J1リーグ第22節
浦和レッズ3-1ジュビロ磐田
~埼玉スタジアム2002
フフフフフ、高原お主もワルよのぅ、これまでロクに得点しないでおいたのは、苦しみながらも古巣相手にゴール決めるというドラマチックな演出をしたかったからだなんて。
・・・と、いうのは冗談だが、それにしても、・・・ホントに古巣相手にゴール決めちゃったよ、それもロスタイム駄目押し弾という、磐田にとっては精神的にも大ダメージな一撃を。なんだか色々な意味で、すごいや。
でもね、永井は調子を上げてきているし、達也は代表復帰、そしてロビーも戦列復帰と、まさに今度こそ追い詰められた立場の高原の、まさに土壇場のゴールだった。
高原だけではなく、戦列復帰2試合目のロビーが今季初ゴール=貴重な同点ゴール、そして最近積極性に欠けて信頼の低下していた平川の決勝ゴールと、それぞれ考えるところある選手が、大事な場面で大事なゴールを決めたことが嬉しい。どのゴールも、本当に意味のあるゴールだったよ。
腐っても磐田、とは近年の磐田を表して良く言う言葉だが、順位が順位で本来ならもっと楽に勝たなければいけない相手でも、(どこかで苦手意識が消えない部分もあるだろうけど)やはり磐田となると所々に恐さがある。特にお家芸のボール回しをされると、レッズはボールがなかなか奪えなくなる。
昔の磐田なら、あそこからサッと決定的なパスを通されたりしてゴールまで持ち込まれていただろうけど、成長したレッズのチーム力と、低下した磐田の組織力。反比例して立場の逆転した近状を如実に表す試合展開になった。エコパで戦った時もそうだったけど、今の磐田は対戦する度に昔の面影がどんどん薄くなって行く気がする。
って、磐田を構ってる暇はないんだな。せっかく首位に返り咲いた身。今度こそこの椅子をキープしないとね。
9月にはACLも始まるわけだし、本当の戦いはまさにこれからだ。
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J1リーグ第22節 浦和3-1磐田
得点/42分・カレン・ロバート(磐)、44分・ロビー(浦)、57分・平川(浦)、89分・高原(浦)
観衆:45,253人
FC東京0-1浦和レッズ
~味の素スタジアム
今回も前節に続きロスタイムが4分もあったけど、今回は同点に追い付かれることなく、勝てたよ。
最後は交代枠も使い切っていたし、そもそも時間稼ぎする暇もなく、瓦斯が一方的に攻めまくって来たのを必死に跳ね返していただけだけど。
前半の決定機のどれか2点でも決めていれば、もっと有利に試合を運べたはずなんだけど、あそこまでバーやポストや、一対一を外すとなると、レッズの決定力の無さもいよいよ深刻だな。特に高原、あれはどっちかでも決めなきゃイカンだろ、絶対。あれ失敗しているようでは、今回ロビーが復活しての次節は、達也と永井の2トップに決まりだな。・・・と、永井は次節出場停止なのか、うーむ。
悪い試合ではなかったが、正直言えばまだまだ良いとも言えない。攻撃も判断が遅いし、フォローも相変わらず少ない。そしてもっとシンプルに行った方が良いと思う場面も少なくない。ロビーが戻ってきたから、これからそういった場面も修正されて良くなって行くとは思うけど。
まあ、そんな試合だっただけに、相馬の一発は爽快だった。守備陣も良く守ったし、特に坪井の復調は大きいよ。
でも勝利は本当に嬉しい。勝てない試合が続いただけに、勝ったことは素直に喜ばないと。
ホントにホントに、チョー気持ちイイ~(笑)
久々の勝利で、久々の♪We are Diamonds~。うん、やっぱ勝利は良いものだな。
あとは、勝っても兜の緒を締めること。
そういえば、今回の試合は審判が主審も副審も外国人だった。Jリーグで審判が外国人なんて、本当に久々。
で、ジャッジが上手かったか?といえば、正直微妙だったと言うしかない。
「良く見てるなぁ」ってのもあれば、「それは違うだろ!?」ってのもあったし、でもけっこうホーム寄りではあったかな。終盤のカウンターからロビーが潰されたやつ、あれ絶対瓦斯のファールだと思うんだけど・・・
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J1リーグ第21節 F東京0-1浦和
得点/67分・相馬(浦)
観衆:37,154人
浦和レッズ2-2柏レイソル
~埼玉スタジアム2002
もしタイムマシンがあるならば、フランサにボールが渡る1秒前に戻って、レッズDF陣の耳元で「フランサに気を付けろ!!」と叫びたい。
なんであんな大事な時間帯に、あんな危険なエリアで、最も警戒すべきフランサをフリーにしたのか。
まったくもって集中力が皆無としか言いようのない失態。
悔やんでも悔やみきれない、最悪の失点パターン。
ロスタイムに永井の劇的な逆転ゴールが決まった瞬間、まさに狂喜乱舞し仲間と周りの同志と弾けまくった。
もちろんロスタイムはまだじゅうぶん残っているのはわかっていた。
だからこそ・・・もっと残りの時間を上手く使ってほしかった。
交代策で時間を稼ぐ”伝家の宝刀”を2人も残していたのに、ゲルトは何故それを使わなかったのだろう?
・・・きっとあまりの喜びように、ゲルトも我を忘れていたのかもしれない。
サポである我々がああだったのだから、監督であるゲルトはもっと嬉しかったに違いない。
・・・仕事しろよ、ゲルト。
ここ数日の練習はお互いの連携の確認を徹底したと聞く。それが功を奏してか、試合内容は決して悪くなかった。阿部の素晴らしい同点ミドル。永井の劇的な逆転ゴール。でも、最後の最後で・・・
最後がダメだとすべてが吹き飛んでしまう。良いプレーも頭の隅へ追い遣られてしまう。それをもう一度引き出して、「ああ、あの時の試合内容はこうだった。最後は悔しかった」と冷静に思い返せるようになるまで、この先相当の時間を要すことになるだろう。
せめて、永井とフランサの得点の順番が逆だったら良かったのに、なんて思っても虚しいだけ。
ザ・アフター・ヤケ酒・レッズバー
今夜は夢の中で魘されそう・・・
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J1リーグ第20節 浦和2-2柏
得点/18分・菅沼(柏)、34分・阿部(浦)、89分・永井(浦)、89分・フランサ(柏)
観衆:46,981人
浦和レッズ2-4FCバイエルン・ミュンヘン
~埼玉スタジアム2002
スタジアム全体、もちろん北も超マッタリモード全開だった。
まあ親善試合だしスタジアムガラガラだし、それはそれで良いとして、バイエルンには2年前に1-0で勝ってるから、今回もあわよくば・・・って思っていた自分が甘かった。こっちがマッタリモードなのを知ってか知らずか、あっちはいきなり本気モード全開で襲いかかって来たぞ(大汗)
坪井が痛恨のクリアミス、ってかオウンゴールを警戒して躊躇したかのような空振りっぽいミスでクローゼに押し込まれて先制されると、その後もポドルスキの個人技中心にゴール前を引っかき回される。そのポドルスキにハットトリック献上だもんなぁ。極めつけ後半のボレーは・・・あの態勢であんなパワフルなシュートを放つとは圧巻だった。
レッズでゴールを決めたのは梅崎、そして阿部の華麗なオーバーヘッドも素晴らしかった。動きが良かったのは何と言っても相馬。最近影を潜めていた積極的な斬り込みが、この試合では何度も繰り返されてはチャンスを作っていた。
高橋&原口のユース組は少ない時間で見せ場を作った。高橋は角度の無い所からレイジングの手を弾く惜しいシュート、原口は力強い強引な突破でチャンスを作ったね。
親善試合として割り切っていたので、プレーそのものを楽しめた。
バイエルンがちょっと本気を出してくれていたのが嬉しかった。
あとこれは個人的に、レッズの選手を除けば、俺が世界のサッカー選手の中で一番のファンであったクリンスマンが、公式に埼スタに来てくれたことが・・・感動。
残念だったのは、高原を出さなかったことかな。
あとこの観客動員数・・・来年もシティ杯続けるの???
おまけ
試合後に練習するバイエルン控え組。
いや~、昔はJリーグも時々こういう場面が観られたんだけど、最近はこういうの日本では減ったねぇ。
こういうの観ると、何か初心に帰った気がするよ(笑)
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さいたまシティ杯 浦和2-4バイエルン・ミュンヘン
得点/15分・クローゼ(バ)、20分・ポドルスキ(バ)、42分・ポドルスキ(バ)、56分・梅崎(浦)、62分・ポドルスキ(バ)、80分・阿部(浦)
観衆:27,292人
鹿島アントラーズ1-1浦和レッズ
~カシマサッカースタジアム
鹿島国へ行かれた同志の皆さん、本当にお疲れ様です。
激しい雷雨で長い中断というハプニング・・・帰りが心配・・・帰路、どうか気を付けて・・・
その中断から再開1分、いきなり小笠原に決められるという、集中力を欠いたレッズのいつもの悪いパターン。
この前の京都戦然り、こういうの多過ぎるよ。散漫な悪い癖、治らんなぁ。
鹿島発信の超鹿島贔屓ネットラジオで胸糞悪くなりながら聴いていたんだけど、わかったことは主審が鹿島選手が倒されても流しまくっていたこととか、実況はそれにかなり文句をつけていたけど、逆に言うとバタバタ倒れてファールを貰う鹿島お得意のスタイルが、主審に完全に見抜かれていたってこともある・・・と思う。
試合的には超決定機みたいなものは少なかったようで、全体的には大人しいサッカーだったようにも見受けられたんだけど、実際どうだったんだろう?
尤もこういったサッカーで同点に追い付いたこと、しかも怪我人続出やら不調やらで停滞気味のレッズが、ベストメンバーの鹿島と接戦を演じたことは大きかったと思う。実際近年のカシマスタでは、レッズが途端場で同点に追いて、鹿島を落胆させるパターンが多い。今回もまた、精神面でも敵にダメージを与えたことも大きいと思う。
もちろん勝てば順位をひっくり返すことは出来たけど、首位決戦での敵地での同点劇で、大きな勝ち点1ということは言えると思う。やっと流れの中で得点できたし、それも達也の今季リーグ戦初ゴールだし。
もちろん悪い面は相変わらず、な面もあるけど、次に繋がる試合だったという面も、あるよね、ね?
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J1リーグ第19節 鹿島1-1浦和
得点/40分・小笠原(鹿)、87分・達也(浦)
観衆ケ34,412人
浦和レッズ1-3川崎フロンターレ
~埼玉スタジアム2002
ついにというか、やっとというか、高原がホーム初ゴールを決めてくれた。
立ち上がりから攻勢を仕掛けてのゴールだけに、今日は幸先良いスタートを切れた、・・・と、都合良く行けるほど今のレッズは勝負強くないわけで・・・後半序盤の猛攻も、著しく決定力に欠いた現状ではゴールならず・・・結局最後はこうなるんだよな、今のレッズだと。
戦う集団としてのスタイルを確立できないまま、騙しだましを続けていると、勢いある相手だと要所要所で決まってボロが出る。
失点の仕方があまりに酷すぎる。セットプレー時のマークの受け渡しも出来ていなければ、カウンター喰らってもカード覚悟で潰さなきゃいけない所で潰さないから素直にやられ、3失点目なんて、闘莉王が素直に都築にバックパスで逃れていれば何の問題もなかったのだ。
まさか闘莉王がミス連発で穴になるとは予想外だったが、やはり足の状態が影響しているのだろうか。彼の強行出場を決断したゲルト、もちろん闘莉王だけではなく、その采配すべてが裏目に出ているのだからたまらない。
そもそもエジミウソンと高原の同時スタメン、いい加減にしてくれ。これじゃ永井や梅崎がかわいそうだよ。
だんだんチームが壊れて行く。今まで当たり前に出来ていたことが出来なくなっている。
去年までならあれは耐えられた。以前ならここはああ出来ていた。今はそれが出来なくなっている。
抽象的に言っているけど、長年レッズを観てきた人なら、俺が言っていることがわかってくれるはず。
部下や後輩に優しい上司や先輩が、必ずしも良い人物であるとは限らない。
裏を返せば単に甘いだけ、自分が悪者になりたくない、嫌われたくない、そんな引け目から甘い顔をする。叱るべき所で叱らない。
結局はそれが下の人間を駄目にするということも知らずに、遠慮し続けては現実から逃れている。
ゲルトがそういう人間かどうかはわからない。ただ、今のレッズを観ていると、ゲルトがそういう監督に見える。
もう少し、色々な意味で厳しく指導しないと、選手は頑張らないし、走れなくなるし、戦わなくなる。
今はまだ、頑張っている選手もいる。走っている選手もいる。戦っている選手もいる。
まだ今なら立て直せる。それももちろん監督次第。だから手遅れになる前に・・・頼むよゲルト!!
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J1リーグ第18節 浦和1-3川崎
得点/7分・高原(浦)、27分・伊藤(川)、36分・鄭(川)、68分・ヴィトール・ジュニオール(川)
観衆:51,168人
☆インフォメーション
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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。