川崎フロンターレ0-3浦和レッズ
~等々力陸上競技場
オーマイガー・・・、昼にこなす仕事が、お客の都合で夕方にズレ込んで・・・等々力に行けなくなった・・・
そんな悪夢を、川崎粉砕の3ゴールで慰めてくれた選手達よ、オーマイガー~
しっかし、宇賀神、凄いな。この2ゴール、絶対思うところあったはずで、そうさ、新潟戦で(まだ言うか)勝負せず原口に譲って失敗した後悔が、絶対にあった故の2ゴールだろう。何と言っても宇賀神はアグレッシブさが武器なのだから、どんな形でもフィニッシュまで、ネットを揺らすまで攻める。この気概だ宇賀神!
なんて偉そうな事をほざいてるが、映像見ていないけどね。
宇賀神の2点目なんて、シュートじゃなかったらしいんだけど、まあ、それも含めて(良い意味で)オーマイガーなのだろう。宇賀神に舞い降りてくれたサッカーの神様、ありがとう!どうせなら新潟戦で舞い(以下略)
川崎は監督が相馬から風間に代わって、果たしてどう変わっているのか不気味な面はあったんだけど、ハッキリ言うと控え組の差が如実に表れた内容でもあったのかな。この辺はレッズは実に贅沢な陣容を擁していると言えるのだから、だからこそカップ戦は、レッズにとってこういう爆発的な試合が多いとも断言出来る。
もしかしたら夏に・・・、なんて噂もある現役オーストラリア代表であり将来性豊かなスピラを、ここに来てまた使った贅沢さもあるんだけど、それ以前に違和感あるのは、やはりこの期に及んで阿部を最終ラインに下げて臨むってところなんだけど、ここはさすが阿部、という反面で、やはり役不足なんだよね、個人的に思うには。うーん、やはり贅沢だよ、レッズは。
この勢い、土曜日に継続しなきゃ。
現地組の皆さん、お疲れ様でした。
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ヤマザキナビスコカップ 予選リーグAグループ第4節 川崎0-3浦和
得点/32分・柏木(浦)、57分・宇賀神(浦)、82分・宇賀神(浦)
主審=村上 伸次
観衆:13,608人
浦和レッズ1-1アルビレックス新潟
~埼玉スタジアム2002
ようやく訪れた朝からピーカン(死語)でのホームゲームだったのに、・・・
だったのに・・・
新潟には失礼を承知で言うけど、不調の新潟相手に、それも新潟はレッズにとって大のお得意様なのに、しかもホームで、ここで勝たずして何時勝つんだ?という残念な試合だった。
それでも、前節同様またも追い付かれた形でドローという結果ではあったけど、今回は理想の形から先制した訳だし、追い付かれたのだって前半の内。それならば後半取り返せば良いだけの話で、・・・って、それがそう簡単に行かないのがサッカーであり、それがレッズなのは理解しているんだけど、だけどチャンスは豊富にあった訳だし、原口のシュートがもっと内側に巻かれていれば確実に入っていた場面も、宇賀神が自分でシュートしていれば入っていたかもしれない場面も、そして絶好の位置で得たFKも・・・入らないから困るんだよなぁ、これが。入りそうで入らないヤキモキ感が多くて、前節同様にスッキリしないまま終わってしまった感じ。
全体を通して攻撃は悪い形ではなかったし、サイドに散らしたかと思えば、中央から縦に入れる場面も多く、多彩な攻撃パターンで揺さぶっていた感はあった。ゴール前を固められていたとはいえ、上に書いたようにチャンスは豊富に作れていた訳だし、後はシュートのタイミングと、精度なんだよね。あ、つまり両方か。
まあそれ以前に、左サイドでのパス交換を割く時間が多くて、その間に中央を固められて、それでいざシュートを放つとなると新潟のブロックに跳ね返される場面も多かったし、跳ね返された直後のカウンターから大ピンチに陥る場面も多々ありで、それでも失点しなかったのは、新潟のフィニッシュ時のシュートミスに多く助けられた面が強かった。この辺の運も味方していた訳なんだけど。
それと1トップ向きではない原口をどう扱うかは、この先も大きな課題ではある。どうしてもサイドに流れる選手だから、単純に今のサッカーを続けるだけだと、原口にとってはゴールは遠いかもしれない。マルシオが更に前目に出て、2トップ気味になった時間帯はチャンスが多くなったので、始めからの2トップも試してほしいと思う。
ただ攻撃に手詰まり感も出て来ているのは確かで、やはり研究されてきているのもあるだろうし、それと柏木がゴール前に顔を出す場面が極端に減っているのも影響しているのだろうか。その分マルシオがゴールを量産しているとはいっても、やはり攻撃を司る役目を担っている柏木が、常にゴールから遠い位置で右往左往している時間が多いのは、本当は良くない。尤も敵も研究しているのだろう故に、当然のように柏木へのマークがきつくなっているのは確かだろうけど。その証拠に、柏木へマークが集中するからこそ、逆にマルシオへのマークが散漫になって、そのマルシオがゴールに迫る場面が多くなっている。
あとは阿部。DFラインから攻撃の組み立て時に、常に3バックに吸収される形で最終ラインでのプレーが多くなっているけど、これが多いと中盤での舵取りにまで手が回らなくなるのか、どうも最近はボランチらしい動きが減ってきている。ちょっと言い過ぎかもしれないけど、いざ中盤に顔を出す頃には、単に球を近場に散らすだけの選手になっているような・・・良い時の阿部は、攻守に渡ってアクセントを付けられるプレーが見られるんだけど、今は、そう、しいて言うと、開幕戦でリベロの位置で繋ぎ役をやっていて、役不足で阿部らしさが半減してしまっていたのと同じ感じ。しっかり中盤の底でプレーすべき選手なのだから、それを忙しさのあまり崩し過ぎると、こうなってしまうのかもしれない。
その分、驚くべき事に啓太がハッスル中で、昔では考えられないようパスを出しまくっているんだけど、・・・いや、時折啓太らしからぬ鋭いロングパスが飛び出すようになったのも事実なんだけど、ミシャの「チャレンジすればミスしても怒られない」を真に受けているのか、明らかに一か八かのパスが多いようで、だからパスミスの頻度も凄いし、そうかと思えば必殺の”敵も取れないけど味方も届かない”スーパーキラーパスが炸裂していたからなぁ、今日も・・・
これで笑い話で済んでいれば良いんだけど、ボランチのバランスも崩れてきているのかもしれない。長谷部や細貝のような選手になれる可能性を秘めた小島もベンチに控えている訳だし、今は(補強するなら話は別だけど)この逸材を使わずしてボランチの底上げは無いのだから、啓太が悪い訳ではなくても、もっとコンスタントに小島を使ってあげてほしいけどね。
それにしても平川負傷退場後は、めっきり右からの攻撃が影を潜めたけど、宇賀神にとっては辛い時間帯でもあったと思う。だってフリーで走り込む場面が幾度もあったのに、そこにボールが出て来ないのが前半だった訳だし、繰り返すけど後半のあの場面で、原口へのパスを選択せず右足を振り抜いていたら、どうなっていただろう・・・
って、なんじゃこりゃ。書いていてここで気付いたけど、今回これじゃ選手への愚痴というか粗探しじゃないか。いかんな。この辺でやめておこう。
気を取り直してスタグルメでも。
今回美味かった「クリームソース付きシーフードピラフ」でも。つーか海老しか入ってないから、正式には海老ピラフでは・・・?
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J1リーグ第11節 浦和1-1新潟
得点/11分・マルシオ(浦)、29分・ブルーノ・ロペス(新)
主審=佐藤 隆治
観衆:31,818人
ジュビロ磐田2-2浦和レッズ
~エコパスタジアム
ゴールデンウィーク最終日だけど、意地の必殺在来線でやっとこさ帰ってきた。
行き、なんとチケットを忘れて出撃という悪夢のような大失態を演じてしまった。それに気付いたのが既に電車に乗ってからという二重の失態で、もはや後戻りは効かずに、途中のファミマでチケットを買い直すという無駄な出費が発生。ホームゲームならまだしも、敵に余計な金を払う事になり、しかも当日券だけあって割高で、これで少し色付ければ新幹線代だって出たじゃないか!と、朝から自分の失態に自分で怒ってしまった。
しかも恒例の島田途中下車でスガキヤ喰っていたら、何時の間にか強風と雷雨になっているし・・・
んな事をやってるから試合も・・・うーん、どうも最近は前半が良くないのは何故だろうか。パッとしないというか、得点の匂いがしないというか、それでいて失点する時はアッサリやられる。どうなんだろう?
そんな前半があるから、後半がある。セットプレー絡みから槙野、さらに意地のような混戦から原口。ついに原口から今季1発目が出たのが逆転ゴール。
これまでに比べて中央突破や裏への意識が格段に高かったのは良かったと思うし、特にポポ負傷退場後はマルシオが前線に顔を出す機会が多かったのだから、囲まれる前に小島や柏木からもう少し鋭い縦パスが入っていたら、もっとチャンスが生まれていたかも・・・と、ここまでは良かったのだが、まさか前半と同じ選手にやられるとは。
前半もそうだったが、あっさりクロスを許す野田が不味いのか、競らない槙野がいけないのか、山田のクロスが上手いのか、ペ・ヨンジュン、じゃなくてペク・ドンソン、じゃなくてペク・ヨンドン、じゃなくてペク・ソンドン(わかんねーよ!)のヘッドが上手いのか、・・・まあ、全部だろうな。
ただし野田は・・・やはりストッパーより左ウイングバックの方が生きるけど、攻守に渡ってもっと運動量を上げて積極的に行ってほしかった。去年一時的にレギュラーを獲得した時期は、それが見られたからこその評価だった。今回、誰もが宇賀神で行くと思われた位置に野田。これはミシャからすれば、ストッパーとして使っていた野田に対する、今度は左ウイングバックとしての名誉挽回への期待と試験の両方だったはず。ただ失点に絡んだとはいえ、個人的には今回そこまで悪くなかったと思う。自信を持ってやって行ってほしい。本職の左ウイングバックを考えると、やはり野田が安定しないと、このポジションの底上げが成らないから、個人的にはこれからも、もっと使ってほしい。
全体的には、レッズの落ち着きの無い繋がらないパスと(一向に減らないパスミス含む)、前線に預けた途端に2人3人と素早く囲みに来る磐田の激しいプレスにも封じられた。磐田はそうなる前に逆にバンバン放り込んで来た訳だけど、放り込まないレッズと実に対照的なサッカーで痛み分け。選手が傷んで外に出したボールを磐田が返さないアンフェアなプレーはいただけなかったけどね。数年前に埼スタで磐田に同じ事をやられたのを思い出したよ。
んー、逆転して再び追い付かれるパターンも、悔しい事には変わりないんだけど、前半の不味い試合運びを考えたら、結果的には敵地で最低限の結果””勝ち点1”は得られたとするべきだろうか。
前半、名古屋戦みたいに椅子に座って指揮していたミシャが、後半は立ち上がって指揮していた。おまけに、また例のスキーの杖を振り回していたようにも見えたんだけど(試合中にどこ見ているんだ)、ミシャの性格ってけっこうメチャクチャだな。ミシャの足腰を支える大事な杖のはずが、時々危ないオジサンに変身してしまう一面も・・・尤も自分は変にインテリぶっていたり、真面目を絵に描いたような監督より、こういうストレートな感情の持ち主の方が人間味があって好きだけどね。まあそれだけ、ミシャは強い気持ちだったという事にしておこう。選手もその気持ちに応えた部分はあったし。それを大事にしつつ、次はホームでしっかり勝とうぞよ。
ところで、ミシャは何故攻めている場面でマルシオを下げて、(お約束とはいえ)水輝を入れたのだろう?ドロー狙いの時間稼ぎと守備堅めか、スローインからまさかヘッドを狙っていたのではあるまいし。マルシオも「え?何で?」みたいな仕草していたが、・・・何かスッキリしないな。
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J1リーグ第10節 磐田2-2浦和
得点/25分・ペク・ソンドン(磐)、52分・槙野(浦)、66分・原口(浦)、71分・ペク・ソンドン(磐)
主審=松村 和彦
観衆:22,193人
浦和レッズ1-2横浜F・マリノス
~埼玉スタジアム2002
例のスタジアムグルメ案内写真のと、見た目と量が明らかに違う「豚タン」・・・まあ美味いから良かったけど、・・・ちょっと納得が行かん!
なんて話は右に置いておいて、本当に納得の行かない話はこれからだ。
だいたい、どうしてホームゲームの度に雨なんだ?しかも強雨だ。と、毎回愚痴っているけれど、鹿島だって大宮だって雨ではなかったし、先週の瑞穂のピーカン(死語)具合から一転、ホームに帰ればまた雨天ってアンタ、こう毎回毎回では納得行かないぞ。明らかに天気に意地悪されているとしか思えないレベルの天候との相性の悪さ・・・
それはまだ良いとしてだな、もっと納得が行かないのは、2001年こけら落としを皮切りに、埼スタで何時まで経ってもマリノスに勝てない事だ。もう来年からマリノス戦は駒場限定にする事を真剣に考えないといけない、なんて冗談が冗談で済まされない程に深刻なレベルの相性の悪さだ。
でもいくら相性が悪いとはいえ、今は上位であるレッズが下位に沈んでいるマリノスに、もうそろそろ勝っても良いと思っていた今回すら、事故みたいな齋藤学のロングシュートが何故か入ってしまうし、せっかく槙野が移籍後初ゴールを決めて同点に追い付いたかと思えば、寄りによってマリノス復帰後初出場のマルキーニョスにセットプレーから勝ち越される。何だかマルキーニョスとの相性も昔から悪い気もするんだけど、でもあそこに居るかなぁ、マルキーニョス。いやマーク外してしまったレッズ自身の自滅って事もあるけど、でもあんなファーにマルキーニョスが隠れていたなんて、あれマリノスは絶対に狙っていたとしか思えない。だいたい自分なんて、ベンチに入っていたのは知っていたけど、そのマルキーニョスがいつの間にか途中から出て来ていた事すら気付いていなかった・・・ああ、もうっ!!
・・・良いのかなぁ、相性でかたづけてしまって。勝てない、負けるには、それなりの理由があるはずなんだけど、先ずは柏木の扱いが不味かったのは否めない。別メニューが続いて出場が危ぶまれた柏木を先発で使って、それで明らかにプレーの質が良くなかった柏木を前半限りで下げてしまった。こういう使い方は良くない。これ完全に結果論になるのを承知で言うけど、それだったら柏木はベンチスタートで良かったはず。だからこそ途中から攻撃センスに期待して小島を投入した意図はわかったけど、柏木自体はミシャらしからぬ、ちょっと残念な選手の使い方だった。
マルシオも絶好の位置から3発もFKを放って、1発も枠に飛ばせなかった。それとスーパーサブ的な選手は欲しいところで、それが原口であったならば良かったんだけど、そもそも原口はスタメンを争う選手だから質が違う。それならば、ランコが決めて欲しいんだけど、うーんランコ、契約が切れる寸前で未だこれでは・・・厳しいかなぁ・・・
まあ今回は柏木の不調がモロに響いた面はあったし、大宮戦とは質が違う負け方ではあるから変に落ち込んではいないけど、でもせっかくホームで4万人以上入っていて、ゴールデンウィークなんだし、普段来れない人や子供も沢山来ていたはずであろうホームなのだから、色々な意味で勝つと負けるでは大きく違ってしまった試合だったと思う。誰も雨止んでるのに傘が開いてクルクル回っている光景や、コーヒールンバの替え歌なんか聞きに埼スタに来た訳ではないはずだ。今回の敗戦は勿体なかった。
で、路上ザ・やけ酒だ。
飲んでいたら、例のニート一家、もといレディア一家が勢揃いで近づいてきた。
レディアは元気に手を振り、シャーレは鯉のぼりを嬉しそうに振り、ディアラは控えめに小さく手を振り、締めのフレンディアは可愛い子ブリッコポーズで去って行った。
負けた後にそれやられると・・・虚しい。
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得点/12分・齋藤(横マ)、78分・槙野(浦)、88分・マルキーニョス(横マ)
主審=吉田 寿光
観衆:44,422人
名古屋グランパス1-2浦和レッズ
~瑞穂陸上競技場
行きは実に珍しく贅沢新幹線で、帰りは必殺の在来線という実にアンバランスにも程がある形で瑞穂から帰還!超久々の瑞穂であった訳だけど、そんな懐かしい気持ちはお構い無しに気温は夏のように暑いわ、スタンドはやたら蜂が大量発生しているわで恐怖だったが、そんなアウェーの洗礼をモノとせず、何はともあれゴールデンウイーク初日から勝利を味わえたのだから、帰りの在来線も疲れ知らずだぜ(腰は痛いが)。
勿論試合前はスガキヤも忘れてはいない!(しかも当然2杯で写真は大盛り)
うん、この勝利は大きい。前節、ダービーで嫌な負け方をして、リーグ戦連敗だけは避けたい中で、その敗戦を引きずらないで難敵・名古屋からの勝利だけに、精神的にもひじょうに嬉しい。
豪華メンバーの名古屋相手だけに、当初は厳しい戦いが予想されたけど・・・
運動量の少ない名古屋のサッカー相手に、こちらはそれなりに速いパス回しで敵を翻弄できた感じ。大宮と違って、攻めて来る相手にショートカウンターが有効だった事もあるけど、基本的に本来やろうとしているレッズのスピードあるサッカーが、名古屋守備陣のパワーを上回った形。
やはり何事も先制点が大事というか、先に失点して大宮のような状態に持ち込まれる事だけは、今のレッズは絶対に避けなければいけない。その先制点も素早い連携プレーから、上手くマークをズラしての余裕を持って狙い澄ましたマルシオのゴールだった。
高さがある名古屋だけに、90分通して空中戦を出来るだけ避けたのであろう定石の戦い方も成功。
でも名古屋は、レッズが数的有利になってからの方が怖かったのが本音。闘莉王が上がって来る事は想定内だったとしても、やはりあの高さがあるメンバーでバンバン放り込まれると、もうそれだけで心臓に悪い光景になる。実際それでのピンチは少なくなかったし。
レッズの方が数的有利なのだから、もっと余裕を持ったサッカーをしてほしかったんだけど、それでもアタフタしてピンチに陥る場面が少なくないのだから恐い。フィニッシュの精度にしても、せめて終盤の原口から柏木シュートのは決めてほしかった。そうじゃなくても枠を外すシュートが少なくないのに・・・。それに1人少ないはずの名古屋の方が、何だか人数が多く感じたのは眼の錯覚?・・・まあ、あっちはデカい選手が沢山居るから、そう見えた部分はあったかもしれないが・・・
しかしオマケにするには勿体無いレベルで、良くも悪くも扇谷だった。前半は明らかにホーム寄りのジャッジだったかと思えば、あのPK判定はモロハンドだから当然としても、田中隼へのイエロー2枚目は本当に必要だったのか微妙だったのが本音。だいたい闘莉王のラフプレーは流したかと思えば、ポポが痛がってるのを見るや闘莉王に注意しに行くってアンタ・・・注意するならファールって事だろ・・・
ってか明らかに試合の流れに付いて行ってなかった故の見逃しや誤審が大量に・・・名古屋もブーブー怒るのはわかるけど、レッズも怒るべき場面はあったのだから、今回に限って言えばお互い様だと思うけどね。ま、それも勝ったからこそ余裕で言える事だけど。
しっかし闘莉王は、レッズゴール裏からの野次に、苦笑いで首振りながら応えていたのも笑えたが・・・やっぱ敵となっても闘莉王は嫌いになれないよな。お互いに未練ありあり・・・それも同じく勝ったからこそ余裕で言える事。
それより、ミシャの足腰が心配。今日なんてテクニカルエリアで90分ずっと椅子に座っての指揮だったが、大丈夫だろうか。無理しないでほしい、とは言っても、監督ってどうしても無理が必要な職種だし・・・心配・・・
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J1リーグ第8節 名古屋1-2浦和
得点/23分・マルシオ(浦)、27分・金崎(名)、68分・マルシオPK(浦)
主審=扇谷 健司
観衆:18,138人
大宮アルディージャ2-0浦和レッズ
~NACK5スタジアム大宮
今から思えば、この遅延時点で危険なフラグが立っていたのかもしれないが・・・
うーむ、新潟時代からチョ・ヨンチョルが脅威的な快足なのはわかっていたはず。しかし平川も坪井も快足のはず。それが、チョ・ヨンチョルの動きに全く付いて行けずに、失点に絡みまくっていたのはショックだった。またお約束のようにラファエルにやられたし・・・
つーか、6節までは順調に来ていたミシャのサッカーは、ここ2試合で一体何処へ行ってしまったのだ?
水曜のセレッソ戦で雑なサッカーをしてしまったものだから、今回は逆に慎重になり過ぎたのだろうか?
いや、慎重という言葉は甘いかな。2年前に散々観た”偽りのパスサッカー”。”パスだけサッカー”をやってしまったのは明白で、運動量は明らかに少なく所々で足は止まっていたし、ちょっと遠いとシュートは撃たないは、勝負は仕掛けないは、放り込まないはで・・・単に横に後ろに逃げパス回しているだけじゃ、いつまで経ってもゴールなんて生まれないのは、もう散々学んだ事じゃないか。
リスクを犯してでも点を取りに行くサッカーではなかったのか!?
どんな時でもチャレンジして行くはずではなかったのか!?
ゴール前を固めた相手に、なかなか手出し出来なかったのは理解出来る。だからいつもの速いサッカーが出来なかったのだろう。そもそも前半まさかの2失点だから、プランが崩れたのもわかる。パスだって、何もチンタラ回していた訳ではなかったと思う。しかしそのパス回しに、果たしてどれだけの意図が含まれていたのだろうか?
でも、それが理由でパスだけ回して少ないチャンスを狙って散発的にシュートを撃つサッカーなら、それはもはやミシャの言う、リスクやインテリジェンス何たらのサッカーではないではないか。
まだそれでも、撃つシュートはしっかり枠に行っていたし、北野の好セーブに阻まれた不運はあったから、意識的にはいくらか救われる面もあるけど、それはそれ、これはこれ、とにかく自分が一番嫌で観たくない、やってほしくない逃げパスばかりのサッカーに終始してしまったのは、本当に残念だった。
そして勘違いしてほしくないのは、勝てなかったから怒っている訳ではなく、リードされているのに、敵にぶつかって行く気迫、その姿勢が余りに薄かったからこその怒りだ。攻撃サッカーを掲げるならば、もっと覇気のある攻撃を見せて欲しかったのだ。試合後の怒号とブーイングの発生、その理由を去って行く選手は理解してくれただろうか。
勿論時にはこういう内容になってしまう事もあるし、自分もちょっと勝ち続けた事で少し天狗になっていたのは否めないし、ダービーという意識が個人的には希薄だった点もある。そこは素直に反省するけど、でもチームとしてゴールに迫る気持ちだけは、大事にしてもらいたいのだ。去年だって、チーム状態は悪かったけど、その気迫で同点に追い付いた試合が何度もあったじゃないか。去年の夜のナクスタで何が起こったのかだって、昨日のように覚えているのだから。
1週間ある。この連敗から、次こそしっかり修正してくる事を願いつつ、今夜は怒りのザ・やけ酒だ。
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J1リーグ第7節 大宮2-0浦和
得点/8分・チョ・ヨンチョル(大)、27分・ラファエル(大)
主審=飯田 淳平
観衆:12,709人
☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。