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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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先日、チェルシーのバラックがこんな事を言ったそうだ。
「ロッカールームでお互いに批判し合うことに何も問題はない。いいチーム、強い選手とは、そうでなければならないと思う。だから、僕らはそれに従っただけだ。そして握手をして、練習場のピッチに戻り、課題を克服していくんだ」
この小皇帝の言葉はいささか抽象かつ極論の域を出ないものの、その言葉自体には感銘を受ける部分はある。

では世界中、何の問題もなく批判が展開されているチームなど、どれだけあるだろうか?
お互いが言いたいことを言い合い、相手を罵り、取り返しのつかない事態にまで発展する。チームの雰囲気は悪化、そして最後は空中分解。通常考えられるシナリオはそれである。現に、このような事態に発展してしまったチームは数知れないであろう。
しかし、そうなってしまうチームと、批判し合いながらも、お互いがお互いを解り合い、そしてチームの結束力を向上させて行くチームもあるのだろう。まさに理想のチームである。

批判という言葉は、悪い意味で捉えられる事が多いが、バラックがそれでもあえてこの言葉を肯定した理由が、そこにあるのだと思う。

今のレッズの状況に置き換えてみると、チーム状態が芳しくない中で、チーム内では良い意味での批判は展開されているだろうか?
レッズでも過去に何度か繰り返されてきた空中分解的な非常事態も、批判し合う意味がわかっていれば防げた事態だと思うし、またそうならないためには、その本質を見極める力が必要である。
過去レッズは「甘い」「仲良しチーム」と揶揄され続けて来たが、そろそろそこから脱皮して、大人のチームに変貌するべきである。
選手が選手を成長させるようなチームにならなければいけない。そうでなければ、本質を見極める力など絶対に身に付かないし、故にチームの本質など変えられないからである。

では、どうやって変えるのか?
・・・わからないから、先ずは「批判し合って、握手をして、練習場のピッチに戻り、課題を克服していく」ところから始めれば良い。

繰り返すけど、小皇帝の言葉はいささか抽象かつ極論の域を出ないものの、その言葉自体には感銘を受ける部分はある。そしてレッズには、そういう理想のチームになってほしいと、今日の話はつまりそういう事。
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確かに

それは大事なことだと思います。
批判が成長に繋がるか、空中分解するか。空中分解しないためにも、お互いを刺激し合える環境作りが大切だと思います。

去年終盤にあった、試合後の仲間割れみたいな状況では、逆効果になるかも知れません。
でも、啓太や闘莉王といったチーム全体を見れる選手の言うことを、どこまで他の選手が理解できるか。
チーム連動型のサッカーには不可欠です。
ぎっしー 2009/10/21(Wed)20:07:17 編集
いい方向へ
批判し合って和解して…今のレッズはいわゆる“タレント”が多いチーム。やはり大きく分けて、メンタル面での進歩は今のレッズにとっては大きな起爆剤だと思います。改革元年の今年だからこそ冷静になって、上手く行かない事、前々からの課題などを克服して欲しいですね。選手たちも当然ですが別人同士の集まりです。仲間割れと批判は違います。昨年あたりからどうも今までにない結束力の欠如があると思います。そういった不安定なメンタル面がそのまま試合結果となって表れているのかも知れませんね。どう言えばいいかわかりませんが、尊敬し合えるような批判をして欲しいですね。方向性がバラバラだと仲間割れになってしまいます。 
落ち着いた大人のチームになって欲しいですね。かといって、落ち着き過ぎてつまらないチームにはなって欲しくないし…難しいですね。
東浦和レッズ 2009/10/21(Wed)21:41:10 編集
お粗末さま
フロント&選手は首を洗え!
なめんなよ!!!!
ひろりん 2009/10/22(Thu)00:14:22 編集
コメントありがとうございます
ぎっしーさん
おはようございます。
個人で動き回っていた過去のサッカーと違い、高いレベルでの連動性サッカーを目指す今のチームでは、先ずはお互いを解り合える環境が必要不可欠ですね。基本的なことですが、大事な事だと思います。
キャプテンを中心に、そういうチームを目指して動いてほしいです。

東浦和レッズさん
おはようございます。
レッズの場合、昔からメンタル面の弱さが指摘されて来ましたし、それを克服出来ないまま今に至っている部分はあると思います。我の強い選手が多いというのはありますが、お互いの事を解り合える選手がどれだけ居るのかという点もありますし、これを変えて行くのは並々ならぬ努力が必要ですね。
チームの方向性を監督がしっかり示しつつ、選手は大人の態度でチームをいっしょに作って行かねばならない時だと思います。

ひろりんさん
おはようございます。
まあまあ、落ち着いて(笑)
うえ URL 2009/10/22(Thu)07:38:43 編集
そのとおり
うえさんの言うとおりだと思います。
個性の強い選手がいるというのは強みにも弱みにもなってしまうということかと。
小皇帝の様に世界を知る選手と、小さいアジアの枠しか知らない(嫌な感じに聞こえたらすみません)選手の差なんでしょうね。

全てを鵜呑みにするのは良くないとは思いますが、本音でぶつかり合うことは大事だと思います。そしてその後がより大事だと思います。
おけん 2009/10/23(Fri)08:37:52 編集
無題
こんにちは。

批判=悪
という方が、あまりにも短絡的だと思いますよね。 互いをリスペクトした上での批判 そして本人に対してなら、陰口とは違いますし。 良い所は良い 悪い所は悪いと、はっきり言える関係になれたら最高だと思います。
失礼しました。
オレッズ 2009/10/23(Fri)09:20:41 編集
コメントありがとうございます
おけんさん
こんばんはです。
世界を知る選手が少ないという点は否めないですよね。また、世界に出るような選手になるためには、メンタル面で一皮も二皮も剥けるようにならないといけませんね。そういう選手の集合体だからこそ相乗効果も出てくる訳で、行く行くはそういうチームにならないといけませんね。

オレッズさん
こんばんはです。
お互いを解り合おうという姿勢を持った選手が増え、またそういう選手に成長させるようなチーム環境が必要ですね。そうすれば自然と相手をリスペクトする姿勢も身に付くと思いますし、本気で話し合える環境になると思います。そういうチームに成長してほしいですね。
うえ URL 2009/10/23(Fri)18:25:56 編集
和をもって・・
お久しぶりです(苦笑) 毎回拝見はしていますよぉー。

これはうちの会社でもありますね。
営業会社なんでもっと数字に対して、そして自己の成長に対して本来なら「批判しあうこと」って本来悪意など無いはずなんですがとかく批判は陰で行われ・・・
国民性の問題もあるんかなぁ?
神の国ニッポン いいところを活かしきれてないんでしょうね・・・ あっ、自分がです(ハッハッ)
その点サポート側はいい意味で変化していませんか?  新潟戦終了後○田さんが「J1のチームに勝ちましたぁー」って笑いを取ってましたがその光景に何となく今をしっかり受け入れてる余裕と云うか器というか・・ いろいろな話があっての今 みたいないい流れを感じました。
昨年の新潟戦ではコールをしないゴール裏に対してポンテが両手を下から上へ突き上げ何度も「もっと盛り上げてくれっ!!」とやってましたから・・   何だか後味悪かったもんなぁ   
松本の後の試合だっただけに・・ ヒラにもちゃんとコールありましたしね(笑)

まぁ、とにかく若い人が物怖じしない(教育がされてないって思う事も(一般論です))でガンガン醸して先輩が上手く中和して積み上げていって欲しいですね。

とりとめの無い内容を長々スイマセンでした。
じじ 2009/10/24(Sat)12:28:47 編集
コメントありがとうございます
じじさん
こんばんはです。
いやー、国民性ってのは大事な部分ですね。日本人は然りか否かを曖昧にしながらも上手くやって行く部分がありますから、そこはハッキリしている欧米文化とは大きく違う部分ですね。外国人が日本で戸惑う部分がこれとも言われていますし。
まあでも我々サポはチームに対してハッキリとした態度を示す事は大事ですし、そういう積み重ねがチームを強くする事もあるわけですし、新潟戦のような一体感ある雰囲気を作るのもまたレッズサポだからこそでしょう、と自負しています(笑)
こういう多種多様な部分を若い選手が吸収して、それを戦力に生かして行ければ最高です。
うえ URL 2009/10/24(Sat)22:13:16 編集
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試合終了/J1リーグ第4節 平塚4-4浦和 得点/11分・興梠(浦)、23分・ルキアン(湘)、32分・鈴木章(湘)、46分・鈴木章(湘)、55分・松尾(浦)、64分・前田(浦)、74分・ルキアン(湘)、81分・グスタフソン(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第5節 浦和-福岡(埼玉スタジアム2002=3月30日15:00キックオフ)


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