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2022年  さいたまシティカップ
浦和レッズ4―2アイントラハト・フランクフルト
〜埼玉スタジアム2002

221116フランクフルト戦 試合前の福田とバインの再会2ショットだけで、既に満足感に浸ってしまった。
もちろん今フランクフルトはレッズにとって長谷部の存在が大きいんだけど、その前に自分にとっては、やっぱりバインの存在こそが大きいのである。
今やすっかりオッサンとジジイになってしまったこの2人だが、それでもこの2人が並ぶとなると、ウーベの精密機械のような左足からの超高精度ロングパスから、それを得意のスピードから抜け出て完璧に受け止めてはゴールネットを揺らす福田と、あの頃の最強コンビによる素晴らしいプレーとゴールシーンの数々が蘇るなぁ。

ちなみにフランクフルトの自分の勝手なイメージ。
フランクフルトって合併後の正式な創立が確か、旧ドイツリーグ開幕年の翌年の1904年だから、長い歴史の中でたまにタイトルを獲りながらも、リーグ優勝やUEFAカップ優勝があっても、明確な黄金期というものが無い故に、古豪と言うまでには行かない、自分がブンデスリーガを見始めてからも、成績も中位から殆どが下位で、たまに2部に落っこちるなど、そんなイメージがある。
アイントラハトっていうドイツ語では団結やら協調を意味する大層なチーム名が付いている割に、そこまで纏まりがある歴史を積んで来てはいないような気がする。
そういや6年位前だったかな、福田が、かつて自身がスポーツヘルニア手術を施したドイツに旅をするという番組で、再会したバインの自宅での食事シーンで、フランクフルトOBでもあるバインの前で、バイエルンのファンであるバインの娘が「絶対フランクフルトのファンにはならない。下手くそだし落ちるから」と言っていたのを聞いて笑ってしまったが、でも確かにフランクフルトって、一昔前までそんな感じのチームだった。
それを考えたら、よくUAFAリーグで優勝に漕ぎ着けたと思うが、今年も国内でも今のところ上位に付けているとはいえ、近年平均も行けて中位がメインなところ、何かレッズに似ているとも言える。そんな似たようなチーム同士が今年から提携しているのだから、つまり類は友を呼ぶって事かな(笑)

221116フランクフルト戦2 221116フランクフルト戦3
ちょっとフランクフルトのメンバーなんだけど、ゲッツェやコロ・ムアニや鎌田など、ワールドカップ代表召集組が居ないで若手中心だったから、ぶっちゃけよく知らない選手も多くて「誰?」状態でもあった。
が、レッズもユンカーと江坂と岩波以外は前半は控え組中心だったから、一体どんな試合になっちゃうんだろう?と半分心配していたら、いきなり、レッズの押せ押せ状態で、平野は際どいシュートを連発するし、2ゴールのユンカーなんてヒールパスまで巧みに成功させちゃうしで、パスもよく回るし、皆Jリーグの試合より活き活きしていなかったか?
まあフランクフルトも本気モードじゃないから、そういう事にはなるんだろうが、只でさえ今ジェノアから目を付けられているユンカーだけに、今回かなり目立ち過ぎたせいでフランクフルトからも目を付けられたら、ヤバイな。
せめて後半頭から出たショルツだけは目立たないでくれ!との願い虚しく、フランクフルト相手にも別格の守備に追加点まで・・・嗚呼、これでは連れて行かれてしまう。これでモーベルグまで目立ってしまったらどうしよう、と思ったら、モーは空回りしまくっていたから、こっちは安心した(笑)
逆に松尾のスピードや明本のフィジカルが相手に通用していたのに驚いたのと、牲川の冷静沈着なプレーと西川のスーパーセーブ連発と、前後半に渡りキーパーの良い部分も観れて良かった。最後の最後には稲垣君が守備で良いプレーがあったし。

221116フランクフルト戦4 221116フランクフルト戦5
親善試合だから勝敗や点差はともかく、とは思ったんだけど、でもまあそれでも予想外に沢山ゴールが生まれたし、そして勝てたし、状態が完璧ではない中でも長谷部も終盤に出て来てくれて貫禄あるところを見せてくれたし、長谷部は男の自分から見てもカッコ良いと改めて思ったし、何よりやっぱりこういう親善試合は、素直に楽しいね。

あと個人的に、最後の数分だけでも良いから、犬飼を出してあげてほしかったな。長期離脱から復帰した犬飼を、ACL決勝前に試合で慣らしておきたかった気持ちがある。大久保もどうして出さなかったのだろう?怪我気味だったのかな?

そして最後に、リカルド、これがレッズでの最後の指揮になったが、サポーターの前で長く深々と頭を下げてのお別れ、改めてリカルドの真摯で誠実な姿勢に感動した。
今回レッズとリカルドは、不本意な離れ方にはなってしまったが、しかし自分としても最後にスタジアムでしっかり拍手を送って、惜別の中でも感謝の気持ちを抱きながらのお別れが出来て、良かった。
常に情熱を注いでチームを作り、リーグ優勝は叶わなかったものの、天皇杯のタイトルと富士フィルム杯の優勝をもたらし、そしてACLを決勝まで導いてくれたリカルド。感謝とともに、どんな無様な敗戦でも、遠いアウェーでも、いつも自らサポの前に出て来て真摯に向き合ってくれた姿を忘れない。ありがとう、そしてさようならリカルド。


さてさて、これにてレッズの今年の全日程は終了。皆様お疲れ様でした。
先ずは来年2月のACL決勝に向けて、ここからは早目のストーブリーグに一喜一憂しつつ、ワールドカップで息抜きするとして、気持ちを切り替える為に、シーズン総括はワールドカップ前に、今からすぐ書く事にしよう。

ーーーーーー
さいたまシティカップ 浦和4-2フランクフルト
得点/19分・ユンカー(浦)、27分・ユンカー(浦)、47分・アラウィ(フ)、50分・ショルツ(浦)、78分・松尾(浦)、81分・フェリ(フ)
主審=中村 太
観衆:24,027人
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無題
関根、、?
名無しさん 2022/11/17(Thu)09:26:21 編集
コメントありがとうございます
名無しさん
あ、間違えました(笑)
夜中に書いてたもので、うっかり勘違いです。
訂正しておきます。
うえ URL 2022/11/17(Thu)09:37:51 編集
無題
お疲れさまです。
フランクフルトは、長谷部選手以外は知らない選手ばかりでしたが、サッカーとして純粋に楽しめました。
親善試合だから、というのもあるでしょうが、公式戦に比べてガツガツしたぶつかり合いが少なかったので、これで選手の動きがよく見れて、これはこれで楽しめました。
個人的に、海外チームと試合する中で、ユンカー選手は目立っていただけに、シャルク選手にも、助っ人らしくもっと頑張ってほしかったです…
マウファン 2022/11/17(Thu)15:54:42 編集
コメントありがとうございます
マウファンさん
こんにちはです。
確かにちょっとシャルクがイマイチだったのは残念でしたね。リンセンも相変わらず欠場でしたし・・・。
ご指摘の通り親善試合だから怪我を警戒してという面はありますが、欧州サッカーって比較的デュエルより「間」をとって守備する傾向があるので、ガツガツ感が少ないのは、その影響もあると思います。遠藤航がブンデスリーガでデュエル率1位なのも、逆に日本人は肉弾戦が多いとか、実はそういう傾向があるからというのがありますね。
うえ URL 2022/11/17(Thu)16:23:30 編集
無題
今晩は 昨日はお疲れ様でした
親善とは言えこの相手に勝てた事、今年のいい締めになったのでは。2チームで半分ずつでしたが、まぁ色々楽しめましたね。来年どうなるか期待です。
バインですかぁ。自分達席付いたの19時頃でしたから会えませんでしたが大将とのツーショットは見たかった~
それにしても相手、アップはキーパーだけかと思いました(笑)
この後のストーブリーグ、そして総括と楽しみにしてます
欅通りのサポ 2022/11/17(Thu)22:44:49 編集
無題
こんばんは。
昨日は参戦お疲れ様でした。
久しぶりに長谷部の勇姿を埼スタで観る事が出来て良かったですね。
故障明けという事もあってか、本来のプレーではなかったみたいでしたが。
親善試合とはいえ、リカルド監督最後の試合を白星で飾れて良かったです。
そして、いよいよ来週からW杯が始まりますね。
FREE TIME URL 2022/11/17(Thu)23:57:37 編集
コメントありがとうございます
欅通りのサポさん
おはようございます。
水曜日はお疲れ様でした。自分が到着したと同時に福田登場と個人的にはタイミングが良かったです(笑)。アップ時、確かにフランクフルトの選手がなかなか出て来なかったので、一瞬練習しないのかな?と思いましたが・・・。
試合は親善試合らしい内容でしたが、多くの選手のプレーが観れての、楽しい勝利で今年のラストマッチを飾れたのは良かったです。
ストーブリーグは早くも動き出しているので、これから一喜一憂の日々になりますね。監督新体制となるレッズも今は期待と不安が半々ですが、とりあえずしっかり総括して、ワールドカップに気持ちを切り替えたいと思います。

FREE TIMEさん
おはようございます。
フランクフルトはワールドカップ召集の代表組不在を含めて、諸事情から若手や控え組主体でしたが、怪我明けでも凱旋してくれた長谷部のプレーを久々に生で観れたのは良かったです。
全てが終わって最後の最後に、リカルドが深々と挨拶に来ましたが、おっしゃる通り、リカルドがレッズで指揮する最後の試合を、勝利という形で終えられたのが救いです。
ワールドカップ前に、良い試合が観れて良かったです。
うえ URL 2022/11/18(Fri)06:27:18 編集
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第4節 平塚4-4浦和 得点/11分・興梠(浦)、23分・ルキアン(湘)、32分・鈴木章(湘)、46分・鈴木章(湘)、55分・松尾(浦)、64分・前田(浦)、74分・ルキアン(湘)、81分・グスタフソン(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第5節 浦和-福岡(埼玉スタジアム2002=3月30日15:00キックオフ)


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