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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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総括は本筋であればシーズンが完全に終了してからという事になるのだけど、今年は天皇杯に生き残っている上で、今回のチャンピオンシップ敗退から次の公式戦である天皇杯準々決勝までが1ケ月近くもあるため、こんなに開き過ぎていては自分の気持ちが中弛みしてしまう危険性が大と考えて、チャンピオンシップや昇格プレーオフも終了した事で、早めにシーズンの総括をしてしまおうと思った次第。

今シーズンの率直な感想は、悪い意味で予想通り。過去3シーズンのミシャレッズを振り返れば、この期に及んで同じ体制を継続すれば、4シーズン目とてどのようなシーズンになるかは、容易に予想が出来ていた。だからこそ自分の予想を裏切って欲しかったのだが・・・。

チームは確実に成長していると言う人も居る。それは勝ち点が過去より多いという数字上の動かざる事実。これだけを見れば、誰しもが成長していると思うだろう。
ところがサッカーに於ける数字とは残酷なもので、その成長の証である数字の上昇が、必ずしも結果と結びつかない。何故ならば、その数字だけをいくら主張しても、相手にその数字を上回られてしまったら、絶対に頂点には立てないからである。

ところが、この数字上の絶対的なルールを根本から済し崩しにする新たなルールが設けられた。それが今シーズンから復活した2ステージ制だった。シーズン中、どんな成績であれ、ステージ優勝などでチャンピオンシップ出場権を得られれば、年間2位でも3位でも、プレーオフたった3試合を戦って勝ち切れれば、それで頂点に立てるというもの。
しかしこの理不尽極まりないルールが、皮肉にも2ステージ制反対派の急先鋒であったレッズの助け船となり、そして同時にまたも頂点を阻むものとなってしまった。

自分はファーストステージ優勝はじゅうぶん可能と確信していた。これは結果論で言っているのではなく、ここでも書いた通り、その予想に値する確固たる根拠と確率が昨シーズンまでに存在していた。つまり過去3シーズンのミシャレッズを見れば、ファーストステージ優勝の予想は可能だったのである。
それと同時に、シーズン終盤の失速癖と、短期決戦に対する勝負弱さも懸念していた。これも過去3シーズンのチーム状況を見れば必然的な予想と予感であった。
・・・その通りになってしまった。予想と予感は恐ろしいほど見事に的中した。これが競馬だったら大喜びだが、こういう予想と予感は、的中してしまえばしまうほど全く嬉しくない。

真面目な話、こういう予想や予感を抱いていたのは自分だけではなく、長年レッズの内面を見て来ている多くのサポーターが、心の中で抱いていたものだったと思う。チームがいくら補強しようとも、フロントや監督がどんな事を主張しようとも、過去に同じ過ちを何度も繰り返してきた事で、優勝に向けたクラブチームの姿勢など、懐疑的に思えてしまっていた人は決して少なくないはずだったと思う。

チームは新たな選手の補強によって、外面は変える事が出来る。しかし体制を継続しながらだと、内面を変える事が難しい。継続は力なり。確かにこの格言は的を射ている。しかし、継続は長くなればなるほど諸刃の刃となる。何故ならば体制を継続して行くという事は、もちろん良い部分も継続するが、反面で悪い部分も継続するからである。この悪い部分を治癒せず放置したまま継続すると、果たして何が起こるか。

そう、永遠に同じ事を繰り返すのである。

自分は去年の総括で、「変わっていたら、去年と同じ過ちは繰り返していない」と書いたが、それは今年も同じ事が言える。結論から言えば、ミシャレッズはずっと何も変わっていない。チームの内面が成長したと言えるのは、百歩譲っても去年までだろう。ある意味でチームは、過去3シーズンで熟成し切ってしまったと思う。その上で今年は、ほとんど上積みするものが無いままシーズンを戦っていた感じがする。その証拠が、結果的に去年と同じ事を繰り返してタイトルを逃し続けているというものである。
それを限界と見るか継続と見るかは人それぞれの評価、つまりこれこそ賛否両論。そして明確な賛否があるという事は、正しい部分と間違っている部分の両面にあるという事なのである。

但しこれだけは言える。成長しているのであれば、去年と同じ過ちは繰り返していない。そういう事だ。問題は数字ではないのだ。数字は外面。だからこそ自分は”ミシャレッズは数字に騙されてはいけない”と唱え続けて来た。数字という外面は増えていても、内面が成長していなければ、要所要所で少しずつ鍍金が剥がれて行き、最後に必ずボロが出るのが世の常なのである。シーズン序盤は良くても、後になればなるほど駄目になって行く。その世の常を絵に描いたように繰り返しているのがミシャレッズなのである。
尤も選手は若ければ成長可能だが、残念ながら熟成し切った監督の内面は、以降も絶対に成長しない。繰り返すが、成長しているのであれば、去年と同じ過ちは繰り返していない。

マンネリ、である。もはやミシャレッズはマンネリ。これ以外に表現する言葉が無い。なので不満も文句も言い尽くした。もちろん何らかのタイトルを獲っていながら体制を継続しているのであれば、それは良いマンネリとして誰しもが認めるものになっていた事だろう。
ところが毎年毎年それなりの補強を繰り返しながら同じような成績に終始してタイトルを逃し続けているのだから、そこに不信感や反発心を抱くサポーターが増えても仕方がない事なのである。それこそ素直な人間的感情であって、サッカーの応援は宗教チックではあっても決して宗教ではない。盲目的に信じ続けていれば良いというものでもないのだ。
もちろん毎年優勝争いに絡む監督を交代させるのは理不尽だという意見も正論だし、危険な行為である事も重々理解できる。だからこそ、そこに希望を見出し続けて体制継続を望むサポーターが沢山存在するのもまた事実だ。
つまり賛否両論であるがどちらの意見も間違ってはいない。しかし今のところ、どちらの意見も正解には達していない。正論がぶつかり合っているだけである。この正解が出るのは、同じ体制でタイトルを獲るか、はたまた例年に比べて目に見えて成績が落ち込むか、このどちらかしか無いだろう。

来季も同じ体制のままであるから、可能性としては、余程の強烈な補強が敢行されない限りは、成績もタイトルが獲れるレベルまでの上昇は難しい。また過去4シーズンと同じように、最初は勢いが良くて、中盤にやや息切れ傾向、そして終盤に失速気味になりながら、最後のここぞという試合を落として優勝を逃す。再びこうなる確率は決して少なくない。いやこうなればまだマシな方で、このマンネリが悪化した場合は、まともな成績では済まされなくなる。
それこそ今季は、主力ベテラン選手の衰えが虚実に表れたシーズンでもあった。何時までも同じベテラン選手の力に頼る訳には行かない。何時かは限界が来る。もしその限界が今季だったとしたら・・・。
これから来季に向けた補強が運命の鍵を握る。来季はそういう意味でも、かなり危険を孕んだシーズンになると思っている。


あえて辛口に書いた。このマンネリを自分の中で打破するためには、それなりに強烈な事を書かなければいけないと思った。素直に自分が思っている事を書かなければいけないと思った。なので読む人にとって、その考えが違う場合はひじょうに気分を害する内容になっている事も承知の上。
でも何もかもポジティヴに考える時期は通り過ぎていると思っている。残留争いから優勝争いが出来るチームにまで引き上げてくれたミシャとか、度々聞かれるこのような言葉も、一体どこまで言い続けなければいけないのか。同じフロント体制と同じ監督体制でもう4シーズンが経過したのである。過去の体制は関係ない事に気付いてほしい。無冠のフロントと無冠の帝王の下に無冠のチームという事実があるのに、この期に及んで論点をすり替えて現実を逃避してはいけない。もうこれ以上、臭い物に蓋をしてはいけない。

という事で、本当のお疲れ様でしたを言うにはまだ早いですが、とりあえずリーグ戦はお疲れ様でした。来季は今回のような不満だらけの文章にならないためにも、可能であれば今季唯一残された望みである天皇杯に優勝してもらって、ミシャ初のタイトル獲得となれば良いのですが・・・。とりあえず、天皇杯まで心と体を落ち着かせて、また頑張って行きましょう。


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この「来季監督は誰が良い?アンケート」が終了する前にミシャ続投が決定してしまったから話は終わりなんだけど、それにしても10月末時点でミシャ続投派が5割、そして別監督派も5割。ちなみに別監督派はラモスとかいう人も含めて・・・。

どうしてここまでキッカリと分かれてしまうのだろう。ちなみに、神に誓ってアンケートに細工はしていないので、あしからず。
真面目な話、つまりミシャという人物は、ストレートに言えば好き嫌いがハッキリ分かれるタイプという事になるのだが、その理由も単純明快で、毎年それなりの成績を残している部分を評価する人が居る一方で、未だにJリーグ3大タイトルは獲れないまま。それも時にワガママ補強と揶揄しても過言ではないレベルで自分のサッカー感に合いそうな選手を補強する一方、スター選手や外国人選手はほとんど補強しない。しかも広島の選手を獲り過ぎる部分は内外から大反発を喰らっている。またその広島時代とは打って変わって、若手や生え抜きの育成は上手く行っているとは言い難い。また特殊なサッカーか変なサッカーかは別として、ミシャサッカーはチームに浸透した。ここまで独自のスタイルを貫くサッカーを根付かせた監督は、レッズでは過去存在しなかった。
そうした上で・・・ミシャを支持する人は、毎年それなりの結果を残しているし、浸透したミシャサッカーを監督を代えた事により崩すにはリスクが大き過ぎると思っている。
一方で監督交代派は、同じ過ちを繰り返しては未だに1つもJリーグ3大タイトルが獲れないし、補強選手に偏りがある。ミシャサッカーにも疑問符という事だろう。マンネリ化しているとも考えられる。

本当に賛否両論だ。繰り返すけど、神に誓ってアンケートに細工はしていない。それでも良い部分と悪い部分が両極端というか、ハッキリし過ぎている。ミシャの評価は真ん中が無いのだ。続投派も交代派もお互いにツッコミどころ満載で、議論は水と油の平行線を辿るだけ。だから竹をスパッと割ったように、ここまで評価が大きく分かれてしまう。

嗚呼、だから去年にしっかりリーグ優勝をしておけば、少なくともこんな極端な事にはなっていなかったかもしれないのに。あの去年の大失速によるタイトル逃しは、かなりミシャの評価を下げてしまったのは大きな事実なのだから。

人にアンケートするだけで自分の意見を述べないのは卑怯なので、自分はどっち派なのかを白状するけど、まあこれまでのブログの文章からもわかる通り、自分は交代派だった。でも続投が正式決定してしまったから今更何も言えないんだけど、そもそも自分は3年目の時点でタイトルが獲れなかったら交代派だったから、その上でミシャ4年目を迎えた今シーズンに付いては、もう監督の存在は余り考えないようにしていた。
そして上記通り、ミシャサッカーに関しては完全にマンネリ化してしまっていると思っているので、もはやミシャサッカーに上積みは無いと考えている。4年やろうが5年やろうが、もう同じ事の繰り返しではないかと。それでも毎年結構な補強をしてはそれなりの成績は残すだろうが、偏った補強方法ではやっぱりタイトルだけは獲れない・・・なんて可能性の方が高い気がしたから交代派なのであった。

まあこの自分の考えが間違っている方が良くて、今年チャンピオンシップで勝ち切ってリーグ優勝してくれるのが一番なのは決まっている。また来シーズンにもタイトルを獲ってくれなければ本当に困る訳だが・・・。

そんな訳で、アンケートにご回答くださった皆様、誠にありがとうございました。



さてJ1リーグもセカンドステージが残り4試合でいよいよ佳境に入る・・・前に・・・人間の心境からして、この4試合中で態勢が決まってからだと結果的に来季への欲が出て来てしまうため、その前、つまり現時点でレッズサポーターが来季の監督人事に付いてどう思っているのかが気になるところ。

去年は早めにミシャ続投が決まってしまい、それでミシャ自身に気の緩みが発生してリーグ優勝を逃した、なんて言われてもいたが・・・まあそれはそれで置いておいて、レッズサポーターが考える来季の監督人事は毎年の事ながら大きな注目点。そしてそういう時期に来ている。

来季もミシャ続投が希望なのか、それとも新監督を希望なのか、単純にそれをアンケートで数字に出したらハッキリすると思うので、久々にアンケートを実施します。

ズバリ、『来季レッズの監督は誰が良い?』です。以下の4択からお選びください。

・ミシャ
・日本人新監督
・外国人新監督
・ラモス

下のアンケート欄か、右プラグインのアンケート欄からお選びください。新監督を選んだ方は、希望の監督が居れば、それも挙げてもらえるとより明確です。


投票期間:10月7日~11月8日

つい先日、小島の愛媛への完全移籍が発表されたけど、こういうのを見ると毎回思うに、レッズはどうして鳴り物入りで入団して来る選手が駄目になってしまうのだろうか?と思う訳さ。

小島だって、鹿島の柴崎やガンバの宇佐美、そして海外へ行ってしまっている宮市と並んで、プラチナ世代と騒がれての他チームとの争奪戦を経て新人獲得した選手。しかも前橋育英高出身の細貝の後輩として、尚更鳴り物入りで期待されて入団した選手。次代のレッズのボランチを担う選手として、まあ大いに期待された。
その期待値からは物足りなかったものの、ルーキーイヤーからリーグ戦6試合にカップ戦8試合も経験した。翌年にはリーグ戦だけで12試合。更にナビスコでは待望の公式戦初ゴールも記録した。当時残留争いに陥っていたチームにとって、この2年目の小島は希望の存在だった。それが、その後の見事な没落ぶりは周知の通りで・・・。

一体全体、小島をこんな選手に誰がしたんだ!?

そもそもレッズで高校や大学から鳴り物入り入団で明確に活躍した選手って誰?そう言われると、伸二と細貝くらいしか思いつかない。代わりに鳴り物入りで大失敗した選手ばかり思いつく。その代表格としてしまって本人には悪いが・・・盛田。国見の優勝に貢献した徳重も移籍した。更に大学では凄い有名だった高崎もレッズでは駄目だった。
どうしてこうなってしまうのだろう?繰り返すけど、レッズはどうして鳴り物入りで入団して来る選手が駄目になってしまうのだろうか?

但しレッズは根本的に育成下手と言われて、鳴り物入り級のビッグネーム新人どころか、ほとんどの若手育成を失敗している。あの選手も、この選手も、である。それを考えると、小島から比べたら鳴り物入り入団ではなかった長谷部や、当時名前さえ知られていなかった啓太が、それこそ日本代表のレギュラーにまで登り詰めた例は、本当に奇跡と言うしかない。ユニバ5人衆で生き残った坪井や堀之内や平川が大活躍した例も、ある意味で奇跡かもしれない。もっと昔を言えば、暢久なんて神の領域だ。宇賀神なんて本当に頑張っている方だ。
尤もユース組とて期待が大きい選手をトップに上げた途端に消えてしまう例が後を絶たないのだから、一旦はフル代表も経験した直輝や、ブンデスリーガ移籍まで果たした原口、そして今やチームに欠かせない存在になった関根は、それこそ奇跡の産物だろう。

他、あれだけ期待されて入団した選手の多くが、志半ばでレッズを去っている。
根本的に試合に出さないからという意見もあるけれど、結構トップチームでチャンスを与えていながら駄目になって行く選手も多い印象。レッテル?入団時点でのタイミングの悪さ?でもプロの世界でそれを言ってしまっては元も子もなくなってしまう。但し全ての選手が成功していたら、日本はもの凄い戦力の底上げで今頃はW杯でも8強が当然レベルのサッカー強豪国に登り詰めているはずで、そんな事はないからこそ生き残る選手も居れば、敗れ去り消えてしまう選手が居るのがプロの世界。・・・とはいえ、繰り返すけどレッズは、消える方の確率がやたら高い印象・・・。
まあ、自分だけではなくて、世間がそう思っているからこそ、ここ数年は高校や大学の有力新人にいくらオファーしても、最終的には必ず振られてしまう。理由は明確。だからレッズに来てくれる選手が居なくなってしまった訳さ。頼るはユースと移籍組のみ。

どうしてこうなってしまうのだろう?またまた繰り返すけど、レッズはどうして鳴り物入りで入団して来る選手が駄目になってしまうのだろうか?

繰り返すけど、あの選手もこの選手も、あんな選手に誰がした!?責任者出て来い!!

え?ファン・サポーターが余計なプレッシャーかけるから、それで若手は萎縮して駄目になる?

・・・まあ、そういう考え方もあるな。
あれ?・・・え?つまり、俺の責任!?
んなアホな。



日曜の真っ昼間、やる事がないので早くも酒かっ喰らっていたら、とある事に怒りが込み上げて来たために、書く事にした。

唐突だけど、セカンドステージのホーム開幕戦から、シーチケ自由席の優先入場で抽選券1枚に付き2人まで一緒に入場可能になった件について物申し上げたい。

たかが数ヶ月で、決めたルールを変えるな、と言いたい。
これに先立って自由席シーチケホルダーには、同時入場者数を何人まで希望するかのアンケートが来ていた。恐らく「2人」以上を回答した人が多かったのであろう。でも自分は引き続き「1人」と回答した。別に自分は基本的にピンではないが、それでも1人入場の継続を希望した。

確かに友人と2人で同時に入れる方が良いのは明かである。
それでも、あくまで1人入場の継続を希望したのは何故か?

コロコロとルールを変えるのが大嫌いなのである。
一度決めた事を、舌の根も乾かない内に変えられる事を自分は極端に嫌う。
ようするに、歳も重ねて行き、最近の環境の変化に付いて行けないせいなのかもしれないが・・・、

いやそうではなくて、自分の性格が”猫”なのである。
猫は人ではなくて、先ず場所に懐く。つまり環境の変化を極端に嫌う。
自分もまさにこれ。だから生まれて一度たりとも引っ越しした事すらない。機械類も途中で変えず、基本壊れるまで使い切る。だから携帯もガラケー。パソコンも旧式。前の愛車も11年乗ってからようやく買い換えた。だから考え方も古いのかもしれないが、つまり一度慣れた事、一度決めた事を崩されるのを極端に嫌う。
会社でも一度決めたルールを簡単に破った、または変えようとした取締役にブチ切れた位、それだけルールに厳格な性格なのである。融通性が無いのとは違う。繰り返すが、ルールをコロコロ変えるな、と言いたい。

自分のもうひとつの性格、面倒くさがりである。
だからルールをコロコロ変えられる事が実に面倒くさい。

ルール、決まり事を逆に面倒くさいと思う人も結構存在するのも事実だが、ルール、決まり事ほど、しっかり守っていればこんなに楽なものはないのもルールなのである。それを守らない、変えるから問題が起きる。だってほら、どっかのアレが憲法を変えようとして揉めている事からしてもわかるでしょ?せっかく馴染んで平穏に来ていたものを、突如として無理に変えて、良い事など決して無いのですよ。

我が輩は猫である。名前は・・・残念ながらあるけど、それでも性格は猫。本当にルールをコロコロ変えられると困る。
何かを変えるなら、それをせめて1シーズン全うして、何か問題や不満が起きてからにしろ!1人入場で何か問題があったか?自分の見た限り、何も問題は起きていなかったじゃないか。締め切り時間過ぎてから便所行きたい奴が係員と「行かせろ」「駄目です」の押し問答していたのを何度か見たくらい。挙げ句便所問題で橋本元社長と揉めている奴も居た。でもさ、便所なんてものは、それを見越して先に行っておくのが常識であり、時間過ぎてから行きたいなんてのは論外。ってか便所問題は1人だろうと2人だろうと関係ないけど。まあ後は大グループの人達の問題はわからんし、グループの人は大量席取りがあるから少しでも多く入れた方が良いだろうけど、でも自分らは少数精鋭部隊だから一切関知せず。

あと2人可能になって、それでも1人で入る人に、知らない人が一緒に入ってほしいと寄ってくるのが復活するだろうから、これもちょっとアレなんだよな。自分の心が狭いだけかもしれないけれど・・・。大人しくルール通りに自分の引いた番号で入ってくれよ・・・。

さて毎年のようにフロントも選手も「タイトルを狙う」と言って7シーズンもタイトルが獲れないままで来ている訳だが、尤もフロントや選手の言う「タイトルを狙う」発言は社交辞令のようなものだがら、いちいち本気にしなくて良いと思っている。即ちタイトルタイトルと簡単に口にするほど上手く行く訳ではないのが実状である。それよりも、タイトルを獲れる確率と、その根拠の話が重要である。
いよいよ来週にはACLも、そしてゼロックスを挟んで来月にはリーグ戦も開幕する訳で、今季の補強状況からキャンプの様子までを見て、今季のレッズがどれだけタイトルを狙える力があるのかどうかを、心の準備として分析する。尤も分析と言ってもそう大袈裟なものではなく、ようするに確率の話である。

ちなみにタイトルとは何ぞやと言えば、ACLとJリーグ3大タイトル(リーグ、ナビスコ、天皇杯)を示す。当然の事ながらステージ優勝は含まれない。だからあの胸の星を、みっともないからひとつ消してほしい。

結論から言うと、ACLはひじょうに難しいが、例年に比べたら、リーグタイトルを獲れる可能性は、大いにある。
2ステージ制なのだから、早い話が短期決戦狙いでファーストステージかセカンドステージのどちらかを制して、これまた超短期決戦となるチャンピオンシップを勝ち抜けば良いのである。話は単純である。
というのが確率論である。確率は条件が短いほど高くなる訳だから、短期決戦を繰り返すだけならば、リーグタイトルを獲れる確率は、年間を通す1シーズン制よりは遙かに上がる。
但し、それと同時に、問題は他チームもリーグタイトル獲得の可能性が上がるという事である。レッズだけの確率が上がったという訳では決してない。そもそも2ステージ制の趣旨(真の目的はスポンサー料だが)は、年間勝負では優勝の可能性が低い若しくは無いチームでも、短期決戦によって優勝の可能性を引き上げて、リーグ戦を盛り上がらせる事にあるから、真に強いチームがストレートに優勝できないところが大きな不満対象になっているのは周知の通り。

問題はレッズの戦力と戦術が短期決戦向けに対応しているかどうかという点である。先ず戦力は、例年のように終盤に失速を繰り返す事もそうだが、主力にベテランが多い点と外国人という武器が1人しか存在しないレッズでは、決して長期決戦に向いているとは思えない。つまり従来レッズが拘り続けた1シーズン制は、実は今のレッズ向けではなく、レッズに向いていたのは猛反対した2ステージ制であったという実に皮肉な話。
幸いにしてACLも視野に入れた大量補強を敢行したため、表面上は同じような戦力のチームを2組作れるレベルにある。ステージ優勝のために振り分ける戦力は存在するため、本気で取り組めばステージ優勝の確率は少なくはない。ましてミシャレッズは前半は良くて、後になればなるほど失速する癖があるため、勝負はファーストステージと言える。疲労が蓄積しているセカンドステージより、ファーストステージに勝負を賭ける。これが良策。
その上で最大の問題は、大事なところで勝てない癖のミシャレッズが、一番大事なところであるチャンピオンシップを制する事ができるかどうかは・・・まあそんな話はステージ優勝するか年間最多勝ち点数をあげて、チャンピオンシップ出場権を勝ち取った後に考えよう。

移籍加入選手のここまでの個人的評価
・・・橋本=加入間もないのに早くも前線とのコンビネーションが高く、左足からダイレクトで高精度クロスを供給しTMでは予想を遙かに超えての大活躍。今や完全に左翼を制するに至る。後は後ろの槙野が我慢してケア役に回れれば、左サイドのバランス面は心配なくなる。

・・・高木=安定性に欠けるものの、TMでは前線で前を向かせると、それだけでチャンスメイクになっていた。加入時は大きな期待はしていなかっただけに、原口の移籍と梅崎のベテラン化で、勝負を仕掛けるタイプが居なくなっていたレッズにおいて、切り込み役として貴重な存在になるか。

・・・ズラタン=唯一の外国人というだけでもともとの期待値は高いが、ここまでは可もなく不可もなくに留まっている。ガタイの良さと懐の深さはTMで目立った。但し決定力に欠ける面もあり、外国人としては物足りなさも露呈。1トップ候補としては、復帰してすぐに結果を出し続けている興梠の方が上か。

・・・武藤=TMでは意外に得点を量産している。その得点数だけを見ればA評価なのだが、それ以外の部分で際立った動きが無く、仙台時代は練習試合には強くて本番に弱いという情報があり、それを加味すると、本番を見てみないとわからないというのが率直な感想。

・・・石原=TMではもう少し得点すると思われていたが、まだ大きく目立った部分を見せていない。尤も地味なタイプだけに、本番に貴重なゴールを上げてくれるという期待感はある。こういうタイプは周囲とのコンピネーション頼りでもあるため、メンバーの組み合わせ次第で成績が左右されそう。

・・・加賀=本当は貴重な本職タイプの守備選手だけに一番期待していたのだが、体調不良で貴重なTMを数試合棒に振ってしまったところで出遅れた感がある。それをベテランの力で取り戻せるはずだが、ミシャサッカーを覚えるにはまだ時間を要しそう。

繰り返すけど、あくまで個人的評価なのであしからず。

ではいよいよ今シーズンも開幕です。レッズサポーターの皆様、今季も頑張って行きましょう。



ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第14節 浦和3-0京都 得点/42分・安居(浦)、55分・凌磨(浦)、77分・サンタナ(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第15節 磐田-浦和(エコパスタジアム=5月19日14:00キックオフ)


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