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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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J1リーグ第12節
浦和レッズ2-2鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002


今日は朝から体調不良に陥って、特に胃の調子が最悪だったので飲まず喰わずの断食サポートとなった。そんな状態でやってるもんだから、フラフラになってぶっ倒れるかと思った。
しかもナクスタ大宮戦チケットの発売時間と当日抽選時間がバッティング。この辺もうちょっと考えて欲しいよな。まあビジターチケット自体は無事買えたから良かったけど。

110521vsKASHIMA.jpgさて、この試合の捉え方は人によって様々で、もちろん調子を落としている鹿島という事実はあれど、良く0-2から追い付いたと言う人も居れば、またドローじゃないかと言う人も居るだろう。しかも失点の仕方が実に良くないからね。1失点目は審判に納得行かない部分があるが、2失点目はゴールど真ん前でドフリーにしちゃう一番喰らってはいけないパターンだったのだから。
個人的には0-2から追い付いた事は大変評価出来るし、更に言うとあの猛攻の時間帯で逆転出来たかもしれない雰囲気だっただけに、あと1歩でそれに及ばなかったのが悔しいし、勝てる試合の流れだった。いや、レッズの状況を鑑みれば、今回は絶対に勝つべき試合だったのに。
それと、やっぱりうちが得点する時って、何だかんだでカウンター気味だということ。前半と後半でまるで違う訳だし、尤もその為にマゾーラと高崎を投入した訳だから、今回に限っては珍しくペトロの交代策が成功したのは良かった。鹿島も変に守りに入らないでいてくれたのが、うちにとっては良かった部分ではあるけど。

山岸の時間稼ぎについてはかなり厳しい意見が出ているが、ひとつ山岸の名誉の為に言っておくと、あの場合は当然という見方も出来るので、自分は責めない事にした。一人退場し、変に攻撃を急ぐよりも、ドローに持ち込んで勝ち点1を確実に拾う。これはサッカーにおける終盤の時間帯での戦い方では定石であって、山岸はそれを忠実にこなしただけである。逆に仮にあの後に失点していたら、「ドローにすら出来んのか」とか「もっと時間の使い方を上手く出来ないのか」とか言う人が出てくるんだから、絶対。
でもまあ確かに、心情的には・・・ホームだし、逆転を狙うのにこっちが時間稼ぎしとる場合か!!勝ちたくないのか!!!と、なっちゃうんだけど・・・まあ難しいね。この部分は、勝ちに拘るはずのペトロに聞いてみたいよ。
(山岸はそれよりも、啓太とあんなとこでワンツーやってたり、ただでさえ精度悪いキックをライン際に蹴り込んで更に味方が取れなくなっていたりする方のが問題だ。)

ただこのドローをチームは勘違いして欲しくないよな。あくまで最低限の悪くない結果になっただけで、別に試合に勝った訳ではないのだ。最後にペトロがこっち向かってガッツポーズしていたけど、まさかサポーターが今回は満足していると勘違いしてはいないだろうな?まさかペトロ自身は満足していないよな?そのまさかでない事を切に願うばかりだ。

ひとつ愚痴らせてもらうと、もうホント西村勘弁よ。レッズにとっていつも天敵はこのSR(埼玉高額鉄道ではない)。別にマゾーラを退場させたから言っているんじゃなくて、一体何度ハンドを見逃した?あの気紛れのようなジャッジは何?何でいつもこうなるんだろう?あー腹が立つ。もう訳わからん。

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J1リーグ第12節 浦和2-2鹿島
得点/13分・西(鹿)、62分・増田(鹿)、67分・高崎(浦)、69分・マゾーラ(浦)
主審=西村雄一
観衆:37,521人
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J1リーグ第11節
浦和レッズ1-1セレッソ大阪
~埼玉スタジアム2002


e41c031b.jpgスタジアムで酒のツマミではなく、久々にまともな飯を買ったのがこれだ。何か周りがやたら買ってるから、自分も・・・
イタリア風親子丼とか何とかだったか、まあそういう名前の日替わり丼。チキン3個にミニオムレツとレタスにトマトソース、これにチキンライスというボリューム満載で500円は、安い。しかも美味かった。
これが日替わりメニューとは惜しい。是非レギュラーメニューにしてくれ、B3んとこの店よ。

とか悠長にスタジアムグルメレポートしている場合ではない。
これまでレッズが負けた相手は、どれも(結果的に)一応今季は調子が良いチームばかり。そんな相手に負けていたのだから、まあいくらかは慰みにもなっていたが、しかし今日の相手は同じく下位に沈んでいて、しかもリーグ戦未勝利が続いているセレッソ。しかも数日前にACLもやっている相手にやっとドローとかって・・・。まあセレッソもこれで4引き分けって事になるから、それはそれで、そういうチーム相手だったという免罪符は得られるかも知れないが、しかし、それにしてもだな、ここで勝たなきゃいつ勝つんだ、オイ???

110515vsC.OSAKA.jpg原口の先制点の時は、マルシオが絡んでの速くて激しくて積極的で理想的な攻撃で幸先良く、「これで今日は行ける!!」と思ったのに、その後に乾に飛び出されてヒヤリとするシーンを作られた時から雲行きが怪しくなって、そしてあの永田のパスミスで同点に追い付かれて完全に調子が狂った。
永田は守備能力自体は日本人DFでも最高ランクに位置しているのに、たまにやる局地的な場面でのパスミスだけがネックなんだよな。新潟時代にエジへのプレゼントパスは記憶に新しいところだが、それ系のパスミスだけは昔から一向に無くならない。永田はボール持ったら変にボランチに繋がないで、というか神戸戦に続いて2度目の啓太と絡んでのミスなんだから、啓太には出さない事を心懸けてもらいたい。もう得意のロングフィード一本に絞っていいよ。
まあ永田一人に責任を押しつけるのも酷な話かもしれないが、今日の守備は危なっかしい場面が多くてヒヤヒヤ。先の乾のあれもそうだが、バイタルでシュート撃たれ過ぎ。セレッソ自体のミスや決定力の無さでかなり助けられていた面が強く、ヘタしたら大量失点の可能性もあった訳だ。スピラは試合を増す事に球離れが悪くなっては追い詰められるし、すぐ山岸に戻して精度ゼロの苦し紛れクリアの繰り返し、おまけにエジはほとんど競り負けるから、これではロングボールからボールが納まらないのも当然といえば当然である。因みにエジに関しては、もはや言う事は無い。早くペトロが気付いてくれる事を祈るだけだ。

原口や高橋など、若手は本当に躍動しているのに、対照的な選手が沢山居るのも確か。みんながみんな同じような立場で大人しい組織ばったサッカーをするのは去年で辞めにしたはずなのが、すっかり去年の悪い所を引き継いでいるのだから堪らない。カウンターもだんだん歯切れが悪くなって遅くなって来ているし、カウンター時にオットットッって途中で止まっちゃったり、また後ろに横に逃げパスしている光景も去年で見飽きたはず。これじゃ絶対カウンターにならないもん。名古屋戦の時の形を夢見ている場合ではないが、あれとはまったく違う風になっているとなると、これがペトロの指示なのか、それとも選手がペトロの言う通りに動いていないのか。若しくは、動けないのか。動けないとしたら重大事であり、それでも数日前にACLを戦ったセレッソの方が動いていた感もあったから、そこを比べるとあながち”動けない”というのも頷けるかもしれない。
まあ今回は、それでも以前みたいに逆転されたりロスタイムに失点しなかっただけいくらかマシかもしれないが・・・いやこれは、あんま慰めにはならないか。

これで来週は同じく不調の鹿島と当たる訳だから、ここでチーム力の差がハッキリと出るのは確実だよな。いや、もちろん勝つために行く訳だし、当然勝ちたいけどさ・・・
でも、観客数もヤバイし、こんな状態だからこそスタジアムを埋めたいんだけど、そうはいかないんだろうな。今日は試合後に北ゴール裏では喧嘩が始まっちゃったし。不味いなぁ、このムード・・・

110515vsC.OSAKA2.jpg相も変わらずのザ・ヤケ酒が続く。ドローだけどヤケ酒には変わらず。
ツマミは何と、贅沢に馬肉刺し3点盛りだ。

・・・まさか来年、本場の馬刺しを喰いに行く事にはならないだろうな。

なぁ。

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J1リーグ第11節 浦和1-1セ大阪
得点/8分・原口(浦)、35分・清武(セ大)
主審=佐藤隆治
観衆:31,571人
J1リーグ第10節
柏レイソル3-1浦和レッズ
~国立競技場

嗚呼3連敗。まだ休みは明日1日残っているとはいえ、これは最悪のゴールデンウィークだったと言い切る他はないであろう。いやゴールデンなんて言うのも憚られる。ブルーウィーク、いやグレー、いやいやブラックだな。ちなみに自分が一番好きな色は・・・黒だが文句ありますか?だいたい、何回ザ・ヤケ酒飲ます気だ。

hopeken.jpg国立恒例、ホープ軒『ネギ富士山盛りニンニク地獄』やって気合いを入れて臨んだはずだったのに・・・

ネギは体温上昇と発汗作用があるんだよね。
ニンニクは興奮作用があるんだよね。

さっきから身体と脳が真からカッカッして今にも爆発しそうなんだけど、怒りが。これってネギのせい?ニンニクのせい?・・・否、敗戦のせいだろう。

ペトロ曰くサッカーのやり方を変えるつもりはないのならば、しっかり主導権を握って攻めて攻めて、是が非でも先制点を奪って試合を有利に運ばなければならなかったはず。が、開始1分で早くもああいう失点をしているようでは、初っ端から全てが狂ってしまう。しかし1失点目は、事故にでもあったと思って割り切れる時間帯ではあったからまだ許せる。
しかし問題の2失点目、ありゃ何だ?カウンター喰らったからこっちの態勢が崩れていたのは仕方ない。あの位置からあの高精度キックを放ったジョルジワグネルのシュートが凄い上手かったのも認める。しかし、それを差っ引いても、何であれ超ドフリーにしちゃってんの?ジョルジワグネルを囲い込もうとした選手たち、一瞬譲り合って足が止まったよね。しかも足止めたら取り返しのつかなくなる距離で。そしたらジョルジワグネルも「え?いいの?」ってな感じでヨタッとしたのが変にスローで見えたが、その直後ボールが、ポッカリ空いたスペースを綺麗に通過して、ゴールマウスに飛んで来た。

110507vsKASHWA.jpg同じ雨の国立柏戦なら、2年前の逆転劇が懐かしいが、今はネルシーニョに率いられているとはいえ、そんな柏のサッカーが特別巧妙だとは言えないが、去年からレッズと当たるチームの多くがそうだったように、柏も守る時はとにかくあらん限りの人数が戻ってはペナルティエリアを素早く固めてスペースを埋め、ボール奪ったら速く前に中にってのはハッキリしていて、・・・ペトロも何で強情張るのかなぁ。皮肉な事に、今年そういうサッカーをしているチームが今、上位を占めているという揺るぎない事実があるのに。
残念ながら、試合を追う事に横パス、バックパス、最終ラインのボール回しが増えて、それはフィンケ時代に嫌という位に見せられた負の要素そのもの。これは、去年とは唯一違うペトロが推進している”速さ”という部分が、試合を追う事に減ってきている事を意味する。速さが無ければ1対1で勝負を仕掛ける場面も減るし、スペースも無くなるから、余計に減速する。つまり、去年に逆戻りしている。相手のカウンターに弱いという点も、まったく去年のまま。これではいくら永田やスピラが守ったところで、今回のように限界が来るというもの。
同じポゼッションサッカーを狙うにしても、去年のと今年では質が違うと言う人も居るが、自分はそうは思わない。基本が同じならば、結局は同じ繰り返しになるのだ。だから、点が取れないし、守れないし、勝てない。内容も結果もそれを表している。

戦犯探しという言葉も嫌だが、エジと暢久と山岸は、もう限界だろう。点が獲れない1トップ、致命的なミスを連発するゲームキャプテン、不安定なキーパー・・・この3人はもう擁護出来ないレベルに居る。
かと言って、選手を数人入れ替えてみたところで、戦術やフォーメーションを根本から変えない限りは、結果は差ほど変わらないと思ってるから、余り選手起用に関しては選り好みしないでおこう。でもまあ、それでも選手も変えないと根本も変わらないって部分もあるから、結局選手も戦術もフォーメーションも全部変えなければダメか(汗)

まだ5試合だが、ひじょうに目の背けたくなるような順位に落ちて来た。このまま行ったら・・・恐ろしくてそれ以上は言葉に出したくないが、とにかく、まだ5試合と言っていられるうちに、ペトロには勇気ある根本からの戦術+選手起用の変更を切に臨む。

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J1リーグ第10節 柏3-1浦和
得点/1分・北嶋(柏)、21分・ジョルジワグネル(柏)、83分・北嶋(柏)、90+2分・原口(浦)
主審=柏原丈二
観衆:24,222人
J1リーグ第9節
浦和レッズ0-2横浜F・マリノス
~埼玉スタジアム2002


自分たちがボールを支配して攻撃的に戦うべきだと思います。反対に引いて守ってカウンターを狙う、というサッカーを続けていくことは、短期間に勝利を収めることができても、未来にはつながりません
今回のマッチデーにおけるペトロの言葉である。
言っている事は、わかる。わかるのだが、そういうサッカーを2年間続けて散々な結果に終わった事は、ペトロとて承知しているはずで、でも確かにペトロは開幕前から、ポゼッションを組み込んで攻撃的サッカーを目指す事は言っていた。しかし一方でスピードのある選手を多く抱え、その個人技を活かした仕掛けと縦に中に速いサッカーをも掲げていた。自分は前者のポゼッションサッカーや攻撃的サッカーではなく、後者の速いサッカーを支持してペトロに共感した。そして実際ペトロは来日当初の練習では、そういうサッカーを示していたのだ。

果たしてポゼッションサッカーと速いサッカーは、共存出来るのだろうか?二兎を追う者は一兎も獲ず、のことわざではないが、何となく、無理な気がする。というか、この2つのサッカースタイルを共存させるには矛盾点が多く、結局どっち付かずに終始するのではないだろうか。
ひとつ勘違いされたくないのは、これは名古屋戦でのカウンターからの大勝劇があったから言っているのではない。昔から自分が思い描いている、レッズの本来するべき現実的なサッカーを言っている。だからこそ、開幕前にカウンターのススメという記事を書いたのだが、本当にペトロがカウンターサッカーを否定しているとすれば、自分の考えとは違って来てしまう。
もちろん考えが違ったからと言ってペトロを応援しない訳ではないのだが、つまりは仙台戦にしても、そして今日の横浜戦にしても、ボールを支配しても攻撃的に行ってもゴールに至らないサッカーでは、大元はフィンケのサッカーと変わらなくなってしまうではないか。

110503vsYOKOHAMA.FM.jpg今日の試合、前半は速攻の形が出来ていた。マルシオの素晴らしいミドルや、暢久からエジへの惜しい縦パスや、達也や原口の掻き回しからチャンスを作った場面もあった。こういう場面が増えれば得点機会も増えるはず。それに一番有効なのはカウンター戦術なのだが、しかし一方で仙台戦同様に横パスも少なくなく、欲が出たのか落ち着いてしまったのか、後半は外側でボール回しが増えて、その間に横浜守備陣は中を固めてしまって、パスもシュートもブロックされてしまっていた。これではまさに去年の二の舞だ。しかも相手のセンターバックは中澤&栗原という代表コンビである。この牙城相手に悠長な攻撃をしていたのでは、そうは点が取れるはずもない。

それと悔やむべきは最初の失点シーン。渡邉に付いていたのが暢久だったらしいが、あの密集でゴールを許してしまうのだから、やはり暢久のマーカーとしての能力は限界があるかも。PSM鳥栖戦で散々マーク外してヘディングシュート許していた場面を思い出した。
永田とスピラは本当に良い働きをしているだけに、ああいう形から失点を許すのは、本当に勿体ないし、本来はレッズがマルシオのFKから・・・なんて場面が欲しいんだよな。
2失点目はもう仕方のない面はあるが、山岸はあそこまで出て来るなら、いっそ一発レッド覚悟で大黒を倒す気概じゃないといけない。あの時間帯に2失点目を喰らうと喰らわないとでは、まったく違ってしまうのだから・・・

点が取れないで戦術を変える気が無いのならば、選手を変えてみたらどうだろう。エジはちょっと休ませるべき。どうせ攻撃的に行くなら、マゾーラとセルの2トップで最初からガンガン攻めるとか。2人がヘロヘロになったら今度は原口やら原一樹で・・・
なんて好き勝手な事を言っていられる内は良いが、そろそろ堅実的に勝ち点を拾う事を考えないと、本当に危ないシーズンになってしまうよ。まだ4試合、されど4試合、もう待った無しの気概で臨んでほしい。
ゴールデンウィークとはいえ、埼スタだって4万7千人も入ったじゃないか。ホーム開幕戦より5千人も持ち直したのに。そこで負けてしまっては、元の木阿弥だ。頼むから、楽しいゴールデンウィークにしたい。とりあえず、今日のところはザ・ヤケ酒で気持ちを落ち着かせよう。

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J1リーグ第9節 浦和0-2横浜マ
得点/70分・渡邉(横マ)、90+4分・大黒(横マ)
主審=扇谷健司
観衆:47,056人
J1リーグ第8節
ベガルタ仙台1-0浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台


やっとこさ仙台から帰還した。あー疲れた・・・
行きは新宿からの夜行バス(このバスが出発時刻より40分も遅れて来た)。帰りは必殺の在来線であった今年の仙台遠征。
ちなみに宿泊先のホテルで爆睡していた深夜、緊急地震速報が鳴り出して、震源「宮城県沖」と出た時は、さすがに焦ったな。

52d7ac3a.jpgさて、宮スタと違って、仙台から近くて便利なユアスタ。震災の影響を感じさせないくらいに復活していた・・・と思いきや、スタのある泉中央周辺、やはり震災の爪痕がそこかしこに残っており、屋根瓦がやられてブルーシートかかってる家、地面が波うってボコボコになっていたり、地盤沈下していたり、地割れがあったり、マンホールの筒が飛び出してたり・・・アスファルト剥がれて穴あいた道路に足取られてズッコケたし・・・
サッカーは開催出来るまでに復旧したとはいえ、やはり被災地である事には変わりなかった仙台。

10ad2d7e.jpgとは言うものの、こんな事を書かれたって、我々は負けない?いや待て待て、こっちも負ける訳にはいかない・・・ハズが・・・

・・・う、
そんな仙台に、・・・完全に、飲み込まれたのか…
おい!空気読まない筈じゃなかったのか!?結局読んじゃったのか!?勝負事に情けは不要じゃないのか!?お人好しにも程があるというか、ここまで引き立て役になる必要は無いだろ!?
あーもうっ!ホンッッッッッッッッッッッッッッッッ(ここで20秒位息を止めて)ットに甘いというか厳しさが無いというか、悪者になれないなぁうちは!!!(泣)

62f7b738.jpg・・・駄々コネて怒っても仕方ないが、しかし、前節の名古屋戦であんな圧勝劇を繰り広げたチームが、わずか5日後には違うチームになるのか・・・?まあ試合事に違うチームになるのは、レッズの悪しき伝統ではあるのだが。やっぱ前回調子に乗って、このブログで褒めすぎたのがイカンかったか・・・
いや、レッズが悪かったのか、仙台が凄かったのか、どっちだ?

先ずレッズは、名古屋と違って守備的な仙台の牙城を崩せなかった。前半は去年のサッカーを見ているような、パスは最終ラインでこねくり回してばかり、縦に中になかなか攻め込めず、外に逃げては手詰まりになっては逆に逆襲喰らって失点するアレだ。仙台がレッズのスペースを上手く消す守備をしていたものだから、レッズはなかなか中に攻め込めない。
後半、それを打破しようと、高さと裏に抜ける速さを兼ね備えた高崎を投入して勝負に出た意図はわかる。実際これは悪くなかった。前半に比べてペナルティエリアに侵入する回数が増え、後半は圧倒的にチャンスの連続、なんだが・・・やはりゴール前であれだけ守られてしまうと、それを崩せないのがレッズの弱点。ああなると、レッズのセンターFWは決まって前を向けずに潰されるのだ。それを強引に行ける個人技はエジも高崎も持ち合わせていない。
では、そういう相手にはどういうサッカーをしたら有効なのだろう?開幕前に、変に攻めずカウンターサッカーやれって書いたけど、攻めて来ない相手には、攻めるしかないのもサッカーだし。

仙台は、選手1人1人が、1.5人分以上の動きをしていたな。基本的な戦術は先ずは引いてコンパクトに守って、いざ攻撃に移ればロングボールからリャンのパスと前線の速い太田、関口、赤嶺が臨機応変にカウンターを仕掛ける。本来今のレッズのやるべき形ではあるんだけど・・・
しかし気迫が恐ろしかった。攻撃でも守備でも、ボールに喰らいついて来るわ離さないわで、とにかく常に2人3人がボールに群がって来る。恐るべきは、その集中力と運動量が90分間まったく衰える気配が見えなかった点。これに、レッズは完全に圧倒されては全てが後手に回った。
失点シーン、宇賀神が敵の猛烈なプレスにボール奪われて、リャンにフリーで上げさせてしまったのなんかは、その典型だった。

ef17bc4b.jpg試合前から、仙台がとんでもないモチベーションと気迫でぶつかって来る事は、もう誰もがわかっていた。
わかってはいたが、わかってはいたが、・・・それでも飲み込まれた。そんなもんだから、全てが仙台寄りの内容に見えてくる。本当はそんな事は無いんだろうけど、でも主審の判定、明らかに仙台寄りでは?とか・・・
去年最終節の神戸同様、相手が悪かったと言う他はないのか・・・

今回こそ完全アウェー状態で、全てを敵に回して、周りを黄色に囲まれて奮闘したレッズ、そしてレッズサポ3千人。しかし・・・
うーむ、何だが何をどう処理して良いのかわからない敗戦だな。

39772be7.jpgそして、被災の色を感じさせないで完全復活している国分町で、まさかのザ・ヤケ酒。そしてヤケ牛タン。

相変わらず牛タン焼きは美味いのだが、





6edbd606.jpgヤケになって追加注文した牛タン柔らか煮はイマイチ・・・
うーん、牛タンは柔らかく煮るもんじゃないな。牛タンってやっぱあの硬さが良いのかも。






b9d0416e.jpgおまけ/ユアスタで、「肉吸い」というエロい、もとい怪しいタイトルの喰い物が限定で売っていた。
に、肉吸って何だ!?と仲間と騒いでいたら、仙台サポが「美味いですよ!」とお薦めするから、喰ってみた。その「肉吸い」は大量の豚バラと半熟卵と出し汁が絶妙の美味さ。
美味い美味いと喰っていて、気付いた。夜も肉を喰うのに、この時点で肉喰ってて大丈夫か?と。まあ豚と牛だから違うけど・・・

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J1リーグ第8節 仙台1-0浦和
得点/40分・太田(仙)
主審=飯田淳平
観衆:18,456人
J1リーグ第7節
浦和レッズ3-0名古屋グランパス
~埼玉スタジアム2002


3cfea859.jpgエジミウソンは何時からシセになったんだ?

と、まあそれは右に置いておいて、待ちに待ったJリーグ再開戦。再開しただけでも喜ぶべき事なのに、それに加えて、昨季Jリーグ王者にを完膚なきまでに撃ち破った凄い試合。
レッズの得点パターンは、もう驚くべきものではなく、中断期間を経てペトロが修正と成長を加えた必然的なもの。今月10日の山形とのトレーニングマッチでの内容そのものから、更に2週間を経て速さと連携がパワーアップし、ショートカウンターに磨きがかかり、それが”本番”である名古屋戦でいかんなく発揮された形。1点目も2点目も、あれは神戸戦のマルシオの惜しかったシュートの延長線だよ。

一体ここ2年は何をやっていたんだ?と言う位に、この1ケ月で選手の連携が飛躍的にアップしている。誰が何処に動くのか、何処に誰がパスを出して、どういう形で受けるのか、それが山形とのトレーニングマッチと今日の名古屋戦、実にスムーズ。速いパスが縦に中に繋がる。面白いように選手が躍動している。
シンプルに、速く縦に中に、そしてそこに個人技を加えればここまで・・・と、物事は簡単ではないのだが、それもチーム内でしっかりとした約束事が成されているからこそ、こうして結果に表れるのだろう。これこそが本物の”チーム”だ。
それと今日の縁の下の力持ちは、何と言っても柏木。ボランチとしての守備は勿論、セントラルな役割である球捌き。ここから実に素晴らしいチャンスを演出した。本当は目立つのが大好きな性格の柏木が、地味に脇役に徹してでも、チームに大きく貢献している。彼が一回り成長している証拠かもしれない。

やばい、褒めすぎているな。いや、今日は、それ程に完璧な試合内容だった。
もちろん、ペトロ自身はポゼッションを狙っているが、まだそこはチームとして出来ていないとか、もっと決定力があればカウンターからあと2点は取れていたのにとか、まあ粗を探せばきりがないが、本当にピンチらしいピンチといえば、DFが外に振られて中でケネディに飛び込まれたシーン。ぶっちゃけ、あれが闘莉王だったら、もしかしたらドンピシャでやられていたかもしれないが、ホントに危険なシーンは、これだけ。他はスピラの(山形戦に比べると)セーフティな守備と、永田の完璧なまでのカバーリング、そして高橋の粘りも素晴らしかった。守備も、完璧だ。

完全に心身穏やかでなくなっている闘莉王を、更に大ブーイングで凹ませた感のあるサポートも完璧。
もう今更闘莉王に未練など無い・・・と思うが、いや、ちょっとあるのかもしれないが、それはともかくとして、敵となって2年目の闘莉王をも沈黙させた今日の埼スタ。雰囲気最高だったよ。レッズのオファーを蹴って名古屋に行った永井を完封したのも、まあ爽快だったな。
ちょっと意地悪な表現ではあるけど、こういう因縁絡みの上で3得点完封勝ちなんて、気分が良すぎて舞い上がってしまうよ。サポがこれなのだから、ペトロはもっと嬉しいだろうな。最後の挨拶で見せたペトロの表情がそれを物語っていたなぁ。
レッズはこういう雰囲気を作れるチーム。だからこそ、もっとみんなスタジアムに来て、これを作って体感してほしい。4万2千人は決して少なくない数字だけど、これが再び5万人を超える日が訪れてほしい。

8a45b725.jpg久々に炸裂のザ・美酒!!
一体、何ヶ月ぶりだよ、これ。長かったなぁ。



勝って甲の何とやら、ではないが、しばらくこの余韻に浸れる幸せと、Jリーグが戻ってきた幸せを噛みしめつつ、いよいよ次節は仙台へ乗り込むのだった。

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J1リーグ第7節 浦和3-0名古屋
得点/12分・マルシオ・リシャルデス(浦)、25分・達也(浦)、78分・原口(浦)
主審=村上伸次
観衆:42,767人
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第38節 浦和0-0新潟 ・・・次の試合/J1リーグ第1節 神戸-浦和(ノエビアスタジアム神戸=2月15日14:00キックオフ)


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埼玉県富士見市在住

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