浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2023年 J1リーグ第4節
ヴィッセル神戸0―1浦和レッズ
〜ノエビアスタジアム神戸
この勝利の歓喜の直後、というか痛みは試合最中もだけど、実は自分は腰周りを痛めて、立つのもやっとの状態になってしまった。
その割には意地でも写真だけは撮っているところが自分で本当にアホだと思うが、この後のウイダイも意地でも歌って、余計に痛みを悪化させるという、本当にアホの上塗りである。
この腰周りの痛み、というか肉の痙攣なのか?骨ではないと思うし、自分ここまでの人生に於いて、何故か足腰だけは強固で、それこそ腰を痛めた事などなかったし、ちなみにギックリ腰ではないとは思うが、だがギックリ腰をやった事はないのだから、本当のところギックリ腰なのか他なのかもわからん。
とにかく後半も20分辺りから腰周りに妙な違和感発生、それでも跳び跳ねては大声を出しまくりんぐで、だからどんどん痛みが悪化しては、後半30分過ぎからは、もう立つのもやっとのアップアップ状態。それでも意地になって腰を庇いながら大声しては、死にそうになる自分。本当にアホのアホである。
腰を抑えて死にそうになりながらサポートしていた37番を目撃された近くのゴール裏の方、そのアホは自分です。
早く、早く試合終了の笛を吹いてくれ西村!最後の最後にんなとこでファールなんか取るんじゃねーよゴルァ!と一番思ったのは、恐らく今回に限っては自分かもしれない。それだけ試合中、早く試合終了を迎えてほしくて死にそうだった。
こんな状態になって、仮に終了間際に追い付かれたり、逆転負けなんてしていたら、本当に死んでしまうかもしれなかったが、試合だけは勝利を収めたから、そこは救われた。
決勝ゴールをありがとう伊藤敦、そしてアシストのマリウスよ、あのレーザーフィード、やべーじゃん。守備だけではなく、ついに攻撃面でも本領発揮である。
そして神戸の攻撃を弾き返しながら、終了間際の西川の超好セーブ含めて、ウノゼロに持って行った選手。自分の腰の痛みなんて忘れさせる、素晴らしい完封勝利。・・・いや半分嘘、やっぱ腰は痛い。
神戸には失礼を承知で言わせてもらえば、ここまでどうしてリーグ戦は開幕3連勝も出来たんだ?ってサッカーなのだが、神戸にほぼ仕事をさせなかった今回の内容からして、レッズの総合力が早くもチームとして出来上がって来たのか?スコルジャの指導力の凄さだろうか?
そう感じさせるにじゅうぶんなセレッソ戦からの更なる成長部分、あれから更にプレスの判断が速くなり、押し下げの部分でかなり連動性が上がった。
場数を踏ませれば質は高まるだろうとは見ていても、試合毎に明確にチームが良くなっているのがわかるのだから、そこは監督の指導力の部分はかなり大きいのかな。まあまだ開幕からルヴァン入れて公式戦5試合しかやっていないから、過度な評価も禁物ではあるが。
とはいえ先週の駒場に続き、スコルジャ体制で今度はアウェーでも初勝利である。
腰を痛めて休憩して、かなり最後の方でスタジアムから出た直後、公園の例の電車の横で仲間に腰をマッサージしてもらっていて、視線を感じてふと横を見たら・・・公園に住み着いている野良猫がジッとこちらを見ていた・・・。
そこでアホみたいなマッサージ方法で、ウーウー唸りながらのたうち廻っていたのは、自分達です、ハイ。
周りから不審の眼で見られるわ、関西のオバチャン軍団には笑われるわ散々だったが、痛いんだから仕方ねーだろ!
なんてやっていたら、スタジアムは陽が暮れつつあったのであった。
腰の痛みは酒で麻痺させてやる!
って明らかに間違ったアホな方法を慣行するという、そんな和田岬でのザ・美酒である。
美酒は美酒で良いんだけど、大将が余りに無愛想だったんで、この後に三宮の台湾料理屋で呑みなおしとなった(苦笑)
ーーーーーー
J1リーグ第4節 神戸0-1浦和
得点/21分・伊藤敦(浦)
主審=西村雄一
観衆:21,223人
ヴィッセル神戸0―1浦和レッズ
〜ノエビアスタジアム神戸
この勝利の歓喜の直後、というか痛みは試合最中もだけど、実は自分は腰周りを痛めて、立つのもやっとの状態になってしまった。
その割には意地でも写真だけは撮っているところが自分で本当にアホだと思うが、この後のウイダイも意地でも歌って、余計に痛みを悪化させるという、本当にアホの上塗りである。
この腰周りの痛み、というか肉の痙攣なのか?骨ではないと思うし、自分ここまでの人生に於いて、何故か足腰だけは強固で、それこそ腰を痛めた事などなかったし、ちなみにギックリ腰ではないとは思うが、だがギックリ腰をやった事はないのだから、本当のところギックリ腰なのか他なのかもわからん。
とにかく後半も20分辺りから腰周りに妙な違和感発生、それでも跳び跳ねては大声を出しまくりんぐで、だからどんどん痛みが悪化しては、後半30分過ぎからは、もう立つのもやっとのアップアップ状態。それでも意地になって腰を庇いながら大声しては、死にそうになる自分。本当にアホのアホである。
腰を抑えて死にそうになりながらサポートしていた37番を目撃された近くのゴール裏の方、そのアホは自分です。
早く、早く試合終了の笛を吹いてくれ西村!最後の最後にんなとこでファールなんか取るんじゃねーよゴルァ!と一番思ったのは、恐らく今回に限っては自分かもしれない。それだけ試合中、早く試合終了を迎えてほしくて死にそうだった。
こんな状態になって、仮に終了間際に追い付かれたり、逆転負けなんてしていたら、本当に死んでしまうかもしれなかったが、試合だけは勝利を収めたから、そこは救われた。
決勝ゴールをありがとう伊藤敦、そしてアシストのマリウスよ、あのレーザーフィード、やべーじゃん。守備だけではなく、ついに攻撃面でも本領発揮である。
そして神戸の攻撃を弾き返しながら、終了間際の西川の超好セーブ含めて、ウノゼロに持って行った選手。自分の腰の痛みなんて忘れさせる、素晴らしい完封勝利。・・・いや半分嘘、やっぱ腰は痛い。
神戸には失礼を承知で言わせてもらえば、ここまでどうしてリーグ戦は開幕3連勝も出来たんだ?ってサッカーなのだが、神戸にほぼ仕事をさせなかった今回の内容からして、レッズの総合力が早くもチームとして出来上がって来たのか?スコルジャの指導力の凄さだろうか?
そう感じさせるにじゅうぶんなセレッソ戦からの更なる成長部分、あれから更にプレスの判断が速くなり、押し下げの部分でかなり連動性が上がった。
場数を踏ませれば質は高まるだろうとは見ていても、試合毎に明確にチームが良くなっているのがわかるのだから、そこは監督の指導力の部分はかなり大きいのかな。まあまだ開幕からルヴァン入れて公式戦5試合しかやっていないから、過度な評価も禁物ではあるが。
とはいえ先週の駒場に続き、スコルジャ体制で今度はアウェーでも初勝利である。
腰を痛めて休憩して、かなり最後の方でスタジアムから出た直後、公園の例の電車の横で仲間に腰をマッサージしてもらっていて、視線を感じてふと横を見たら・・・公園に住み着いている野良猫がジッとこちらを見ていた・・・。
そこでアホみたいなマッサージ方法で、ウーウー唸りながらのたうち廻っていたのは、自分達です、ハイ。
周りから不審の眼で見られるわ、関西のオバチャン軍団には笑われるわ散々だったが、痛いんだから仕方ねーだろ!
なんてやっていたら、スタジアムは陽が暮れつつあったのであった。
腰の痛みは酒で麻痺させてやる!
って明らかに間違ったアホな方法を慣行するという、そんな和田岬でのザ・美酒である。
美酒は美酒で良いんだけど、大将が余りに無愛想だったんで、この後に三宮の台湾料理屋で呑みなおしとなった(苦笑)
ーーーーーー
J1リーグ第4節 神戸0-1浦和
得点/21分・伊藤敦(浦)
主審=西村雄一
観衆:21,223人
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2023年 YBCルヴァンカップ・グループステージ第1節
湘南ベルマーレ0―0浦和レッズ
〜レモンガススタジアム平塚
まだまだ初期段階のチームに於いて、これだけメンバーを落として、あ、いや、もといメンバーを入れ換えて臨んだから、内容はそれほど厳しく問わないようにしようと思っていたんだけど、厳しく問わないどころか、荻原のように、ある程度はセオリーを無視してでも、自分のストロングポイントを全面に押し出しての、走る仕掛ける暴れると、しかも球離れが的確で良くなっていて、守備意識もしっかりしていたし、若さだけで荒削りだった頃から比べたら、確かにレンタル修行で得た経験の成果がプレーに自信として現れていたし、こういう選手の姿を90分通して観られたのは楽しかったし、ある意味で収穫であった。
ただ楽しめたし収穫は収穫も、それが果たして今の戦術や選手との相性に荻原が合っているかはまた別問題だから、そこはこの前のセレッソ戦と、今回の湘南戦の好アピールに引き続き、この勢いを停めずに、ますますアピールして行くしかない。
収穫といえば、安居のトラップの巧さの再認識もかな。かつてジェフから移籍直後に驚かされた、あの阿部のトラップの巧さを彷彿させる姿が観られた。
トラップ技術がしっかりしていれば、収めたボールを素早く操れるのだから、それが即チャンスに繋げられる。だからボランチより前目で使われても、安居の高い技術能力が攻撃面でも活かされる。そんな場面を作れていた安居の技術の高さを今回も観た。
対照的に残念だったのは、レッズ移籍後初起用で初スタメンとなった髙橋で、僅か15分で負傷退場のアクシデントとなってしまったから、本人は本人で悔しいだろうが、チームとしてもここでいきなり元々駒不足のFWを1人失ったのは、今回の試合の早々の痛いプラン崩れ1発目だったな。
その後の小泉の使い方、髙橋の代わりに投入しておきながら、また途中で退かせたところから見ても、中2日で迎えるアウェー神戸戦の為に、本来ならば出来る限り温存しておきたかった筈。そういう意味に於いても、髙橋の早々のアクシデントは、チーム自体のアクシデントに繋がった。これが本当に神戸戦に悪く影響しなければ良いが・・・。
なんて考えていたら、柴戸まで前半終了間際に負傷退場。もう本当にツいてない。これも次の神戸戦を見据えるならば、柴戸とてフル出場、もしくはそれに近い長い時間の起用を見込んでいた筈だが、これで後半頭から伊藤敦を投入せざるを得なくなった。すなわちプラン崩れ2発目である。
前半の内に選手負傷交代2度のアクシデント、2度のプラン崩れを引き起こした割には、よく後半からチーム自体が崩れなかったものと感心もしたが、それどころかチーム自体は後半からフィニッシュに持って行ける回数が増大したから、これで1点でもゴールが生まれていたら、それだけで満足を得た試合になっていたのだが、決定的なところまでは持ち込めたモーベルクや関根も、決定力を欠いたというより、角度の苦しいシュートとなった。クロスやマイナスのパスより、積極的にシュートを放って行ったアグレッシヴさは評価したいところだが。
でもやはり決定的な仕事が出来るFWの駒不足は否めない。途中投入の興梠は今回もさすがのプレー内容で周りを活性化させたが、それでも興梠ばかりに頼るには限界がある。
FWが駒不足な上に今回はリンセンもベンチ外だった以上、スコルジャ体制下で初起用となったシャルクには、もう少し助っ人アタッカーとしてどうにかしてほしかったが、どうも動き出し、プレスの仕掛け方も1歩遅く、個人能力の問題か戦術の理解度が足りないのか、可能性を感じさせるアピールが出来なかったとなると、このままでは厳しいな。
あ、ちなみに小泉を下げて興梠を投入する際、オーロラビジョンに小泉佳穂→吉田舜と掲示されたのにはズッコケた。
一瞬、あれ?吉田ってFWも可能なのか!?とか、そもそも控えに牲川の他に吉田も入れていたっけ!?とか、スコルジャってこんな前代未聞級の交代策やるのか!?とか、ポーランドではこんな奇策が当たり前なのか!?とか、自分の頭の中が大パニックに陥った。
まあ冷静に考えなくても、湘南運営側の掲示ミスなのは当然なのだが、しかしベンチに入っていない選手、しかもキーパーを間違えて交代掲示するって、どんな間違いなんだよ・・・。
それはともかく、今回の控え組中心のメンバーで、繰り返すけど2度のアクシデントと2度のプラン崩れを引き起こしながら、総崩れせずに、後半は積極的に行っては、守備も集中力と運動量を落とさずに無失点で耐えた部分は、結構な収穫として特筆して良いと思う。
彩艶もミスと言えるミスは前半のパスミス1度だけ。あれだけ判断が速く鋭く守備ラインの味方にパスを受け渡せるようになったのは、去年までは見られなかった部分で、出場機会が限られながらも、ミレッコーチの下で彩艶は成長しているよ。
開幕前のカタール移籍オジャンで出遅れた岩波も、フル出場で試合勘を取り戻した筈だし、ちょっと自慢のフィードが前線とあまり合っていなかったのは気になったが、ここはまだ連携・連動不足だから、今回に限っては仕方がないだろう。
それより出遅れた岩波より、キャンプから好調だった犬飼がベンチからも外れているのが気掛かりだが、単純に岩波に競争で負けたのではないとしたら、怪我だろうか?
まあ守備面は、ショルツと酒井と岩尾を完全に温存できたのは良かったよ。今回マリウスではなく岩波や犬飼や知念が入ると思っていたんだけど、そこをまたマリウスをフル出場させてしまったのは気になるが、それだけ体力があるのか、はたまた新加入選手だけに、無理にでも場数を踏ませて連携度を高めているのか?
しかしCBはショルツを外してもマリウスと岩波に、更に犬飼と知念も居るし、伊藤敦もCB可能なのだから、後ろだけは本当に贅沢な事をやっていると、層が厚いという意味では改めて感心するよ。
どうしてこれを後ろばかりではなく、前の選手にバランス良く編成を振り分けられないのか。まあこのアンバランスさがレッズらしいと言えばレッズらしいんだけど。
まあとにかく、今日はうちも相手も控え組でやったから、何かが違っても仕方がない。
しかし次は違う。今季リーグ3連勝の神戸だけに、去年までの神戸と考えず、気を引き締め直さないと・・・。
ーーーーーー
YBCルヴァンカップ・グループステージ第1節 湘南0-0浦和
主審=中村 太
観衆:8,856人
湘南ベルマーレ0―0浦和レッズ
〜レモンガススタジアム平塚
まだまだ初期段階のチームに於いて、これだけメンバーを落として、あ、いや、もといメンバーを入れ換えて臨んだから、内容はそれほど厳しく問わないようにしようと思っていたんだけど、厳しく問わないどころか、荻原のように、ある程度はセオリーを無視してでも、自分のストロングポイントを全面に押し出しての、走る仕掛ける暴れると、しかも球離れが的確で良くなっていて、守備意識もしっかりしていたし、若さだけで荒削りだった頃から比べたら、確かにレンタル修行で得た経験の成果がプレーに自信として現れていたし、こういう選手の姿を90分通して観られたのは楽しかったし、ある意味で収穫であった。
ただ楽しめたし収穫は収穫も、それが果たして今の戦術や選手との相性に荻原が合っているかはまた別問題だから、そこはこの前のセレッソ戦と、今回の湘南戦の好アピールに引き続き、この勢いを停めずに、ますますアピールして行くしかない。
収穫といえば、安居のトラップの巧さの再認識もかな。かつてジェフから移籍直後に驚かされた、あの阿部のトラップの巧さを彷彿させる姿が観られた。
トラップ技術がしっかりしていれば、収めたボールを素早く操れるのだから、それが即チャンスに繋げられる。だからボランチより前目で使われても、安居の高い技術能力が攻撃面でも活かされる。そんな場面を作れていた安居の技術の高さを今回も観た。
対照的に残念だったのは、レッズ移籍後初起用で初スタメンとなった髙橋で、僅か15分で負傷退場のアクシデントとなってしまったから、本人は本人で悔しいだろうが、チームとしてもここでいきなり元々駒不足のFWを1人失ったのは、今回の試合の早々の痛いプラン崩れ1発目だったな。
その後の小泉の使い方、髙橋の代わりに投入しておきながら、また途中で退かせたところから見ても、中2日で迎えるアウェー神戸戦の為に、本来ならば出来る限り温存しておきたかった筈。そういう意味に於いても、髙橋の早々のアクシデントは、チーム自体のアクシデントに繋がった。これが本当に神戸戦に悪く影響しなければ良いが・・・。
なんて考えていたら、柴戸まで前半終了間際に負傷退場。もう本当にツいてない。これも次の神戸戦を見据えるならば、柴戸とてフル出場、もしくはそれに近い長い時間の起用を見込んでいた筈だが、これで後半頭から伊藤敦を投入せざるを得なくなった。すなわちプラン崩れ2発目である。
前半の内に選手負傷交代2度のアクシデント、2度のプラン崩れを引き起こした割には、よく後半からチーム自体が崩れなかったものと感心もしたが、それどころかチーム自体は後半からフィニッシュに持って行ける回数が増大したから、これで1点でもゴールが生まれていたら、それだけで満足を得た試合になっていたのだが、決定的なところまでは持ち込めたモーベルクや関根も、決定力を欠いたというより、角度の苦しいシュートとなった。クロスやマイナスのパスより、積極的にシュートを放って行ったアグレッシヴさは評価したいところだが。
でもやはり決定的な仕事が出来るFWの駒不足は否めない。途中投入の興梠は今回もさすがのプレー内容で周りを活性化させたが、それでも興梠ばかりに頼るには限界がある。
FWが駒不足な上に今回はリンセンもベンチ外だった以上、スコルジャ体制下で初起用となったシャルクには、もう少し助っ人アタッカーとしてどうにかしてほしかったが、どうも動き出し、プレスの仕掛け方も1歩遅く、個人能力の問題か戦術の理解度が足りないのか、可能性を感じさせるアピールが出来なかったとなると、このままでは厳しいな。
あ、ちなみに小泉を下げて興梠を投入する際、オーロラビジョンに小泉佳穂→吉田舜と掲示されたのにはズッコケた。
一瞬、あれ?吉田ってFWも可能なのか!?とか、そもそも控えに牲川の他に吉田も入れていたっけ!?とか、スコルジャってこんな前代未聞級の交代策やるのか!?とか、ポーランドではこんな奇策が当たり前なのか!?とか、自分の頭の中が大パニックに陥った。
まあ冷静に考えなくても、湘南運営側の掲示ミスなのは当然なのだが、しかしベンチに入っていない選手、しかもキーパーを間違えて交代掲示するって、どんな間違いなんだよ・・・。
それはともかく、今回の控え組中心のメンバーで、繰り返すけど2度のアクシデントと2度のプラン崩れを引き起こしながら、総崩れせずに、後半は積極的に行っては、守備も集中力と運動量を落とさずに無失点で耐えた部分は、結構な収穫として特筆して良いと思う。
彩艶もミスと言えるミスは前半のパスミス1度だけ。あれだけ判断が速く鋭く守備ラインの味方にパスを受け渡せるようになったのは、去年までは見られなかった部分で、出場機会が限られながらも、ミレッコーチの下で彩艶は成長しているよ。
開幕前のカタール移籍オジャンで出遅れた岩波も、フル出場で試合勘を取り戻した筈だし、ちょっと自慢のフィードが前線とあまり合っていなかったのは気になったが、ここはまだ連携・連動不足だから、今回に限っては仕方がないだろう。
それより出遅れた岩波より、キャンプから好調だった犬飼がベンチからも外れているのが気掛かりだが、単純に岩波に競争で負けたのではないとしたら、怪我だろうか?
まあ守備面は、ショルツと酒井と岩尾を完全に温存できたのは良かったよ。今回マリウスではなく岩波や犬飼や知念が入ると思っていたんだけど、そこをまたマリウスをフル出場させてしまったのは気になるが、それだけ体力があるのか、はたまた新加入選手だけに、無理にでも場数を踏ませて連携度を高めているのか?
しかしCBはショルツを外してもマリウスと岩波に、更に犬飼と知念も居るし、伊藤敦もCB可能なのだから、後ろだけは本当に贅沢な事をやっていると、層が厚いという意味では改めて感心するよ。
どうしてこれを後ろばかりではなく、前の選手にバランス良く編成を振り分けられないのか。まあこのアンバランスさがレッズらしいと言えばレッズらしいんだけど。
まあとにかく、今日はうちも相手も控え組でやったから、何かが違っても仕方がない。
しかし次は違う。今季リーグ3連勝の神戸だけに、去年までの神戸と考えず、気を引き締め直さないと・・・。
ーーーーーー
YBCルヴァンカップ・グループステージ第1節 湘南0-0浦和
主審=中村 太
観衆:8,856人
2023年 J1リーグ第3節
浦和レッズ2―1セレッソ大阪
〜浦和駒場スタジアム
駒場では、やはり何かが起こる、何かが潜んでいる、とは後付けのように言うのも何だが、今日はそう言っても過言ではない流れ、内容であった。
だってまたオウンゴールやらかすし(そこかよ)、いやオウンゴールの話はまた後でやるとして、セレッソのクロスバーやらゴール取り消しやら、レッズも伊藤敦がポスト弾くし、PKで追い付いては、ヒーローは安居が逆転決勝ゴールをかっさらって行くのだから、見所満載の駒場劇場であった。
ただ前半だけ見てしまうと、前節まで見られたような闇雲に走っている感は激減していたし、無理に攻め急がなくなっていたとはいえ、それでもあまり工夫が見られない欧州サッカーの劣化番のようなのやっていて、ぶっちゃけ興梠が前線でふんばってくれていなかったら、本当に酷い前半に終始していたような気がする。
酷い話を先に書いてしまうと、またオウンゴールかよ!って失点しているんだが、開幕戦でオウンゴールをやらかし、前節では相手のオフサイドで取り消しになったとはいえ幻のオウンゴールをやらかしているし、2度ある事は3度あるとの格言通りに、また今回もオウンゴールをやらかすという始末。
去年は退場地獄や引き分け地獄に悩まされたシーズンだったが、今年はまさかオウンゴール地獄になるのか?という嫌な感じも頭の中で漂ったのも事実だが、まあ仏の顔も3度までという言葉もあるから、オウンゴール地獄は今回で最後にしてもらいたいところである。
こうもオウンゴールが目立つのは、守り方、姿勢に問題があるのかな?元々前掛かりになるサッカーだから、いざ押し込まれると、慌てて後手を踏むように、後ろ向きにフラットに並んで守備をせざるをえなくなるのか。これでクロスを入れられると、ゴチャついたゴール前でフラットに並んだ影からボールが出て来て、クリア不能になり足に絡み付くようになる感じ?何か上手く言えないが、そんな感じに見えた。
という嫌な話はこれで終わりとして、せっかくの今季初勝利だから景気の良い話に切り替えるが、先ずサッカーの内容なんだけど、前述したように前半はアレだったんだけど、修正された後半は徐々にビルドアップもハイプレスもスムーズ・・・とまでは行かないものの、狙いの部分、やりたいサッカーの片鱗だけは少し出来てきたかな?みたいな内容。
でもこれには条件があって、ぶっちゃけセレッソのサッカー自体が90分通して、去年までの怖さが無く、苦手感も余り感じられなかったというのがある。元々セレッソってホームとアウェーでは別次元のチームになる印象があるにはあるのだが、今回は特にそう感じた。駒場だから余計そうだったのかな?という事にしておこう。
そんでもって逆転決勝ゴールが、安居なもんだから、去年は嘘か真かわからないが、能力は川崎の守田以上と言われながら、翌年に向けてA契約枠を確保する為に、あえて安居の起用を制限したとも噂されていたから、そんな選手が2年目も第3節で、しかも駒場で大仕事を果たしてヒーローになるという、もう涙ちょちょギレの嬉しさである。
ヒーローインタビューに慣れていないから、受け応えがかなり辿々しかったのが笑えたが、そこが新鮮さであり安居の愛嬌だな。しかも声を出す度にやたら咳混んでいたが、花粉症が喉に来たか?(笑)
取り敢えず、おめでとう安居。そしておめでとうと言えば、レッズで初勝利を収めたスコルジャも、おめでとう。冒頭で欧州サッカーの劣化番なんて言ってしまったが、後半からの的確な修正力は完璧で素晴らしかったし、劣化番はあくまで半分は冗談だから、許してチョンマゲ。
ようやく今季初、ホーム開幕戦で、やっとこさザ・美酒にありつけた。
やっぱり駒場で勝って、浦和で呑むのは最高だな。
やはり駒場は、良い・・・!!
その駒場。駒場でアナログ抽選なんて懐かしく、いつ以来だろうか。それこそネット抽選なんて無い頃だ。以前の抽選時間はキックオフ時間が何時だろうが朝一固定で、自分は始発電車じゃ間に合わないから、まだ陽が昇らない暗い内から愛車をブッ飛ばしては、その時間だと浦所がガラガラだから早く着き過ぎて、公園の駐車場に留めるのに、入口で門が開くのを待っていた事も何度もあったっけ。
今思えば昔の抽選システムって、前抽も当抽も、朝一に間に合うサポーターしか参加出来なかったから、不公平感とツッコミ所満載で、一部で不満は噴出していたものの、参加可能な人にとっては、大した疑問も抱かずにやっていた異常な時代だったな。
それを思えば今の抽選システムは、公平かつ実に楽になったものだ。まあ今日の番号、千番台だったけど(苦笑)
ーーーーーー
J1リーグ第3節 浦和2-1セ大阪
浦和レッズ2―1セレッソ大阪
〜浦和駒場スタジアム
駒場では、やはり何かが起こる、何かが潜んでいる、とは後付けのように言うのも何だが、今日はそう言っても過言ではない流れ、内容であった。
だってまたオウンゴールやらかすし(そこかよ)、いやオウンゴールの話はまた後でやるとして、セレッソのクロスバーやらゴール取り消しやら、レッズも伊藤敦がポスト弾くし、PKで追い付いては、ヒーローは安居が逆転決勝ゴールをかっさらって行くのだから、見所満載の駒場劇場であった。
ただ前半だけ見てしまうと、前節まで見られたような闇雲に走っている感は激減していたし、無理に攻め急がなくなっていたとはいえ、それでもあまり工夫が見られない欧州サッカーの劣化番のようなのやっていて、ぶっちゃけ興梠が前線でふんばってくれていなかったら、本当に酷い前半に終始していたような気がする。
酷い話を先に書いてしまうと、またオウンゴールかよ!って失点しているんだが、開幕戦でオウンゴールをやらかし、前節では相手のオフサイドで取り消しになったとはいえ幻のオウンゴールをやらかしているし、2度ある事は3度あるとの格言通りに、また今回もオウンゴールをやらかすという始末。
去年は退場地獄や引き分け地獄に悩まされたシーズンだったが、今年はまさかオウンゴール地獄になるのか?という嫌な感じも頭の中で漂ったのも事実だが、まあ仏の顔も3度までという言葉もあるから、オウンゴール地獄は今回で最後にしてもらいたいところである。
こうもオウンゴールが目立つのは、守り方、姿勢に問題があるのかな?元々前掛かりになるサッカーだから、いざ押し込まれると、慌てて後手を踏むように、後ろ向きにフラットに並んで守備をせざるをえなくなるのか。これでクロスを入れられると、ゴチャついたゴール前でフラットに並んだ影からボールが出て来て、クリア不能になり足に絡み付くようになる感じ?何か上手く言えないが、そんな感じに見えた。
という嫌な話はこれで終わりとして、せっかくの今季初勝利だから景気の良い話に切り替えるが、先ずサッカーの内容なんだけど、前述したように前半はアレだったんだけど、修正された後半は徐々にビルドアップもハイプレスもスムーズ・・・とまでは行かないものの、狙いの部分、やりたいサッカーの片鱗だけは少し出来てきたかな?みたいな内容。
でもこれには条件があって、ぶっちゃけセレッソのサッカー自体が90分通して、去年までの怖さが無く、苦手感も余り感じられなかったというのがある。元々セレッソってホームとアウェーでは別次元のチームになる印象があるにはあるのだが、今回は特にそう感じた。駒場だから余計そうだったのかな?という事にしておこう。
そんでもって逆転決勝ゴールが、安居なもんだから、去年は嘘か真かわからないが、能力は川崎の守田以上と言われながら、翌年に向けてA契約枠を確保する為に、あえて安居の起用を制限したとも噂されていたから、そんな選手が2年目も第3節で、しかも駒場で大仕事を果たしてヒーローになるという、もう涙ちょちょギレの嬉しさである。
ヒーローインタビューに慣れていないから、受け応えがかなり辿々しかったのが笑えたが、そこが新鮮さであり安居の愛嬌だな。しかも声を出す度にやたら咳混んでいたが、花粉症が喉に来たか?(笑)
取り敢えず、おめでとう安居。そしておめでとうと言えば、レッズで初勝利を収めたスコルジャも、おめでとう。冒頭で欧州サッカーの劣化番なんて言ってしまったが、後半からの的確な修正力は完璧で素晴らしかったし、劣化番はあくまで半分は冗談だから、許してチョンマゲ。
ようやく今季初、ホーム開幕戦で、やっとこさザ・美酒にありつけた。
やっぱり駒場で勝って、浦和で呑むのは最高だな。
やはり駒場は、良い・・・!!
その駒場。駒場でアナログ抽選なんて懐かしく、いつ以来だろうか。それこそネット抽選なんて無い頃だ。以前の抽選時間はキックオフ時間が何時だろうが朝一固定で、自分は始発電車じゃ間に合わないから、まだ陽が昇らない暗い内から愛車をブッ飛ばしては、その時間だと浦所がガラガラだから早く着き過ぎて、公園の駐車場に留めるのに、入口で門が開くのを待っていた事も何度もあったっけ。
今思えば昔の抽選システムって、前抽も当抽も、朝一に間に合うサポーターしか参加出来なかったから、不公平感とツッコミ所満載で、一部で不満は噴出していたものの、参加可能な人にとっては、大した疑問も抱かずにやっていた異常な時代だったな。
それを思えば今の抽選システムは、公平かつ実に楽になったものだ。まあ今日の番号、千番台だったけど(苦笑)
ーーーーーー
J1リーグ第3節 浦和2-1セ大阪
得点/33分・オウンゴール(セ大)、61分・ショルツPK(浦)、82分・安居(浦)
主審=清水勇人
観衆:18,437人
主審=清水勇人
観衆:18,437人
2023年 J1リーグ第2節
横浜F・マリノス2―0浦和レッズ
〜日産スタジアム
くそぅ、スゲー寒いし、北風ピープーだし、試合後に荒れなかっただけはマシか。
でもスタジアム出た途端に雨降って来るし・・・色々と寒かった。
えーと、先ず、内容は内容、結果は結果として、こういう試合になったのは、相手が悪い意味でマリノスだからか、良い意味でマリノスだからか、どちらに捉えても良いんだけど、何だかんだ言ったところで、完成され成熟期に入っている前年王者と、新監督を迎えて新しいサッカーをやり始めたチームの対戦だから、普通に考えて数字は妥当なものと言える。当然の事ながら、敗けは素直に認めざるを得ない試合である。
その上で内容なんだけど、公式戦も2試合目だから、開幕戦よりは少しでも良くなっていないと困るんだけど、ハイラインとハイプレスという意味では、同じスタイルであり大先輩のマリノス相手にガチンコ勝負を挑んで、それで超大敗した訳ではないから、一応は少しだけ前進か?一応は。
ただ質の問題からすると、いや同じ土俵で戦う以上は、大人と子供とまでは言わないというか言いたくないし、雲泥の差という表現も用いたくないが、それでも端から質が違うチーム同士だから、所々に眼を瞑るしか仕方がない面があったのも確かである。
マリノスはポジショニングと動きが連動してはオンとオフが流れの中でスムーズだし、スイッチの入れ方が上手い。90分も走るだけでは体力が保たない事をしっかり計算に入れた大先輩のサッカー。
対してレッズはまだまだ闇雲に走っているだけで無駄にスタミナを消耗しては、多くの選手がボールウォッチャーになり周りが見えていない。だから肉弾戦になると無駄にボールが暴れてキープ不能になる。というかマリノスは無理に肉弾戦に持ち込まず、基本的に剥がしながらボールを回すのだが、これが全く出来ないのが今のレッズなのである。
ただ前半と後半で、前への推進力は大きく違った。前半は前節F東京戦と同じで、単なるハイプレスを仕掛けているだけで、そこから次への判断が遅く前への姿勢が少ないサッカーだったが、後半は奪ってから積極的に相手の裏を狙う、縦への速さが見えた、つまり狙いは狙い通りのサッカー。
周囲と全く合っていなかったリンセンをハーフタイムで下げて、後半頭から興梠を投入して前線の質がガラリと好転したが、このサッカーってやはり良質のパスが出ないと活きないリンセンよりも、タメを作れて周りを活かせる興梠の方が、絶対的に合っているのだろう。
ただ悲しいかな、その興梠のポストプレーに大きな活路が見えても、興梠を90分フルでは頼れないところが苦しいのと、やはり縦へ裏へ鋭く飛び出せる驚異的なスピードを持つ選手が居ない。
モーベルクはそれなりのスピードはあるが、直線タイプではない。ドリブルで剥がすテクニックは一級品の大久保もそこは同じ。関根も同じく。
今回の試合、初速が凄い松尾が飛び出していればぶっちぎってシュートまで行けていた筈、というシーンが何度もあったが、やはり松尾が居なくなったのが痛過ぎる事を改めて痛感させられる試合になった。無いものねだりしても無意味なのは理解しているけれど・・・。
ただこの試合、マリノスがF東京よりハイラインを敷くチームだから裏を取れそう、または取れた内容ではあったが、全くそうじゃないチームを相手にした場合、一体どんな内容になるのだろう?という思いはある。まあそれはそれで、そういうチームと当たった時に考えるしかない。
それとマリノスはマリノスで、やはりそのハイラインも以前よりは一歩下げた形でレッズ対策を施していたし、そこに前半20分も保たずに先制を許した事で、相手に余計に守備意識とカウンターの意識を高めさせてしまったのが不味かった。
試合終了間際の2失点目は全くお話にならないレベルだが、それより仮にスコアレスのまま後半に突入していたら、もう少しレッズが有利に試合を進められたであろうか?
まあ、その、タラレバを言っても虚しいだけだから、そこは深く考えるのはやめようか。
それよりも現実に眼を向けなければならない。つまり開幕2連敗だ。戦術が赤子のようなチーム状態、元々スコルジャのサッカーはスタート時は良くない、近い内にラストピースの新外国人FWが補強される筈、などなど色々と理由や光明はあるから、早くも暗雲立ち込め、とは全然思わないし、開幕から3試合の相手が相手だから、良くない結果になるのは覚悟しているたし引き続き覚悟しているから、まだまだ冷静に前は向いているけどね。
ん?虚勢からの強気も入っているのではと?そりゃそうさ、新たなサッカーをやり始めた時点で、希望を強気に変えて前を向いて応援しなければ、話は始まらないのである。だからまだまだネガる状態でも、そういう時期でもない。
とはいえアホみたいに楽天的に居る訳ではなくて、もちろん少しは心配や不安はあるけど、その度合いはまだまだ低いだけ。ただ常に危機感だけは持ち合わせている。
その上で、来週からいよいよホームゲームである。3節目でようやくホーム開幕ってのも異例だから少し調子が狂うが、とはいっても会場は駒場。昔ならともかく、ホームが埼スタに移ってから駒場には悪いイメージは無いので、次こそやってくれると信じたい。
問題は、相手が苦手なセレッソってとこが嫌だが、セレッソ相手も長居やヨドコウだと強烈な鬼門になるが、こっちがホームの場合の勝率は結構変わるから、そこに付け入る隙は必ずある。だから3度目、いや3試合目の正直で、駒場でスコルジャレッズの初勝利を飾るしかない。
おまけ
今回のアウェーマリノス戦。来月3月のダイヤ改正で、東上線と東急&相鉄新横浜線の直通開始で、地元駅から新横浜まで一本で行ける筈だったのに、それを待たずに2月にアウェー横浜が設定されるという、去年から恐れていた事態が現実のものとなった試合。今から思えば、ここからして嫌な予感が発生していたんだな。
ったく日程君よー、こういうとこ空気読めってんだよな(怒)
ーーーーーー
J1リーグ第2節 横浜マ2-0浦和
得点/18分・Aロペス(横マ)、89分・マテウス(横マ)
主審=池内明彦
観衆:34,035人
横浜F・マリノス2―0浦和レッズ
〜日産スタジアム
くそぅ、スゲー寒いし、北風ピープーだし、試合後に荒れなかっただけはマシか。
でもスタジアム出た途端に雨降って来るし・・・色々と寒かった。
えーと、先ず、内容は内容、結果は結果として、こういう試合になったのは、相手が悪い意味でマリノスだからか、良い意味でマリノスだからか、どちらに捉えても良いんだけど、何だかんだ言ったところで、完成され成熟期に入っている前年王者と、新監督を迎えて新しいサッカーをやり始めたチームの対戦だから、普通に考えて数字は妥当なものと言える。当然の事ながら、敗けは素直に認めざるを得ない試合である。
その上で内容なんだけど、公式戦も2試合目だから、開幕戦よりは少しでも良くなっていないと困るんだけど、ハイラインとハイプレスという意味では、同じスタイルであり大先輩のマリノス相手にガチンコ勝負を挑んで、それで超大敗した訳ではないから、一応は少しだけ前進か?一応は。
ただ質の問題からすると、いや同じ土俵で戦う以上は、大人と子供とまでは言わないというか言いたくないし、雲泥の差という表現も用いたくないが、それでも端から質が違うチーム同士だから、所々に眼を瞑るしか仕方がない面があったのも確かである。
マリノスはポジショニングと動きが連動してはオンとオフが流れの中でスムーズだし、スイッチの入れ方が上手い。90分も走るだけでは体力が保たない事をしっかり計算に入れた大先輩のサッカー。
対してレッズはまだまだ闇雲に走っているだけで無駄にスタミナを消耗しては、多くの選手がボールウォッチャーになり周りが見えていない。だから肉弾戦になると無駄にボールが暴れてキープ不能になる。というかマリノスは無理に肉弾戦に持ち込まず、基本的に剥がしながらボールを回すのだが、これが全く出来ないのが今のレッズなのである。
ただ前半と後半で、前への推進力は大きく違った。前半は前節F東京戦と同じで、単なるハイプレスを仕掛けているだけで、そこから次への判断が遅く前への姿勢が少ないサッカーだったが、後半は奪ってから積極的に相手の裏を狙う、縦への速さが見えた、つまり狙いは狙い通りのサッカー。
周囲と全く合っていなかったリンセンをハーフタイムで下げて、後半頭から興梠を投入して前線の質がガラリと好転したが、このサッカーってやはり良質のパスが出ないと活きないリンセンよりも、タメを作れて周りを活かせる興梠の方が、絶対的に合っているのだろう。
ただ悲しいかな、その興梠のポストプレーに大きな活路が見えても、興梠を90分フルでは頼れないところが苦しいのと、やはり縦へ裏へ鋭く飛び出せる驚異的なスピードを持つ選手が居ない。
モーベルクはそれなりのスピードはあるが、直線タイプではない。ドリブルで剥がすテクニックは一級品の大久保もそこは同じ。関根も同じく。
今回の試合、初速が凄い松尾が飛び出していればぶっちぎってシュートまで行けていた筈、というシーンが何度もあったが、やはり松尾が居なくなったのが痛過ぎる事を改めて痛感させられる試合になった。無いものねだりしても無意味なのは理解しているけれど・・・。
ただこの試合、マリノスがF東京よりハイラインを敷くチームだから裏を取れそう、または取れた内容ではあったが、全くそうじゃないチームを相手にした場合、一体どんな内容になるのだろう?という思いはある。まあそれはそれで、そういうチームと当たった時に考えるしかない。
それとマリノスはマリノスで、やはりそのハイラインも以前よりは一歩下げた形でレッズ対策を施していたし、そこに前半20分も保たずに先制を許した事で、相手に余計に守備意識とカウンターの意識を高めさせてしまったのが不味かった。
試合終了間際の2失点目は全くお話にならないレベルだが、それより仮にスコアレスのまま後半に突入していたら、もう少しレッズが有利に試合を進められたであろうか?
まあ、その、タラレバを言っても虚しいだけだから、そこは深く考えるのはやめようか。
それよりも現実に眼を向けなければならない。つまり開幕2連敗だ。戦術が赤子のようなチーム状態、元々スコルジャのサッカーはスタート時は良くない、近い内にラストピースの新外国人FWが補強される筈、などなど色々と理由や光明はあるから、早くも暗雲立ち込め、とは全然思わないし、開幕から3試合の相手が相手だから、良くない結果になるのは覚悟しているたし引き続き覚悟しているから、まだまだ冷静に前は向いているけどね。
ん?虚勢からの強気も入っているのではと?そりゃそうさ、新たなサッカーをやり始めた時点で、希望を強気に変えて前を向いて応援しなければ、話は始まらないのである。だからまだまだネガる状態でも、そういう時期でもない。
とはいえアホみたいに楽天的に居る訳ではなくて、もちろん少しは心配や不安はあるけど、その度合いはまだまだ低いだけ。ただ常に危機感だけは持ち合わせている。
その上で、来週からいよいよホームゲームである。3節目でようやくホーム開幕ってのも異例だから少し調子が狂うが、とはいっても会場は駒場。昔ならともかく、ホームが埼スタに移ってから駒場には悪いイメージは無いので、次こそやってくれると信じたい。
問題は、相手が苦手なセレッソってとこが嫌だが、セレッソ相手も長居やヨドコウだと強烈な鬼門になるが、こっちがホームの場合の勝率は結構変わるから、そこに付け入る隙は必ずある。だから3度目、いや3試合目の正直で、駒場でスコルジャレッズの初勝利を飾るしかない。
おまけ
今回のアウェーマリノス戦。来月3月のダイヤ改正で、東上線と東急&相鉄新横浜線の直通開始で、地元駅から新横浜まで一本で行ける筈だったのに、それを待たずに2月にアウェー横浜が設定されるという、去年から恐れていた事態が現実のものとなった試合。今から思えば、ここからして嫌な予感が発生していたんだな。
ったく日程君よー、こういうとこ空気読めってんだよな(怒)
ーーーーーー
J1リーグ第2節 横浜マ2-0浦和
得点/18分・Aロペス(横マ)、89分・マテウス(横マ)
主審=池内明彦
観衆:34,035人
2023年 J1リーグ第1節
FC東京2―0浦和レッズ
〜味の素スタジアム
試合前、胸を膨らまして期待したスコルジャサッカーは・・・、
いや、まあ前半だけを見ると、確かに前から行く、ハイプレスという意味ではハイプレスを仕掛けてはいたし、序盤からそれが効いている部分は効いていて、東京の方はというと、それに明らかに混乱を来しては、対応で後手を踏んでくれている場面も少なくなかったんだけど、ではそれをレッズの当事者目線から感じた事としては、先ずハイプレスはハイプレスでも、それは良いとして、結局のところ、そのハイプレスが、プロセスではなくて、目的のような段階になっていると感じた内容でもあったと思う。
さて、これをプロセス化するには、やはり実戦で場数を踏んで行かないと、なかなかチームとしては根付かないものだし、つまり守備から攻撃への転換はまだまだチグハグであり、奪ってから速く前へ出すには連携もチグハグで迷いが見られ、縦への推進力はあまり見られなかった。
ただトレマなどでは一見それが機能していたかのように見えたが、やはりそれが本番であり、しかも地力のある東京を相手にすると、違いが如実に表れてしまうというものでもあったかと。
悔やむべきは、東京が混乱していた前半の2度の決定機で決めていれば、また変わっていたのかもしれないが、東京側の守備も、元々うちのハイプレスに対して、最終ラインを一段下げて対応してはカウンター狙いで構えていたから、それなりの対策は施されてしまっていた面がある。
ゲーゲンプレスも、欧州ではスタンダード化しては対策も確立中の昨今だから、3年〜5年は遅れていると言われる日本のサッカーとて、それを打開する組織力を身に付けないといけない。
細かい部分、得点に繋がらなかった事の、これを選手個々の個人能力と絡めて考えると、果たしてどうなのだろう?とすると、実際のところ、これも何試合か見てみないとわからないのは当然だが、ハイプレスからショートカウンターという、ある意味でハッキリとした戦術を考えると、奪ってから前への推進力、スピードは、繰り返すけどまだまだ初期も初期の段階で、やろうとしている姿勢は明確に見えていても、連動性は極めて薄く、やはりまだまだ。
特に最前線は、リンセンを主体に考えるならば、去年は怪我で出場機会が少なかったのを考えたら、リカルドサッカーの継続性はリンセンには通用しないし、これは去年1年レッズを離れていた興梠や、新加入の髙橋も同じ。
これを当面の間は、2列目以下が如何に支えるかが鍵になるが、素早く前へのパスを出す為の岩尾や小泉は重要であり、ここと最前線の連携のクオリティを上げないといけない。
幸いにして、ドリブルで脅威を与える事に今回は実に良かった大久保は大きな希望だし、その攻勢で前半から相手の東が3回もイエロー級のファール連発で、普通ならば退場していなければいけないおかしなジャッジにやられた不運な面もあったが、ここに更に松尾が居たら、かなり違っていたと思うと、松尾の海外移籍が実に痛いが、今更それを言っても仕方ないか・・・。
試合後、早くも拍手とブーイングが入り交じっていたが、まだ開幕戦だしというのと、新たな監督でのスタートを考慮すると、ここでいきなり荒れるのもどうかと思うが、取り敢えず自分は、まだ冷静は冷静だけどね・・・。
まあ今回の失点、松崎の安易なスライディングとか、オウンゴールに、2失点目も酒井の身体当たってのシュートコース変わりだから、考え方によっては事故みたいなものだが、しかし何れも同じサイドを破られバイタルに侵入を許しての失点だから、決して事故で片付けてはいけないし、そこまで攻め込まれたサッカーを反省し修正しないといけない。
あとマリウスの存在だな。まさか来日してからそう時間が経過していないのに、いきなりスタメン起用には正直ビックリした。
中東移籍破談で出遅れて戦術の植え付けが薄い岩波がベンチ外は相当としても、ここまでの練習やトレマからして、キャンプから調子を上げていた犬飼の起用が妥当と思っていたから、そこにまさかマリウスを使って来るとは。
しかしぶっつけ本番のようにマリウスをスタメンに選んだ理由もわかった気がする。確かに、かなり能力が高い。空中戦はほぼ完璧に競り勝つし、動き出しとカバーリングも的確。まだチームメイトと場数を踏んでいない分、連携面でやや難はあるものの、それも殆ど感じさせない守備とプレー内容であった。
何れにしても、まだ少し時間はかかる。だから強力なCFを開幕前に補強に失敗したツケはあるかもしれないが、しかし無いものねだりをしても仕方ないから、そこも待つしかない。だからこそ本当はリンセンに、そういう事を思わせない活躍に期待したいのだが・・・。
帰りは、何故か高幡不動でザ・ヤケ酒になった。
初めて降りたこの駅、何故に高幡不動なのかは、実はこの店ではなくて、この次に行く某店の存在に理由があるのだが、その理由はレッズと全く関係が無いので右に置いておくとして、繰り返すが高幡不動なんぞ初めて降りたから右も左もわからず、ただ駅前に良さげな居酒屋の個人店が陳列しているから、雰囲気はなかなかな街であった。
で、超テキトーというか、線路脇道から一歩入った裏路地に、途端に安くて良さげな店を見付けて入ったこの店で、席の隣の東京サポ夫婦と意気投合し、盛り上がりながら、お互いの健闘を讃えつつ、更に地元民と、やたら盛り上がってしまった・・・。
ーーーーーー
J1リーグ第1節 F東京2-0浦和
得点/66分・オウンゴール(F東)、74分・渡邊(F東)
主審=笠原寛貴
観衆:38,051人
FC東京2―0浦和レッズ
〜味の素スタジアム
試合前、胸を膨らまして期待したスコルジャサッカーは・・・、
いや、まあ前半だけを見ると、確かに前から行く、ハイプレスという意味ではハイプレスを仕掛けてはいたし、序盤からそれが効いている部分は効いていて、東京の方はというと、それに明らかに混乱を来しては、対応で後手を踏んでくれている場面も少なくなかったんだけど、ではそれをレッズの当事者目線から感じた事としては、先ずハイプレスはハイプレスでも、それは良いとして、結局のところ、そのハイプレスが、プロセスではなくて、目的のような段階になっていると感じた内容でもあったと思う。
さて、これをプロセス化するには、やはり実戦で場数を踏んで行かないと、なかなかチームとしては根付かないものだし、つまり守備から攻撃への転換はまだまだチグハグであり、奪ってから速く前へ出すには連携もチグハグで迷いが見られ、縦への推進力はあまり見られなかった。
ただトレマなどでは一見それが機能していたかのように見えたが、やはりそれが本番であり、しかも地力のある東京を相手にすると、違いが如実に表れてしまうというものでもあったかと。
悔やむべきは、東京が混乱していた前半の2度の決定機で決めていれば、また変わっていたのかもしれないが、東京側の守備も、元々うちのハイプレスに対して、最終ラインを一段下げて対応してはカウンター狙いで構えていたから、それなりの対策は施されてしまっていた面がある。
ゲーゲンプレスも、欧州ではスタンダード化しては対策も確立中の昨今だから、3年〜5年は遅れていると言われる日本のサッカーとて、それを打開する組織力を身に付けないといけない。
細かい部分、得点に繋がらなかった事の、これを選手個々の個人能力と絡めて考えると、果たしてどうなのだろう?とすると、実際のところ、これも何試合か見てみないとわからないのは当然だが、ハイプレスからショートカウンターという、ある意味でハッキリとした戦術を考えると、奪ってから前への推進力、スピードは、繰り返すけどまだまだ初期も初期の段階で、やろうとしている姿勢は明確に見えていても、連動性は極めて薄く、やはりまだまだ。
特に最前線は、リンセンを主体に考えるならば、去年は怪我で出場機会が少なかったのを考えたら、リカルドサッカーの継続性はリンセンには通用しないし、これは去年1年レッズを離れていた興梠や、新加入の髙橋も同じ。
これを当面の間は、2列目以下が如何に支えるかが鍵になるが、素早く前へのパスを出す為の岩尾や小泉は重要であり、ここと最前線の連携のクオリティを上げないといけない。
幸いにして、ドリブルで脅威を与える事に今回は実に良かった大久保は大きな希望だし、その攻勢で前半から相手の東が3回もイエロー級のファール連発で、普通ならば退場していなければいけないおかしなジャッジにやられた不運な面もあったが、ここに更に松尾が居たら、かなり違っていたと思うと、松尾の海外移籍が実に痛いが、今更それを言っても仕方ないか・・・。
試合後、早くも拍手とブーイングが入り交じっていたが、まだ開幕戦だしというのと、新たな監督でのスタートを考慮すると、ここでいきなり荒れるのもどうかと思うが、取り敢えず自分は、まだ冷静は冷静だけどね・・・。
まあ今回の失点、松崎の安易なスライディングとか、オウンゴールに、2失点目も酒井の身体当たってのシュートコース変わりだから、考え方によっては事故みたいなものだが、しかし何れも同じサイドを破られバイタルに侵入を許しての失点だから、決して事故で片付けてはいけないし、そこまで攻め込まれたサッカーを反省し修正しないといけない。
あとマリウスの存在だな。まさか来日してからそう時間が経過していないのに、いきなりスタメン起用には正直ビックリした。
中東移籍破談で出遅れて戦術の植え付けが薄い岩波がベンチ外は相当としても、ここまでの練習やトレマからして、キャンプから調子を上げていた犬飼の起用が妥当と思っていたから、そこにまさかマリウスを使って来るとは。
しかしぶっつけ本番のようにマリウスをスタメンに選んだ理由もわかった気がする。確かに、かなり能力が高い。空中戦はほぼ完璧に競り勝つし、動き出しとカバーリングも的確。まだチームメイトと場数を踏んでいない分、連携面でやや難はあるものの、それも殆ど感じさせない守備とプレー内容であった。
何れにしても、まだ少し時間はかかる。だから強力なCFを開幕前に補強に失敗したツケはあるかもしれないが、しかし無いものねだりをしても仕方ないから、そこも待つしかない。だからこそ本当はリンセンに、そういう事を思わせない活躍に期待したいのだが・・・。
帰りは、何故か高幡不動でザ・ヤケ酒になった。
初めて降りたこの駅、何故に高幡不動なのかは、実はこの店ではなくて、この次に行く某店の存在に理由があるのだが、その理由はレッズと全く関係が無いので右に置いておくとして、繰り返すが高幡不動なんぞ初めて降りたから右も左もわからず、ただ駅前に良さげな居酒屋の個人店が陳列しているから、雰囲気はなかなかな街であった。
で、超テキトーというか、線路脇道から一歩入った裏路地に、途端に安くて良さげな店を見付けて入ったこの店で、席の隣の東京サポ夫婦と意気投合し、盛り上がりながら、お互いの健闘を讃えつつ、更に地元民と、やたら盛り上がってしまった・・・。
ーーーーーー
J1リーグ第1節 F東京2-0浦和
得点/66分・オウンゴール(F東)、74分・渡邊(F東)
主審=笠原寛貴
観衆:38,051人
2022年 さいたまシティカップ
浦和レッズ4―2アイントラハト・フランクフルト
〜埼玉スタジアム2002
試合前の福田とバインの再会2ショットだけで、既に満足感に浸ってしまった。
もちろん今フランクフルトはレッズにとって長谷部の存在が大きいんだけど、その前に自分にとっては、やっぱりバインの存在こそが大きいのである。
今やすっかりオッサンとジジイになってしまったこの2人だが、それでもこの2人が並ぶとなると、ウーベの精密機械のような左足からの超高精度ロングパスから、それを得意のスピードから抜け出て完璧に受け止めてはゴールネットを揺らす福田と、あの頃の最強コンビによる素晴らしいプレーとゴールシーンの数々が蘇るなぁ。
ちなみにフランクフルトの自分の勝手なイメージ。
フランクフルトって合併後の正式な創立が確か、旧ドイツリーグ開幕年の翌年の1904年だから、長い歴史の中でたまにタイトルを獲りながらも、リーグ優勝やUEFAカップ優勝があっても、明確な黄金期というものが無い故に、古豪と言うまでには行かない、自分がブンデスリーガを見始めてからも、成績も中位から殆どが下位で、たまに2部に落っこちるなど、そんなイメージがある。
アイントラハトっていうドイツ語では団結やら協調を意味する大層なチーム名が付いている割に、そこまで纏まりがある歴史を積んで来てはいないような気がする。
そういや6年位前だったかな、福田が、かつて自身がスポーツヘルニア手術を施したドイツに旅をするという番組で、再会したバインの自宅での食事シーンで、フランクフルトOBでもあるバインの前で、バイエルンのファンであるバインの娘が「絶対フランクフルトのファンにはならない。下手くそだし落ちるから」と言っていたのを聞いて笑ってしまったが、でも確かにフランクフルトって、一昔前までそんな感じのチームだった。
それを考えたら、よくUAFAリーグで優勝に漕ぎ着けたと思うが、今年も国内でも今のところ上位に付けているとはいえ、近年平均も行けて中位がメインなところ、何かレッズに似ているとも言える。そんな似たようなチーム同士が今年から提携しているのだから、つまり類は友を呼ぶって事かな(笑)
ちょっとフランクフルトのメンバーなんだけど、ゲッツェやコロ・ムアニや鎌田など、ワールドカップ代表召集組が居ないで若手中心だったから、ぶっちゃけよく知らない選手も多くて「誰?」状態でもあった。
が、レッズもユンカーと江坂と岩波以外は前半は控え組中心だったから、一体どんな試合になっちゃうんだろう?と半分心配していたら、いきなり、レッズの押せ押せ状態で、平野は際どいシュートを連発するし、2ゴールのユンカーなんてヒールパスまで巧みに成功させちゃうしで、パスもよく回るし、皆Jリーグの試合より活き活きしていなかったか?
まあフランクフルトも本気モードじゃないから、そういう事にはなるんだろうが、只でさえ今ジェノアから目を付けられているユンカーだけに、今回かなり目立ち過ぎたせいでフランクフルトからも目を付けられたら、ヤバイな。
せめて後半頭から出たショルツだけは目立たないでくれ!との願い虚しく、フランクフルト相手にも別格の守備に追加点まで・・・嗚呼、これでは連れて行かれてしまう。これでモーベルグまで目立ってしまったらどうしよう、と思ったら、モーは空回りしまくっていたから、こっちは安心した(笑)
逆に松尾のスピードや明本のフィジカルが相手に通用していたのに驚いたのと、牲川の冷静沈着なプレーと西川のスーパーセーブ連発と、前後半に渡りキーパーの良い部分も観れて良かった。最後の最後には稲垣君が守備で良いプレーがあったし。
親善試合だから勝敗や点差はともかく、とは思ったんだけど、でもまあそれでも予想外に沢山ゴールが生まれたし、そして勝てたし、状態が完璧ではない中でも長谷部も終盤に出て来てくれて貫禄あるところを見せてくれたし、長谷部は男の自分から見てもカッコ良いと改めて思ったし、何よりやっぱりこういう親善試合は、素直に楽しいね。
あと個人的に、最後の数分だけでも良いから、犬飼を出してあげてほしかったな。長期離脱から復帰した犬飼を、ACL決勝前に試合で慣らしておきたかった気持ちがある。大久保もどうして出さなかったのだろう?怪我気味だったのかな?
そして最後に、リカルド、これがレッズでの最後の指揮になったが、サポーターの前で長く深々と頭を下げてのお別れ、改めてリカルドの真摯で誠実な姿勢に感動した。
今回レッズとリカルドは、不本意な離れ方にはなってしまったが、しかし自分としても最後にスタジアムでしっかり拍手を送って、惜別の中でも感謝の気持ちを抱きながらのお別れが出来て、良かった。
常に情熱を注いでチームを作り、リーグ優勝は叶わなかったものの、天皇杯のタイトルと富士フィルム杯の優勝をもたらし、そしてACLを決勝まで導いてくれたリカルド。感謝とともに、どんな無様な敗戦でも、遠いアウェーでも、いつも自らサポの前に出て来て真摯に向き合ってくれた姿を忘れない。ありがとう、そしてさようならリカルド。
さてさて、これにてレッズの今年の全日程は終了。皆様お疲れ様でした。
先ずは来年2月のACL決勝に向けて、ここからは早目のストーブリーグに一喜一憂しつつ、ワールドカップで息抜きするとして、気持ちを切り替える為に、シーズン総括はワールドカップ前に、今からすぐ書く事にしよう。
ーーーーーー
さいたまシティカップ 浦和4-2フランクフルト
得点/19分・ユンカー(浦)、27分・ユンカー(浦)、47分・アラウィ(フ)、50分・ショルツ(浦)、78分・松尾(浦)、81分・フェリ(フ)
主審=中村 太
観衆:24,027人
浦和レッズ4―2アイントラハト・フランクフルト
〜埼玉スタジアム2002
試合前の福田とバインの再会2ショットだけで、既に満足感に浸ってしまった。
もちろん今フランクフルトはレッズにとって長谷部の存在が大きいんだけど、その前に自分にとっては、やっぱりバインの存在こそが大きいのである。
今やすっかりオッサンとジジイになってしまったこの2人だが、それでもこの2人が並ぶとなると、ウーベの精密機械のような左足からの超高精度ロングパスから、それを得意のスピードから抜け出て完璧に受け止めてはゴールネットを揺らす福田と、あの頃の最強コンビによる素晴らしいプレーとゴールシーンの数々が蘇るなぁ。
ちなみにフランクフルトの自分の勝手なイメージ。
フランクフルトって合併後の正式な創立が確か、旧ドイツリーグ開幕年の翌年の1904年だから、長い歴史の中でたまにタイトルを獲りながらも、リーグ優勝やUEFAカップ優勝があっても、明確な黄金期というものが無い故に、古豪と言うまでには行かない、自分がブンデスリーガを見始めてからも、成績も中位から殆どが下位で、たまに2部に落っこちるなど、そんなイメージがある。
アイントラハトっていうドイツ語では団結やら協調を意味する大層なチーム名が付いている割に、そこまで纏まりがある歴史を積んで来てはいないような気がする。
そういや6年位前だったかな、福田が、かつて自身がスポーツヘルニア手術を施したドイツに旅をするという番組で、再会したバインの自宅での食事シーンで、フランクフルトOBでもあるバインの前で、バイエルンのファンであるバインの娘が「絶対フランクフルトのファンにはならない。下手くそだし落ちるから」と言っていたのを聞いて笑ってしまったが、でも確かにフランクフルトって、一昔前までそんな感じのチームだった。
それを考えたら、よくUAFAリーグで優勝に漕ぎ着けたと思うが、今年も国内でも今のところ上位に付けているとはいえ、近年平均も行けて中位がメインなところ、何かレッズに似ているとも言える。そんな似たようなチーム同士が今年から提携しているのだから、つまり類は友を呼ぶって事かな(笑)
ちょっとフランクフルトのメンバーなんだけど、ゲッツェやコロ・ムアニや鎌田など、ワールドカップ代表召集組が居ないで若手中心だったから、ぶっちゃけよく知らない選手も多くて「誰?」状態でもあった。
が、レッズもユンカーと江坂と岩波以外は前半は控え組中心だったから、一体どんな試合になっちゃうんだろう?と半分心配していたら、いきなり、レッズの押せ押せ状態で、平野は際どいシュートを連発するし、2ゴールのユンカーなんてヒールパスまで巧みに成功させちゃうしで、パスもよく回るし、皆Jリーグの試合より活き活きしていなかったか?
まあフランクフルトも本気モードじゃないから、そういう事にはなるんだろうが、只でさえ今ジェノアから目を付けられているユンカーだけに、今回かなり目立ち過ぎたせいでフランクフルトからも目を付けられたら、ヤバイな。
せめて後半頭から出たショルツだけは目立たないでくれ!との願い虚しく、フランクフルト相手にも別格の守備に追加点まで・・・嗚呼、これでは連れて行かれてしまう。これでモーベルグまで目立ってしまったらどうしよう、と思ったら、モーは空回りしまくっていたから、こっちは安心した(笑)
逆に松尾のスピードや明本のフィジカルが相手に通用していたのに驚いたのと、牲川の冷静沈着なプレーと西川のスーパーセーブ連発と、前後半に渡りキーパーの良い部分も観れて良かった。最後の最後には稲垣君が守備で良いプレーがあったし。
親善試合だから勝敗や点差はともかく、とは思ったんだけど、でもまあそれでも予想外に沢山ゴールが生まれたし、そして勝てたし、状態が完璧ではない中でも長谷部も終盤に出て来てくれて貫禄あるところを見せてくれたし、長谷部は男の自分から見てもカッコ良いと改めて思ったし、何よりやっぱりこういう親善試合は、素直に楽しいね。
あと個人的に、最後の数分だけでも良いから、犬飼を出してあげてほしかったな。長期離脱から復帰した犬飼を、ACL決勝前に試合で慣らしておきたかった気持ちがある。大久保もどうして出さなかったのだろう?怪我気味だったのかな?
そして最後に、リカルド、これがレッズでの最後の指揮になったが、サポーターの前で長く深々と頭を下げてのお別れ、改めてリカルドの真摯で誠実な姿勢に感動した。
今回レッズとリカルドは、不本意な離れ方にはなってしまったが、しかし自分としても最後にスタジアムでしっかり拍手を送って、惜別の中でも感謝の気持ちを抱きながらのお別れが出来て、良かった。
常に情熱を注いでチームを作り、リーグ優勝は叶わなかったものの、天皇杯のタイトルと富士フィルム杯の優勝をもたらし、そしてACLを決勝まで導いてくれたリカルド。感謝とともに、どんな無様な敗戦でも、遠いアウェーでも、いつも自らサポの前に出て来て真摯に向き合ってくれた姿を忘れない。ありがとう、そしてさようならリカルド。
さてさて、これにてレッズの今年の全日程は終了。皆様お疲れ様でした。
先ずは来年2月のACL決勝に向けて、ここからは早目のストーブリーグに一喜一憂しつつ、ワールドカップで息抜きするとして、気持ちを切り替える為に、シーズン総括はワールドカップ前に、今からすぐ書く事にしよう。
ーーーーーー
さいたまシティカップ 浦和4-2フランクフルト
得点/19分・ユンカー(浦)、27分・ユンカー(浦)、47分・アラウィ(フ)、50分・ショルツ(浦)、78分・松尾(浦)、81分・フェリ(フ)
主審=中村 太
観衆:24,027人
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うえ
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男性
自己紹介:
埼玉県富士見市在住
レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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