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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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まさか開始3分でコロンビアから1発レッドが出るとは。あのレッド出した主審、大丈夫か?だって相手はコロンビアだぜ?あの流れからだと、1発レッド出すより、とりあえずイエローにしておいた方が身の為だったのではなかろうか。更に言うとハンドしてPK与えてしまった選手自体が、大丈夫か・・・?

とは言え日本にとっては開始僅か3分で数的優位になってPKを得て先制したという天運を得た訳で、これを上手く生かすような戦い方が必要であったが、確かに数的優位通りの流れにはなっていたんだけど、そんな中でコロンビアが数的不利を補おうと個人技全開でカウンターを仕掛けて来るものだから、それでピンチを招く場面も少なくなかった。数的優位のチームにありがちなピンチの作られ方である。特に危なかったのは、前半だけでファルカオの2発ものあわやなレベルの枠内シュートまで持って行かれた。これを見ると戦力的にはコロンビアが1人退場してちょうど吊り合いが合ってしまったのかなと思っていた矢先のフリーキックによる失点。
ファルカオを倒した長谷部のは、スローVTRを見るとファールではなかったと思うが、キンテロに決められたフリーキックは、まさかグラウンダーで来るとは思っていなかった感がある守備対応。川島のポジショニング云々の問題も無きにしもあらずだったが、まあそれよりニアギリギリに蹴って来る技術と力にもやられた形。

しかし早野氏のハーフタイムの一言が・・・。
早野氏「(フリーキック決めたの)モモタロウでしたっけ」
いつもの調子そのままに、でもこの状況でそれ言っちゃうかなぁ、早野さんよー。これサッカー先進国だったらメディアから永久追放されとるぞ。
これ自分が番組の責任者なら、切腹レベルで血の気が引いていると思う。隣のアナウンサーも引いていたし。

後半数的優位ながら追加点が取れない状況で、セットプレーから決勝ゴールを奪えたのも天運だったかもしれない。
大金星でありワールドカップで南米勢相手に初勝利は歴史的であったが、日本にとってもうひとつ天運だったのは、ハメス・ロドリゲスが怪我明けで先発を外れた事。そもそもペケルマンは本来ならば日本戦にハメス・ロドリゲスは端から使わない計画だったのだろうが、ところが開始僅か3分のアクシデントで、いきなりプランが狂ってしまったのだろう。ロクに練習に参加していなかったハメス・ロドリゲスを最後に投入せざるをえなかった焦りと、その投入されたハメス・ロドリゲスが準備不足通りに全く動けていなかったコロンビアの二重三重の空回りっぷりであった。

原口は攻撃面というよりはハードワークな献身さで貢献していたな。レッズを出てから6年、夢を叶えたとともに、色々と成長したなぁ。さあ槙野と遠藤よ、次は出てくれ~。


ポーランドとセネガルの試合をもってグループリーグの1巡目が終了。いよいよ2巡目に突入。


ロシアはやはり開催国効果なのかな。サウジアラビアに続いてエジプトにも点差を付けての連勝。ウルグアイが目の上のタンコブ以外は比較的楽なグループとはいえ、ロシアの得点力が目立つのは・・・なんて邪な気持ちで見てしまうのは下衆の極みというものか。でもなぁ・・・。


試合結果/1次リーグ19日
グループH コロンビア1-2日本
グループH ポーランド1-2セネガル
グループA ロシア3ー1エジプト

次の試合/1次リーグ20日
グループB ◆ポルトガル-モロッコ ~ルジニキ・スタジアム/モスクワ21:00
グループA ◆ウルグアイ-サウジアラビア ~ロストフ・アリーナ/ロストフ・ダ・ドヌ24:00
グループB ◆イランースペイン ~カザン・アリーナ/カザン27:00







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基本的に全く興味薄なスウェーデンと韓国の試合だったが、ドイツが同組という事もあり、その戦い方を吟味しておこうと一応しっかり見ていたのだが、しっかり見ていたら韓国の選手が堂々と足の裏を見せてスウェーデンの選手の足を蹴っ飛ばしていたりと、そんなとこばかり見てしまうのであった。だからという訳かどうかはわからないが、韓国も見事にVER判定を喰らってのPK失点である。エリア内の微妙な部分は全てVARに曝されるだけに、ファールやラフプレーが多いチームは主審は欺けても機械は欺けず、自滅を招く確率が高くなる。
それはともかく、スウェーデンは、ヨーロッパ予選でイタリアを完封した守備力そのまま、それなりに守るチームになっていたな。こりゃまたドイツも苦労するかも。たた韓国側に結構バイタルに侵入されてピンチも少なくなかったから、結構穴はあるとも感じた。

さてアイスランドに引き続き、初ものに目が無い自分は、パナマ登場で眼がキラキラである。とは言ってもパナマってワールドカップに出場するイメージが全く無かったから完全にノーマークな訳だったのだが、しかし日本的にはパナマのサッカープレーヤーと言えば、やはりバルデスの名前が出るのは古参Jリーグサポーターならば自然で、本当に懐かしい選手がパナマのワールドカップ初出場によって甦ったよ。
それはともかく、うーん、初出場だし相手が相手だから仕方ないが、いやまあ今回はベルギーだから本当に相手が悪かったというのはある大敗。それでも前半は守備で耐えに耐えていたんだけどね。パナマって北中米カリブ予選ではアメリカに一度4失点で大敗した事はあったが、殆どの試合を接戦かドローで乗り気って来ていただけに、その粘り強さを期待したのだが、後半に入ってその粘りが一気に瓦解してしまった。やはりベルギーのような地力あるチームだと、北中米カリブ地域では通用していた粘りが通用しなかったという事か。

そしてイングランドは・・・こちらはやらかしてくれなかったか・・・。


試合結果/1次リーグ18日
グループF スウェーデン1-0韓国
グループG ベルギー3-0パナマ 
グループG チュニジア1ー2イングランド 
次の試合/1次リーグ19日
グループH ◆コロンビア-日本 ~モルドヴィア・アリーナ/サランスク21:00
グループH ◆ポーランド-セネガル ~スパルタク・スタジアム/モスクワ24:00
グループA ◆ロシアーエジプト ~サンクトペテルブルク・スタジアム/サンクトペテルブルク27:00





やらかした~。ドイツの負け方なんだけど、執拗にポゼッションしながら攻め入る中で、守るメキシコ相手にカウンターを喰らっての1発。その後もゲームは支配するものの、更に守るメキシコの守備網を撃ち破れず・・・これ現代サッカーの(自分は全然そう思っていないが)正義とされるポゼッションサッカーが、守備のチームのカウンター1発に泣いて負ける、良くある構図そのものじゃないか。
それでもドイツは、相手がどんなに引いて守ろうとも、その盤石の組織力と、時に針の穴を通すような高精度のシュートで、チームとして圧倒的に相手を上回る総合力で勝って来たチームだったが、今回はその頼みのシュート精度も良くなかった。
メキシコに良く守られてしまった感があるが、正直メキシコがここまで守れるチームであったとは驚いたとともに、ぶっちゃけメキシコの守備を侮っていた面がある。しかもドイツは過去ワールドカップでメキシコと三度対戦しながら一度も負けた事はなかっただけに、しかも初戦という事、現王者という事など、色々考えてもショッキングな敗戦となってしまった。

個人的にドイツに神経が集中しているので、同じ日にブラジルが登場してしまうのは忙しくて困るのだが、やらかしたと言えば、この後に行われたそのブラジルとスイスの対戦もそうで、誰しもがブラジルの勝利を予想していたところの、まさかのドローというのだから堪らない。

前大会王者ドイツと、今大会優勝候補の筆頭ブラジルが、初戦でともにやらかす波乱の展開。前日には前大会準優勝アルゼンチンも初出場アイスランド相手にやらかしているし。これで先が面白くなったと言えば確かにそうなのたが・・・。


試合結果/1次リーグ17日
グループE コスタリカ0-1セルビア
グループF ドイツ0-1メキシコ
グループE ブラジル1ー1スイス

次の試合/1次リーグ18日
グループF ◆スウェーデン-韓国 ~ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム/ニジニ・ノヴゴロド21:00
グループG ◆ベルギー-パナマ ~フィシュト・スタジアム/ソチ24:00
グループG ◆チュニジアーイングランド ~ヴォルゴグラード・アリーナ/ヴォルゴグラード27:00




使ってる忍者ブログが土曜朝からサーバー落ちして編集不能になったおかげで全く更新不能に。ようやく復旧したものの、ワールドカップ開始とともにこれでは困ったものだ。
とりあえず2日分の記事を纏めて更新します。


ワールドカップ2日目

開幕戦でロシアの一方的なゴールラッシュを見せられてしまったから、早くもゴールはお腹一杯な状態で打って付けの試合が、どっちも基本的に守備的なエジプトとウルグアイの試合な訳だが、その期待通りに、なかなか動かない試合を提供してくれた。

ウルグアイはスアレスとカヴァーニの2人だけで華があり過ぎる程だが、エジプトは頼みのサラーが怪我の影響でベンチだからどうなってしまうのかと思ったら、サラーの替わりに入ったワルダが、なかなか悪くないプレーで右サイドを作っていた。
ただやはりウルグアイが攻めてエジプトが守る構図だから、ウルグアイはスアレスの決定的なシュートがサイドネットを皮切りに散発的なチャンスを作るが、まあカヴァーニは良いとしてもスアレスの調子がイマイチな感じでゴールに至らず。イライラしたスアレスがまた誰かに噛み付いてしまうのではないかと思われたが、それは冗談として、またエジプトが集中して良く守る守る。しかもA代表出場僅か4試合なのに抜擢されたキーパーのエル・シェナウィが好セーブを連発するものだから、ウルグアイの華のある2人により、逆にこのエジプトの新守護神が際立ってしまったという、ウルグアイにとっては皮肉な話だ。

最終的に試合終了間際のセットプレーから失点してしまい勝ち点を逃したエジプトだったが、28年振りにワールドカップに出場した割には、その雰囲気に呑まれる事なく実に落ち着いた内容であったし、何と言ってもサラーを欠いていてウルグアイに接戦を演じた訳だから、次に繋がる内容であった事は間違いない。

サラー死にそうな顔 当のサラーは最後の最後の失点でベンチで死にそうな顔になっていたが、まあ今回は端からサラーを使う気はなかったようだから、温存したと考えて、次こそ出てくるであろうサラーのプレーに期待する事としよう。

終了間際の失点というと、次に行われたモロッコとイランの対決だが、こちらは同じスコアレスのまま進んでの終了間際の得点でも、モロッコの自殺点という悲惨な形であるから複雑である。
一方のイランにとっては、これがワールドカップに於ける20年振りの勝利らしいが、その勝利の原因が相手の自殺点によるものというのは、果たして手放しで喜んでいて良いのやらどうなのやら、こちらはこちらで複雑かもね。
それにしても、致命的な自殺点しちゃったモロッコのブハドゥズは、国に帰ったら大丈夫かな・・・。

今大会最初の強豪国同士の対決となったポルトガルとスペインの対決だが、スペインは大会直前に監督が解任されたゴタゴタがあった割には良く3点も取ったというか、逆に考えると、だから3失点もしてしまったというか、開始早々の失点から追い掛ける形で逆転に成功したものの、再びひっくり返されて勝利を失った時系列を見ると、どちらの評価も可能である。
こういうスター揃いの対決はそれだけでエンタメ性があるが、その中でも主役に成れる選手は1人だけ。それがやはりC・ロナウドになってしまうのは、天性と実力を兼ね備えた故なのだろう。PKにミドルシュートに最後はフリーキックと、決めたゴールは野球で言うならばサイクルヒットを達成したようなものだな(ちょっと違うか)。しかもこちらも終了間際の得点だから、16日の試合は全てゴールが終了間際に生まれているという面白い内容であった。
それにしてもC・ロナウド、三十路なのに余り衰えた様子も無く、逆に今だ進化している感のある選手だ。何なんだろう、この選手。


試合結果/1次リーグ15日
グループA エジプト0-1ウルグアイ
グループB モロッコ0-1イラン
グループB ポルトガル3ー3スペイン

次の試合/1次リーグ16日
グループC ◆フランス-オーストラリア ~カザン・アリーナ/カザン19:00
グループD ◆アルゼンチン-アイスランド ~スパルタク・スタジアム/モスクワ22:00
グループC ◆ペルーーデンマーク ~モルドヴィア・アリーナ/サランスク25:00
グループD ◆クロアチアーナイジェリア ~カリーニングラード・スタジアム/カリーニングラード28:00

そんでもって、


ワールドカップ3日目

もうね、ナバウトがスタメンだったってだけで涙が出そうで胸が一杯だったのね自分。だから試合内容はぶっちゃけどうでも良いんだけど、まあそうも行かないからキチンと見たけど。
とにかくフランスはエムバぺやらデンベレやらグリーズマンやらで速いわ巧いわが勢揃いしていらるから、オージーとしてはラインを出来る限り下げて裏を取られないように守勢に回るしかなかったのは想定内で、その通りの攻められっぷりでありながら、良く集中して守っていたよ。それだけで誉めてあげたいし、それに加えてオージーはムーイが中盤の底で執拗にフランスの攻撃の芽を摘んでは攻守の軸になっていたな。しかもムーイってボールを奪っても基本的に攻め急がないで先ずはボールを落ち着かせるから、今回の様に戦略的に守るサッカーをやるには忠実な存在であった。このムーイの判断が無かったら、オージーは間違いなくフランスの更なる攻撃に晒されていたと思う。
PK判定は目視だと確かに微妙でVAR頼りは仕方ない。2失点目もテクノロジー判定とはいえライン越えていたし、まあ基本的には力の差を考えたら妥当というか、寧ろ良く2失点に抑えたと言える内容だろうね。

ワールドカップ出場おめでとうナバウト ハンドしたユムティティ相手に、とても嬉しそうなナバウト(笑)

フランス相手に引いて守っていてクリアするのが精一杯だった自陣の様子からして、ナバウトになかなかボールが渡らなかったのは仕方がない事。それならばと前から良く守備をしていたのもナバウト。
ナバウトが歩んで来た苦労人サッカー人生を考えたら、こうしてワールドカップに出場できただけでも大きな事だと思うよ。もちろん本人は今回の出来には納得していないだろうけど。でも個人的には、レッズの選手がワールドカップに出場できて、しかもスタメンを掴んだ事を大きな誇りに思うよ。引き続き応援しているぞナバウト。

さて、初出場組に目が無い自分は、やはりアイスランドの登場が楽しみだったのである。人口僅か35万人の小国、知っている事があるとすれば歌姫ビョークくらいか。選手の多くはヨーロッパに散らばってプレーしているが、これといってスター選手が居る訳でもなく、それでいて予選ではクロアチアやウクライナなど強敵と同組になりながら、何と堂々の1位でロシア大会の出場権を掴んでしまったというのだから驚きだ。
ワールドカップ初出場で初戦の相手がアルゼンチンというのは、同じ島国で日本が初めて出場したワールドカップの初戦の相手がアルゼンチンという点を考えると、妙な親近感が沸くよ。
それにしても、アイスランドは確かにアルゼンチン相手に良く守ったとは言えるが、その守備内容は強豪相手に必死に守ったというより、戦略的に当たり前のように守っていた感があり、守備に関しては確固たるものがあるのか、これが躍進の原因なのか、確かにヨーロッパ予選でもクロアチアやトルコを完封しているだけある。あとアルゼンチンはメッシにやたらボールを集めたがるから、先ずはメッシを潰せば良いという、ある意味で守り易さがある。
それにしてもアイスランドは運も味方に付けているのか、負傷選手の治療中で1人少ない時にPK喰らっておきながら、メッシのPKを止めてしまうとかも凄い展開であった。
しっかしメッシは、ワールドカップになると決まったように空回りするね。この定番は、もはや病気だ。
ってか会場に来ていたマラドーナ、堂々と葉巻吸ってるし。そこ禁煙じゃないのか・・・。


試合結果/1次リーグ16日
グループC フランス2-1オーストラリア
グループD アルゼンチン1-1アイスランド
グループC ペルー0ー1デンマーク
グループD クロアチア2ー0ナイジェリア

次の試合/1次リーグ17日
グループE ◆コスタリカ-セルビア ~サマーラ・アリーナ/サマーラ21:00
グループF ◆ドイツ-メキシコ ~ルジニキ・スタジアム/モスクワ24:00
グループE ◆ブラジルースイス ~ロストフ・アリーナ/ロストフ・ナ・ドル27:00

さて4年に一度の祭典が始まったので、恒例如く当ブログもここから期間限定ワールドカップモードになります。今大会はイタリアが予選でズッコケて出ていないから、それだけで違和感があるね。

さて開幕戦となると大抵は居酒屋やバーで酔っ払っていたり、既に夢の中だったりと、毎回まともに見ていないのが常であったが、今回のロシア大会開幕戦はリアルタイムで見る・・・筈が、時間が時間だから見ている途中からウトウトモードに陥り、ゴールが生まれてからハッとして再びウトウトと、結局断片的にしか見られなかったという始末。そんで起きてから録画で試合を見直すという・・・。

さて開幕戦が、開催国ロシアは仕方ないとして、その相手がサウジアラビアというのも、これまた盛り上がりに欠けるのが正直なところだが。

サウジアラビアといえば、去年レッズがACL決勝で、殆どが同国代表だらけのアル・ヒラルと戦ったのが記憶に新しいが、あの時に埼玉に来たメンバーの内、7人だか8人だか9人だか(名前表記がメディアによって微妙に違うから、本人か別人かわからない部分がある)がワールドカップ代表に選ばれているんだな。かと言ってお金持ちの国だから全く親近感が沸かないんだが(苦笑)

サウジ以上に親近感が沸かないのが開催国ロシアで、選手よく知らんし、だいたい親近感以前に、旧ソ連時代そのまま未だに裏で何やっているのか怪しい国だから、オリンピックのドーピング問題もあって、どうしても不信の眼で見てしまうのがロシアなのである。
まあ過去に居たユーリ・ニキフォロフみたいに、せめてレッズ所属の選手でも居れば少しは親近感が沸くのかもしれないが。レッズに初タイトルをもたらしてくれたニキフォロフ、そしてレッズを最後に現役を引退したニキフォロフ、今なにやってんだろ。駒場での漢気溢れる一発退場上等タックルは生涯忘れないぜ。

それはともかく史上最弱ホスト国とも言われてしまっているロシアだが、ロシアって、言う程そんなに弱いか?まあ世界的に見たら強いイメージは無いけど。ロシアのサッカーってゴツゴツしたデカい選手が無表情でドスドス走りながらボールを豪快に蹴っ飛ばしているイメージしか無いのだが(東西冷戦時代の対ソ・プロパガンダ映画のみ観過ぎか?)。

180614 そんなどーでもい、もとい、思い入れが無い国同士の戦いだけに、肩の力を抜いて見れる訳だが、そんな試合で開幕戦からゴールラッシュが生まれてしまった。
FIFAランキングでは決して高いとはいえない同士の試合だからか技術面では余り見るところが無かったが、それよりもカウンターの繰り返しを見ていたような気がする。そんな中でサウジの守備が緩慢というかユルユルというか、要所でロシアに自由にやらせ過ぎで、そりゃ失点するよってサッカーをしていた感じ。
ロシアの大量得点は開催国効果もあっただろうが、サウジはサウジで途中から明らかに気持ちが切れていたな。サウジにとっては12年振りのワールドカップで悲惨なスタートになってしまった。これで1次リーグの残りの相手がエジプトとウルグアイだから、初戦を勝てなかった事で、グループリーグ突破がいきなり絶望的な状態に陥ってしまったな。


試合結果/1次リーグ14日
グループA ロシア5-0サウジアラビア

次の試合/1次リーグ15日
グループA ◆エジプト-ウルグアイ ~エカテリンブルク・スタジアム/エカテリンブルク21:00
グループB ◆モロッコ-イラン ~サンクトペテルブルク・スタジアム/サンクトペテルブルク24:00
グループB ◆ポルトガルースペイン ~フィシュト・スタジアム/ソチ27:00

180614





世界の頂点に立ったのは・・・ドイツ納得の優勝!

ドイツ優勝!! 






 おめでとう!!

最終的に延長戦にまで縺れ込んだのはドイツらしくなかったかもしれないが、それでも決勝戦が延長に縺れ込むのはワールドカップらしいというか、まあそれがワールドカップという事だろう。
ケディラが試合開始直前で怪我して出場取りやめになるわ、クラマーは前半で怪我して退くわでアクシデント連発で正直焦ったが、しかしここまで期待を背負いながら今一つ調子が上がらずベンチばかり温めていたゲッツェが、最後の最後で大仕事を果たした。ゲッツェはこれからのドイツの攻撃を担って行く選手。その選手が生んだゴールという意味で、これからのドイツを見据えても本当に良かったと思う。しかもそのアシストをしたのが、これまた次代のドイツの攻撃を担って行くべき存在のシュールレなのだから、ドイツはミュラーやエジルの1列前の選手が頭角を現しているという意味で、4年後に向けて再び楽しみなチームになっている。

MVPメッシにはちょっと納得が行かないが、最優秀キーパーはやはりノイアーだった。これには誰も文句が無いだろう。今大会は各国代表本当にキーパーの活躍が目立った。ある意味でキーパーの大会だったと言っても過言ではない。
しかし個人的にMVPを上げるとすれば、自分はシュヴァインシュタイガーを推したい。元々サイドアタッカーだった若い頃は自分自分のプレーが目立っていたが、時を経て献身的にチームの中盤を支える選手に成長した。彼が汗かき役になって中盤の底で走り回っていてくれたからこそ、攻撃陣は安心してゴールを狙う事が出来ていたはず。今のドイツ代表は、まさにシュヴァインシュタイガーと共に成長を続けて来たと言っても良い。そしてこの選手のハードワークが無かったら、ドイツは頂点に登り詰める事は不可能だっただろう。

もう1人、ボアティング(ガーナ代表ボアティングの弟)の存在。ドイツは元来アフリカ系選手を代表から遠ざけてきた歴史があった。十数年前その殻を破りガーナ系のアサモアが代表入りして以来、ドイツはそれまで無かった独特の身体能力を得た。あれから幾人かのアフリカ系選手が増え、そのような先人に支えられながら、今やボアティングがドイツ代表に欠かせない存在になった。彼の堅い身体能力が、ドイツの最終ラインでガッチリと壁になっていた。今大会も彼が救ったピンチは数知れず。それだけの活躍をしたボアティングは、もっと評価されて良い選手だと思った。

レーヴはこれで世界一の監督となった。選手としては成功しなかった彼が、選手として世界一を経験したクリンスマンの元で働きながら、そして自らドイツを率いて監督として世界一となる。今のドイツ代表のスタイル基盤を作ったのはクリンスマンだが、それを完成させたのはレーヴ。ある意味で2人で獲ったワールドカップと言えるが、これもドイツらしい運命と言える。

90年イタリア大会の優勝以来24年ぶり4度目。ここまで長い苦難の道も歩みながら、東西ドイツ統一後初である悲願の優勝を果たしたドイツ。南米開催で欧州勢初の優勝という歴史的快挙も成し遂げた。
しかし宿題がある。やはりクローゼに変わるセンターFWが生まれていないという事。それをミュラーが解決したと思われていたが、やはりタイプが違う故の物足りなさは今回も否めなかった。ミュラーでも良い。しかしミュラーだけでは、今後はやはり苦しいだろう。
4年後のロシア大会へ向けて、この大きな宿題を克服する事が出来るだろうか・・・。

夢の祭典の終わりに
という事で、昔からドイツを応援して来た自分にとって、今大会は最高の大会になった。これまで後1歩のところで涙を呑んできた悔しさが、今回の優勝でやっと晴らされた。今はもう爽快な気分に浸っている。
これで4年に1度の夢の祭典は一旦終了。眠い目を擦りながら試合を見続ける、ある意味で苦痛の大会が(笑)やっと終了した。今大会を見続けた皆さん、本当にお疲れ様でした。また4年後に期待を膨らませつつ、日常生活へ戻りましょう。

さて、当ブログも本来の浦和レッズのブログへ戻ります。また引き続きお付き合いの程よろしくお願いします。


試合結果/決勝 14日
ドイツ1延長0アルゼンチン
 







NEXT, it is Russia....




ようこそ!!
試合終了/YBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦 鳥取2-5浦和 得点/12分・武田(浦)、15分・サンタナPK(浦)、35分・田中(鳥)、52分・敦樹(浦)、55分・中島(浦)、64分・松木(鳥)、90+3分・中島(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第10節 浦和-名古屋(埼玉スタジアム2002=4月28日15:00キックオフ)


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自己紹介:
埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
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