的に反則をしてでもファールで止める、つまりメリハリが効いたファールが出来ていたという見方も出来るけど。
まあこのように、球際が強くなれば、力強いチームが出来上がる・・・筈である。
それと勝ち負けに関して言うと、やはり川崎も相変わらず強かったというのはあるし、何だかんだ言われていても、注目のダミアンが決めてきたよ。あれボールがドフリーのダミアンに転んでしまった不運はあったけど、他の場面では抑えていても、決定力を考えてしまうと、やはり元セレソンの肩書きが目に行ってしまうゴールだった。
しかし、リーグ戦では、今年こそリーグ優勝を本気で狙う以上、その川崎を倒さなければいけない。そういう意味では今回、負けたレッズも内容からして、大きな学習材料を得られたんじゃないかな。
さあ1週間後、疲労が完全に抜けた選手が、軽快にユアスタのピッチを走り回っていますように。
という事で今年も戦いが始まりました。来週からはリーグ戦。優勝目指して頑張って行きましょう。
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それでもあえて練習試合の数を犠牲にしてでも、フィジカル強化を優先させて選手を鍛えてきたオリヴェイラの戦略がある筈。つまりオリヴェイラにとっては今回のゼロックスが照準ではなくて、あくまで来週からの公式戦からが照準なのは明らか。
その代わりに選手も去年までだったら倒れて当然の場面でも、当たり負けしないで踏ん張りが効いたプレーが多かったのは、それこそフィジカル強化の賜物だろう。元々日本人離れしたフィジカル力がある槙野なんて、前半バンバン敵をぶっ倒しまくっていたし。倒す時は意図的に反則をしてでもファールで止める、つまりメリハリが効いたファールが出来ていたという見方も出来るけど。
まあこのように、球際が強くなれば、力強いチームが出来上がる・・・筈である。
それと勝ち負けに関して言うと、やはり川崎も相変わらず強かったというのはあるし、何だかんだ言われていても、注目のダミアンが決めてきたよ。あれボールがドフリーのダミアンに転んでしまった不運はあったけど、他の場面では抑えていても、決定力を考えてしまうと、やはり元セレソンの肩書きが目に行ってしまうゴールだった。
しかし、リーグ戦では、今年こそリーグ優勝を本気で狙う以上、その川崎を倒さなければいけない。そういう意味では今回、負けたレッズも内容からして、大きな学習材料を得られたんじゃないかな。
さあ1週間後、疲労が完全に抜けた選手が、軽快にユアスタのピッチを走り回っていますように。
という事で今年も戦いが始まりました。来週からはリーグ戦。優勝目指して頑張って行きましょう。
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ゼロックス スーパーカップ 川崎1-0浦和
得点/52分・ダミアン(川)
主審=家本政明
観衆:52,587人
得点/52分・ダミアン(川)
主審=家本政明
観衆:52,587人
2018年 天皇杯・決勝
浦和レッズ1-0ベガルタ仙台
~埼玉スタジアム2002
やったぜー!皆よく頑張りましたー!優勝ー!おめでとう!
宇賀神、スーパーミドル偉い!
オリヴェイラ、嫁さんの誕生日おめでとう!
さあ再び世界へ!
で、協会の糞日程のせいで、明日仕事だから浦和に行っている時間が無いから、東川口でザ・優勝美酒!
おめでとう!お疲れ様!
後で追記します(笑)
↓↓↓
で、午前様で帰宅してから更にザ・美酒っていたら、やや二日酔い気味になったが、この頭の重さも優勝の重さに比べたら軽いものだ。
最後のロスタイム5分が10分位に長く感じられた。実際5分過ぎてもなかなか笛が鳴らされなかったと思ったが、終了の笛が響いた瞬間、絶叫して仲間と抱き合い歓喜の瞬間を迎えた。やはり少し涙が出た。
鹿島戦で負傷退場して出場が危ぶまれた興梠、武藤、青木が間に合った。ホッとした。のも束の間、今度はマウリシオ大先生が急な怪我で出られなくなってしまった。一瞬青くなった。しかし阿部が居た。頼もしかった。
鹿島戦同様、本当に耐えに耐えた試合だった。渡辺監督体制で成熟機を迎えている仙台のパスサッカーに主導権を握られ続けた。13分にコーナーキックの流れから、宇賀神の神掛かったスーパーボレーが炸裂した。まさかこの1点が決勝点になろうとは、その時は思っていなかった。
油断大敵で気の引き締め直しは当然だったが、総合力とホーム埼スタでは大の御得意の仙台が相手だけあって、正直普通にやれば2点3点獲って勝てると思っていた。懸念材料は鹿島戦後の燃え付き症候群の心配とマウリシオ欠場くらいだった。
ボールは仙台に支配され16本ものシュートを撃たれたが、レッズの戦い方は鹿島戦と全く同じ。超組織的に堅く守ってのクリア一辺倒でのカウンター狙い1本。ここはブレない。一見攻められているように見えて、レッズは完全に狙い通りのサッカーで、実は手の内はレッズにあった。後一歩でタイトルを逃しまくっていたミシャレッズは、このやり方を忌避して自滅していたのだ。皮肉にも仙台が数年前のレッズに見えた。サッカーに正解は無い。しかし最後に勝った者が正解である。
今季リーグ戦の序盤の躓きから途中まで本当に苦しいシーズンを味わったが、それを乗り越えた事で、サッカーの神様が贈ってくれたご褒美なのかな。
天皇杯優勝でシーズンの幕を閉じれるのは、サポーターにとってもサポ冥利につきる終わり方。タイトルを獲得して最高の形でシーズンを終える事が出来た。ACL出場権も獲得する事が出来た。本当に良かった。
皆、本当に頑張りました。今年は天皇杯が前倒しされた分、それだけ長く優勝の余韻も楽しめるね。というか鹿島に振り回される協会のお粗末な日程作りに、最初は文句炸裂だったが、終わってみれば優勝だし、ストレートに考えて選手も例年より早く多く休めるのだから、まあ良かったのかな。本当に結果的にだけど。
という事で、レッズに関わる全ての皆さん、改めて優勝おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。
さあここからはストーブリーグで沸きましょう。また近い内に総括します。
------
天皇杯・決勝 浦和1-0仙台
得点/13分・宇賀神(浦)
主審=山本雄大
観衆:50,978人
★
浦和レッズ1-0ベガルタ仙台
~埼玉スタジアム2002
やったぜー!皆よく頑張りましたー!優勝ー!おめでとう!
宇賀神、スーパーミドル偉い!
オリヴェイラ、嫁さんの誕生日おめでとう!
さあ再び世界へ!
で、協会の糞日程のせいで、明日仕事だから浦和に行っている時間が無いから、東川口でザ・優勝美酒!
おめでとう!お疲れ様!
後で追記します(笑)
↓↓↓
で、午前様で帰宅してから更にザ・美酒っていたら、やや二日酔い気味になったが、この頭の重さも優勝の重さに比べたら軽いものだ。
最後のロスタイム5分が10分位に長く感じられた。実際5分過ぎてもなかなか笛が鳴らされなかったと思ったが、終了の笛が響いた瞬間、絶叫して仲間と抱き合い歓喜の瞬間を迎えた。やはり少し涙が出た。
鹿島戦で負傷退場して出場が危ぶまれた興梠、武藤、青木が間に合った。ホッとした。のも束の間、今度はマウリシオ大先生が急な怪我で出られなくなってしまった。一瞬青くなった。しかし阿部が居た。頼もしかった。
鹿島戦同様、本当に耐えに耐えた試合だった。渡辺監督体制で成熟機を迎えている仙台のパスサッカーに主導権を握られ続けた。13分にコーナーキックの流れから、宇賀神の神掛かったスーパーボレーが炸裂した。まさかこの1点が決勝点になろうとは、その時は思っていなかった。
油断大敵で気の引き締め直しは当然だったが、総合力とホーム埼スタでは大の御得意の仙台が相手だけあって、正直普通にやれば2点3点獲って勝てると思っていた。懸念材料は鹿島戦後の燃え付き症候群の心配とマウリシオ欠場くらいだった。
ボールは仙台に支配され16本ものシュートを撃たれたが、レッズの戦い方は鹿島戦と全く同じ。超組織的に堅く守ってのクリア一辺倒でのカウンター狙い1本。ここはブレない。一見攻められているように見えて、レッズは完全に狙い通りのサッカーで、実は手の内はレッズにあった。後一歩でタイトルを逃しまくっていたミシャレッズは、このやり方を忌避して自滅していたのだ。皮肉にも仙台が数年前のレッズに見えた。サッカーに正解は無い。しかし最後に勝った者が正解である。
今季リーグ戦の序盤の躓きから途中まで本当に苦しいシーズンを味わったが、それを乗り越えた事で、サッカーの神様が贈ってくれたご褒美なのかな。
天皇杯優勝でシーズンの幕を閉じれるのは、サポーターにとってもサポ冥利につきる終わり方。タイトルを獲得して最高の形でシーズンを終える事が出来た。ACL出場権も獲得する事が出来た。本当に良かった。
皆、本当に頑張りました。今年は天皇杯が前倒しされた分、それだけ長く優勝の余韻も楽しめるね。というか鹿島に振り回される協会のお粗末な日程作りに、最初は文句炸裂だったが、終わってみれば優勝だし、ストレートに考えて選手も例年より早く多く休めるのだから、まあ良かったのかな。本当に結果的にだけど。
という事で、レッズに関わる全ての皆さん、改めて優勝おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。
さあここからはストーブリーグで沸きましょう。また近い内に総括します。
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天皇杯・決勝 浦和1-0仙台
得点/13分・宇賀神(浦)
主審=山本雄大
観衆:50,978人
★
2018年 天皇杯・準決勝
浦和レッズ1-0鹿島アントラーズ
~カシマサッカースタジアム
鹿島のホームスタジアムでホーム側扱いがレッズで、それなのにホームユニを着ているのは鹿島で、このこんがらがりぶりが、さすが天皇杯といったところか。そんな事実上は決勝戦と言って良い準決勝は・・・。
浦和レッズ1-0鹿島アントラーズ
~カシマサッカースタジアム
鹿島のホームスタジアムでホーム側扱いがレッズで、それなのにホームユニを着ているのは鹿島で、このこんがらがりぶりが、さすが天皇杯といったところか。そんな事実上は決勝戦と言って良い準決勝は・・・。
まさに死闘による総力戦!それを、良く守った!良く耐えた!偉い、偉いぞ!現地組の同士の素晴らしいサポートも、本当にありがとうございます!
しかも興梠、武藤、青木と、痛めて次々に負傷退場して行くというアクシデント大連発にも拘わらず、この悲惨かつ最悪な状況を、まさに総力戦による全員守備で守り抜いた。早めに交代枠を使いきらなければならなかった苦しい展開で、その後も橋岡や李など、他にも痛めて苦しそうな選手が続出する中、それでも起き上がり、足を引き摺りながら、最後までよく戦ってくれたよ。本当に頑張った。
冷静に考えると、興梠&武藤が後半早々に痛めて退くという事は、せっかくリーグ戦最終節に、この2人を完全温存したのに~、という悔しい思いも浮かんでしまうのだったが、とはいえ、それでも勝利を得たのだから、結果的には土曜日の温存策は間違っていなかった、それどころか大成功だったという事にしておこうじゃないか。
というか、温存策といえば、同じく足を痛めていて最終節を回避したマウリシオ大先生が決勝ゴールな訳だし、マウリシオは完封勝利にも大貢献している訳だから、やはり最終節の温存策は間違っていなかったのだ。
とはいえ本当に苦しい内容。立ち上がりから鹿島に押し込まれる展開で、レッズとしては前線に興梠と武藤を残して、後は殆どが自陣の深い位置で守らざるを得なくなる。カウンター狙いと言えば聞こえは良いが、そこは相手が鹿島だけに、なかなか前線に効果的にボールを運ばしてはくれなかった。
そこで困った時のセットプレーという事になってしまうが、オリヴェイラになってから、そのセットプレーをかなり緻密に練習するようになり、その成果で、今やリーグでも屈指のセットプレーが強いチームに変貌しているのが今のレッズ。それだけに最近本当にキック精度が復調した柏木のキックと、ここにセットプレーに強い槙野とマウリシオと岩波が好調を維持しているとなれば、何本か蹴れば1本は必ずゴールを捉えられるという状況。それだけにマウリシオ大先生のも納得のドンピシャヘッドであったし、惜しくもゴールにはならなかったが、その後のコーナーからの岩波のヘッドも、本当に惜しいシュートだった。いやセットプレーが強いチームって、本当に強いチームの要素だと思うよ。本来は鹿島がそういうチームであり、レッズは少し前までは、本当にセットプレーが課題のチームだったのだから。それが最近は鹿島のお株を奪うようなチームに成長したのだから、やはりオリヴェイラの存在なんだなぁと、しみじみそう思う。
それでも引き続き鹿島に対して防戦一方になっていたので、実に心臓に悪いままであったのは確か。そもそも前線には李が1人で、いざカウンターに移ろうにも、柏木が無理にでもドリブルで抜け出そうという場面で、鈍足の柏木では突破できる訳でもなく、ならばロングボールを、と言っても、上記の通り、前線に李が1人だけでは、ボールが届くのを「偶然の産物」に期待するしか他に無い状況であった。
それだけに、もう如何に守ってセーフティーにボールをクリアして耐え続けられるか、とにかく5バック気味にラインを下げて、そこからは集中力の勝負になっていた。リスクをかかけてヘタに繋ごうとはせず、常にクリア一辺倒のやり方をハッキリさせていたのは、メリハリという面で大変良かった。その上で、守備をテコ入れしてある今のレッズだけに、相手のマークを絶対に外さなかったし、絶妙な距離感を保ちつつ、中ではしっかりブロックを作って、鹿島の効果的な侵入をなかなか許さなかった。今のレッズは、ここまで組織的に守れるレベルに成長した。そしていざとなれば個人能力全開で、特に今回の槙野は圧巻の気迫溢れる守備で、大きく完封勝利に貢献してくれた。更に終盤宇賀神が寸ででボールを掻き出したシーンも鳥肌もの。天晴れである。もちろん、どの選手も。
後は、もう少し主審のジャッジがなぁ。まあブーイングレベルではなかったとはいはえ、これはレッズにも鹿島にも言えるけど、明らかなファールを見逃したり、逆に反則判定したり、ゴールキックが鹿島のコーナーキック判定になったりと、追加副審まで付けて開催している試合なくせして、かなり疑問と不満が残るレフェリングだったと思うよ。決勝進出を決める大事な試合だっただけに、余計にそう思った。
そして・・・興梠と武藤と青木、この3人が決勝に間に合うかどうかだが、興梠と武藤はそう重症ではない気はするんだけど、青木は肘を痛めて腕が上がらない風だったから、骨自体が心配。
で、掴み取った決勝進出。相手は仙台。まさか決勝で仙台と当たるとは最初は予想していなかったが、もうここまで来たら相手は何処でも良いのだ。レッズは今回、(仙台と山形には悪いけど)鹿島と事実上の決勝戦を戦い抜いて決勝進出の切符を手に入れたのである。士気は上がりに上がっている。後はホームに帰って、あと1つ勝つだけである。
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天皇杯・準決勝 浦和1-0鹿島
得点/27分・マウリシオ(浦)
主審=福島孝一郎
観衆:13,949人
しかも興梠、武藤、青木と、痛めて次々に負傷退場して行くというアクシデント大連発にも拘わらず、この悲惨かつ最悪な状況を、まさに総力戦による全員守備で守り抜いた。早めに交代枠を使いきらなければならなかった苦しい展開で、その後も橋岡や李など、他にも痛めて苦しそうな選手が続出する中、それでも起き上がり、足を引き摺りながら、最後までよく戦ってくれたよ。本当に頑張った。
冷静に考えると、興梠&武藤が後半早々に痛めて退くという事は、せっかくリーグ戦最終節に、この2人を完全温存したのに~、という悔しい思いも浮かんでしまうのだったが、とはいえ、それでも勝利を得たのだから、結果的には土曜日の温存策は間違っていなかった、それどころか大成功だったという事にしておこうじゃないか。
というか、温存策といえば、同じく足を痛めていて最終節を回避したマウリシオ大先生が決勝ゴールな訳だし、マウリシオは完封勝利にも大貢献している訳だから、やはり最終節の温存策は間違っていなかったのだ。
とはいえ本当に苦しい内容。立ち上がりから鹿島に押し込まれる展開で、レッズとしては前線に興梠と武藤を残して、後は殆どが自陣の深い位置で守らざるを得なくなる。カウンター狙いと言えば聞こえは良いが、そこは相手が鹿島だけに、なかなか前線に効果的にボールを運ばしてはくれなかった。
そこで困った時のセットプレーという事になってしまうが、オリヴェイラになってから、そのセットプレーをかなり緻密に練習するようになり、その成果で、今やリーグでも屈指のセットプレーが強いチームに変貌しているのが今のレッズ。それだけに最近本当にキック精度が復調した柏木のキックと、ここにセットプレーに強い槙野とマウリシオと岩波が好調を維持しているとなれば、何本か蹴れば1本は必ずゴールを捉えられるという状況。それだけにマウリシオ大先生のも納得のドンピシャヘッドであったし、惜しくもゴールにはならなかったが、その後のコーナーからの岩波のヘッドも、本当に惜しいシュートだった。いやセットプレーが強いチームって、本当に強いチームの要素だと思うよ。本来は鹿島がそういうチームであり、レッズは少し前までは、本当にセットプレーが課題のチームだったのだから。それが最近は鹿島のお株を奪うようなチームに成長したのだから、やはりオリヴェイラの存在なんだなぁと、しみじみそう思う。
それでも引き続き鹿島に対して防戦一方になっていたので、実に心臓に悪いままであったのは確か。そもそも前線には李が1人で、いざカウンターに移ろうにも、柏木が無理にでもドリブルで抜け出そうという場面で、鈍足の柏木では突破できる訳でもなく、ならばロングボールを、と言っても、上記の通り、前線に李が1人だけでは、ボールが届くのを「偶然の産物」に期待するしか他に無い状況であった。
それだけに、もう如何に守ってセーフティーにボールをクリアして耐え続けられるか、とにかく5バック気味にラインを下げて、そこからは集中力の勝負になっていた。リスクをかかけてヘタに繋ごうとはせず、常にクリア一辺倒のやり方をハッキリさせていたのは、メリハリという面で大変良かった。その上で、守備をテコ入れしてある今のレッズだけに、相手のマークを絶対に外さなかったし、絶妙な距離感を保ちつつ、中ではしっかりブロックを作って、鹿島の効果的な侵入をなかなか許さなかった。今のレッズは、ここまで組織的に守れるレベルに成長した。そしていざとなれば個人能力全開で、特に今回の槙野は圧巻の気迫溢れる守備で、大きく完封勝利に貢献してくれた。更に終盤宇賀神が寸ででボールを掻き出したシーンも鳥肌もの。天晴れである。もちろん、どの選手も。
後は、もう少し主審のジャッジがなぁ。まあブーイングレベルではなかったとはいはえ、これはレッズにも鹿島にも言えるけど、明らかなファールを見逃したり、逆に反則判定したり、ゴールキックが鹿島のコーナーキック判定になったりと、追加副審まで付けて開催している試合なくせして、かなり疑問と不満が残るレフェリングだったと思うよ。決勝進出を決める大事な試合だっただけに、余計にそう思った。
そして・・・興梠と武藤と青木、この3人が決勝に間に合うかどうかだが、興梠と武藤はそう重症ではない気はするんだけど、青木は肘を痛めて腕が上がらない風だったから、骨自体が心配。
で、掴み取った決勝進出。相手は仙台。まさか決勝で仙台と当たるとは最初は予想していなかったが、もうここまで来たら相手は何処でも良いのだ。レッズは今回、(仙台と山形には悪いけど)鹿島と事実上の決勝戦を戦い抜いて決勝進出の切符を手に入れたのである。士気は上がりに上がっている。後はホームに帰って、あと1つ勝つだけである。
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天皇杯・準決勝 浦和1-0鹿島
得点/27分・マウリシオ(浦)
主審=福島孝一郎
観衆:13,949人
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埼玉県富士見市在住
レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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