浦和レッズ4-3大分トリニータ
~埼玉スタジアム2002
先ずはミシャ自身が選手に「去年の札幌戦」を叱咤激励材料にしておきながら、そんなのはおかまい無しに簡単に失点を重ねるレッズ。しかも立て続け、最初と2失点目はセットプレーから。あの~・・・今週の練習で、レッズがセットプレー練習を念入りに行ったと報道されていたが・・・それを逆に大分に簡単にやられてどうすんのよ!?こんな事ならセットプレーの練習ではなくて、セットプレー時の守備を練習しとけってなもんだ。
あー・・・それにしても前半の内に立て続けに3失点喰らうとは露ほどにも思わなかったし、だいたい第3節アウェー大分に、前半早々立て続けにミス絡みから2失点喰らったのも、全く反省材料として生かされていなかったなんだなぁ・・・。
去年の札幌戦もそうだし、今年のアウェー大分にしても、学習材料はいくらでもあったし、ミシャが札幌戦を例に出している以上、意識はしていたはずなのだが、逆にそれが足枷になったかプレッシャーになったかのようなお粗末な3失点だった。
ああそうか、いくら学習材料とか反省材料とか言っても、当のミシャの率いるチームが川崎と何度やっても同じ負け方をしているのだから、ぶっちゃけこれはチームの性質として、直らない部分なのかもしれないけど。
3点取られたら4点取れば良い。それならば、絶対に勝てる。攻撃的チームなのだったら、それこそが勝利の方程式なのだろうが、それにしても先に3失点して、そこから4点ぶち込むのだから、やれば出来るとも言えるし、良くやったとも言えるし、頑張ったとも言えるし、でも、やはり神懸かりな部分でもあったし・・・
何だかわからないけど、那須大明神の逆転ヘッドがゴールに吸い込まれた時、普通ならこんな超劇的な大逆転劇なのだから、当然のように狂喜乱舞で大歓喜の抱き合い圧し合い嬉涙の大パニック・・・になるはずが、何故か冷静に跳びはね喜んでは、安堵してしまった。隣の仲間の方が喜んでいる。そして妙に落ち着いていた自分。嬉しくないはずはないのだが、それ以上に何倍もの安堵感。
失礼を承知で言うが、最下位であり今季1勝しかしていない大分相手に、(勝って当然とまでは言わないが)普通ならストレートに勝っておかなければいけない相手だった。これは理屈ではなく、そういう状況にある両チームなのだから。だからこそ窮鼠猫を噛む的に何をしてくるかわらないチームでもあった訳だが、これは大分云々よりレッズ自身の問題であって、レッズらしい情けない失点劇だった。
結果論ではなく、興梠が1点を返した時点で、少なくとも同点には追いつけられると思っていた。確信は無かったけど、何故かそういう雰囲気だった。だから、マルシオの直接FKが炸裂した時も、阿部の同点PKも、冷静に喜べた。その上での那須大明神。わかる、わかるぞ、そういう逆転への流れが既に出来上がっていたのではないかと思う。そういう雰囲気。
・・・なんて勝手な事を言っているが、やっぱ結果論かな(今更なんじゃそりゃ)。
これで負けていたら、恐らく今、自分もレッズも、大変な事になっていただろう。こうして意気揚々と帰還なんか出来なかっただろうし、こうして冷静にキーボード叩いてブログ記事を書いていられる状況ではなかっただろう。
年に1回はこういう試合も良い・・・なんて意見もあるが、ぶっちゃけこういう滅茶苦茶で心臓に悪い試合は、5年に1回くらいにしてほしい。エンタメ性は抜群なれど、こんな試合展開で先に3失点側のチームのファン・サポーターで喜ぶ人が居るとしたら、よっぽどのMっ化があるとしか思えん(冗談だけど)。
こんな敗戦と勝利が両極端にある試合なんて、年に1回もやられたら、それこそまともに優勝なんて狙えないじゃないか。というか心臓が保たない。
会社5時で飛び出して、キックオフ1分後にゴール裏に飛び込んだ。猛ダッシュだったから肉体的に疲れた。そして変な試合を観せられて、何とか勝ったけど、精神的に疲れた。
選手たちよ、新潟戦への宿題をファン・サポーターに出す前に、どうしたらこういう滅茶苦茶な試合をしないかが、選手と監督への宿題だ。
あー疲れた。ザ・美酒しよ。
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J1リーグ第21節 浦和4-3大分
得点/12分・梶山(大)、15分・若狭(大)、20分・松田(大)、24分・興梠(浦)、47分・マルシオ(浦) 、56分・阿部PK(浦) 、84分・那須(浦)
主審=西村雄一
観衆:32,329人
名古屋グランパス2-0浦和レッズ
~豊田スタジアム
列順確保後の避暑先1発目に、何をどう血迷ったのか、何故かエロビデオ&大人のオモチャ専門店に入ってしまうという、まともな思考能力さえ奪われる(実はそれが本能だったという話もあるが)異常な暑さ。この日だけで、800リットル位の汗をかいたんじゃないかな(嘘)
そんな豊田遠征から、何処へ行っても何を乗っても激混みの18禁切符でやっとこさ帰って来た。疲れた。
ああいう信じられないような失点劇に発展してしまうのだから、散々機を逃した事で招いたしっぺ返しは本当に怖い。
後半失点後は引いて守る名古屋相手に効果的なパスが入れられず、チャンスはファーに関口が飛び込んだひとつだけ。
タワー級が林立する名古屋相手に、高さでは勝負にならないから、足下限定でのパス回しで終始我慢のサッカーをやっていたのは理解出来るが、それでも敵に先制を許しての流れだから、これで敵に引かれたら、もう万事休すになるのは当然と言えば当然なのであった。
そもそも前半と後半で全く違う内容になってしまったのだから、レッズにとっては、前半が全てだったという事か。
興梠があの決定機を決めていればとか、原口があそこで倒されなければとか、色々とタラレバはあった試合だったが、今更それを言っても仕方がない。ただ直輝が、ついにリーグ戦に復帰したというところで救われた試合だった。その直輝は相変わらず危なっかしいプレー内容で観ていてヒヤヒヤものでもあるのだったが、どう何をしてもこれが直輝のストロングポイントなのだろうなぁ。とにかくもう大怪我だけはしないでくれよ。
それにしても、・・・いや、レッズの守備戦術は「選手間の約束事だけ」という事はわかっているが、それにしても今回は目を背けたくなるレベルの情けない失点パターン。せっかく名古屋の高さは何とかかんとか紙一重でも封じていたのに、それを台無しにするような、実に勿体ないというか、パスミスが発端のカウンター失点。更にはドフリーカウンターでキーパーまであっさりかわされる始末。立て続け。
選手間で話し合っているのならば、せめてマークの受け渡し位はしっかりしておいてほしいところだけど。んー・・・どぎゃんかせんといけんのは昔からわかっていても、どうにも出来ない部分が、ここにあるのが何とももどかしい。
これだけは言っておきたいシリーズ。
最後にまた闘莉王がゴール裏に挨拶に来たが、これも何だかなぁって感じ。闘莉王がレッズ大好きだったり、まだ未練があるのか、この際どっちでも良いが、闘莉王がレッズを追い出されて名古屋に移籍してもう何年経つ?1年目なら理解出来る。それが名古屋で4シーズン目を迎えているのに、まだレッズ側に挨拶に来る必要があるのか?闘莉王の心は未だにレッズに向いているのだとしたら、ハッキリ言って名古屋に失礼では?闘莉王のレプリカを着た名古屋サポがどれだけ多いか、闘莉王はわかっているのだろうか?
闘莉王よ、お前は一体全体何処に所属している選手なんだ?そこんとこ良く考えろ!!
闘莉王がレッズ側に挨拶に来る必要はもはや無い。ってか来るな!来られると、・・・こっちがまた未練がましくなるだろ!(泣)
くっそ、レッズは負けるし浦学も負けるし、散々な連休スタートだ・・・
暴挙シリーズ
豊田ギャザ店スガキヤ2杯目、肉入りに肉入りをトッピングする暴挙!
宿がある刈谷でザ・やけ酒。
この糞暑い時期に、自殺行為とも言える七輪焼きを、しかも午前0時からスタートさせる暴挙!!
この店、七輪焼きがメインなのに、何人か居た同志も含めて客の誰も七輪焼きを注文していないという・・・
周りからはジロジロ見られるし、注文聞いた店員ですら「え?この糞暑い日に七輪焼きすんの?バカじゃないの?」的な表情・・・ほっとけ!!
しかも夜中の2時過ぎに、鷹の爪タップリの激辛名古屋名物・台湾ラーメンを喰う暴挙!!!辛党の自分は普通に喰えるが、そうではない仲間は、隣で汗だくになりながらヒーヒー言う始末。しっかりしろ!!
もう暑さと敗戦と疲労でヤケクソだ。
敗戦の夏、ヤケクソの夏。
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J1リーグ第20節 名古屋2-0浦和
得点/60分・玉田(名)、64分・ケネディ(名)
主審=飯田淳平
観衆:30,478人
浦和レッズ3-1サンフレッチェ広島
~埼玉スタジアム2002
ハーフタイムに北ゴール裏のサポ全員がピッチに背を向ける異常な光景・・・まあ、花火なんだが(撮影に失敗して、花火に見えない(泣))・・・散発的にパンパンと打ち上がるのが、何となくレッズの攻撃パターンを象徴しているようで・・・あ、いや、それ以上は・・・皆まで言うまい(笑)
それより、モブキャストのスタッツは、何時まで経ったてもシュート数と枠内シュート数が「0」だし(じゃあどうやってゴールしたんだよ)、加えて残り10分でオーロラビジョンがぶっ壊れて、画面がプッツリ消えるのは勘弁してくれ。今季から画面が大きくなったのに、もうぶっ壊れるとは。試合中に何とか直そうとしていたらしいが、結局は復旧せず。
残り時間がわからないのは、何となく心臓に悪いのであった。ロスタイム突入直前でようやく北側のオーロラビジョンの時計表示だけ復旧したものの、時既に遅し・・・。
しかし、これはどういう事だろうか。快進撃を続ける相手だけあって、絶対に難しく、そして我慢の試合になると思われた広島戦は、蓋を開けてみたら・・・。
そもそも同じようなサッカーをする両チームだけあって、本来なら合わせ鏡のような展開になると思って臨んだが、実際はそうではなかった。
広島からしたら、自分たちのサッカーをするはずが、試合開始早々に失点した事で、プランが狂ったのだろうか。更に言うと、レッズが前半の内に2点目まで奪ってしまったのだから、広島からしたら落ち着いてパスワーク主体で攻めるよりも、後半はとにかくロングボールの連続で、バンバン放り込むしか手が無かったのだろうか。どういう意図だったかはわからないが、それだけ今回の広島は、いつものパスサッカーをかなぐり捨てるように、やたら縦ポン気味にボールを放り込んで来ていた。広島ってこんなチームだっただろうか?
ただレッズもしっかり守っていたかというと、そうではない際どい時間帯もあった訳で、やたらコーナーキックを許すし、危険なシュートを放たれては、加藤の必死のセーブで守った部分が大きい。ここだけ見ると、試合はどっちにでも転ぶ可能性はあった。つまり3点も先行したとは言っても、手放しでは喜べない理由が、それにある。最後の失点は、「勝って兜の緒を締めよ」というサッカーの神様からの戒めかもしれない。
とは言うものの、首位相手にこういう勝ち方は、やはり痛快なのであった。
興梠は、前節磐田戦で決定機を外した分を、実は今日のゴールのために取っておいたのだと考えれば、納得が行くというもの。2点とも実に難しいゴールで、セットプレーとは言え、キーパーの届かない微妙な位置にヘッドで当てたかと思えば、湘南戦で見せたような鋭いクロスに足を伸ばしてゴールに叩き込むシーンも再び。
この興梠という選手は、やはり簡単と思われる決定機は外しまくり、こういう難しいゴールは決めてしまう。もうこうなったら、興梠にゴールを決めさせるために、簡単なパスや優しいパスより、やたら合わせ難い滅茶苦茶なパスを放り当ててあげよう。パスの出し手は、デビルパスを使える啓太なんかが最適ではないか?・・・というのは冗談だが、しかしクロスからの得点はレッズでは意外で、マッチデーのデータでレッズと広島のレーダーチャートを比較すると、さすが同じようなサッカーをする両チームだけあって、攻撃面では1ケ所を除いて形がほぼ同じになっているのだが、その攻撃面の違う1ケ所が「クロス」なのである。広島はクロスも多用する。対してレッズはクロスが限りなく少ない。ところが今回、その少ないクロスからレッズのゴールが生まれている。平川の絶妙かつ鋭いクロスだったが、深く攻め上がってもクロスより一旦止まってショートパスを選択する事が多い平川が、珍しく躊躇せずに思い切りクロスを入れたのは、絶対に通るという自信と、興梠への信頼感だったのだろう。それに応えた興梠も、さすがであった。そしてひじょうに綺麗なゴールだった。
繰り返すけど、本当に試合前は、お互いにもっと我慢が必要な展開になると思っていた。極端な事を言えば、1点勝負になる覚悟もしていた。ところが予想外に派手に動いた試合展開が、余計にレッズを熱くさせ、広島の焦りも誘ったのかもしれない。意外なゴールと、意外な形の勝利となった。
これで再びの過密日程が終わった。1週間、余韻に浸れる。首位に勝って、気持ちに余裕を持って気分良く豊田へ遠征出来るのであった。
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J1リーグ第19節 浦和3-1広島
得点/5分・興梠(浦)、28分・原口(浦)、 55分・興梠(浦)、 90+3分・水本(広)
主審=松尾 一
観衆:42,426人
ジュビロ磐田1-2浦和レッズ
~エコパスタジアム
パイナップルが、パイナップルがやっちまったー!!!!!!さくらんぼ!さくらんぼ!ピーヒャララ~ピーヒャララ~♪
・・・落ち着け、俺。
いや~、ロスタイム逆転決勝ゴールって、本当に良いものですね。
攻め続けるミシャサッカーにとってロスタイム勝利は少なくないか、でもあの時間帯にあの位置から大振りなシュートを放って入ってしまうのは、ある意味で奇跡というか、神懸かりというレベルなのだが、それでも入ってしまったのだから、入ったのだろう(完全に意味不明)。
興奮して何を言っているのかわからないが、マルシオの同点ゴールと合わせて、最後まで攻める姿勢、というか、闇雲にロングボールに走ったり、無茶にパワープレーを展開した訳ではなくて、頑固に我慢我慢で自分たちのサッカーを貫き通しながらロスタイムの逆転劇にまで持って行ったのだから、これは磐田に対してレッズのサッカー自体の勝利になった訳だ。
しかし試合開始から見て行くと、自分たちのサッカーと言っても、今回のミシャは序盤からロングボールを指示とかで、その通りにいつもよりロングボールで裏を突く場面が多く見られたが、それに加えて鋭い縦パス連発と、その延長線上とも言える柏木から興梠へのスルーパスが2度3度と飛び出すなど、多用なパスワークを駆使していた。縦パスはあっても、キラー的な種のスルーパスはミシャサッカーでは多いとは言えないだけに驚いたが、こういった数少ないながらも意外性と柔軟性は、広島時代から良く見られたミシャのサッカーの特長でもある。だからたまに敵もこれで混乱する。そしてマリノス戦で自分が痛烈に批判してしまったギャンブル的なパスも今回は最小限に留まっていた。だから落ち着いてパスが回っていた。
実際問題として、連敗していたチームだけに、状態は良いとは言えなかった。降格圏内であり、いくら監督が交代して復調しつつある磐田相手とて、普通にやれば絶対に今のレッズの方が強いはずだった。それが蓋を開けてみたら、関塚サッカーに飲まれかける時間帯も多かった。その上で後半は序盤から危険な場面を作られまくり、挙げ句は駒野のミドルで先制を許すなど、これが連敗中のチームなんだと思わせる時間帯が確かにあった。いや、本来からこれがレッズのサッカーなのであるが、連敗中だからこそ(良くない事とわかっていても)疑心暗鬼に陥ってしまう。それが連敗というものなのだ。
だから、3連敗だけは絶対に避けなければならなかったし、連敗を止める事、勝つことの執念が、同点ゴールと逆転ゴールに繋がった訳だ。
不運なシーン、良くないシーンが多かった。宇賀神がボタンの掛け違いのように周囲と微妙に合っていなかったり、せっかく得意のロングフィードで復調したと思った途端の永田がまたもミス連発。おまけに梅崎は脳震盪で前半から退くハメに。これで後半から切り札に使うはずの、代表戦中2日の疲労から回復していない原口を、泣く泣く前半から使わざるを得なくなった。完全に試合のプランが狂った。この試合は呪われているのかと思うくらい、前半から暗雲が立ち込めていたのが今日のレッズだった。
奇跡かもしれない、神懸かりかもしれない、そんな逆転勝利が生まれた。本当に安堵の連敗脱出。次節ホームで首位広島を迎える前に、本当に景気の良い勝利となった。そして自分的には平日でエコパに行けなかった悔しさと、月末で死にそうな位に忙しかった今日の仕事の疲れが・・・一気に吹き飛んだ!!
一言。最後の興梠の・・・あそこ決めないで何処で決めるんだよ興梠~!!嗚呼バースデーゴールは成らなかった(泣)
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J1リーグ第18節 磐田1-2浦和
得点/64分・駒野(磐)、83分・マルシオ(浦)、 90+3分・森脇(浦)
主審=山本雄大
観衆:20,049人
浦和レッズ1-2アーセナルFC
~埼玉スタジアム2002
目が肥えていると単純に言ってしまうのが正解かどうかはわからないが、浦和と埼玉は、もはやアーセナルではそれほど見向きもしないという事だろうか。過去に伸二が凱旋したからこそのフェイエノールト、そしてインテルやマンUやバルセロナでは名前だけで完売レベルに達したシティカップも、バイエルンやハンブルガーではチケットが余りまくった時と同じ理由かもしれない。いや、今なら例えレアル・マドリーやユベントスだったとしても、レッズ絡みでは逆に完売しないかもしれない。現にレッズサポより、(にわかも居ただろうけど)アーセナルファンや一般客の方が多かった気もする。
加えてアーセナルは名古屋で既に1戦やっている訳で、横浜でマンU戦があった後では、必然的に注目度は激減する。この辺はマンUを呼べなかった事も含めた誘致の仕方、営業力の問題もあるが、これを含めて、本来は大宮とレッズの1年交代の約束を大宮に平然と破られながら、レッズがそれなりに回数を踏んで歴史も積み上げて来たはずの、今更さいたまシティカップの意義は・・・
それにしても、2失点目が守備の連携ミス絡みだった事を考えると、悔しいというか、勿体なさ過ぎる負け方だったな。
アーセナルが本気だった訳はないが、ちょっとムキになる時間帯もあったから、親善試合にしてはなかなか見応えがあったと思う。素直に楽しかった。
個人的に、メルテザッカーとポドルスキーは同時にプレーさせてほしかった。ウォルコットがたまにやる気なさそうにボールを蹴っ飛ばしていた。親善試合で時間稼ぎにボールを蹴り出したロシツキーは本当に天才なのか?宮市は個人的には何の興味も無い。・・・などなど色々あったが、ぶっちゃけボロ負けしているはずの攻められっぷりだったから、そこを山岸のスーパーセーブを含めた守備陣の粘りと、そして何と言ってもポストやバーが殊勲賞だろう(笑)
冗談はともかくとして、プレミアではなく1部リーグとはいえ、レスター所属でイングランドリーグを経験した阿部が同点ゴールというのも何か因縁めいている気もするが、んー、他にも惜しいチャンスはあったし、少なくともビッグチャンスだった矢島のあそこは絶対ダイレクトで蹴るべきだった。コンマ数秒の躊躇を、世界は許してくれないのだから。
今日は直輝がスタメンという大胆さから、直輝デーになる予感もあったが、プレー自体は前半だけで無難な動きだった。一本良いパスもあったけど。個人的に思うに、スタメンではなくて、後半途中からの方が沸いたかもしれないと思ったが、でも練習試合に続いて、今日も元気に走り回る姿が観られただけでとりあえず満足かな。
しっかし、扇谷って本当に空気が読めない審判だな・・・
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さいたまシティカップ 浦和1-2アーセナル
得点/49分・ポドルスキ(ア)、59分・阿部(浦)、 82分・アクポム(ア)
主審=扇谷健司
観衆:40,769人
浦和レッズ2-3横浜F・マリノス
~埼玉スタジアム2002
その上で言わせてもらうと、とにかく今日やったサッカーは酷かった。いや、この兆候は、しっくり行かないながらも何とかかんとかでも勝った甲府戦、2点も先行されて残り9分で追い付いたFC東京戦、そして4失点守備崩壊の上に1ゴールも奪えないまま完封負けした川崎戦と、とにかく本格的な夏に入った中断明けのリーグ戦から、明らかに良い試合が出来ていなかったのだから、それは今日まで続いていたものだった。
確かに1度は逆転したのは大きな評価点。それも先制されながら前半の内に逆転に成功したのだから。
問題はその後のレッズのサッカーで、セカンドボールが全く奪えず、ポゼッションで大きくマリノスに上回られ、ラインはズルズル下がっては危険な攻撃を何度も許す。レッズとしてはこうなると、いつも打開策が無くなる。カウンターも機能しない。マリノスが裏を取られないようにと、守備のポジショニングが絶妙だった。これは完璧にミシャサッカーが研究されている証拠なのだが、だからと言って簡単に敵の術中にはまってしまうような素直なサッカーをしている以上は、打開策など見付かるはずが無いのも当然ではあるが・・・。
ただ目を覆いたくなるのは、とにかく選手間に連動という連動が見られなかった事と、それに輪を掛けてパスの出し方が酷かった。出し手は誰も仲間の動きを考慮していない。アイコンタクトをしているようには見えなかった。ボールを受ければダイレクトに明後日の方向にボールを出す。そこには誰も居ない。誰も走り込まないのではなく、誰も走り込めない無意味な位置にダイレクトパスを放る。これは特にマルシオと原口に見られた滅茶苦茶なパスの出し方なのだが、これって、とにかくわからないけどパスしちゃえ的な雑でいい加減なプレーに見えたけど、違うのかな?そんなギャンブル的なプレーばかりが目立ったのだが、実はミシャサッカーは本来提唱しているリスクを、ギャンブルを履き違えると、こういうサッカーになってしまうのだと思っているから、今日は明らかにやるべきサッカーの意識を履き違えたものだと思う。つまり今日は、ギャンブルサッカーをやった挙げ句の必然的な敗戦。そして、今季好調のマリノスだけあって、やはり相手が一枚上手だったという事だ。
本来センターバックを希望している那須をボランチに、そして疲労とミスが目立つ森脇を控えに回し、永田と坪井を先発させたまでは良かったが、永田は完全にボールウォッチャーになって、幾度となくマルキーニョスをフリーにさせてはシュートを撃たれる。そして失点に絡みまくる。坪井は悪くなかったが、坪井が走りまくっていた今日の試合は、それだけマリノスに攻め込まれていたという証拠でもあった。
その2人を途中で同時に下げ采配にも疑問符が付くし、そもそも3バックの内の2人を途中で同時に下げるような交代策は、常識から考えたら”異常”に見えた。つまり今日は、いや今日も、ミシャの采配からして大失敗だ。一時は逆転した部分だけが良いだけで、それ以外はボロボロだった。
自分はここ数試合で良くない部分と良い部分を比べて、良い部分を悪い部分の隠れ蓑にしてはいけないと書いて来たけど、そういう悪い部分に蓋をしたままだと、何れは川崎戦や今日の試合のように、竹篦返しを喰らうのである。ここがミシャサッカーの悪い部分なのだ。そして起こるべくして起きた不調なのだろう。4試合で勝ち点10を厳命どころか、実際はその半分も上積み出来なかった現実が、このチームの歯車の不調を表している。
だからと言って今更やり方は絶対に変えないミシャなのだから、過密日程4試合で疲弊したレッズから一旦一休みし、また入る中断期間で、ミシャがチームを修正しつつ、新たなものを植え付けてくれる事を願うしかない。そうしてまた1歩づつ成長して行けば良い・・・のだけど。だから本来ならばこんな時期に、さいたまシティカップなんか、やっている場合ではないのだ。
ただね、本気で優勝を目指すならば、こういう連敗は絶対にやってはいけないものだし、こうやってズルズル順位を下げている以上、優勝の2文字を掲げるには虫が良すぎると思う。優勝を信じる信じないは個人の勝手だが、いくら上位争いに食い込んでも、チームに安定感が無い限りは、また同じ事を繰り返すだろうという事だけは言っておく。少なくとも、ギャンブルサッカーだけはやめよう。それか同じギャンブル的プレーをするのならば、雑なパスでチャンスを潰すより、個人でガンガン仕掛けて行ってくれた方がまだ良いし、その方が悔いが残らないぞ。
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J1リーグ第17節 浦和2-3横浜マ
得点/10分・マルキーニョス(横マ)、17分・那須(浦)、23分・槙野(浦)、63分・齋藤(横マ)、 82分・栗原(横マ)
主審=吉田寿光
観衆:23,725人
☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
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スタジアムではゴール裏住人であります。








