J1リーグ第10節
柏レイソル2-3浦和レッズ
~国立競技場
前節の土壇場決勝ゴールに続き、今回もまた終盤わずか3分での逆転劇。
わずか3日の間に、こんなドラマチック勝利を2度も味わえるなんて・・・
正直、恐ろしい程の寒気すら感じた。ゾッとした。だって今のレッズが、そういう劇的な勝ち方が出来ているのだから。一体どんなチームに変わってしまったのだろう、と。それ程にすごい劇的勝利の連続。
でも、寒気の原因は、雨で気温がやたら下がったせいという話もあるが(笑)
環境も内容もともに厳しい試合だった。雨でピッチもボールもツルツル。(レッズの)選手はそれに足を取られて滑りに滑って、ボールの扱いもままならぬ状態。もはやボールを懐に収めるのに精一杯な感じで、ミス連発で、前半はサッカーになっていなかった。その上での失点に次ぐ失点。内容が内容だけに、激しい運動量でぶつかってくる敵に、あっさり逆転されたのも必然的だった。
良く後半立て直した。ピッチ状態の悪い中で、普段のパスサッカーを無理に敢行せず、ミスを減らす方策としては、ロングボールやドリブル、プレスを交えてセカンドボールをも積極的に狙って行く感じが見て取れた。この執拗さが、勝ち越し逆転劇に繋がったのだろう。
終盤わずか3分で、セットプレーから敵のオウンゴールを誘い、更にはセルの逆転ゴール。
セルはやっとのリーグ戦初ゴールだから、これはホッとしているんじゃないのかな。
はっきり言って、今日はサッカーになっていなかった。もっと言えば、プロらしからぬ酷いサッカーをしていた時間帯も長かった。正直言えば、どうして勝てたのか解らない部分も、ある。
レッズはフィンケの指導が始まってから、少し”きれい”なサッカーをしようという姿勢が強かった。もちろんそれはそれで間違っていないし、そういう緻密なサッカーが出来るようになるために、今のレッズは日々努力している。でも、でもね、それだけでは勝てない試合だって時にはあるのだ。
今回は、本来忘れかけていた”泥臭さ”という、時に勝つために必要なものを思い返して、それを取り戻した試合でもあったはず。内容が良くなくても、それならそれで必死に、執拗に、泥臭く当たって行けば、時に勝利の女神は自分たちに微笑んでくれるものなのだろう。
そう、今日のような悪条件の中で限って言えば、組織的内容より、結果で良いと思う。
みんな頑張った。そんな勝利だった。
ザ・美酒!!
ゴールデンウィークに2度も勝利の美酒を味わえる幸せ。
レッズサポにとって、2日から今日にかけては、本当に素晴らしいゴールデンウィークになったねぇ。
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J1リーグ第10節 柏2-3浦和
得点/11分・エジミウソン(浦)、24分・北嶋(柏)、38分・石川(柏)、84分・オウンゴール(浦)、87分・セルヒオ(浦)
観衆:32,854人
浦和レッズ1-0アルビレックス新潟
~埼玉スタジアム2002
何だこれは!
だいたい埼スタの通常のリーグ戦とかで1,580番引くって、どんだけ天文学的なんだよ。
何だこれは!!
原口だけ目をつぶってるぞ。コイツはやはり大物だ。末恐ろしい選手になるぞ。
何だこれは!!!
もう、その、ホント・・・言葉にならない・・・
決まった瞬間、狂いまくった。
終了の笛の瞬間、崩れた。立ち上がれなかった。
闘莉王は「ゴールデンウィークは嫌い!」と言ったけど、レッズサポはみんな、そんなお前が大好きだ!!
ザ・美酒!!!!!!!!!!!
スピードと組織と個人技のレッズ。高さとパワーと勢いの新潟。お互いが自分達の良い所を出し、お互いが相手の良い所を潰し合った好試合だった。そう、マルシオ・リシャルデスが退場するまでは。
でも、新潟の核であるマルシオ・リシャルデスが退場した時点で、勝負はあったはずだった。新潟はこの選手が居ると居ないでは、その戦力に雲泥の差が出る。ましてや退場なのだ。後は1人多いレッズが攻めてゴールするだけ。
ところが、決まらない。そもそも決めるまでの形すらイマイチ。いくら新潟が守りに入ったからと言っても、ここでレッズが決めなければ話にならない状況だったのだ。でも、その閉塞感をなかなか打開出来ない力不足。そう、これが今レッズが抱えている問題であり課題なのだ。
ロスタイムもほぼ使い切って、後は新潟のロスタイム前後の遅延行為によって、レッズの攻撃の為だけに僅かに得ている秒単位の残された時間。最後の最後の、本当に最後の闘莉王のヘッド。
もう、言葉にならないぜ。
でも、今のレッズが勝つ試合って、やはり1-0なんだなぁ・・・(苦笑)
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J1リーグ第9節 浦和1-0新潟
得点/89分・闘莉王(浦)
観衆:50,284人
J1リーグ第8節
清水エスパルス2-2浦和レッズ
~エコパスタジアム
結局、試合日直前でチケット買って、慌ただしく強行軍でエコパまで行って来た。約1ケ月ぶりのエコパ。
しかもまた島田に途中下車してスガキヤラーメン喰ってるし・・・
うう、美味いんだよ、好きなんだよ、スガキヤが・・・
コホン、
いや~、直輝の初ゴールで気分最高のまま帰宅出来る、と思っていたんだけどなぁ。
しかも勝ったら奮発して、自由席で良いから掛川から新幹線で帰ろうと決めていたんだが・・・結果は周知の通りのドロー。
で、結局また往復10時間コースで帰宅がこんな時間に。は~、腰が痛いわ・・・
嗚呼、あそこで児玉をフリーで打たしたのが悔やまれるなぁ。まあシュートも上手かったけどね。
あの時間帯で、守りに徹するのか、バランスを保ちながらまだ追加点を狙いに行くのか、その辺が中途半端だったかもしれない。
ただこれだけは言えるけど、頑張ったヤング(死語)二人が退いてからの失点、これはいただけないぞ。あそこで先輩やベテランが踏ん張ってこそだったはず。特にセル、これまでしっかりチャンスを貰っているのだから、そろそろ結果を出さないと。単にドリブルと個人技を見せるだけではダメだし、逆に大人しくてもダメ。いくら若手を使ってくれるフィンケでも、このままだと見限られるぞ。去年の札幌戦で見せたような相手のファールを誘うプレーが理想だし、そしてゴールがほしい。
全体的に観れば、試合事にポゼッションの具合も良くなって来て、ゴール付近のパス回しも早くなっているのはわかるんだけど、後はシュートね、シュート。シュートは打たねば入らない。混雑したエリア内でも無理にパスを意識して最後は取られるのなら、いっそどんな角度からでも思いっきりゴール目掛けてシュートを打ってほしかった、そんな場面が多かった。実際打ったらロビーに当たってずっこけたのはあったけど、まあモタモタしてるとシュートを打つスペースも無くなるのさ(汗)
でも悪い試合はしてなかったと思うし、むしろこれまでの試合では上位に入る内容だったと思うけど、内容と結果が伴わないのは、レッズの組織力がまだまだ未熟だから・・・と思うことにする。
2失点に関しては、これまで5試合無失点だった事を考慮すれば、守備は責められない。というか、責めたくない。1失点はPKだし。
反面でようやく2点取ったものの、あっちを立てればこっちが立たず、こっちを立てればあっちが立たず、これだからサッカーは恐ろしい。
あと、ハンドを平気で見逃す主審も恐ろしい。
直輝が決めたのに、原口のゴールと掲示するエコパのオーロラビジョンも恐ろしい。
さてまあ、結局3日天下で首位の座をまた鹿島に返してしまったけど、何だかんだ言っても4月を無敗で乗り切ったし、苦手な東海コースも1勝2分。悪くない。ってか成績は上出来だと思う。この調子で5月も頑張りたいけど、そろそろ選手の疲労が心配になって来た。その辺をチーム全体でしっかりケアしてもらって、そして以後の連戦を乗り切らねば。
・・・ん、おや、・・・何か書き忘れてると思ってたら・・・ああそうだ、永井か・・・
まあ、もうどうでもいいよ、アイツはもう清水の人間。後は次にホームで迎え撃つだけさ。
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J1リーグ第8節 清水2-2浦和
得点/17分・原PK(清)、35分・ロビー(浦)、73分・直輝(浦)、86分・児玉(清)
観衆:30,851人
ジェフユナイテッド千葉0-1浦和レッズ
~フクダ電子アリーナ
悪天候の中で、現地の皆さん本当にお疲れさまでした。風邪ひかぬように・・・
俺は仕事で手が放せなくて、前半は数える程しか携帯覗けなかったんだけど、後半は何とか間に合ってパソコンの前にかじりつき(しかも会社の←オイ)。
で、いつの間にか、
しゅ、しゅしゅしゅ(汽車か?落ち着け、俺)、首位になってた。
正直開幕前は、7節辺りでは良くて上位の端をキープしていれば良いかな、なんて思っていた面もあるんだけど、まさか現時点で鹿島を抜いて首位に立つとは、嬉しい誤算である。
尤もまだ10節も経過していない時点での首位なので、それ以上は変に意識しない事にはしているつもりだけど。でも嬉しいぞ。
と、ここで浮かれていると不味いし、順調に来ている時だからこそ、どこか穴を探して気を引き締めなければ。もちろんそれはフィンケ先生が一番わかっていることだと思うから心配はしていないけど。
足の状態が心配された直輝のアシスト、そして好調さをキープしているエジミウソンの先制点・・・うーん、ビューティフル。そしてその後もチャンスがありながら、またも追加点が奪えないまま1-0での勝利。うーん、アンビリバボー(意味不明)。
えーと、5試合連続1-0勝利って、何かチーム記録なんだっけ?・・・なんだかすごいな、色々な意味で。対戦相手関係なく、良くも悪くもフィンケレッズの”色”が出てきた感じ。この色に、早く得点力という色が付くと良いけど。
とりあえず、ここまで勝ちが続いていることに歓喜と安堵をしつつ、更なる向上心を。
そして俺は、29日エコパへ・・・行けるかどうかが、仕事の都合で月曜か前日にならないとわからないという慌ただしさ・・・うーん。
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J1リーグ第7節 千葉0-1浦和
得点/58分・エジミウソン(浦)
観衆:15,428人
浦和レッズ1-0京都サンガF.C.
~埼玉スタジアム2002
ロビー→エジミウソンの早い時間帯の先制点は良かった。問題はその後で、うーむ、2つもゴールが取り消された上に、更には他にも入りそうで入らないの連続だったレッズの好機。
あれだけ攻めて、あれだけゴール前でチャンスを作って、あれだけシュートを放っても、一向に入らなかった今回は、まさにフラストレーションの溜まる試合だった。
プレー全体が緩い京都相手だった事もあって、試合の主導権はほぼレッズが握っていたけど、やはり課題は決定力の乏しさなんだよな。
阿部の高精度なミドル、原口のキーパー手前の胸トラップボレー、ロビーの意表を突く絶妙のシュート、直輝の積極的なシュート・・・みんな攻めの姿勢もシュートも素晴らしいことは素晴らしいのだけど・・・でもこの辺は個人の力もあるから、やはりチーム全体としての攻めに関しては迫力不足で、何かが物足りない。パワーなのか、工夫なのか、戦術なのか、とにかく後一歩のところで何かが足りない。ボールがゴールに入らない。
守備も良くなった。パスも繋がるようになってポゼッションも確保出来るようになって来た。
問題はそこから先なのだろうね。
あまり外側でボールを回している時間帯が長いと、それだけ相手の守備も整って来てしまう訳だから、最終的にはスペースも無くなって攻めにくくなってしまう。
次は、ゴールエリア付近で、もう少し(判断もパスも動きも連動した)早い攻めが出来るようになれば、シュート態勢にも余裕が生まれてもっと得点に繋がるようになると思うけど・・・。
まあここは日々成長に期待する部分。
とりあえず、ナビスコを含めて4試合連続の1-0勝利。これはこれで素晴らしいことだと思う。当初の課題だった守備の緩さを短期間の内に修正したフィンケの指導と、そしてキーパーを含めた守備陣の奮闘あってのこと。
でも、これだと毎試合ギリギリの勝利となってしまっていて心臓に悪い。贅沢を言うわけではないけど、少しは得点差でも安心出来る試合もしてほしいところ。
さあ、守備陣の踏ん張りに応えるために、次は攻撃陣の得点力がアップしてくれることを切に願う・・・!!
追伸、おかげさまで腸炎の方はほぼ治ってきまして、皆様色々とお気遣いいただきありがとうございました。
今日は完全復活の意味でこれから超美酒飲みまくります!(笑)
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J1リーグ第6節 浦和1-0京都
得点/7分・エジミウソン(浦)
観衆:41,836人
J1リーグ第5節
名古屋グランパス0-1浦和レッズ
~豊田スタジアム
火曜辺りから、風邪から来る腸炎(だと思う)で、2日半ラマダン状態だったり、便所往復しまくり千代子でヘロヘロフラフラボロボロ最悪の体調。今回はさすがに、気付いたら浜松だったとかやってる場合じゃなくて(やろうとしていたのかよ)、自宅蟄居状態なんだけど・・・
お腹抑えながらネットラジオにかじり付いては腹がキリキリするような試合展開だったけど、・・・良かった、勝ってくれた。みんな良く頑張ってくれた。
これが何よりの良薬となるであろう、敵地で会心の完封勝利。
大迫に刺激されたのであろうか、原口がついに初ゴール。チーム最年少、ユース出身では千島、セルに続く公式戦ゴール、更にリーグ戦となるとユース組では初。めでたい!!!
めでたいけど、お腹重いから今回は文章少なめでご勘弁を。
とりあえず、安心したから一休みしよう・・・
豊田行かれた同志の皆さん、お疲れ様でした。
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J1リーグ第5節 名古屋0-1浦和
得点/43分・原口(浦)
観衆:32,435人
☆インフォメーション
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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。