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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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J1リーグ第26節
浦和レッズ0-5ガンバ大阪
~埼玉スタジアム2002

120922vsG.OSAKA.jpgいや~、ここまで来ると爽快だな。やったぜ、良くぞの大量失点!それも5失点!!!!!
優勝を意識し出した途端にこれなんだから、これはサッカーの神様(出た!)の”愛の喝”という事なんだ。これで選手も監督も(そして自分も)目が覚めるだろう。レギュラー選手はこれでかなりの危機感を持つだろうし、対照的に、控え選手はモチベーションアップ!次は俺の出番だ的な選手が生まれる!これで明日から、気が引き締まった練習が出来るぞ!!良いこと尽くしだ!!!
うん、実に良いタイミングでの大敗。優勝争いに加わっているという驕りが生んだ大敗。戒めの5失点。良かったなぁ!素晴らしいぞー!!マーヴェラス!ビューティフル!!!ワッショイワッショイ!!ピ~ヒャララ~♪飲めや歌えや踊れや♪

・・・どお?日頃からミシャが”ポジティヴ”を連呼しているから、こういう時こそポジってみたんだけど。
え?ポジティヴの意味を履き違えていないかって?

アハハハハハハハハハハハ!!


ハァ・・・バカみたいだな、自分。


だいたいだな、何やってんだ!?

失点するなとは言わないし、失点するのがサッカーというスポーツだし、そりゃ時にはこういう試合だってある。というか、こういう試合には慣れている(慣れるなよ)。
だからって、このタイミングで5失点大敗ってアンタ。もう気持ちも途切れた最終節とかならわかるけど、ラスト9試合で3位をキープしているチームが、降格圏に沈んで残留争いしているチームに、窮鼠猫を噛む的に負ける事はあっても、それでも5失点もするか?それも大事なホームで、4万6千人以上を集めた試合だぜ?しかも1点も取れずに?

・・・するんだよな、それがレッズ名物だった。そうだった。だから、冷静になろう。

原因は何だ?ガンバか?そう、間違ってもガンバはガンバ。16位とはいえ、万博で戦った時とは違うチームになっている。そんな事は端からわかっていたし、だからこそ警戒していた。そしてレアンドロ?そう、それが大きな原因だろう。
しかし、それはあくまで原因のひとつであって、それでは優勝を意識した驕りが生んだもの?それも無いとは言えないが、でも本質はそこではないと思うし。では、要因は何?
・・・わからんけど、ま、そこは監督と選手とチームスタッフの研究班に、じっくり考えて追求してもらおう。

しかしね、1失点目は仕方ないとしても、2失点目はまた平気でレアンドロをドフリーにしているんだから、前節の失点を全く学習していないのは明白だし、後の失点は、もう惰性みたいなもんだろう。
別に選手も監督も決して驕っていなかったと思うし、むしろガンバだからこそ警戒していたと思う。しかし前半の2失点で気持ちにブレが生じたのかもしれない。それでも戦い方を変えないで、冷静に自分達のいつものサッカーを進めようとしていたのはわかった。パスミスだっていつもの事で、今更騒ぐなら、もっと前からそれをどうにかしとけという話。だから、それを含めていつものレッズであった訳。けど、そこに焦りや動揺もハッキリと見て取れたし、そこを付け込まれてはカウンターで失点を重ねるのも、もう昔から散々観てきた。・・・まあ、つまりこれがレッズ。だから驚かない。ただ、1人だけ完全に気持ちがプッツンしていた選手が居た。柏木だった。それ位かな。

ちなみに、この大敗で、「気持ちを切り替えよう」なんて毛頭思わない。自分は絶対に切り替えない。絶対忘れない。忘れたくない。この悔しさ、この情けなさは、今シーズン終了までずっと根に持って行く。

120922vsG.OSAKA2.jpgおまけ
今日は豚タンじゃなくて、豚モツにした。

だから負けたのか(嘘)






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J1リーグ第26節 浦和0-5ガ大阪
得点/19分・阿部(ガ大)、36分・レアンドロ(ガ大)、60分・レアンドロ(ガ大)、 87分・パウリーニョ(ガ大)、90+2分・パウリーニョ(ガ大)
主審=扇谷 健司
観衆:46,046人



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J1リーグ第25節
横浜F・マリノス1-2浦和レッズ
~日産スタジアム

五時で会社を飛び出し(またこのパターンかよ)、いざ地元の東上線の駅頭に滑り込んでみれば、・・・
120915vsYOKOHAMA.FM.jpg東急車両が・・・

嫌味か!来年3月16日開始の相互乗り入れに向けて客乗せて試運転してるんだろうが、急いで横浜行く時に試運転見せられるなんて!だったら今から俺だけ乗せて、菊名まで直通してくれ!これが繋がれば乗り換え時間がカットされて、猛ダッシュしなくてもキックオフに間に合うんだぞ!
・・・これで来年の開幕戦が、3月9日で日産スタでレッズと横浜だったら大ズッコケだな。

120915vsYOKOHAMA.FM2.jpgそれはさて置き、まあ今回は乗り継ぎが上手く行ったから、そんなにダッシュしなくてもキックオフ15分前にはゴール裏に着いたから、楽々セーフであった。
しかし試合開始直後は全くセーフではなく、こっちが試合に入りきらないうちに、小野のドリブル突破を許してはドフリーでクロス上げられて、何故かまたマーク外してドフリーな”天敵”マルキーニョスにヘッドを叩き込まれる始末・・・うーん、またマルキーニョスかよ!っていう事なんだけどさ、ちょっと簡単に決められすぎだったぞ。
ただこれで変に落ち着いたのはレッズの方だったのかもしれない。ここからは、もういつものサッカーやっていたし、槙野と柏木の見事な連携からの同点ゴールは、まあ鮮やかであったな。
ただ正直言えば、心配であった。マリノスが先制後、もう自陣に引いて守りに入っていた感があった。ここでヘタすると敵に合わせて、このまま最後までズルズル行ってしまうのがいつものレッズでもあったから、・・・ここを崩せるかどうかが勝負の分かれ目であった訳だけど、前半の内に同点に追いつけたのは、本当に大きかった。

全体的にはそのマリノスにポゼッションを散々許していたものの、守るときは8人でも9人でも10人でも自陣に籠もって守るのが今のレッズであるし、レッズも上手く敵のパスコースを消していたおかげで、マリノスにしてもなかなか効果的なパスを入れられなかっただろう。敵のロングボールにしても、ほぼ完璧に跳ね返した。だからこそ、ピンチというピンチは殆ど無かった訳で、ちょっとコーナーキックを与えすぎでヒヤヒヤしたものの、いざとなれば絶対に中に入れさせないメリハリある落ち着いた守備が、チームを安定させていた。外か中か際どかったファールも、あそこでファール覚悟で潰す勇気が、良い方に働いたのだと思う。まあ、あれは一瞬「やっちまった?」と焦ったケド。あそこで西村劇場が発動していたら大変な事態だったが、ちょっとホーム寄りのジャッジであったのは事実だが、それでも今回は珍しく西村氏が大人しかったというか、カードが皆無だったのは奇跡も奇跡だろう。というか、全体的にはうちもマリノスも、結構クリーンな試合をしていたからだね。ここは天晴れ。

だからこそ、我慢して我慢してのカウンターと原口のスピードが活きる訳で、そ・し・て・・・あそこに柏木でもマルシオでも誰でもなく、”必然”のように槙野が駈け込んできているのが何とも凄い・・・ある意味で、これがミシャサッカーの特性ってやつなんだけど。ただ、仮にあれを原口が決めていた場合、味方がゴールした場合は何処に居ても顔を出すのが槙野だから、どっちにしてもこっちに駈け寄って来たんだよな。余計に必然だ(笑)
それにしても、大活躍の槙野は、埼スタでのマリノス戦でも同点ゴールを決めているから(その後マルキーニョスに勝ち越されたけど)、マリノスとは相性が良いのかな。

で、ウイダイ開始直前に、突如として天皇杯の宣伝のボリュームがマックスレベルになったが、あそこまで露骨にやられると、何か逆に滑稽というか、それに負けじとこっちの声も更にボリュームアップという相乗効果が(笑)。
しかし!(力を込めて)これを敵地の嫌がらせと思うなかれ。だって、これこそが敵地なんだし、逆に”そう来なくっちゃ”とドカンと構えよう。だって、勝ったのは、こっちなのだから。同じ日清デーでも、どっかみたいに、試合中にコマーシャルを流さなかった分だけマシだと思う(苦笑)

うん、気分が良い。勝ったから何でも言える(笑)。絶好調だ。
個人的に大好きな「赤き血のイレブン1」も飛び出したし、明日から連休だし、さあ、ザ・美酒だ。

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J1リーグ第25節 横浜マ1-2浦和
得点/5分・マルキーニョス(横マ)、23分・柏木(浦)、64分・槙野(浦)
主審=西村 雄一
観衆:34,954人


天皇杯 2回戦
浦和レッズ2-1ヴォルカ鹿児島
~浦和駒場スタジアム

120908vsV.KAGOSHIMA.jpg120908vsV.KAGOSHIMA2.jpg










ヴォルカ鹿児島サポーターの皆さん、西郷どんの国・薩摩から遠路遙々、武蔵の国は駒場へようこそでごわす。試合後に鹿児島の選手達がレッズ側にも挨拶に来てくれたのは微笑ましかったし、出島からも浦和レッズコール。ここが天皇杯の良い部分のひとつだな。
ヴォルカ鹿児島・・・Jリーグ入りを目指す九州リーグの強豪。ホームユニフォームは赤の比率が明らかに高いのに、チームカラーは実は黒という・・・。このヴォルカという名前、Jリーグ入りを目指しているにあたって変えようとしているらしいが、別にヴォルカのままで良いと思うけどね。それともかつてブランメル仙台やロッソ熊本などが直面した”商標登録”問題があるのだろうか?わからん。ちなみに、自分の知っている選手・・・皆無!!

この糞暑い残暑の時期に13時キックオフを決めるサッカー協会には困ったちゃんだが、そうは言っても、レッズは駒場改修後初の公式戦。ここは気を引き締めて完勝といきたいところ・・・だった・・・けど・・・なんでやねん、開始早々鹿児島に先制されるってアンタ。一瞬アルウィンでの松本山雅戦が頭を過ぎった。
とにかく水輝が良くなかった。簡単に裏取られてファールしイエロー。失点に繋がった鹿児島のカウンターも、裏取られた水輝は全力で選手を追いかけないで手放してしまったし、攻め上がってドフリーでボール持っても途中で立ち止まってしまうし・・。どうしたんだよ水輝。言いたくないけど、まだ五輪落選ショックが尾を引いているのか?目を覚ませ!!
尤も水輝だけではなく、宇賀神も槙野もボールが足に着かずトラップミスを連発。その他も、全体的にパフォーマンスが良くなかった前半。なんとか達也のゴールで追い付いたものの、4部リーグを相手にしているとは思えない低内容。
組織で崩せないから、後半頭からポポとランコを同時投入するという、いささか乱暴な交代策。力でねじ伏せるような形で、ポポの得点で、何とかかんとか、やっと勝ったという感じ。後半はチャンスとシュートは沢山あったけど、またお決まりのように枠に飛ばない。梅崎のバー直撃は鹿島戦の再来か。
んー、何だろうな、別に10-0で勝ってほしいとか滅茶苦茶な事は毛頭思っていなかったけど、もうちょっと良い試合進行をしてほしかったよ。

120908vsV.KAGOSHIMA3.jpgだから、勝ったのに、勝った気がしない。試合中は極端に攻められたりした訳ではなかったのに、所々で心臓に悪い場面があったせいで、精神的に疲れた感じ。終盤平川のファールでゴール前でFKを与えてしまった時なんて、本当に焦ったもん。
リーグ戦であれだけ心臓に悪い試合ばかりしているから、天皇杯で2回戦くらいはスッキリとした試合が観たいと思っていたけど、その天皇杯2回戦も結局は心臓に悪い内容となってしまった。

まあレッズはプロとはいえ未知のチームと戦う難しさがあっただろうし、鹿児島からしたらレッズ相手にモチベーションは凄かっただろうし、研究もして来ただろうし、だからこそこういう内容になってしまうのは仕方がない部分はある。そこは理解しているつもり。そしてこれこそが天皇杯の醍醐味であるし、まあとにかく、結果的に勝ったから良かった。安堵。ジャイアントキリングは松本戦だけでじゅうぶんさ。

120908vsV.KAGOSHIMA4.jpgそれにしても、やっぱ駒場は良いなぁ、埼スタと違って帰宅時間が短くて(なんじゃそりゃ)。








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天皇杯2回戦 浦和2-1鹿児島
得点/9分・栗山(鹿)、30分・達也(浦)、48分・ポポ(浦)
主審=高山 啓義
観衆:8,975人


J1リーグ第24節
浦和レッズ1-1大宮アルディージャ
~埼玉スタジアム2002

120901vsOMIYA.jpg・・・ま、あれだ、東に同点ゴール喰らった時点で、こういう展開と結果になるフラグが完全に立ってしまったという事だな。
原口先制後、これから大宮の鍵を握る新外国人ノヴァコヴィッチが、なんと18分という早い時間に2枚目イエローで退場してくれたという、レッズにとっては、この上なく楽な状況になった訳だ。
ここで一気に畳み掛けようと、浮き足立つ大宮DF陣の混乱を余所目に、まあビッグチャンス連発で、あと1歩のところで北野の好セーブに阻まれるわ、バー直撃やらポスト弾くわと、散々チャンスがあったにも拘わらず決めきれなかったツケが、前半ロスタイムにやってきてしまったのだ。東の動きとシュートも絶妙であったとはいえ、あの得点を許してしまう時点で、その前から運も何もが大宮に移ってしまっていたのだと思う。

1人少ない相手に同点を許すという大失態。サッカーで良くある事とはいえ、だからこそやってはいけない形の失点。
今のレッズでは、最もやってはいけない失点であり、最も自分の首を絞める失点でもあった。
これでドロー狙いがハッキリした大宮。引いてカウンター狙い。こうなると、高い確率で得点が奪えなくなるのもレッズ。数的優位を生かせないのがミシャサッカーの弱点であり、パスサッカーの弱点でもある。そして後半に点が取れなくなるのもレッズ。後は・・・お決まりの展開に終始するのであった。

もう今シーズン散々繰り返してきた”過ち”だからね。これ以上あーだこーだは書かないよ。同じ事を毎回書いて愚痴ってもつまらないし野暮ったいし、しつこいもんね。
だから、この際だから、こういう展開とこういう結果は、「仕方ない」という事にしておく。仕方がないのさ、今のレッズでは。
「死ぬ気で闘う」とか「綺麗なサッカーばかりではいけない」とか、試合前は監督も選手もそう言っていたけど、実際やっているのは、数的優位になっても、絶対にスタイルを変えず、綺麗で素直でリスクをかけないサッカーなんだもん。
まあ、これが正解か間違っているかは、時間が経たないとわからないけどね。
ただひとつ言える事は、あれだけ長い時間で数的優位だったチームが、同点に追い付かれては勝ち越し点を奪えないまま終了してしまったという”事実”である。事実は、動かない。そしてこのような試合は、何も今回に限った事ではないというのもまた事実。そして、首位に浮上するかもしれない大事な試合で、またも勝ちきれなかった故にまた足踏みしているのも、また事実。

あ、勘違いしてほしくないけど、何も悪口や嫌味を書いているのではなく、事実を書いているまでなので、悪しからず。
結局これ以上書いていると愚痴っぽくなるだろうから、今回はこの辺でやめとこうか。これ以上グダグダ書かなくても、今回は試合後スタンド全体から発生した大ブーイングが全てを物語っているんだし。うん、ま、そういう事さ。

残留争い職人の大宮にとって、勝ち点1を献上してしまった形だが、まあ個人的に、ダービーとかはあまり意識していないのが大宮戦での毎回なんで、大宮にどうのこうのというより、単純に数的優位を生かせないサッカーに引き続き首を傾げているのと、数的優位でも勝てなかった試合が、実に悔しいという事だ。
あ、首を傾げるといえば、ポポの右ウイングバックって一体・・・。ポポをあの位置で使っても、何も脅威にならないと思うんだけどね・・・。それより、後半ヘロヘロだった梅崎や原口を意地でも下げないミシャの意図は・・・さすが頑固と言われるだけあるな、ミシャ。

120901vsOMIYA2.jpg今日の豚タン、やたら塩が効き過ぎで、しょっぱかったな。こりゃ血圧上がるぜ・・・
試合はもっとしょっぱかったし、別の意味でカッカして、余計に血圧上がっているんだろうけど・・・






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J1リーグ第24節 浦和1-1大宮
得点/11分・原口(浦)、45+1分・東(大)
主審=吉田 寿光
観衆:39,814人


J1リーグ第23節
清水エスパルス0-2浦和レッズ
~エコパスタジアム

やっと帰ってきた。始めからわかっていた事だが、帰りはまた三島で電車が無くなったから、たまにやる始発待ち夜明かし帰りを今回も。今回は節約遠征だから、こういう時でも意地でも贅沢新幹線も、ムーンライトも使わなかった。ま、それも勝ったから良いだろうて。

120825vsSHIMIZU.jpgで・・・うおおおお、ヨンアピンなど主力を欠いた敵の守備が開始早々から乱れまくってくれたり、相変わらずアレックスは清水の足を引っ張ってくれていたおかげもあるとはいえ、今回もまた前半2得点先行祭り・・・
前半は清水の左翼深部が常にポッカリ空いていて、そこを狙ってフィードをバンバン繰り返しては、平川が走り込み、まあ面白いように右からのサイド攻撃がハマるにハマる。平川、初っ端から走り走らされてたし、その頑張りが先制点アシスト。夏場の苦しい時にこういうベテランの頑張りは立派だ。そして梅崎も、今回はしっかり枠に蹴り込んでくれた(笑)。あ、いや、あの勢いから枠に蹴り込んだのは、素晴らしいよ。
ぶっちゃけ、シャドーなら柏木より梅崎の方が、明確な動きと結果を出している感じがする。梅崎の2列目からの速い飛び出しが、実に得点に繋がる形になっている。ただ欠点は、これが90分続かない事で、スピードを武器とするために、どうしても前半飛ばして、後半早い時間からバテバテになるのが難点かな。まあそれでも前半にしっかり結果を出してくれているから、それでも良いんだけど。
柏木が悪いっていう訳でもないし、柏木が梅崎より下という訳でもないんだけど、その梅崎が、柏木やマルシオの”代役”としてシャドーに入る度に、何とも鮮烈な結果を出し続けている。だからここで柏木が戻って来て、また梅崎を左WBに戻すのが、勿体ない気もする。うーん、これは嬉しい悩みだぞ、ミシャよ。

で、問題は後半なんだけど、鹿島戦までの反省が生きたかな。しっかりとブロックを作って敵を危険なエリアになかなか侵入させなかったのもあるけど、苦し紛れのクリアが多かったここ数試合と比べれば幾分落ち着いて、繋ぐ所とクリアする所、メリハリとは言わないまでも両方見られたし、あと1歩でゴールかもしれなかった惜しいカウンターも連発出来ていた。確かに緩やかではあるが、試合事に改善されては来ている。そして今回こそは、ついに無失点に抑えた。良かった良かった。

・・・と、結果的に安心しているが、ぶっちゃけた話すると、後半はこれまで同様に、もう心臓バクバクだったよ。
だって、清水に散々押し込まれて押し返せない時間帯が長かったのは事実だし、やはりあそこまで敵にポゼッションやセットプレーを許している限り、2点差でも安心は出来ないのも本音。すなわち、2点差でも心臓に悪いぞ!って事なんだよなぁ・・・
前半イケイケで得点し、後半は攻められては必死に守る形。もちろん前半からこっちがリードしていれば、敵は後半から攻勢に出るのも必定なんだけど、それをわかっていても攻めを許してしまう。この構図は、今回も変わっていなかった訳で、相変わらず危険なサッカーをしている事は否めないのだ。

あ、こんな事を言うと「もっと素直に勝利を喜べ」と怒られてしまうだろうけど、自分だってせっかくの勝利に水を差すつもりはないし、勝利は勝利で嬉しいし、その上で勝って兜の何とやらで「課題は課題として」まだ残ってるという意味なので、悪しからず。

鬼門エコパでついに勝利を得たんだし、一部で悪者扱いされてしまっていた黒ユニでも初勝利をあげた。黒ユ二どんなもんだい、って感じさ。
前回勝利にもかかわらず辛口だったから、今回はちゃんとチームと選手を讃えるよ。うん、みんな頑張った!
試合後の勝ちロコはちょっと行き過ぎのような気もしたから同調しなかったけど・・・(というかあの時点でマックス疲労で動けなかった)

120825vsSHIMIZU2.jpgそれにしても、日清デーだか何だか知らんが、試合中セットプレーの度に、オーロラビジョンにチキンラーメンのコマーシャルが入るのは一体・・・
これやられると、まあ視界にチキンラーメンが入って気が散ること気が散ること・・・だいたい、これを試合中に流す必要はあるのか?しかも最初はスタンド彼方此方から笑いが、その後繰り返されるコマーシャルのあまりのしつこさに、チキンラーメンに嫌悪感さえ覚えてしまった自分。・・・コマーシャル逆効果じゃないのか?(苦笑)
しかも試合後にも何度もチキンラーメンのコマーシャルが・・・チキンラーメンしつけーよ!自分チキンラーメンは嫌いじゃないからたまに喰うけど、今回は罰としてしばらくチキンラーメン買わないからな、絶対!!(笑)

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J1リーグ第23節 清水0-2浦和
得点/11分・梅崎(浦)、20分・阿部PK(浦)
主審=井上 知大
観衆:23,188人


J1リーグ第22節
浦和レッズ2-1鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002

120818vsKASHIMA.jpg仕事終わって5時から行ったから、スタジアムの土砂降り雷雨は知らない。
しかし、行きの東上線の車窓から見た浦和方面の空には、クッキリと大きな虹が見えた。

これが吉兆だったのだろうか。








春の鹿スタでの怒濤の逆転劇に続き、今度はホームで鹿島を圧倒しての堂々の2ゴール。こんな形でリーグ戦、アウェーも、そして久々に4万4千人以上を集めたホームも鹿島に勝つなんて、もうなんて気分が良いのだろう。
しかも今回のゴールの素晴らしさ。宇賀神も原口も、何れも得意の角度から得意の閃光シュートを綺麗にゴールネットに突き刺した。素晴らしいゴールが2つも観られた。鹿狩り成功だ。
それにしても、息子の出ている試合そっちのけで戸田の花火大会に行ってしまう宇賀神の両親って一体・・・プロの家族も慣れてくると、案外そういうもんなのかな。
と、まあ、それは置いておいて、とにかく・・・前半は良かった。

しかしリードしても、後半から途端に悪くなるのが6月以降のレッズであり、FC東京戦でも2点先行しては後半にあっさり追い付かれる失態があった訳だから、2点リードしたとはいえ、それは決して安全圏ではないのだ。と、思っていたハーフタイム。

120818vsKASHIMA2.jpg・・・案の定、また危険な後半が待ち構えていた。
いや、あのね、そりゃ結果的に勝ったから良かったけど、でもここ最近、もう「勝ったからいいや」では済まされなくなっているんだけど。
柏木や阿部など、頼りたい選手のお疲れモードが目立つ中で、もう何と言っても、リードしてからのあの雑な守り方、もう本当にどうにかしてでも改善してもらわないと、絶対に不味いって。・・・って、もうこのブログでは口が酸っぱくなるほどそれを言っているから、本当はもう言いたくないんだけど、でも言わない訳にはいかない状況。だから、いい機会だから、勝った時こそ言う事にする。

相手のあることだから、防戦一方になってしまうのは、時として仕方がない事なのかもしれない。だからそこを無理には責めたくないし追求したくもないんだけど、でも黙っている訳にはいかないからまたも言うけど、苦し紛れのクリアばかりで、すぐ敵にボールをプレゼントしちゃう守り方、本当に不味いって!
これ、選手が夏場の試合での疲労困憊でクリアが精一杯なのかと最初は思っていたけど、どうも加藤の今日のようなスーパープレゼント投球まで見てしまうと、チームとしての守備の約束事が、このクリア一方だけなのかと疑ってしまう。いや、もう自分はそう思っている。というか、守備練習をあまりやらない監督だから、自然とこういう守り方になってしまうのかもしれないけど。
攻撃は繋ぎたがるのに、防戦になると途端に繋げなくなる相反するサッカー。でもこんな守り方している限り、これまで何試合も繰り返してしまった”惜しいところで勝ち点を失う”ような試合は、この先も絶対に減らないだろう。だって、敵にボールをプレゼントしている訳で、”さあどんどん攻撃してください”って態勢を試合中に何度も何度も作り出しているのは他でもない、レッズ自身の今の守備のやり方の不味さなんだもん。所謂”自滅”パターンの典型なんだよ、これ。

今日の試合、1歩間違えば、いや半歩間違えば、いやいや1ミリでも何かが掛け違っていたら、絶対に同点に追い付かれていただろうし、そうなっても文句が言えない状況を、またもレッズ自身が作り出していたのだ。
恐い、本当に心臓に悪い。だからって選手も暑さと疲労の中で頑張っているのも痛いほどわかる。プロである前に人間だからミスもするし(それでもうちはミスの頻度が多いのも事実だが)、苦しい所で逃げたくなるのもあるだろう。だから必死にサポートするのも自分達の役目ではあるのはわかっている。それでも、わかっていても恐いし、心臓に悪い。

なんだかこの文章、勝ち点を落とした時のみたいだけど、でも繰り返すけど、今回こそは、勝ったから良いでは終わらせたくなかった。だから勝った時こそ、これを強く言いたかった。この先、また同じ過ちを繰り返さないために、そして着実に勝ち点を積み重ねられる大人のチームになってもらいたいから。

そして今日、プライド・オブ・浦和が、勝利で終わって、本当に良かった・・・

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J1リーグ第22節 浦和2-1鹿島
得点/26分・宇賀神(浦)、39分・原口(浦)、55分・岩政(鹿)
主審=扇谷 健司
観衆:44,131人

ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第38節 浦和0-0新潟 ・・・次の試合/J1リーグ第1節 神戸-浦和(ノエビアスタジアム神戸=2月15日14:00キックオフ)


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